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アクティブ・レンジャー日記 [九州地区]

九州地区のアクティブ・レンジャーが、日々の活動や地域の魅力を発信します。

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西表石垣国立公園

84件の記事があります。

2018年08月03日昆虫の口を見てみよう@夏休みエコツーこどもウィーク

西表石垣国立公園 西表管理者

皆さま、こんにちは。

西表自然保護官事務所の光森です。

最近、星座アプリを駆使して星座や星の名前を少しずつ覚えてきました。

知っている星が増えてくると、もっと知りたくなります。

さて、西表自然保護官事務所では毎年、西表島エコツーリズム協会主催の「夏休みエコツーこどもウィーク」に講師としてお話しをさせていただいています。

今年は8月1日に、「虫の口はどうなっているの?」ということで関東アクティブレンジャーとお話ししてきました。

虫メガネや顕微鏡を使って昆虫の口器を観察し、口器から食べ方が噛むのか吸うのかなめるのかを予想してもらいます。

▲タイワンカブトムシの口はブラシみたいだから...。

▲リュウキュウクマゼミの口は針みたいな形...?

▲サキシマヒラタクワガタの口の横の触覚みたいなのはなんだろう...。

また、図鑑を参考に何を食べているのかの食性も調べてもらいました。

似ている口の形でも食べているものが全然違うのがわかったかな。

▲イラストもみんな正確に描けていました。

中には「夏休みの自由研究これにしよ~!」と言っている児童もいました。

夏休みを思う存分楽しんでほしいです。

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2018年08月02日ヤマネコの仔猫たちを放獣しました。

西表石垣国立公園 関東準之助

みなさま こんにちは西表自然保護官事務所の関東です。

5月に衰弱とケガで保護したヤマネコの仔猫たちを無事に野生復帰させました。

2頭とも保護したときに比べて体格も良くなり、体重は保護時の4倍になりました。また、負傷部分も完治しました。

オス

保護時  ⇒  放獣前

メス

保護時  ⇒  放獣前

 今回の仔猫たちは集落内で保護されたため、全く同じ場所へ帰すわけにもいかず放獣は近くの山中まで運んで行われました。生まれてから半分の期間を屋内で生活していたからなのか、最初はどちらも野外の開放感に戸惑っているようでした。

オス放獣時

合成写真にチャレンジも早すぎてピントが合わず、微妙な連続写真に・・・。

メス放獣時

連続写真を撮ろうと待機していたら予想していなかった方向へ出ていってしまいました。う~ん残念。

  放獣後、しばらくは付近にモニタリング用カメラを設置し経過観察を行っています。また、識別のためにオスは尻尾中央部分の毛をバリカンで剃っています。メス尻尾の先端部の毛をバリカンで剃っています。(剃毛部分は1か月くらいで元通りになります。)

 今年は台風も多くなりそうで、つぎつぎと試練が降りかかりそうですが無事に成長してくれればと願っています。

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2018年07月31日小中学校へのサンゴ学習

西表石垣国立公園 神保彩葉

みなさん、こんにちは。

石垣自然保護官事務所の神保です。

本土では、今年は猛暑が続いているようですが、

石垣島は32~33度程度。

観光の方々からは、「石垣島、意外と涼しい!」という声も聞こえる程です。

さて、石垣自然保護官事務所では、例年、石垣島内の小中学校と連携した

サンゴの学習を行っています。

今年度は、新川小学校5年生65名、川平小学校4~6年生22名、川平中学校1~3年生16名が対象となり、

室内での学習だけでなく、スノーケル観察等の野外での体験学習も含めて、

各校年間5回程度の授業を行っています。

一部ではありますが、授業の様子をご紹介します。

まずはサンゴクイズ!サンゴのこと、どのくらい知っているかな?(新川小学校)

 

サンゴが大きくなれる条件ってなに?

どーなるコーラル、サンゴ生き残りゲームに挑戦。(川平小学校)

サンゴの骨格を観察してみよう。(川平小学校)

プールでスノーケリング練習 (新川小学校)

いよいよ海でスノーケリング!(川平中学校)

  

  

米原海岸のサンゴや生き物たちを観察しました!(川平中学校)

スノーケリングでみた生き物を絵に描き、模造紙に貼っていきます。(川平小学校)

どんな発表にするか、グループごとに話し合い。(川平小学校)

さて、それぞれどんなまとめ方になるのでしょうか~。

発表会を楽しみにしたいと思います!

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2018年07月17日夏休みの自由研究無料相談室【石垣地域】

西表石垣国立公園 アクティブレンジャー 仲本

今年もいろいろな場所でクマゼミが「ワシワシワシ・・・」と元気よく鳴く夏がやってきました。子供たちは、もう少しで夏休み。毎年、夏休みは、自由研究のテーマ選びに悩み、何をテーマにしていいのかわからないお子さんも多いのではないでしょうか。

夏休み直前、自由研究のテーマ選び応援企画と題して、八重山地区小中学校理科教育研究会(理科の先生)と共催で、夏休みの自由研究無料相談室を開催しましたので、お伝えします。

▲相談室開会時の様子

今回は、外来種をメインテーマとした身近な自然、調べ学習の進め方、テーマの選び方、まとめ方などについて、自然に詳しい方や理科の先生、環境省のレンジャーがアドバイザーになり、一緒に相談にのりました。

▲ニイニイゼミの展翅図の解説を聞き入る参加者

自由研究相談室は、石垣自然保護官事務所としては初開催ということで、子供たちが集まってくれるのか心配な面もありましたが、当日は、離島から参加してくださった小中学生もいたりして、とても良い機会となりました。子供たちは各自あった自由研究のテーマ探しを行っていました。相談を終えた子供からは、「身近に生息する外来種」、「八重山のセミ」、「砂」など各自のテーマが決まり、いっぱい探して研究したいと意欲的な意見を聞くことができ、とても有意義な相談室となりました。

▲図鑑やアドバイザーの意見を聞いて、学習する参加者ら

夏休みの自由研究で一番大切なのは、「好き」を見つけ、「やりたい」気持ちを引きだす、テーマ選びです。ぜひ、お父さん、お母さんにも身近なすばらしい自然に興味を持っていただき、お子さんと一緒に自由研究のテーマを探して、楽しい夏休みをお過ごしくださいね。

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2018年06月26日放獣まで、あと一歩

西表石垣国立公園 西表管理者

みなさん こんにちは 西表自然保護官事務所の関東です。

 前回、紹介した保護中の仔猫たちですが、治療も終了し野生復帰に向けてのリハビリ期間に入りました。保護してから1か月が経ち両個体とも痩せていた体にも肉がついてきてずっしりとしてきました。

メス(左)保護時535g⇒1265g オス(右)保護時540g⇒1445g(6月17日時点)

 さて、イリオモテヤマネコは他地域のヤマネコ類と違い食性に偏りがありません。狭い島で生き残るための知恵ともいうべきか両生爬虫類から魚類、鳥類、昆虫類、甲殻類などと様々なものを食べています(もちろん哺乳類も捕食します)。とりあえず偏食にならないようにと、この2頭が住んでいた場所に生息していて食べることのできる生き物を毎食用意して与えています。

 カエルはヌマガエル、カジカガエル、ヒメアマガエルなどを与えてみましたが保護前から食べたことがあったのかすぐに捕まえて食べました。トカゲはキノボリトカゲ、スベトカゲ、イシガキトカゲなどを与えました。キノボリトカゲは初めて見たのか捕らえようとしたときに唸り声をあげました。ヘビはサキシママダラを与えてみましたが、これも初だったようでヘビに威嚇され、ヤマネコのほうが後ずさりして逃げてしまいました。その後、何度かトライするもヘビが動くたびに及び腰になってしまい狩り失敗が続いています。

 昆虫はカマキリやツユムシの仲間は躊躇せずに食べましたが、バッタやコオロギはかみ殺すだけで食べませんでした。セミもツマグロゼミは食べてもクサゼミは食べませんでした。

 甲殻類は糞からよく見つかるテナガエビを用意しました。オスは尾の部分と前脚以外は食べたようでしたが、メスは水の中から引っ張り出して遊んだ後に放置して食べませんでした。

 水への抵抗もなくすために容器に水を張って中にオタマジャクシやカエルを数匹放してみました。メスは躊躇せずにそのままバシャっと水の中へ入りましたが、オスは足先が濡れるのを嫌って、前足をちょんと浸けてもすぐに出してプルプルっと水を払っていました。

 室内には木も組んで設置しています。台を取り付けたところお気に入りの場所になったのか、日中はご飯を置いても降りてこないことがあります。

 モニターで観察していたところ、オスは寝返りを打つときに滑り落ちそうになっていましたが、前足で踏ん張って元の位置へと戻っていました。メスは、ほぼ垂直になっている木をそのまま登れるので筋力もついてきたようです。

オスの尻尾もきれいに治りました。

 今後の予定としては、準備の整った順番で山へ帰すことになり保護地点から少し山へ入った林内で放す予定です。放獣後、付近の道路や集落へ出没することもあるとは思いますが地域のヤマネコとして、みなさんで見守ってくださるとうれしいです。

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2018年06月15日国際サンゴ礁年2018 ~八重山での取り組み~

西表石垣国立公園 神保彩葉

こんにちは!

石垣自然保護官事務所の神保です。

今年は「国際サンゴ礁年」ということで、

前回お知らせした、やえやまサンゴカフェの様子と新たなプロジェクトをご紹介します。

まずは、やえやまサンゴカフェの様子からご紹介。

やえやまサンゴカフェとは、気軽にサンゴやサンゴ礁の魅力に触れ、学び、語りあう場のことで、

2018年4月~12月の期間、月1回程度、開催しています。

(国際サンゴ礁年2018@八重山実行委員会主催)

【サンゴカフェ当日の様子】

(4月)

おやこでサンゴ入門~サンゴってなーんだ?~@アートホテル石垣島

 

大きなパズルやぬりえ、クイズ等のアクティビティで、楽しくサンゴについて学びました!

(5月)

神秘☆サンゴの産卵@ごはんや六花

こちらは夜からの開催、サンゴBAR。

ドリンクを飲みながら、神秘的なサンゴの産卵についてのお話を聞きました。

(6月)

クイズで知ろう☆ハカセと助手のサンゴSHOWトリビア@アートホテル石垣島

  

実行委員メンバーによる、心と体をはった寸劇。

クイズを交えながら、とあるハカセと助手がサンゴ礁について、教えてくれました。

一時は冷たい空気も流れましたが、きっと大ウケだったはず・・・です。

サンゴカフェはまだまだ続きます。今後もお楽しみに!

さて、今年はサンゴカフェのほかにも、地元高校生と一緒にプロジェクトを行います!

その名も「SRP ~LJKサンゴ守り隊~」

(※SRP=サンゴレンジャープロジェクト  LJK=ラスト女子高生の略)

このプロジェクト名は、高校生からいくつか案を出してもらい、多数決で決めたものです。

たくさんの候補から、選ばれました!ステキなプロジェクト名をありがとう!

これからなんだか楽しくなりそうな予感!

引き続き、国際サンゴ礁年をみんなで盛り上げていきたいと思います♪

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2018年05月30日石垣島北部子どもパークレンジャー!吹通川たんけん隊!

西表石垣国立公園 石垣 山田 駿

アクティブレンジャー日記をご覧の皆様、こんにちは。

今回は5月26日に行われた第一回北部子どもパークレンジャー活動の様子をお伝えしていきます!

地元ガイドさんと共に行っているこの事業は、石垣島北部に住んでいる子ども達を対象に、貴重な自然の中で親しむ機会をつくる為に行われています。

今年度第一回目の活動の舞台は、石垣島野底地域に位置する「吹通川(ふきどおがわ)」です!

ここには広大なマングローブ林が広がり、西表石垣国立公園に指定されているだけでなく、天然記念物として石垣市の文化財に指定されている場所です。

国立公園の話や、ここが国立公園になっていること、今日の体験を是非とも周りの人たちにも伝えて欲しいこと等、藤田自然保護官からの挨拶がありました。

今回の活動のタイトルは「吹通川たんけん隊」!!

カヌーで川を上り、途中から歩いて(泳いで!?)ゴールである滝を目指します。

滝を目指してレッツゴー!!

二人乗りのカヌーなので息を合わせてパドルを漕いでいきます。

奥に進んでいくと川幅が狭くなり、テクニックが必要になる場面も。

最初はうまく進めない子ども達も、段々と慣れてきて乗りこなせるようになりました。

浅くなってきたところでカヌーから降りて、地元ガイドさんからこの場所のマングローブ林の特徴や、立ち枯れの原因などの説明を受けます。