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アクティブ・レンジャー日記 [九州地区]

九州地区のアクティブ・レンジャーが、日々の活動や地域の魅力を発信します。

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霧島・錦江湾国立公園 えびの

57件の記事があります。

2018年10月12日えびの高原、紅葉が始まりした ♪ えびの岳で森のハイキング ♪ 【霧島地域】

霧島・錦江湾国立公園 えびの 廣澤 順也

こんにちは!

えびの高原は朝晩冷え込むようになり、すっかり秋の空気に入れ替わりました。

硫黄山の立入規制が続いていますが、えびの高原には見所はたくさんあります。

今日は、宮崎・鹿児島の県境の山、標高1292m「えびの岳」をご紹介します。

直径700mの浅い火口がある10万年前にできたとされる山です。

宮崎県と鹿児島県の県境、県道1号線の脇にえびの岳登山コースの入口があります。

若いアカマツの明るい林の中をゆっくりと登りはじめます。

アカマツは、気持ち良くスッと空に向かって伸びていますが、

この辺りのアカマツにはある植物が巻き付いています。

霧島山の紅葉のトップを飾るツタウルシです。

まだ黄緑が多いですが、赤や黄色、オレンジなど鮮やかな色になります。

触るとかぶれることもあるので、要注意です。

えびの高原は、年間4,000ミリ以上の雨が降る地域なので、枯れた木にはびっしりと

苔が付き小さな森を作っています。手を置いてみるとフワフワの不思議な感触です。

このフワフワを布団にして、木の赤ちゃんが成長しています。

「倒木更新」という生命の変遷を垣間見ることができます。

大きな岩場を越えて降りると、右側になにやら大きな枯れた木があります。

木の辺りは折れた大きな幹や枝が散乱しています。

この樹の正体は "ブナ" です。

倒木の下にはお約束の"キノコ"たち

ブナは氷河期に大隅半島まで南下したものが、温暖化により標高が高い霧島山に取り残されました。

えびの高原の気候は、東北の山と同じくらいと言われているのに納得です。

ブナの実は、縄文時代からのマツやオニグルミの実に次いでカロリーが高く貴重な食料。

トゲトゲの殻斗の中に種子が入っている形ですが、ブナは成長が遅いため、

地面に根を下ろしてから約50年から60年かけて初めて実をつけるそうです。

今年のブナは豊作?例年よりたくさん落ちている気がします

ブナの実探しの途中で、ギャッギャッというカケスの鳴き声に目をあげると大きなブナの樹がありました。

毎日の生活の中で、特に都会にいると、樹を見上げることはないものですが、

非日常の体験になんだか心が洗われる感じです。

このあたりには大きなブナだけでなく、ツガという針葉樹の大木もあります。

再び登山道を歩くと明るい尾根に出て太陽の光を感じます。

季節は秋なので、森の中の日陰はひんやりとして一枚上着が必要になってきました。

やがて岩場に差し掛かり足元に注意しながら下ると、右側に苔の庭園が現れます。

日本有数の多雨地帯故の風景。地中に染み込んだ雨は50〜60年を経て湧水となって湧き出ます

霧島周辺には沢山の湧水池がありその澄んだ水に感動です

登山道は、一旦鞍部に降りるコースをとり、左側には薄暗いヒノキ林があります。

ここから山頂までもう少し、大きな岩を回り込むように登っていきます。

最後の急な階段を登り切ると大パノラマが待っていました!

左手から噴気をあげる硫黄山、霧島山最高峰韓国岳1700m、

その横の真っ平らの山は日本一高い所にある火口湖である大浪池

小さく見える烏帽子山、錦江湾の中にうっすらと桜島、

天気が良ければ遠く、開聞岳も見える時があります。

山頂はススキの穂が揺れる場所で数名がお弁当を食べれるスペースが整備されています。

この時期は秋の草花が、小さいながらも華やかな姿を見せてくれます

アケボノソウ

キリシマリンドウやツルリンドウ

ツクシヒトツバテンナンショウの赤い実

えびの高原(硫黄山)周辺に火口周辺警報(噴火警戒レベル2、火口周辺規制)のため

硫黄山からおおむね半径1㎞内は立ち入りができません。

えびの高原内の国民宿舎、お土産屋などの施設は通常営業してますので、

空気が澄んだ秋のえびの高原に是非おいでください!(^^)

規制されているルート以外でしたら韓国岳登山もできますので、

えびのエコミュージアムセンターに立ち寄り、火山・登山情報を確認ください。

週末は、自然解説員による無料プログラムも用意されています。

えびの高原の気温は、平地よりも6℃程低く、朝夕は一桁の気温になりますので、

町の中にいるときより暖かい服装でお越しください。

えびの高原(硫黄山)周辺の火山情報、規制状況について、詳しくは下記のHPをご覧ください。

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気象庁HP【霧島山(えびの高原(硫黄山)周辺)の火山状況】

http://www.data.jma.go.jp/svd/vois/data/tokyo/STOCK/activity_info/552.html

宮崎県HP【霧島山(えびの高原(硫黄山)周辺の噴火に関する情報提供】

http://www.pref.miyazaki.lg.jp/kiki-kikikanri/kurashi/bosai/kirisima.html

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えびの高原までの道路ですが、宮崎県小林市方面(県道1号小林えびの高原牧園線)は通行止め

宮崎県えびの市方面(県道30号えびの高原小田線)

鹿児島県霧島市方面(県道1号小林えびの高原牧園線)は通行できます。

道路状況をご確認の上、お越し下さい。

※道路状況について、詳しくは下記のHPをご覧ください。

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○宮崎県道路規制情報

 http://roadi.pref.miyazaki.lg.jp/roadinfo/public/

○鹿児島県道路規制情報

 https://www2.pref.kagoshima.jp/dourokisei/Index

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2018年09月26日山の日プレイベント!! クリーン作戦で霧島山を綺麗に・・・【霧島地域】

霧島・錦江湾国立公園 えびの 黒肱 なつき

霧島錦江湾国立公園「霧島」地域を担当するえびの管理官事務所です。

8月5日(日)に山の日プレイベントのクリーン作戦を実施しました。

この時期必ずと言って良いほど訪れる、台風が近づいており天気が心配でしたが、朝からとても快晴で気持ちの良い一日でした!!

「えびの高原」と「高千穂河原」に分かれての清掃活動で、合計130名程の行政関係者やガイド、周辺施設の方々が参加して下さいました。

作業内容は両箇所ともに、下草刈り、県道沿い・登山道・周辺施設のゴミ拾いと看板清掃などを行いました。

【えびの高原の作業風景】

   

   

   

【高千穂河原の作業風景】

   

   

参加して下さった皆様、汗をかきながら一生懸命に作業して下さり、合計で150キロ以上のゴミが回収できました。

   

清掃終了後に、エコミュージアムセンターのスタッフとゴミの仕分けを行いましたが、昔見たことのある懐かしい瓶や時代を感じるお菓子のパッケージ、こんなものも捨てちゃうの?とビックリするような物まで・・・たくさんありました。

これからも霧島山に多くの方が訪れてくれるよう、霧島山がきれいで気持ちの良い場所であり続けるために、皆さんでできることから取り組んで参りたいと思います。

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2018年08月24日夏の夜はシカウォッチング 【霧島地域】

霧島・錦江湾国立公園 えびの 廣澤 順也

霧島錦江湾国立公園「霧島」地域を担当するえびの管理官事務所です。

夏休み真っ最中の8月8日の夜、えびの高原で、小中学生向け「第11回さわやかサマースクール」

(主催:さわやかサマースクール実行委員会)の一環である「星空アドベンチャー~星と動物と昆虫と」に講師兼ガイドとして参加してきました。

この教室は、環境省えびの管理官事務所、えびの市観光商工課、自然公園財団えびの支部の3団体で担当する珍しい形式です。

今回は、「えびの高原の野生動物を見てみよう!えびの高原のきれいな星空を見ながら、どんな生物が生息しどんな活動をしているのか体験してみましょう。今年はライトトラップもあるよ」と題する3時間コース

例年、宮崎・鹿児島県内からの参加者がほとんどなのですが、今年はなんと東京都三鷹市から!

なんでも夏休みはずっとえびの市のおばあちゃんの家に遊びにてきているとか。

スケジュールは、まずえびのエコミュージアムセンター館内で、自然解説員から国立公園とえびの高原の成り立ちについて解説を聞き、火山について新燃岳から飛んできた噴石の実物を見ながら30分ほど学習しました。

そして20分間は私の担当で、プロジェクターで写真と動画を見せながら、高原に生息する動物についてのお話をしました。その一部はこんな感じです。

プロジェクターでシカ解説

さて、シカはどの位の大きさでしょうか?

この質問、意外と答えるのは難しい! 野生動物は間近で計ることはできないですから。

頭胴長130~160cm、肩高約83~86cm、体重:オス約85kg、メス約50kgと言われていますが、

背の高さ(肩高)なら自分の背の高さと比べられるので紹介してみるとホンシュウシカ

ホンシュウシカ(本州・中国・九州地方)背の高さ80センチ、体重90キロ

エゾシカ
エゾシカ(北海道)背の高さ100センチ、体重120キロ

ホンシュウシカより一回り大きいです。(C)J.Hirosawa

ヘラジカ

ヘラジカ(アラスカ)背の高さ200センチ、体重500キロ

世界最大のシカ。(C)J.Hirosawa

ずいぶんと大きさ違いますね、では、シカの仲間は、こんなに大きさが違うのはどうして?

角が生えるのは、オスor メス? シカの足跡は?シカの得意技は?食べ物?

それから霧島山周辺には、シカ以外にも、アナグマ、イノシシ、タヌキ、ネズミ等たくさんの野生動物が暮らしていることを、えびの高原で撮影した写真を通して紹介しました。

最近は写真よりも動画の方が子供たちの反応がいいです。(撮るのは大変なんですが!)

館内での説明が終わって、ふと外を見ると、久しぶりの真っ赤な夕焼け空!

今年の夏はえびの高原ではあまり星空が見られなかったのでなんだか期待できそう。

7時40分、いよいよ二班分かれて探検開始!

暗闇の中恐る恐る付いてくる子供たち。5分ほどのところにある木道の上でライトを消してもらいます。

ほんのしばらくすると、「あれっ、ライトがなくても見えるよ!」

ライト付けて
そうなんです、暗くても見えるんです。

「そのまま耳を澄ませてごらん、どんな音が聞こえるかな?」遠くから「ゴー」と硫黄山の噴気の音が聞こえます。まさに地球の鼓動です。足下からは「チョロチョロ」と小さな湿地の中を流れる、、水の音が...暗闇では、聴覚がフル活動していろいろな音が見えてきます。

シカ探し開始
さて、いよいよシカウォッチング! 

ライトをススキの原っぱに向けてみると、小さな二つの目が光りました、シカさんの目にライトが反射しました!「いた!いた!」小さな歓声があがります。でもシカさんはびっくり慌てて逃げ出します、でももう2頭、ススキの原っぱの中で草を食べていました。

暗闇に目が慣れてきたら、もう怖くないですが、けがをしないようゆっくり歩いて芝生の広場にやってきます。今度は真上を見てみます。さっきまで見えていなかった星の輝き、星空の中を飛ぶ飛行機の点滅が見えます。「飛行機って結構早く飛ぶんだね!」。普段灯りが多い所で生活していると気づかない事です。

おどろきはまだ続きます。駐車場の草地、ここはよくシカの群れがいるところなので期待できそう。

ライトを照らすと3頭発見!シカたちは慌てて奥に走っていきます。そ~と近づいてみると、

暗闇の中に光る目が一杯!1,2,3,4...7頭、いや8頭いました!大感激!


写真の赤丸のあたりにいるんです!

シカたちは暗闇の中でモグモグタイム。突然現れた人間を気にしつつも食べ続けてました。

たくさんのシカを見て大満足のうちに、エコミュージアムセンターに戻ってくると

なにやら明るい電灯が輝いてその周りをたくさんの虫が飛んでいます!これがライトトラップ!

ライトトラップ

昆虫博士の職員の解説。夜に飛ぶカゲロウや蛾だけでなく、セミ、トンボも集まっています。えびの高原はアカマツが多く虫の種類は少なく、もう少し山を下ると原生林の森が広がるのでもっとたくさん集まるそうです。といってもライト周りに集まり飛び回る蛾に子供たちは悲鳴をあげるも、そのうち女の子は、職員が差し出す昆虫を触っているけど、男の子はライトから離れて見てるだけ...頑張れ男子!

時間はあっという間に9時になり、3時間のエコツアー「星空アドベンチャー~星と動物と昆虫と」が終了!良い天気(暗闇?)に恵まれタイトル通りに、星と動物と昆虫とすべて見る事ができました。霧島錦江湾国立公園では、こうした自然体験ツアーを季節毎に提供できるよう関係者が準備中です、ご期待ください!

*最後に夜のシカは写真ではよく分からないので、8月11日の山の日に撮影した一枚を公開。

 まだ小さな子鹿の側にぴったりついて離れない若い雄のツーショット。しっかりもののお兄さんです。

若い雄と子鹿

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2018年08月09日パークボランティア研修会を終えて・・・【霧島地域】

霧島・錦江湾国立公園 えびの 黒肱 なつき

霧島錦江湾国立公園「霧島」地域を担当するえびの管理官事務所です。

先月7月28日(土)霧島地域のパークボランティア研修会を、えびのエコミュージアムセンターで実施しました。

今回の講師は、

◯霧島ジオパーク推進連絡協議会 霧島ジオパーク専門員 石川徹氏

◯えびの管理官事務所 アクティブ・レンジャー 廣澤順也

の2名による研修でした。

石川様より、霧島山の歴史・霧島山の現状・活火山とは・噴火によって変化することなど、霧島山について様々な事を教えて頂きました。

現在、霧島山では「新燃岳」「硫黄山」の活動がやや高まっているため、タイムリーな情報に会員の皆様もとても熱心に話を聞いて下さいました。

私も改めて、活火山だからこその移り変わる四季の楽しみ方や活火山とのつきあい方について考えさせられたとても良い機会になりました。

  •   

  

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◯マグマだまりとは?(資料➀6/3 南日本新聞)

◯登山前に、必ず風向きを確認(新聞やHPなど)、ヘルメットを持参。(資料②)

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【資料➀】

 

【資料➁】

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午後からの研修は、アクティブ・レンジャーの廣澤による、写真講座でした。

カメラの種類・基本的なカメラの使い方・カメラテクニックなど、カメラについての基本を説明しました。

途中ワークショップを行い、「霧島の魅力とは?」をグループに分かれてそれぞれ発表して頂きました。

植物や動物をメインであげているグループや、夕日を浴びた御鉢西斜面のミヤマキリシマなど、具体的な魅力を出したりと、各チームそれぞれの個性が出ており、皆さんの霧島山への"愛"を感じることができました。

なかなかカメラについての基本を学ぶ機会がないので、とても良い研修だったと思います。

  

  

【当日配布された資料】

パークボランティア研修会を終えて・・・

今後も霧島山の魅力の発信(写真・SNSなど)や、常に最新の情報にアンテナを張りながら、活動・自然観察会等に活かして頂ければと思いました。

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2018年07月06日梅雨の時期はキノコの季節 【霧島地域】

霧島・錦江湾国立公園 えびの 廣澤 順也

霧島錦江湾国立公園「霧島」地域を担当するえびの管理官事務所廣澤です。

宮崎県と鹿児島県の県境に位置する「えびの高原」は日本でも有数の多雨地域です。

梅雨時期の平均降水量1,650㎜、日本一とも言われ、毎日のように滝のような雨が降ります。

なかなかトレッキングや登山ができませんが、楽しみは足下にあります。

カメラのマクロ機能を使うと、キノコと苔の楽しい世界を見ることができます。

掲載写真は山の中ではなく、管理官事務所のまわりのアカマツの木の下です。

いろいろな形のキノコがあちらこちらに...でも、取るのは写真だけにしてください。

毒がある物があり、俗説がたくさんあるので素人判断で食用することは危険です。

また、キノコと一緒に苔の世界も楽しめます。苔の濃い緑は癒やされる色です。

「えびのエコミュージアムセンター」には、植物に詳しい自然解説員や

キノコと昆虫採集が得意な職員がいますので、面白い話を聞かせてくれます。

お菓子のきのこの山にそっくり!

赤いきのこは毒々しい

きくらげのような白いキノコ

苔の楽しい世界も足下に

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2018年05月30日えびの高原つつじヶ丘のミヤマキリシマが満開です 【霧島地域】

霧島・錦江湾国立公園 えびの 廣澤 順也

霧島錦江湾国立公園えびの管理官事務所です。

えびの高原の色鮮やかな季節がやってきました。

高原内のつつじヶ丘ではミヤマキリシマが満開です。

約6ヘクタールの丘が紅紫色に染まり、整備された遊歩道や木道からゆっくり見ることができます。

今年は例年にない鮮やかな色の花が咲きました!

昨年秋からの新燃岳の噴火や硫黄山の活発な噴気活動のせいなのか...?

この丘は、昭和30年代初期に、宮崎交通創始者の岩切章太郎氏が、ススキの中に埋もれていた

ミヤマキリシマの生育を促すため、刈り込みを始め丹精込めて作り上げていった場所。

昨年秋、十数年ぶりにボランティアさんによるススキ刈りが行われ、

そのかいがあり、遊歩道沿いのミヤマキリシマの株が素敵な花を元気よく咲かせました。

このススキの刈り込みは草刈り機が使えず手作業で行う必要があり、時間が掛かります。

遊歩道の一部でしか実施できなかったため、今年度以降、範囲を広げて実施していく計画です。

見頃を少し過ぎましたが、ミヤマキリシマはこれから韓国岳の斜面に花を咲かせていきます。

もう梅雨に入ったから駄目でしょう? いえいえ、霧に覆われる日のつつじヶ丘も幻想的でお勧めです。

時には花の間から、シカが顔を出すこともありますよ。

開花の最新情報はえびのエコミュージアムセンターへ

http://www.ebino-ecomuseum.go.jp/

https://www.facebook.com/ebinoecomuseum

【霧島錦江湾国立公園・霧島地区 えびの管理官事務所】

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2018年05月18日ミヤマキリシマツツジが咲き始めました!【霧島地域】

霧島・錦江湾国立公園 えびの 廣澤 順也

えびの高原は、標高1,200メートルにあるため、今は新緑の季節です。

また霧島を代表する花である、ミヤマキリシマツツジのシーズンが始まりました。

今年は、ミヤマキリシマスポットの硫黄山や不動池といった絶景は、

硫黄山の噴火で規制エリアとなっているため見ることができません。

ですが、高原のあちらこちらで、小さな紫赤の花を咲かせるツツジの群落を見ることができます。

 

硫黄山の斜面では、火山の影響を受けてもミヤマキリシマは咲いています!

高原内、よくよく見ると濃い色のツツジがあります。

今年は入ることができないですが、素晴らしい絶景がえびの高原にはあります。

【霧島錦江湾国立公園・霧島地区 えびの管理官事務所】

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2018年05月09日えびの高原硫黄山が250年ぶりに噴火しました!【霧島地域】

霧島・錦江湾国立公園 えびの 廣澤 順也

霧島錦江湾国立公園事務所えびの管理官事務所です。

全国ニュースになりました!

噴煙を上げる火山、硫黄山と新燃岳は霧島錦江湾国立公園にあります。

霧島連山は、大小20以上の火山が連なる雄大な山々です。

環境省えびの管理官事務所は、宮崎県えびの高原内にありますが、去る4月19日、

高原内の硫黄山で、250年ぶりの小規模の水蒸気噴火が発生しました。

噴火警戒レベル3(入山規制)が出され、一時的にえびの高原内に入れなくなりましたが、


5月1日、規制が2キロから1キロに縮小され、現在高原内の施設は通常営業中です。

えびの高原では、世界で唯一えびの高原だけで生育しているノカイドウの花がちょうど

咲き始め、3年ぶりの花見ができるタイミングでした

蕾がピンク、咲くと純白の可憐な花は1週間ほどの短い期間しか見ることできません。

是非、来年は本物を見に来てください。

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2018年04月17日えびの高原、春は黄色の花盛り。【霧島地域】

霧島・錦江湾国立公園 えびの 廣澤 順也

標高1,200メートルのえびの高原の春は遅いです。

4月8日には、なんと雪が積もりました!

それでも、植物を見ていると春の訪れを感じます。

えびの高原の遅い春を告げる花の色は、みな黄色、なぜでしょうか?

マンサク

「まず咲く」が訛ったと言われ、黄色が鮮やかな細長いひも状のちぢれた花が特徴

キリシマミズキ

九州では霧島山系でしかない落葉低木で、霧島の春を代表する名花

葉のない枝先に淡黄色の穂状花序を垂らし咲く花の姿は可憐です。

周囲を花明かりで明るくし、その甘い優美な香りで優しい空間を生み出します。

シロモジ

花は淡黄色小形の散形花序につき葉と同時に開く。花の中につんとした若葉が印象的。

中部地方以西の本州、四国、九州の山地に生える。

今年は花が開くと、20℃近い気温となり、花の期間が短いです。

これらの花に続くのは、世界でここだけの花、ノカイドウが咲きます。

すでに花芽が出てきました。ノカイドウ情報近日公開予定です。

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2017年08月17日霧島山モンテフェス2017!! 【霧島地域】

霧島・錦江湾国立公園 えびの 黒肱 なつき

こんにちは♪

昨年から大盛況の山の日イベント「霧島山モンテフェス2017」が今年も開催されました。

当日の朝、雨模様でとても心配でしたが、午後から晴れ間が見えてきたのでとても良かったです!!

今回はメインの2会場の様子を報告します!!

まずは高千穂河原会場です。

▼九面太鼓おもてなし                ▼野鳥の巣箱作り

  

  

他にも、郷土料理ねったぼのふるまいや霧島ジオパークの子ども火山スクール等が実施されました。

(※ねったぼとは・・・つきたての餅に蒸したさつまいもを加え、芋をつぶしながら練る。それをちぎり分け、

きな粉と砂糖、塩少々を混ぜた特製粉につけて食べる郷土料理です!!)

次にえびの高原会場です!!

▼ランニングバイク                 ▼丸太切り体験(コースター作製)

  

  

▼SUP(スタンドアップパドルボード)         ▼ボディ&フェイスペインティング

    

▼野鳥の巣箱作り                  ▼野外ステージ

    

他にも、トレッキング・青空やまヨガ・スケッチ大会・スタンプラリー・本の読み聞かせなど様々なプログラムがありました。

そして、えびのエコミュージアムセンターで開催されたトークショー・講演会の様子です。

私は一部・二部ともに拝聴させて頂きましたが、貴重な話ばかりでお客様より聞き入ってしまったような気がします(笑)

▼第一部 「目指せ未来の昆虫博士!」-霧島山は昆虫のワンダーランド!-

虫の博士が親子向けに昆虫の生態を楽しく紹介してくださいました。

ゲスト:木野田 毅さん(宮崎県昆虫同好会)

須田 敦さん(自然公園財団えびの支部)

  

  

トークショー中の子供達のキラキラした目と楽しくてソワソワした態度がとてもかわいかったです。

大人も子供も自分の好きなことに熱中するときは同じですね☆(笑)

▼第二部 「霧島山の恵み・温泉とその楽しみ方」

温泉ソムリエ師範が霧島山の多様な温泉の魅力。

今話題の"西郷どん"と霧島山の温泉との関わりや、山登り後の温泉の入り方について楽しく紹介してくださいました。

講師:六三四さん(温泉ソムリエ師範)

  

  

温泉の正しい入り方、温泉の楽しみ方やマナーなど、私自身知らないことばかりでとても勉強になりました。

最後に、お客様からの質問にも丁寧に答えて下さり、さらに豆知識まで教えて頂けた内容の濃い講演会でした。

今回のトークショーや講演会はもちろん、自然に触れることで新しい発見や楽しみ方、そして刺激など、いろんなことを改めて感じた一日でした。

このようなイベントを通して、山々の他にも火口湖や温泉地・文化など、様々な魅力に満ち溢れた「霧島山」を、もっともっと皆さんに親しみを持って頂けるように、これからも取り組んで参ります。

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