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アクティブ・レンジャー日記 [九州地区]

九州地方環境事務所のアクティブ・レンジャーが、活動の様子をお伝えします。

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西表石垣国立公園 西表

41件の記事があります。

2017年04月14日帰ってきたクロツラヘラサギ

西表石垣国立公園 関東準之助

みなさん、こんにちは。西表自然保護官事務所の関東です。

本日は、嬉しいお知らせを。

 昨日、事務補佐さんが「保護センター近くの川にクロツラヘラサギが4羽、来てるよ~」と教えていただいたので、さっそく見に行ってきました。

 河口に出ている干潟を見ると採餌している3羽を発見(あれ?1羽はどこ行った)。

そのうちの1羽には標識用のリングが装着されていました。ナンバーを確認してみると・・・なんと!昨年の4月に保護し5月に放鳥した個体でした。右脚:黄色(J19)と足首にシルバーリング・左脚:赤と緑

 放鳥したときは、歩いて去り(飛ばなかった)その後に周辺でも確認されず行方不明になった個体だったので不安でしたが、仲間を引き連れて西表島に立ち寄ってくれたようです。保護して野生へ返した個体が元気な姿を見せてくれると嬉しいですね。

※保護の経緯について、詳しくは下記を参照してください。

クロツラヘラサギ保護・放鳥(アクティブ・レンジャー日記)

https://kyushu.env.go.jp/blog/2016/06/post-203.html

島のいきものnews(西表野生生物保護センター)

http://iwcc2.seesaa.net/archives/201606-1.html

 そして本日、事務補佐さんが「まだ、3羽居たから写真撮ったよ~」と見せてくれたので確認すると足環をつけた個体も写っていました。

  あれ?何か違くない???

 足環の色と個数が違っています。どうやら一晩で個体が入れ替わったようです。H34と刻印があるので韓国で標識された個体かもしれません。最初は4羽居たので、2羽が標識個体で2羽が未標識個体かもしれませんね。西表でしっかり栄養摂って繁殖地へ旅立ってくれればと思います。

 

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2017年03月10日ヤマネコ山へ帰る

西表石垣国立公園 西表 関東準之助

みなさん、こんにちは。西表自然保護官事務所の関東です。

 先日、島内で鶏小屋へ侵入し救護したイリオモテヤマネコを放獣しました。今回はその顛末の一部をご紹介します。

 集落内で鶏を飼育されている方から西表野生生物保護センターへ「禽舎内にヤマネコがうずくまっている」と連絡が入りました。そこで、職員が現場へ急行し舎内へ侵入していたヤマネコを捕獲しました。

鶏小屋に侵入したヤマネコと頭部の擦り傷の様子(ヤマネコは沈静状態です)

 

 本来であれば、その日のうちに帰したいところでしたが、ケガをしていたので、診察をするために一時収容しました。

放獣時の様子:昨年の4月とモニタリングカメラで撮影時の様子:今年の2

 

 じつはこの個体、約1年前にも別の理由で救護されており、その時もケガをしていたためセンターへ収容され発信機を付けて放獣しています。モニタリングのカメラには元気で傷の治った姿が写っていました。・・・が、今度は鶏小屋に侵入し御用とあいなりました。今回が2回目の収容となり、前回の放逐場所からはだいぶ離れた場所での救護となりました。

右まぶたにも傷があるので少し涙目

 

 一通りの検査を終了し、傷はあるもののとくに大きな異常も見られなかったため数日の保護で放せる運びとなりました。

 放獣場所までヤマネコを運び、休耕田近くの林縁で無事に放獣。元気でね!

 現在、1日2回の電波発信機による追跡調査を行っています。最初のうちは集落へ近づかず周辺の山やマングローブ内をウロウロしている様子なのでひとまず安心。・・・だったのですが、ここ最近は集落内へ侵入したり裏山に潜伏していることを確認しています。また、このヤマネコ以外にも別のヤマネコが鶏を襲っているところを目撃されているため、島内で鶏を飼育されている方はご注意ください。

このようにイリオモテヤマネコは集落近くにも生息しています。鶏小屋にこぶし台の穴があると中へ侵入して襲ったり、網目が小さくても隙間から足を入れて中にいる鳥を引っ張り出したりします。一度、成功体験にあうと鶏がいなくなっても巡視ルートに組み込まれ何度でも訪れるようになります。

 西表野生生物保護センターでは、「ヤマネコが鶏小屋へ侵入しないようにするにはどうしたらよいか?」等の相談も受け付けています。また、ヤマネコが侵入してしまった場合には速やかにご連絡いただけると幸いです。

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2017年02月08日イリオモテヤマネコ調査体験会

西表石垣国立公園 関東準之助

みなさん、こんにちは。西表自然保護官事務所の関東です。

昨年の12月17日にイリオモテヤマネコ調査体験会・~フンを調べてヤマネコの食べ物を探ろう~と題して、ヤマネコのフン分析をおこないました。

フン分析とは動物の食性調査のひとつで、フンの内容物からその動物が何を食べているのかを簡単に知ることができます(ただし、ここで分かるのは未消化物だけ)。

手順はフンを水洗いして余分なものを取り除き、羽毛や骨など内容物ごとに仕分けます。仕分けたものを図鑑等で調べて種を同定します。きれいにかみ砕かれているものが多いので、仕分けはかなり根気のいる作業です。

イリオモテヤマネコは島内全域に生息しているのでフンもいろいろな場所に落ちています。今回は、水田や海岸近く、道路際、山にある林道など季節や環境の違う6地点から回収したフンを使いました。

今回は、あらかじめ水洗いして軽くほぐしたフンをしました。ほぐしたフンをバットの中へ広げて同じ物だと思う種類ごとに仕分け作業をしていきます。集中力が必要になるため、慣れていないと少しつらい作業ですがうろこや細かい骨、羽毛などさまざまな物が出てきました。ある程度、種類が分かったところで地点ごとにフンから出てきた物を発表してもらいました。

ヤマネコのフンから出てきた物は・・・・。テナガエビと思われる甲殻類の破片・アオバズクやコノハズク、オオクイナなど鳥類の羽毛や足・クワガタやコオロギ、バッタなど昆虫の破片・トカゲの足やヘビのうろこ・カエルの骨・ネズミの臼歯やオオコウモリの爪など、6地点調べただけでも様々なものが出てきました。これだけでもイリオモテヤマネコのグルメぶりが分かりそうな感じです。

最後にヤマネコはいろいろな生き物と関わりがあることや人里近くにも出てきていること、今年は事故件数が最多になった可能性があることをお話しして会を閉めました。参加した子どもたちにアンケートを取ったところ、フンがくさいというのが一番の感想でした・・・・。

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2017年01月23日絵画コンクール作品展@西表野生生物保護センター

西表石垣国立公園 西表 アクティブレンジャー 日名

「イリオモテヤマネコと希少野生動物を守ろう絵画コンクール」の作品展を1月31日まで西表野生生物保護センターの視聴覚室で行っています。

【作品展案内表示】

1月13日まで大原港ターミナルなかまりんでも作品展を行っていましたが、スペースの都合上コンクールの入選作品しか展示していませんでした。

しかし、野生生物保護センターの視聴覚室では、全ての応募作品を展示します。

【展示の様子】

合わせて、過去11年分の冬の交通事故防止キャンペーンのチラシ(ポスター)を展示しています。

2010年からはチラシの前面に絵画コンクールの優秀作品が用いられていますが、2009年以前のチラシ前面と全ての年のチラシ裏面は歴代職員がデザインしています。

絵画コンクールの応募作品同様、歴代チラシのデザインを見比べることもオススメします!

【歴代のキャンペーンチラシ】

31日までと展示期間は少ないですが、ぜひ西表野生生物保護センターまで足をお運び下さい!

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2016年11月30日H28年度「イリオモテヤマネコと希少動物たちを守ろう 絵画コンクール」表彰式

西表石垣国立公園 アクティブレンジャー 日名

今年も絵画コンクールを開催し、11月22日に入選作品の表彰式を行いました。

今年のテーマは、「人とヤマネコが共存できる町~守ろう!竹富町の野生動物~」でした。

【共催の(一社)沖縄県建設業協会八重山支部 支部長の祝辞】

竹富町の小中学校から28点の応募があり、14作品が入選しました。

応募いただいた皆さん、ありがとうございました。そして、入選した皆さん、おめでとうございます!

【絵に込めた思いの発表】

表彰式では、(一社)沖縄県建設業協会八重山支部より表彰状と副賞が、八重山地区交通安全協会西表島東部支部から記念品が贈られました。

最優秀・優秀賞の皆さんには、絵を描いたときの気持ちや願いなどを発表してもらいました。

【最優秀作品が貼られた大看板の前で記念撮影】

入選作品が、大原港ターミナルで11月21日から1月13日まで、全ての作品が西表野生生物保護センター視聴覚室で1月13日から1月31日まで展示されます。

個性豊かで思いのこもった力作をぜひ見に来てください。

【大原港ターミナルでの展示の様子】

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2016年11月10日大原小学校3年生の保護センター見学

西表石垣国立公園 西表 アクティブレンジャー 日名

10月27日に地元の竹富町立大原小学校の3年生8名が、西表島野生生物保護センターの見学にきてくれました。

総合学習の一環で、西表島の自然を勉強しているそうです。事前学習として、イリオモテヤマネコやオオコウモリ、ミナミコメツキガニなどを調べてきてくれました。

【海で生活するカメと陸で生活するカメ】

前半は野生生物保護センター内を案内して、西表島の自然や生きものについて説明しました。

保護センターに何度も来てくれている子もいて、ヤマネコ検定上級を3回も合格しているそうです。

【スイッチを押すとヤマネコの鳴き声が聞こえてきます】

重さを実感できる水牛の頭骨、ヤマネコや野鳥の鳴き声が聞けるスイッチ、フンの内容を見る顕微鏡など、実際に触れることができる展示が人気でした。

【ヤマネコは何を食べるでしょうか?】

後半は、西表野生生物保護センターのお仕事やヤマネコの交通事故についてお話しをしました。

イリオモテヤマネコの交通事故を防ぐため、目撃情報の多い場所に注意看板を置いたりと、様々な取り組みをいろいろな機関と協力しながらおこなっています。

しかしながら、今年は交通事故が6件も起きています。

そこで新たな取り組みとして、ヤマネコ型の注意看板を置き始めました。

大原小学校3年生のみなさんに、このヤマネコ型看板に色を塗ってもらって、交通事故防止に協力してもらいました。

【ヤマネコ型看板の色塗り作業】

午前中の時間内に色塗りが終わらなかったので、持ち帰って5,6校時の時間も使って完成させてくれました。

とっても出来が良かったので、参観日まで学校に展示してもらうことになりました。

そのあと、看板はヤマネコの目撃が多い場所に設置します。

個性豊かでかわいい看板をながめながら、ゆっくり安全運転でお願いします。

【完成した看板】

※竹富町立大原小学校:

http://www.taketomicho-boe.jp/05/

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2016年06月14日クロツラヘラサギ保護・放鳥

西表石垣国立公園 アクティブレンジャー 日名

4月18日に西表島でクロツラヘラサギが保護されました。


クロツラヘラサギとは...

コウノトリ目トキ科で全長約75cmの水鳥です。その名の通り、クチバシがしゃもじのようなヘラ状をしています。全身の羽毛が白色ですが、顔の目の周りの皮膚とクチバシ、足が黒色です。干潟や浅瀬でヘラ状のクチバシを左右に振りながら餌を採ります。主な餌は、小魚やエビやカニの甲殻類などです。

西表島を含む八重山には、越冬のために10月から3月頃まで毎年数羽が飛来します。朝鮮半島の西海岸の北緯38度線以北の離島や中国遼東半島の離島が繁殖地です。若い個体は、繁殖時期にも繁殖場所に戻らず、越冬地で過ごすこともあります。


参考:日本野鳥の会 クロツラヘラサギ調査研究プロジェクトHP http://www.wbsj.org/activity/conservation/endangered-species/bfs-pj/


【発見時のクロツラヘラサギ 写真提供:村上氏】


今回保護された原因は、ヒモに絡まってしまったからです。

ヒモで締め付けられていたことによって、翼の先端部分が腫れていて、筋肉や腱、靱帯を痛めてしまったのか、翼が垂れ下がってしまう状態でした。


【保護時の患部の様子】


【絡まったヒモを取り除きました】


しばらく野生生物保護センターで経過観察していると、餌もよく食べ、とまり木に止まるようになるなど徐々に回復がみられたため、放鳥することになりました。


【水の中から餌をさがす様子】


放鳥の前に、個体識別用の標識リングを装着しました。


標識リングとは・・・

環境省標識調査用の金属リングと、遠くからの観察で個体識別を可能にするカラーリングのことです。

カラーリングは、右足にアルファベットと番号の書かれた、それぞれの国で指定された色のリングをつけています。例えば、韓国は赤地に白文字、日本は黄地に黒文字、台湾は青地に白文字、香港は緑地に白文字などです。
また、右足のカラーリングが見えない、もしくは外れてしまった場合にも個体が確認できるように、左足には色のコンビネーションで個体識別を可能にするリングが装着してあります。

参考:日本野鳥の会クロツラヘラサギ調査研究プロジェクトHP

http://www.wbsj.org/activity/conservation/endangered-species/bfs-pj/bfs-colorring/




今回保護されたクロツラヘラサギは、右足に黄色地に黒文字で「J19」と書かれたリングと金属リングを、左足の上側に緑色のリングと下側に赤色のリングを装着しました。


【標識リングの様子】


【標識取り付け時に、各部位の計測を行いました】


放鳥は、5月17日に仲間川の干潟でおこないました。


放鳥後は、残念ながら「J19」は目撃されていません。

もし、西表島やその他の場所で「J19」を目撃されたら、西表野生生物保護センター(tel:0980-85-5581)にお知らせ下さい。


【標識リングを取り付けた状態】


6月8日に、西表島後良川の河口の干潟で標識を付けたクロツラヘラサギの目撃がありました。

左足に赤地に白字で「H34」と記されており、右足には赤白橙のカラーリングが装着されていました。

もしや「J19」!?と小躍りして現場にいってみたんですけどね。

残念ながら別の個体でした。


【6月8日に目撃したクロツラヘラサギH34】


標識の情報によりますと、韓国の北緯38度線近くの島で標識された個体のようです。はるばる1500kmも旅をして、西表島までやってきました。

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2016年05月26日西表島の野鳥の傷病のはなしと羽毛を使った小物作り

西表石垣国立公園 西表 アクティブレンジャー 日名

2016年の愛鳥週間の企画として、ミニ講座

『西表島の野鳥の傷病のはなしと羽毛を使った小物作り』をおこないました。


5/13(金)18:45~20:00と5/14(土)13:45~15:00の2回開催し、それぞれ16名と5名の参加者が集まりました。


【開会の挨拶・趣旨説明】


【西表島の野鳥の傷病の話し】


前半は、西表野生生物保護センター(IWCC)で情報を集めている、西表島での野鳥の傷病についてお話しをしました。

野鳥の死体発見と救護は、1996年からこれまで2000件以上あり、その年変化や季節変化などを紹介しました。また、死亡・救護原因の多くが交通事故とガラス衝突で、IWCCで取り組む交通事故対策やガラス衝突対策について説明しました。


【材料】


【作業の様子】


後半は、残念ながら死んでしまった野鳥の羽を使って小物を作成しました。


体の位置ごとに羽毛の形状や模様が異なる。

鳥の体全体では鮮やかな色をしているけれども、羽毛の1枚1枚を見てみるとそうでもない・・・

体の表面に見えている部分は、羽毛のほんの一部だった!


なんてことが分かってもらえたと思います。

【作成した羽毛の瓶詰め】


このビンは治療に使った注射薬の入っていたを再利用したものです


【参加者からの感想発表】


大人も、子どもも、私も夢中になって作成していました。


とても楽しかったです。

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2016年04月01日カンムリワシよ、大空へ!

西表石垣国立公園 関東準之助

みなさん、こんにちは!西表自然保護官事務所の関東です。

 今回は、西表野生生物保護センターに先日まで保護されていたカンムリワシたちを紹介します。

 今年2月に県道でカンムリワシの交通事故が2件発生しました。2羽とも一命を取留め、1羽は保護から1週間後に、もう1羽は先日放鳥することができました。

 2月上旬に保護された個体は、左翼手根部(人間の手首にあたる部分)を骨折、また事故の影響なのか右翼の風切羽も診察時にぽろぽろと抜け落ちてしまいました。獣医さんに骨折部分が動かないよう翼を固定してもらい様子見となりました。

(怒っていても御飯はしっかりと食べます。)

 2羽目は2月下旬に道路上であお向けに倒れて気絶しているところを保護されてきました。目立つ外傷や骨折などもないため、室内ケージにはなして様子見となりました。両個体とも自力採餌はしないもののよく食べる個体で順調に快復していきました。

 治療が進み放せるようになったカンムリワシたちは、個体データを取ります。翼や尾羽の状態を記録し体長や翼長、爪の長さなどを記録していきます。

 保護された2羽を比べてみると御覧の通り羽の模様が違いますね。羽の模様で、おおよその成長段階がわかります。左の個体は幼鳥の羽がまだ混じっていますが、右の個体は成鳥羽になっています。

 さまざまな部位を計測し、個体識別のためにリングや翼帯(ウイングマーカー)などを装着します。

 写真は、放鳥前日の両個体。調子の悪かった時期と比べれば立ち方も堂々としています。左が2月上旬に保護した個体で、右が下旬に保護した個体です。下旬に保護した個体は、特に悪い部分がなかったため、すぐに放鳥できましたが、上旬に保護した個体は骨折か所の治癒後にリハビリを行ったため放せる状態になるまで約2か月かかりました。

 それぞれ、保護された場所の近くで放鳥し野生へと帰っていきました。西表島を訪れた際に見かけたカンムリワシが翼帯や金属リングを付けたら、それは何らかの原因で一度保護されている個体です。個体の生存情報も収集していますので、西表野生生物保護センターへ御一報いただければ幸いです。

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2016年03月22日【満員御礼】ショウヤマキマワリ発見記念!西表島の昆虫

西表石垣国立公園 アクティブレンジャー 日名

西表野生生物保護センター ミニ講座

「ショウヤマキマワリ発見記念!西表島の昆虫」

を3月14日に開催しました。


【庄山さんの講演】


ミニ講座では、船浦在住で日本昆虫学会の庄山 守さんから、甲虫全般の説明やイリオモテと名の付く甲虫、さらにゴミムシダマシの魅力などを、所蔵の昆虫標本を使って説明いただきました。


【渡辺さんの講演】


続いて、元八重山高校生物部顧問の渡辺 賢一さんから、チョウ類出現数の周年変化や西表島で見られる珍しいトンボ についてお話しいただきました。


【顕微鏡で小さな標本を観察】


お二人の講演のあと、参加者には庄山さん所蔵の珍しい標本を実体顕微鏡と虫眼鏡を使って観察してもらいました。庄山さんが発見したショウヤマキマワリは1個体しか見つかっておらず、研究者に送ってしまい現物は見ることができず、残念でした。

しかし、なかなか見る機会が少ない標本が多く、特にみんなの興味を引きつけていたのが、小さいツノを左右に2本を持ちそれらが真ん中でねじれているゴミムシダマシでした。

大きさは5mmくらいで、顕微鏡でやっと2本のねじれを観察することができて、見られた瞬間みんな「本当だ~!!」と歓声を上げていました。


【珍しい標本たち】


西表野生生物保護センターにも昆虫(特にトンボやチョウ)の標本が収蔵されています。

ご覧になりたい場合は、受付で声をかけてください。

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