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アクティブ・レンジャー日記 [九州地区]

九州地方環境事務所のアクティブ・レンジャーが、活動の様子をお伝えします。

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徳之島

16件の記事があります。

2017年03月24日めざせ!世界自然遺産の徳之島 ボランティア清掃大作戦

徳之島 アクティブレンジャー 吉野

みなさんこんにちは!!

徳之島自然保護官事務所アクティブレンジャーの吉野です。

少し遅くなってしまいましたが

今回は219()に行われた「めざせ!世界自然遺産の徳之島 ボランティア清掃大作戦」と題した清掃イベントの報告です。

今回の清掃イベントは、明治大学体育会ローバースカウト部の部員約80名が春期合宿で徳之島に来島するのにあわせて実施。学生の皆さんの「世界自然遺産登録を目指す徳之島のために自分たちに何かできることはないか?」という想いがきっかけで開催に至りました。

イベントの企画・運営には徳之島高校の有志の生徒さんも加わり、地元NPOの方々とともに準備を進めてきました。

当日は、大学生や高校生に加え一般の島民の方々など約350名が集まりました!!島内で開催された清掃イベントでは過去最大規模のイベントとなりました。

伊仙町ほーらい館を拠点に徳之島町・天城町・伊仙町の3ルート14班に分かれて清掃活動を実施。道路上は一見するとキレイに見えますが、実際に歩いてみると空き缶やペットボトル等たくさんのゴミがありました。

ゴミは、拾う活動も大切ですが、やはり"捨てない"という私たち一人一人の意識が大切です。今回の大学生や高校生を中心とした、若い世代の活動が徳之島により浸透し、さらに美しい島にしていけたらいいなと感じました!

参加された皆さん、また運営に携わった方々、本当にお疲れ様でした!!

さて、私事ではございますがこの3月で徳之島自然保護官事務所のアクティブレンジャーを退職いたします。今回が私の最後のアクティブレンジャー日記となりました。稚拙な日記でしたが、今までご覧いただいた皆さんに感謝申しあげます。

今後も徳之島自然保護官事務所からのアクティブレンジャー日記は続きますので、またご覧いただけますと嬉しいです。本当におぼらだれん!(方言:ありがとうございました)

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2016年08月19日森のエビフライ・ウサギのフン探し2016【徳之島地域】

徳之島 アクティブレンジャー 吉野

みなさん、こんにちは!

徳之島自然保護官事務所アクティブレンジャーの吉野です。

今日は、87日に実施しました夏休み親子体験イベント『森のエビフライ・ウサギのフン探し2016』の報告をいたします。

林道上に落ちているケナガネズミなどが食べた松の実の食痕(通称森のエビフライ)やアマミノクロウサギのフンの数と場所を記録し、エビフライ・ウサギのフンマップを作ろうという企画で、昨年に続き2回目の開催でした。

50名の親子連れの方々と実際に林道上で調査を行う予定でしたが、当日はあいにくの雨。。。

残念ながら、屋外での調査は中止し、屋内で3名の講師の先生方による講演会・勉強会を実施することになりました。

はじめは、東京大学特任助教の田中俊徳先生。田中先生は世界自然遺産や環境政策がご専門。世界自然遺産条約や国立公園、他の世界遺産地域の事例やエコツーリズムに関して、子供達にもわかりやすく解説していただきました。

次に、宮崎大学研究員の城ヶ原貴通先生。城ヶ原先生は南西諸島に生息するネズミ類の研究をされており、徳之島に生息するケナガネズミやトクノシマトゲネズミの剥製も持参していただき、島に棲む希少なネズミの生態について教えていただきました。

最後は、鹿児島大学奄美分室研究員の鈴木真理子先生よりアマミノクロウサギについてお話しをしていただきました。鈴木先生が奄美大島で調査に用いた自動撮影カメラで撮影された"クロウサギのリラックスシーン?"の映像は子供達からも歓声があがるほど盛り上がっていました。

イベントはあいにくの天候で、予定が大幅に変更となってしまいましたが、先生方のお話を子供達も真剣に聞き入っていたので、実りあるものになったかと思います。

雨のなか参加してくださったみなさん、本当にありがとうございました。

ぜひ来年も企画したいと思いますので、次回こそは晴れることに期待しましょう!

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2016年06月15日徳之島の魅力を伝えたい!!出前授業!!【徳之島地域】

徳之島 アクティブレンジャー 吉野

みなさん、こんにちは!

徳之島自然保護官事務所アクティブレンジャーの吉野です。

日頃の調査などの他にアクティブレンジャーにとって大事な業務のひとつが普及啓発活動です。徳之島自然保護官事務所では、普及啓発活動の一環として、小中学校や高校などへの出前授業を行っています。今日はその出前授業についてお話します!!

↑トクノシマトゲネズミの剥製。私の授業の相棒です!

授業では主に、徳之島の自然やアマミノクロウサギなどの生きものについて、世界自然遺産登録についてなどスライドを使って解説、紹介しています。

私自身徳之島の出身ですので、授業を行う児童・生徒は島の後輩にあたります。徳之島に産まれて自分自身が経験したことや日頃感じていること、島の自然や文化を知ってそれを守っていくことの大切さや故郷の将来について考えることの大切さなど、島出身者として後輩達に伝えたい想いを出来るだけ盛り込めるよう、毎回心がけています。

2016.2.13天城町立天城中学校

2016.2.19天城町立北中学校。北中学校は私の母校です!

2016.6.11天城町立天城小学校。全校児童が参加してくれました!

島の子ども達はみんなとっても明るくて素直!!毎回真剣に私の話に耳を傾けてくれます。

そんな島の将来を担う子ども達が、徳之島の自然の豊かさを実感し、島に産まれたことを誇りに思ってくれるようにこれからも出前授業を続けていきたいと思います!!

徳之島島内で出前授業をご希望の学校がございましたら、お気軽に環境省徳之島自然保護官事務所(0997-85-2919)までお問い合わせください。

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2016年02月23日「昔の遊びを知ろう-自然素材を利用したおもちゃ作り-」【徳之島地域】

徳之島 アクティブレンジャー 吉野

みなさん、こんにちは!

徳之島自然保護官事務所アクティブレンジャーの吉野です。

今回は「昔の遊びを知ろう-自然素材を利用したおもちゃ作り-」と題して実施しました島の植物を使った工作体験イベントについて報告いたします。

テレビゲームやスマホがなかった時代、徳之島の子ども達の遊び相手は自然そのものでした。おもちゃも自然の植物を使って手作りをしていました。

講師は島のおじいちゃん達。皆さん遊びのプロです!!

当日は37名の方々にご参加いただきました。おじいちゃん達に手取り足取り教えていただきながら、ソテツの実で作る笛や人形、アダンの葉の風車、竹の水鉄砲など様々なおもちゃを作りました。作っている最中には、おじいちゃんたちから昔の暮らしの様子や島の植物の生活での伝統的な利用法なども解説いただきました。なかには、懐かしさからか子どもよりもお父さんたちの方が夢中になっているところも・・・!

みなさん手作りのおもちゃで思い思いに楽しんでいました。

↑小さい子とお母さん方はソテツの葉で虫かご作り

↑男の子やお父さん達は竹で水鉄砲

私自身も徳之島の出身ですが、世代的に手作りおもちゃを作った記憶がほとんどありません。私自身にとっても、島の植物の意外な利用法を楽しく学べたいい機会となりました。今回のイベントを通じて、自然の恵みと人々の暮らしのつながりついて少しでも理解を深めてもらえたのではないかと思います。

みなさんも是非、身近な植物を使ったおもちゃ作りにチャレンジしてみてはいかがでしょうか?

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2015年11月27日アマミノクロウサギ交通事故防止キャンペーンIN徳之島【徳之島地域】

徳之島 アクティブレンジャー 吉野

みなさん、こんにちは!

徳之島自然保護官事務所アクティブレンジャーの吉野です。

少し遅くなってしまいましたが、10月30・31日に実施しました、アマミノクロウサギ交通事故防止キャンペーン特別イベントIN徳之島について報告いたします。

秋はアマミノクロウサギの活動が活発になり交通事故件数が増加します。そこで、徳之島や奄美大島では毎年秋に『アマミノクロウサギ交通事故防止キャンペーン』を実施し、希少野生生物の保護を呼び掛けています。

徳之島でも2013年から実施し、毎年恒例となりました特別イベント。今年も、奄美野生生物保護センターのマスコット"あまくろ"がやってきて徳之島3町でチラシやマグネットの配布、交通事故防止やペットの適正飼養を呼び掛けました。

徳之島町と伊仙町では国民文化祭のイベント会場で実施。ご来場の多くの方々にアマミノクロウサギを守るための取り組みや心がけについて呼び掛けることができました!!

↑天城町(Aコープ天城店)

↑伊仙町(ほーらい館) 伊仙町長も駆けつけてくださいました。

↑徳之島町(徳之島町文化会館)

あまくろはお年寄りから子供たちまで徳之島でも大人気でした!

今年は、徳之島でのアマミノクロウサギの交通事故はまだ確認されていません。このままアマミノクロウサギ交通事故0(ゼロ)が続くよう啓発を続けていきたいと思います。アマミノクロウサギなど希少な野生生物が棲む山道や林道での夜間の運転は時速20km以下でゆっくり走っていただけるようドライバーの皆さんのご協力をお願いします。

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2015年09月30日講演会「世界自然遺産登録の意義と地域社会の役割ー各地の経験からわかったことー」【徳之島地域】

徳之島 アクティブレンジャー 吉野

みなさん、こんにちは!

徳之島自然保護官事務所アクティブレンジャーの吉野です。

9月6日に伊仙町ほーらい館で、徳之島地区自然保護協議会主催による世界自然遺産登録講演会が開催されました。講演は、元環境省自然環境局長で鹿児島大学特任教授の星野一昭先生を講師に招き「世界自然遺産登録の意義と地域社会の役割ー各地の経験からわかったことー」と題して行われました。

当日は、島内にある高校2校の体育祭と日程が重なりましたが、会場には300名を超える多くの傍聴の方々が来場し、世界自然遺産登録に対する関心の高まりを感じました。

星野先生は、国内の世界自然遺産登録に携わったご自身の経験から、屋久島や知床などでの登録までの経緯や課題、地域の取組みなどについて具体的な事例を交えながらわかりやすく解説してくださいました。

なかでも「世界自然遺産登録は国が主体となってすすめるが、国だけでは遺産の価値は守れない。遺産の価値を守るためには地域の理解と取組が不可欠。地域の暮らしと密接に関わっている自然を理解したうえで、徳之島方式で遺産の価値を保全していくことが大切である。世界自然遺産になることで、どう地域が豊かになっていくかが重要。将来、世界自然遺産になってよかったと思える地域づくりを」と呼び掛けたのがとても印象的でした。

↑会場からは多くの質問もでました。

↑会場ロビーでは写真展も開催。

徳之島の自然を活用し、守ってきたのは徳之島に暮らす島民ひとり一人です。世界自然遺産登録も島民ひとり一人が主役です。

将来の徳之島の子どもたちが島に産まれたことを誇りに思えるよう、美しく豊かな島の自然をしっかりと後世につないでいくために、私自身これからももっと頑張っていかなくては!と強く感じた講演会でした。

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2015年08月17日島民参加型 森のエビフライ&クロウサギのフン探し調査!【徳之島地域】

徳之島 アクティブレンジャー 吉野

みなさん、こんにちは!

徳之島自然保護官事務所アクティブレンジャーの吉野です。

8月9日に、岡山理科大学やNPO法人徳之島虹の会などと協力し『森のエビフライ、ウサギのフン探し』と題した島民参加型のアマミノクロウサギ、ケナガネズミ全島調査イベントを実施しました。"森のエビフライ"とは、ケナガネズミ等が食べた松の実の残りがエビフライに似ていることから付けられた愛称です。その森のエビフライやアマミノクロウサギのフンを探すことで生息状況を把握しようという、徳之島では初の島民参加型の調査です。

約100名の参加者の皆さんは、天城岳(標高533m)周辺の林道に10班に分かれて調査を行いました。

また、林道のゴミ拾いや外来植物アメリカハマグルマの駆除作業もあわせて実施しました。

↑開会式での集合写真

夏休み中ということもあって多くの子ども達も参加。

私の班には、島内の方だけでなく夏休みを利用し関西から親戚のいる徳之島に来ていた小学生の兄弟二人も参加。二人はエビフライやフン探しにもすぐに慣れて大人達をリード、見つけるたびに「あった!」と大きな声をあげて一生懸命フンをカウントしてくれました。

アマミノクロウサギが生息しているのは世界中で徳之島・奄美大島だけ、ケナガネズミは徳之島・奄美大島・沖縄島だけですので、本土では得られない貴重な経験になったのではないかと思います。夏休みのいい思い出になってくれていたら嬉しいです。

↑アマミノクロウサギのフンをカウント中

↑ガードレールの下にも発見!

↑回収した森のエビフライ

今回の島民参加調査で、森のエビフライは約50箇所で発見、アマミノクロウサギのフンはなんと約14,000個もカウントされました。半日という短い時間でしたが、100名で調査するととても大きな成果になりました。

徳之島の方々でも、アマミノクロウサギやケナガネズミなどを見たことがあるという方はとても少なく、なかなか身近に感じる機会はありません。今回は、そのような方々にも徳之島の自然の素晴らしさを実感し、森の生き物たちを身近に感じてもらえたイベントになったのではないかと思います。

参加された皆さん、暑い中ほんとうにありがとうございました!

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2015年07月27日犬田布岳(伊仙町)でアマミノクロウサギを確認!【徳之島地域】

徳之島 アクティブレンジャー 吉野

みなさん、こんにちは!

徳之島自然保護官事務所アクティブレンジャーの吉野です。

徳之島を含む奄美地方もようやく梅雨が明け夏本番を迎えました。

今回は、以前アクティブレンジャー日記内でご紹介しました

犬田布岳(いぬたぶだけ)に設置した自動撮影カメラを回収してきましたので、撮影結果を報告いたします。

犬田布岳は徳之島南部に位置し、標高約417m。伊仙町・天城町・徳之島町にまたがっています。犬田布岳は、周辺に林道等が通っていないことなどから、これまでの調査も不十分で、「現在もアマミノクロウサギが生息している」という確たる証拠がありませんでした。

また私自身も、何度か犬田布岳の登山道や沢を調査しましたが糞などのアマミノクロウサギの痕跡を見つけることは出来ていませんでした。

しかし、なんと今回設置していた自動撮影カメラがアマミノクロウサギの撮影に成功しました!!!!

【犬田布岳にて撮影されたアマミノクロウサギ】

自動撮影カメラは約4ヶ月間、犬田布岳南側の伊仙町内に設置していました。

1地点のみでしたが、成獣とみられる同一個体が5枚連続で撮影されていました。

環境省がアマミノクロウサギ保護増殖事業を平成16年に開始して以降、犬田布岳そして伊仙町内での分布確認は今回が初めてとなります。

徳之島の3つの町で唯一アマミノクロウサギの生息が確認されていなかった伊仙町にとってもとても嬉しいニュースとなりました。

今回の結果で、生息状況調査における自動撮影カメラの活用は有効であると改めて実感しました。

今後も調査を続け、新たな知見が得られるよう頑張っていきたいと思います。

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2015年06月10日「ウミガメ研究の最前線」実施報告【徳之島地域】

徳之島 アクティブレンジャー 吉野

みなさん、こんにちは!

徳之島自然保護官事務所アクティブレンジャーの吉野です。

今回は「ウミガメ研究の最前線」と題して実施しましたウミガメの勉強会&観察会の報告をいたします。

奄美・琉球世界自然遺産の候補地となっている徳之島では、アマミノクロウサギなどの山の生き物にスポットライトが当たりがちですが、実は海の生き物もとても魅力的なのです!

そんな徳之島の海の生き物の代表は、なんといってもウミガメです!!

昨年は徳之島全域で約50回の上陸(徳之島ウミガメネットワーク調べ)が確認されました。

そんなウミガメをより身近に感じてもらおうと、今回は沖縄の最前線で研究に携わっている水産総合研究センター西海区水産研究所の奥山先生を講師にお招きし、ウミガメの生態や近年の研究結果などを講演していただきました。

はじめに徳之島ウミガメネットワークの池村さんより、徳之島でのウミガメの調査や保護の取り組みについてお話いただきました。

徳之島では5月上旬からウミガメの産卵上陸がはじまっていますが「上陸数が少なかった昨年に続き、今年も今のところ上陸数が伸び悩んでいる」との報告がありました。正確な上陸数把握のためにも地域の方々に上陸調査の協力や保護を呼びかけていました。

つづいて奥山先生からウミガメの生態や研究結果についてのお話がありました。

奥山先生は生物に小型のカメラやセンサーを取り付けて行動や生態を調査するバイオロギングという手法を用いてウミガメの研究をされています。

ウミガメの甲羅に取り付けられた小型カメラの映像は、まるで自分がウミガメになったかのような視点でとても興味深く、会場の注目を浴びていました。

奥山先生は「ウミガメにとって徳之島は、付近を黒潮という大海流が流れていて仔ガメの生存に適している。結果、多くの徳之島産のウミガメが生き残り産卵のために帰ってくる。産卵可能な海浜を維持していくことはとても重要」とおっしゃっていました。

講演後は島内でも屈指の上陸スポットである、会場近くの面縄海岸へ移動し、ウミガメ観察会を行いました。

残念ながら上陸を見ることはできませんでしたが、数日前に上陸していたアカウミガメの足跡を観察することができました。

ウミガメの観察を行う際には、光に敏感なカメに刺激を与えないよう赤いライトを用いることなど、ウミガメ観察の際の注意点やマナーなどもみんなで勉強しました。

命がけで海を渡り、生まれ故郷徳之島に帰ってくるウミガメたち。

そんなウミガメたちがいつでも帰ってこられるよう、美しい海と砂浜を守っていくことがわたしたち島に住む人々にとってとても大事なことであると改めて実感した勉強会でした。

私自身も今夏は、ウミガメ調査やビーチクリーンなど海浜での活動をもっと充実させていこうと思います!

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2015年04月13日アマミノクロウサギを激写!自動撮影カメラ調査【徳之島地域】

徳之島 アクティブレンジャー 吉野

みなさん、こんにちは!

徳之島自然保護官事務所アクティブレンジャーの吉野です。

4月になり、南国徳之島は春を通り越し初夏のような陽気が続いております。

今回は、徳之島における自動撮影カメラ調査についてご紹介したいと思います。

徳之島では、アマミノクロウサギやその他野生生物の生息状況を把握するため平成23年より、山岳部に自動撮影カメラを設置しモニタリング調査を行っています。

自動撮影カメラは、月に1回程度、電池の交換やメモリーカードの回収等の点検作業を行っています。このカメラの点検作業や新規設置、データの取りまとめなどもアクティブレンジャーの重要な業務のひとつです。

【森の中に設置されている自動撮影カメラ】

この自動撮影カメラ調査において最近嬉しい出来事がありましたのでご紹介いたします。

徳之島中央部の山岳部を通る林道に設置した自動撮影カメラにアマミノクロウサギが3頭同時に撮影されました。

2頭が同時に写ることは時折ありますが、3頭同時の撮影は私がアクティブレンジャーとして着任後はじめての出来事でした。

この林道のカメラは平成26年9月に設置した、徳之島では比較的新しいポイントのカメラです。こうして新たに設置したカメラにアマミノクロウサギが撮影されることは日々の業務のなかでも、とても嬉しい出来事のひとつです。

【自動撮影カメラにより撮影されたアマミノクロウサギ3頭】

先日も島の南部にある犬田布岳周辺に新たに4台の自動撮影カメラを設置してきました。犬田布岳は、周辺に林道等が通っていないことなどから、これまでの調査も不十分で、「現在もアマミノクロウサギが生息している」という確たる証拠がありません。新たに設置したこの4台のカメラがアマミノクロウサギを撮影してくれることを心から期待しています。

犬田布岳でアマミノクロウサギの分布が確認されたあかつきには、また皆様にご報告したいと思います。

【犬田布岳での自動撮影カメラの設置の様子】

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