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アクティブ・レンジャー日記 [九州地区]

九州地区のアクティブ・レンジャーが、日々の活動や地域の魅力を発信します。

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屋久島国立公園 屋久島

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2014年05月20日リニューアルオープン記念式典【屋久島地域】

屋久島国立公園 屋久島 アクティブレンジャー 菊地

みなさん、こんにちは!
屋久島アクティブレンジャーの菊地です。




5月1日、屋久島世界遺産センターのリニューアルオープン記念式典を行いました。
当日お越しいただいた屋久島町長をはじめとする多くの来賓の皆様、誠にありがとうございました。
リニューアルオープンの内容は、ニュース、新聞でも紹介して頂きました。
心配していた天気も問題なく、式は無事終了、その後館内の展示を見て頂きました。




世界遺産センターは開館から18年が経ち、展示内容は“今”の国立公園、世界自然遺産とは異なる部分が多く、施設の老朽化も進んでいました。
今回の改修では、展示内容の一新、LED照明や断熱材による省エネルギー化、壁と屋根材の変更による老朽化対策を行いました。
特に展示内容は、改修前とは全く異なるものになっています。
以前に比べて訪れる方の滞在時間が長くなり、ゆっくり展示を楽しんで頂けるようになったのかなと思います。
雨の多い屋久島では、登山を中止せざるをえない日もあります。
そんな日はぜひ、世界遺産センターでゆっくり展示をご覧になって下さい。




さて、話は変わりますが、GWの5月4日に縄文杉デッキで登山者指導をしてきました。
連休中日で天気も良く、この日は約1000人の方が縄文杉を訪れ、10時30分から12時30分頃まで長蛇の列ができました。
山小屋に泊まる方も非常に多く、14時頃には小屋内は満員、テント場も空いていない状態。
ピーク時における山中での宿泊問題は、今後の課題の1つだと痛感しました。
山小屋、テント場には限りがありますので、連休での登山は日帰りをオススメします。
今年はお盆と7月、9月の3連休の中日に登山者が集中すると思われます。
屋久島世界遺産センターのホームページには、縄文杉快適登山日カレンダーを掲載しておりますので、ぜひ参考にしてみて下さい。
https://www.env.go.jp/park/yakushima/ywhcc/tozan/kaitekic.htm
↑縄文杉快適登山日カレンダー

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2014年04月25日世界遺産センターの展示紹介【屋久島地域】

屋久島国立公園 屋久島 アクティブレンジャー 水川

引き続き屋久島から、
4月からアクティブレンジャー2年目に突入した水川です。
よりいっそう頑張っていきますので、
これからもどうぞよろしくお願いします!

展示を改修した屋久島世界遺産センターですが、
前回に引き続き新しくなった館内をまた少しだけ紹介します。
今回ご紹介するのはこちらです!



世界自然遺産に登録されるためには、
「自然美」「地形・地質」「生態系」「生物多様性」の
4つの評価基準のいずれかを満たす必要があります。
屋久島は「自然美」と「生態系」の2つの基準を満たしていると
認められています。
世界自然遺産として認められた屋久島の「自然美」とは、
巨大なヤクスギなどが生育する原生的な天然林と
顕著な標高差が造り出す自然景観です。
その類いまれな「自然美」を80インチの大きなスクリーンでご覧頂けます。
解説の音声も流れますので、森だけでなく、
それを支えている川、山、苔などについても知ることができます。

次に、「生態系」についてご紹介します。
屋久島は日本の南に位置しながら、標高2000m級の山々があるため、
標高に応じて亜熱帯、暖温帯、冷温帯の気候が存在し、
それにあわせて生育する植物も変化していきます。
世界自然遺産に認められた屋久島の「生態系」とは、
海岸付近には亜熱帯性植物、低地には照葉樹林、
高地には針広混交林などの異なる植生が垂直に分布し、
それが残存していることです。
その植生の垂直分布を再現しているのがこちらの模型です!



実際に生育している植物の模型を標高ごとに並べてあります。
これを見れば、植性の垂直分布が一目瞭然です。
細かいところまで作り込んでありますので、
訪れた際はじっくり眺めてみてください。

なお、予定よりも1ヶ月遅くなってしまいましたが、
5月1日に正式にリニューアルオープンすることとなりました!
皆様の来館を心よりお待ちしております。

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2014年04月25日宮之浦岳巡視【屋久島地域】

屋久島国立公園 屋久島 アクティブレンジャー 菊地

みなさん、こんにちは!
屋久島アクティブレンジャーになって、もうすぐ1ヶ月の菊地です。

4月10日に九州最高峰の宮之浦岳を日帰りで巡視してきました!
まだ涼しい朝6時から巡視開始です。
この時間で淀川登山口の駐車場はほぼ満車状態。
登山口から宮之浦岳山頂まで往復約10時間、日帰りする方の多くはもう出発しています。

1時間30分ほど登ると、登山口左側に高盤岳展望台があります。
高盤岳は山頂にトーフを切って並べたような岩(通称:トーフ岩)があり、とても個性的な山です。
天気のいい日は展望台からトーフ岩が綺麗に見えます。
途中、モニタリングを行ったり、手すりを直したりと作業をしながら小花之江河、花之江河を通過していきます。
登山開始から3時間ほどで投石平に到着です。
ここは見晴らしが良く、とても気持ちのいい場所。
この日は白い花がたくさん咲いていました。
一つ一つは小さくて可愛らしいアセビの花です。
また、ヤクシマシャクナゲの蕾もたくさん確認できました。
5月下旬から6月上旬にはシャクナゲが綺麗に咲いてくれることでしょう。




投石平からは見晴らしの良い稜線上を歩きます。
晴れた日は青い空と白い雲、そして植物の緑がとても綺麗で、空を近くに感じられます。
ただし、日差しを遮るものがないので、帽子や日焼け止めを準備しておかないと、日焼けしてしまいます。
宮之浦岳山頂には11時40分到着。
山頂の天気もバッチリで、屋久島で2番目に高い永田岳、お隣の口之永良部島もはっきりと見えました。
屋久島で一番高い山はもちろん宮之浦岳、日本百名山の100番目でもあります。




この日はもう少し先の平石岩屋まで巡視して折り返しです。
結果、淀川登山口に帰り着いたのは17時45分でした。
時間はかかりましたが、充実した巡視ができました。




途中、登山道以外に人が通っている痕跡があったので、入らないよう注意喚起をしました。
登山道以外を歩くと、遭難や怪我につながり危険です。
また、多くの人が通行するようになると、周辺の自然環境に影響を与える恐れがあります。
登山する際は、登山道以外は歩かないようにお願いします。
ではまた!

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2014年04月18日白谷雲水峡巡視【屋久島地域】

屋久島国立公園 屋久島 アクティブレンジャー 菊地

みなさん、こんにちは!
屋久島アクティブレンジャーの菊地です。
4月8日、着任して初めての巡視に行ってきました!
今回は観光客の方にも人気のある白谷雲水峡です。

まずは、白谷小屋と携帯トイレブースの確認です。
扉の鍵がかからなくなっていたので、金具を付け替えました。
ここの携帯トイレブースは木材でできており、ちょっと場所が分かりづらく、案内板が必要かなと思いました。




白谷小屋からおよそ30分登ると、人気スポットの「苔むす森」です。
ここで引き返せば往復3時間ほど、綺麗なコケを見たい方にはオススメです。
最近晴れの日が続いていたので、この日は残念ながらコケが乾いてしまっていました。




そして、白谷雲水峡のメインともいえる太鼓岩に到着したのは10時頃。
まだこの時間は人が少なく、天気もよくて、とても気持ちがよかったです!
まだヤマザクラが咲いており、新緑とあわせて山々がピンク、黄緑、茶色とカラフルに色づいて綺麗でした。
この景色が見られるのは、3月下旬から4月上旬だけです。
ヤマザクラを見るために、太鼓岩までやってくる地元の方も多くいらっしゃいました。
観光客が少し減る春先は、地元の方にとって山の自然を楽しみやすい時期なのかもしれません。




登山者が多いコースなのですが、ゴミはほとんど無く訪れる方のマナー意識の高さがうかがえました。
しかし、途中すれ違った登山者の中にはカメラしか持たず、短パン、スニーカーの方もいました。
山は何が起こるか分からない場所です。
安全で楽しい登山をするために、装備はしっかりして登りましょう。

初の巡視でしたが、普段登るときには気づかないこと、意識していないことを見落とさないよう、鋭い目で見る必要があると感じました。
これからもしっかりと巡視していきたいと思います。
それではまた。

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2014年04月02日御挨拶【屋久島地域】

屋久島国立公園 屋久島 アクティブレンジャー 菊地

みなさん、初めまして!
4月1日から屋久島自然保護官事務所のアクティブレンジャーになりました菊地です。
屋久島に来て2年になりますが、大好きな屋久島に関わる仕事がしたいと思いアクティブレンジャーに応募しました。
屋久島には山にも海にも素敵な自然がたくさんあります!
屋久島に興味のある方はもちろん、そうでない方にも屋久島の魅力や現状が伝わるよう頑張りますので、どうぞよろしくお願いします。

今回は改修工事中の世界遺産センターの内部をちょっとだけご紹介します。
こちらがリニューアル目前の館内の様子です。




入ってすぐに屋久島と口之永良部島の大きな模型がドカーンと現れます!
その右側には屋久島を代表する山、左側には植物の垂直分布が標高ごとに分かりやすく並べてあります。
この中にはあの有名な縄文杉もちゃんとあるんです。
4月第2週目にはオープンを予定していますので、屋久島に訪れた際はぜひリニューアルした遺産センターにも足を運んでみてください。




ちなみに、屋久島で縄文杉と呼んでいる杉は1本だけです。
屋久島で1000年以上生きている杉を全部ひっくるめて屋久杉と呼んでいて、数ある屋久杉の中でも1番長生きなのが縄文杉と言われています。

リニューアルした世界遺産センターでは、他にも新しい展示物がたくさんありますので、今後も少しずつ紹介していきたいと思います。

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2014年02月21日子どもパークレンジャー!【屋久島地域】

屋久島国立公園 屋久島 アクティブレンジャー 水川

みなさん、こんにちは!
屋久島自然保護官事務所の水川です。

今回は、2月1日~2日の1泊2日で開催した
「子どもパークレンジャー」の報告です!

今回の子どもパークレンジャーは、
「野生動物が生きる森の姿を知ろう~サルの食卓~」と題して
屋久島西部地域のサルやシカを観察しました。

西部地域はヤクシマザルが多く生息する地域ですが、
群れに出会えるかどうかは運次第。
サルの観察ができなかったらどうしよう‥
と内心ハラハラして現地に向かいましたが、
この日は歩き始めてすぐにサルの群れとシカに出会うことができました。

サル、シカを見つけるやいなや、
双眼鏡をのぞき込んで食い入るように観察する子ども達。
講師を務めて頂いた屋久島生物多様性保全協議会の手塚氏の指導のもと、
あまり近寄らず、声をひそめてそっと観察しました。

サルやシカの糞を採集し、水で洗ってみると、
色んな種類の葉や種子が出てきました。
植物を食べる動物と、種子を遠くへ運んでもらう植物という
生きもの同士の関係を学びました。



左下の写真は、沢の水で糞を洗う様子。茶こしに糞を入れ、割り箸でかき混ぜると、内容物が出てきます。
右下の写真は、糞の内容物を観察している様子。体の大きさや個体ごとに好き嫌いが違うのか、大きな種子ばかりの糞、小さな種子ばかりの糞など、糞によって内容物が違っていました。シカとサルでも内容物が異なり、木に登って実を食べることができないシカの糞からは、種子ではなくコケや葉を細かくしたようなものが出てきました。

西部地域から活動場所を屋久島環境文化研修センターに移して、
シカ糞で和紙作りにも挑戦しました!
シカの糞はもともと臭いがあまりしませんが、
和紙作りに使用した糞は入念に洗って乾燥させたので無臭です。
最初は糞に抵抗を示す子もいましたが、作業を始めればもう大丈夫。
全プログラムの中で一番楽しかったと話す子もいるほど、
楽しんでもらえました。

2日目は絵日記を作成し、1人ずつ発表しました。



左は和紙作りの様子。はがきサイズの紙すき道具は、屋久島環境文化財団さんの手作り!
右は絵日記発表会の様子。描いた絵はプロジェクターに映し出しました。



もちろん、環境省の仕事紹介も忘れずやりました。国立公園やパークレンジャーのことを紹介しました。

今回は、林道から海岸部までの急な山道を下って登ってと
子ども達には少々ハードなプログラムでしたが、
誰ひとりリタイアすることなくやりきってくれました。
みんなどうもありがとう!

また発表会では、
「この先もずっとこの自然を残したい」と発表してくれる子が
たくさんいました。

屋久島に住む子ども達にとって、
屋久島の自然は身近で当たり前のものかもしれません。
しかし、屋久島がどれほど貴重で特別な場所かを自然の中で“体験”することで、身近な自然がとても大切なものだということに改めて気付いてくれたのかもしれません。

活動にご協力頂いた手塚さん、公益財団法人屋久島環境文化財団のみなさん、
どうもありがとうございました。

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2013年12月26日冬山についてと屋久島世界遺産センター閉館のお知らせ【屋久島地域】

屋久島国立公園 屋久島 アクティブレンジャー 水川

みなさん、こんにちは!
屋久島自然保護官事務所の水川です。

8月から更新が途絶えていたアクティブレンジャー日記‥。
久々の更新です!!

みなさんは、九州の高い山ベスト10を知っていますか?
1位から8位までの山は、なんと全て屋久島にあるんです!

1位‥宮之浦岳(1936m)
2位‥永田岳(1886m)
3位‥栗生岳(1867m)
4位‥翁岳(1860m)
5位‥安房岳(1847m)
6位‥黒味岳(1831m)
7位‥投石岳(1830m)
8位‥ネマチ(1814m)
9位‥中岳(くじゅう連山)(1791m)
10位‥久住山(1787m)



宮之浦岳

高い山々がそびえる屋久島は、
九州最高峰の宮之浦岳山頂と里の温度差が約12度あり、
日本の南に位置しながら、山では雪が降り積もります。

12月19日に縄文杉に登った際は、積雪はなかったものの、
縄文杉に向かう途中からひょうが降り出し、
歩くうちにみるみる辺りが白くなっていきました。




12月22日には、縄文杉付近は10~15㎝ほどの積雪があったそうです。

屋久島の冬山を登られる際は、
積雪や凍結で登山道が滑りやすくなっていますので、
軽アイゼンなど、必ず十分な冬山の装備を準備してください。

さて、話は変わりますが、
屋久島世界遺産センターは、改修工事のため
【2014年1月~3月末日(予定)】の期間閉館します。

改修に伴って、展示物等も一新されますので、
来年度からはバージョンアップした新しい屋久島世界遺産センターを
みなさんに楽しんでいただけると思います!

利用者のみなさまには、ご不便をお掛けしますが、
より良い施設を目指し、職員一丸となって取り組んで参りますので、
ご理解のほど、よろしくお願いします。



屋久島世界遺産センター
http://www.env.go.jp/park/yakushima/ywhcc/center/center.htm

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2013年08月13日子どもパークレンジャー!【屋久島地域】

屋久島国立公園 屋久島 アクティブレンジャー 水川

みなさん、こんにちは!
屋久島自然保護官事務所の水川です。

今回は、8月3日(土)に実施した「平成25年度 第1回 子どもパークレンジャー」についての報告です!
子どもパークレンジャーは、国立公園の自然保護官(パークレンジャー)の仕事を子ども達が体験しながら自然と触れ合い、自然保護や環境保全の大切さを学ぶ活動です。

第1回目の今回は、屋久島国立公園の海域公園地区に指定されている塚崎海岸で、タイドプール観察を行いました。
参加者は、島内の小学4~6年生18名です。
タイドプールでは、ビンゴゲームをして様々な生き物を探し、見つけた生き物とその場所を、自分たちでスケッチしたタイドプールと海岸線の地図に
書き込んでいきました。
子ども達は、見つけた生き物を箱メガネに入れたり、シャコを軍手で釣ろうとしたりと、思い思いのスタイルで観察を楽しんでいました。
最初、水に濡れないように観察をしていた子どもも、最後には肩までどっぷり水に浸かって、みんな夢中で海の中をのぞいていました!




お昼休憩の後は、パークレンジャー体験です!
看板磨きチームと海岸清掃チームに分かれて、パークレンジャーの仕事を体験してもらいました。
看板磨きチームには、看板を綺麗に拭いてもらい、柱に防腐塗料を塗ってもらいました。
海岸清掃チームには、海岸のゴミをたくさん拾ってもらいました。
普段体験できない作業に、みんな興味津々の様子でした。




塚崎海岸での活動の後は屋内に戻り、自分たちで描いたタイドプールと海岸線の地図に、見つけた生き物を描き加えた、タイドプールマップを班毎に作成しました。
見つけた生き物のイラストを模造紙いっぱいに描いて、最後は、どんな生き物がいたか、お気に入りの生き物や初めて見た生き物について発表しました。
中には、韓国から流れ着いたゴミを初めて見て印象的だったと発表する班もありました。
そして最後に、私から国立公園とパークレンジャーの話をして全ての活動を終えました。



左の写真は完成したタイドプールマップを持って発表する様子。
班毎にとってもカラフルで楽しいマップを作ってくれました!
右は、国立公園とパークレンジャーについて解説する様子。
炎天下の中、海で泳いで疲れていたと思いますが、最後までしっかりと話を聞いてくれました!

今回の子どもパークレンジャーでは、屋久島の海、その海に暮らすたくさんの生き物と触れ合いました。
そして、すばらしい自然がある国立公園と、国立公園の自然を守り多くの人に利用してもらうために働くパークレンジャーについて知ってもらえたと思います。
この体験をきっかけに、自然の中で大いに遊んで、自然をもっと身近に感じ、
大切にしてもらいたいと思いました。

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2013年08月13日口永良部島清掃活動その②! 【屋久島地域】

屋久島国立公園 屋久島 アクティブレンジャー 水川

みなさん、こんにちは!
屋久島自然保護官事務所の水川です。
前回の口永良部島活動報告その①から1ヶ月が経ってしまいました…。
しかし!その①を書いたからには、その②も書かなければ!!
ということで、遅れての報告になりますが、第二弾としてオオキンケイギクの駆除とサソリモドキについて報告します。

オオキンケイギクは、5月から7月にかけて鮮やかな黄色の花を咲かせるキク科の植物です。
九州各地の道端などでよく見られ、屋久島の県道沿いでもたくさんのオオキンケイギクが咲いていました。
一見コスモスに似たかわいらしい花ですが、自宅の庭や花壇に植えることはできません!
オオキンケイギクは、外来生物法(特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律)の「特定外来生物」に定められており、栽培、運搬、販売などが禁止されています。
いったん定着すると周りの在来種の生育場所を奪ってしまい、日本の生態系に重大な影響を及ぼします。

このオオキンケイギクは口永良部島にも定着しており、今回の活動で一部を駆除することになりました。
島の方にもお手伝いいただき、空き地を埋め尽くすほどぎっしり生えたオオキンケイギクを抜いていきました。



左の写真はオオキンケイギク。右はオオキンケイギク駆除作業中の様子。

作業を進めていると、なにやらお酢のようなすっぱい臭いが辺りに漂ってきました。
気のせいかと思い、黙々と作業を進めていたのですが…やっぱり臭う!
一面に生えていたオオキンケイギクを抜き、地面が見えてきた頃、ついに犯人が現れました!
サソリモドキです!!


正式にはアマミサソリモドキ(Typopeltis stimpsonii )といい、九州南部から沖縄にかけて分布しています。
夜行性で昆虫や土壌動物を補食し、危険を察知すると、おしりから液を噴射します。
この液は、成分の80%が酢酸で、手や顔に着くと危険です。
作業中に漂っていたすっぱい臭いの正体は、サソリモドキが噴射した液でした。

大学時代を沖縄で過ごした私ですが、恥ずかしながらサソリモドキは1~2回しか見たことがなく、今回口永良部島で出会えて、改めてサソリモドキのフォルムに惚れ惚れしました。

今回の口永良部島活動では、登山道の標識の塗り直し等も行いました。



パークボランティアの方2名という少ない人数での活動で、様々なハプニングもありましたが、なんとか活動を終えることができました。
皆さん本当にお疲れ様でした!

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2013年08月02日屋久島世界遺産センター 企画展やっています。 【屋久島地域】

屋久島国立公園 屋久島 アクティブレンジャー 田川

みなさんこんにちは。今年7月の屋久島の降水量は13.5mmで、観測史上最も少ない降水量となりました。続いて1958年の35mm、1960年の55.4mmとなっており、今年の7月は断トツに少なかったことが分かります。8月もしばらくは雨が少ない日が続くようで、雨が恋しいです。

さて、屋久島世界遺産センターでは8月2日より8月30日まで、貝殻の企画展『屋久島と九州・沖縄に生息する貝類 夏休みの工作・研究に貝殻を使おう!!』を開催しています。普段目にする海岸に打ち上げられた貝殻から、目にする機会が少ない大型の貝殻など様々な種類の貝殻を展示しています。屋久島だけでなく沖縄や鹿児島、宮崎で採取された貝殻も展示しています。




また貝殻展示だけでなく、クラフトコーナーを用意しています。貝殻を使って、いろいろな物を作ってみてください。


さらに、下記のイベントを開催する予定です。
■貝の生態展示 8月9日~15日
 屋久島の磯で見られる貝を生きたまま展示します。

■貝の標本の作り方 8月15日 14:00~16:00
 生きている貝から貝殻標本を作製する方法をレクチャーします。

■貝の種名調査 8月29日 13:00~16:00
 皆さんが海岸で拾ってきた貝の種名を調べます。名前を知りたい貝殻を持ってきてください。

屋久島に来られる際は、是非屋久島世界遺産センターまで足を伸ばして下さい。
http://www.env.go.jp/park/yakushima/ywhcc/

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