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アクティブ・レンジャー日記 [九州地区]

九州地方環境事務所のアクティブ・レンジャーが、活動の様子をお伝えします。

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西表石垣国立公園

74件の記事があります。

2017年06月20日中学生とオオヒキガエル捕獲【石垣地域】

西表石垣国立公園 石垣 アクティブレンジャー 仲本

最近の石垣地域は梅雨の時期を迎え雨模様の日が多いですが、例年の傾向から、もうすぐ梅雨も明けそうかなと感じている今日この頃です。

今回は、伊原間中学校1年生の生徒たちや保護者、地域の人たちのみなさんと一緒に学校周辺でオオヒキガエルの捕獲を行いましたので、ご紹介したいと思います。

石垣島の北部にある石垣市立伊原間中学校では、環境省の事業として、特定外来生物のオオヒキガエルを教材とした解剖実験や八重山諸島に生息している外来種について学び外来種への理解と関心を高めてもらう目的で地元のエコツアーガイドさんが講師になって環境教育を実施しています。今回の捕獲はその環境教育プログラムの第一回目の活動として行われました。

▲外来種についての基礎学習

まず、はじめに室内で外来種についての基礎学習とオオヒキガエルの捕獲方法の説明を行い、その中で石垣島に生息しているカエル(外来種と在来種)の鳴き声クイズを行いました。生徒たちは難しかった様子でしたが、オオヒキガエルの鳴き声を言い当てた生徒もいて、感心してしまいました。ちなみにオオヒキガエルのオスは「ボボボボボ・・・」と鳴きます。

室内の説明を終え野外に出て、みんなで懐中電灯や捕獲用の虫取り網を片手に、学校周辺と集落周辺に分かれて、約30分間オオヒキガエルを探しました。雨の降りしきる中でしたが、みんな一生懸命に辺りを探していました。

▲学校周辺での捕獲探索

探索した結果、短い時間でしたが、雨も降ったおかげか校内で大きなメスの個体を2個体、近くの公民館の芝生でオス2個体の合計4個体のオオヒキガエルを捕獲することができました。

▲捕獲したオオヒキガエル

最後に捕獲したオオヒキガエルのオスとメスの見分け方の説明があり、生徒らは興味深そうにオスとメスを見比べて観察していました。

▲オオヒキガエルをゲット!!

第一回目の活動を終えた生徒の感想からは、「これからもっと外来種について学んでいき、どうしたら問題を解決できるのかを自分なりに考えていきたい」と頼もしく答えていて、これからの生徒たちの成長に期待です。

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2017年06月16日イリオモテヤマネコイベント!開催します!!

西表石垣国立公園 西表 冨岡 健太

みなさん、こんにちは。

西表島では梅雨真っ盛りで連日雨が続いています。

外を歩き回るには少し嫌な雨ですが、カエル達にとっては恵みの雨のようで、夜になるとゲコゲコと大合唱が聞こえてきます。

どうも、お酒があまり飲めない下戸下戸の冨岡です。

さて、西表野生生物保護センターでは6月24日(土)25日(日)にイリオモテヤマネコのイベントを企画しています!

「西表島に住んでいるのにイリオモテヤマネコを見たことがない!」という子供達は多いみたいです。

普段の生活の中で本物に出会える確率は低いかもしれないけど、せめてどんな生き物なのか知って愛着を持ってもらえたらとの思いで企画しました。

メインターゲットは島の小中学生ですけど、大人も島外の方も楽しめる内容だと思いますので、お時間がある方はぜひぜひ遊びに来てください。

予約や事前申し込みは不要です。

イベント詳細はチラシをご覧下さい。

お問い合わせは西表野生生物保護センターまで!

連絡先

環境省西表野生生物保護センター

Tel 0980-85-5581

e-mail RO-IRIOMOTE@env.go.jp

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2017年06月09日サンゴの大規模白化・・その後は?【石垣地域】

西表石垣国立公園 神保彩葉

沖縄地方はただいま「梅雨」ですが、

こちら石垣島(八重山)は前線が過ぎてしまったのかすでに夏模様です。

 

「夏」といえば昨年の夏、

八重山ではサンゴの大規模白化という事件が起きてしまいました。

大規模白化後、海の中とサンゴたちは一体どうなっているでしょう?

先日、石垣島名蔵湾へ現地調査に行ってきましたのでご報告です。

名蔵湾冨崎北の海中景観

遠目で見ると、サンゴがたくさん残っているように見えますが・・。

近づいてみるとサンゴに藻が生えているのが分かります。

未だに白化しているイソギンチャク&威嚇するハマクマノミ

しかし、すべてのサンゴが死んでしまった訳ではありません。

懸命に生きるミドリイシ属

これからが期待の稚サンゴ

海に暮らす生き物や、私たち人間にとって、

サンゴから受けている恩恵は大きなものです。

今年も夏がやってきますが、海に入る際にはぜひサンゴの様子も気にとめてみて下さい。

【本日の一枚】

~名蔵湾の巨大コモンシコロサンゴ~

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2017年05月26日西表島で、オオヒキガエル捕まる!!

西表石垣国立公園 関東準之助

みなさん こんにちは。西表自然保護官事務所の関東です。

 5月23日に西表野生生物保護センター近くの古見集落内で特定外来生物のオオヒキガエルが捕獲されました。捕まった個体は、メスの成体で体長は約14cm、体重250gの繁殖可能個体です。

今回、捕獲された個体

 オオヒキガエルは中南米原産の大型のカエルで、サトウキビ害虫駆除の目的で日本を含む多くの環太平洋諸国に移入され、定着した各地で生態系に被害を引き起こして問題視されている侵略的外来種です。成体は耳腺(耳のうしろにあるコブ)から強力な毒物を分泌し幼生も毒をもっていることから、カエル類を食物とする様々な在来捕食者への毒による悪影響も懸念されます。オスは「ボボボボボ・・・・」と機械音のような鳴き声です。

 西表島で、オオヒキガエルが最後に捕獲されたのは10年前の2007年で以降は確実な目撃情報はありませんでした。環境省では、オオヒキガエルの再侵入に備えて引き続きモニタリングを強化しています。西表島内で個体を見かけた、鳴き声を聞いたというかたは西表野生生物保護センターまで情報をお寄せください。目撃したカエルの写真を撮影していただいくと確認がスムーズになります。

連絡先

環境省西表野生生物保護センター

Tel 0980-85-5581

e-mail RO-IRIOMOTE@env.go.jp

 意外とシャイなので正面顔を撮影しようとするとすぐにそっぽを向いてしまいます。

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2017年05月24日竹富町の小学5年生 西表野生生物保護センター見学

西表石垣国立公園 西表 冨岡 健太

みなさん、初めまして。

4月から西表自然保護官事務所に新しくアクティブレンジャーとして着任しました冨岡 健太と申します。

これから歴代のアクティブレンジャーに恥ないよう西表の情報を伝えていきたいと思いますので、よろしくお願い致します。

5月18日に竹富町の小学5年生の子供たちが西表野生生物保護センターを見学しに来てくれました。

子供たちの人数が43人と多くて一度に全員は見て回れないので、ヤマネコのDVDを見てからセンター内の展示物を見学する班と、逆順で回る班の2つに分かれました。

短い時間で子供たちに楽しんでもらえるよう、いくつか子供たちへの質問を用意していましたが、地元の小学校の子供たちだけであり、準備していた質問のほとんどがスラスラと答えられてしまいました。

用意した質問の一つに「西表島ってどういう島か知っているかな?」があり、質問してみたところ、子供から「様々な自然条件により、固有の進化をした生き物たちがいる島」というハッキリした答えが来ました。その的確で決して長くない確かな答えに私は驚きました。

私が用意した答えは「暖かな気候条件や水が豊かで湿潤な環境であり、地殻変動などにより大陸や他の島から来た生き物が戻ることができなくなり、その生き物たちが独自に進化を遂げた島」というもので少々長いですが、子供たちが出した答えを少し細かくしただけのものでほとんど同じような答えです。

他には「イリオモテヤマネコの特徴は?」という質問に子供たちは「耳が丸くて耳裏に白い模様がある、額には縦縞模様があって目の周りは白く、全身に模様があり太くて長い尻尾が特徴。」とハッキリと答えてくれました。

ほとんど特徴を言い当てていました。あと、幅広い鼻と胴長で短足に見えることも言っていれば私の用意した答えそのものでした。その後、いくつか質問を出しましたが私が準備した質問は、ほとんどが完璧に近い答えで言い当てられてしまいました。私よりも子供たちの方が詳しいかもしれません。「もっと勉強しなくてはいけないな」と思いました。

展示を見た後はヤマネコのDVDを視聴してもらいました。子供たち皆、真剣にDVDを見ていました。

イリオモテヤマネコの特徴や生態を展示物やDVD使って子供たちが持つ知識に新しい知識として継ぎ足すことができたかと思います。

子供たちが見学を終え、帰る前には記念にセンターから子供たちに絵はがきをお渡ししました。

今回の西表野生生物保護センターを子供たちが見学したことで、西表島の動物に関心を、前から関心があった子供たちにはよりもっと深い関心を持って頂けたらと思っています。

アクティブレンジャーに着任して、初めてセンター案内をしましたが、色々と気づかされる事も多く、次回に向けて励んでいこうと思いました。

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2017年05月23日カンムリワシの『悠々』放鳥【石垣地域】

西表石垣国立公園 石垣 アクティブレンジャー 仲本

先週の513日(土)に沖縄・奄美地方が梅雨入りしました。梅雨の時期は、急な落雷や局地的に激しい雨が降ることもありますので、お出かけ時には十分お気を付けください。

さて今回は、518日(木)に約1年ぶりとなるカンムリワシの幼鳥を放鳥しましたのでご紹介したいと思います。放鳥したカンムリワシは、民家の敷地にある農水用のため池で衰弱してプカプカと浮かんでいたところを民家の方が保護してくださいました。保護した際は、体温も低く、痩せていて助かるかどうかわからない状況でしたが、迅速な救護対応と獣医師さんの治療、カンムリワシ・リサーチ(民間団体)のリハビリケアのおかげで、無事に放鳥の日を迎えることができました。

▲カンムリワシが救護された農水用のため池

愛称は『悠々』と決まり、「嵩田の大自然で『悠々』と大空を羽ばたいてほしい」と願いを込めて、救護されたご家族の春花さん(高校生)が命名書を書いてくださり、放鳥日は力強く元気いっぱいに大空へ羽ばたいていきました。

▲命名書『悠々』

今年は交通事故による死亡事故が多発し、昨年から交通事故にあった個体の野生復帰まで至らないケースが増えている状況です。重傷個体が多い背景には、スピードの出し過ぎが考えられます。今年に入って石垣島での救護件数は7件で、その内交通事故による救護が5件、衰弱が2件となっています。これから石垣島は夏本番を迎え、生き物の活動も活発になるほか、観光で訪れる方も多くなります。特に夜間や早朝に自動車やバイクを運転する際は、野生動物が道路上に急に飛び出してくることもありますので、カンムリワシをはじめ、野生動物に気を付けて安全運転を心がけていきましょう!

▲放鳥したカンムリワシの幼鳥『悠々』

放鳥した『悠々』には、右足に緑カラーでMと刻印した足環を装着しています。足環のある個体の撮影に成功した場合は、カンムリワシ・リサーチまでご連絡ください。撮影画像を添付の上、撮影場所、日時をお知らせください。 重要な生存確認情報として記録させていただきます。

連絡先 カンムリワシ・リサーチ

Mailkresearch526@yahoo.co.jp

<カンムリワシの救護連絡先>

○石垣島

環境省石垣自然保護官事務所 0980-82-4768

石垣市教育委員会文化課   0980-83-7269

○西表島

西表野生生物保護センター  0980-85-5581

カンムリワシの救護情報はカンムリワシ・リサーチHPをご覧ください。

http://kanmuriwasi.web.fc2.com/

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2017年05月08日一緒に探そう。イノーのいきもの調査体験会【石垣地域】

西表石垣国立公園 神保彩葉

4月29日(土)、石垣自然保護官事務所とWWFしらほサンゴ村と共催で

「イノーのいきもの調査体験会」と題した観察会を開催しました。

当日は天気も良く、まさに観察日和!

 

どんな生き物がいるか、みんなで探します。

 

 

 

~見つけた生き物たちのご紹介~

  1. 1.フトユビシャコ

 

フトユビシャコは一番前の太くなった脚で、パンチを繰り出し、

そのパンチを使い、貝を割って食べています。

干潮時、じっと耳を澄ましてみると、

シャコ達の「パチン、パチン」と貝を叩く音が聞こえてきますよ。

 

観察するととても面白い生き物ですが、捕まえ方を間違えると、

手をパンチされて怪我をする恐れがあるので、素手では触らないようにしましょう。

 

2.ソデカラッパ

 

広がったハサミで顔を覆い隠しているこのカニは、ソデカラッパです。

巻貝やヤドカリを主に食べていて、カギ状のハサミを缶切りのように使い、

貝を割って食べています。

愛嬌があってとても可愛らしいカニです。

 

3.シカクナマコ

Before

 

このシカクナマコ、ものすごい技を持っているんです。

 

After

 

はい、溶けました!【黄色矢印先】

 

外敵から身を守るために、刺激を与えると溶けて内臓を出します。

そして敵が内臓を食べている間に逃げる・・という作戦です。

(ちなみに10日程で元の状態に戻るそうです。)

 

生きる為には色々と工夫が必要なんですね。

 

こんな風に、サンゴ礁には魅力的な生き物たちがたくさん棲んでいます。

 

みなさんも是非、干潮の海へ、足をのばしてみてください。

 

記念撮影

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2017年05月01日グリーンイグアナのテレメトリー調査を終えて【石垣地域】

西表石垣国立公園 アクティブレンジャー 仲本

こんにちは。沖縄の県花となっている真っ赤なデイゴの花が開花して、石垣島は春の賑わいを見せている今日この頃です。

▲デイゴの花

さて、今回は2016年春から2017年春まで行ったグリーンイグアナのテレメトリー調査をひとまず終えたのでご報告したいと思います。調査地は、石垣島北部にある美しい景観が広がり、真っ白な砂浜とコバルトブルーの海を一望できる場所にあります。

▲美しい景観が広がるイグアナテレメトリー調査地点

グリーンイグアナは、環境省で重点対策外来種に選定され、対策の必要な種になっています。今回のテレメトリー調査は、海岸沿いを歩き、発信器の付いたグリーンイグアナをアンテナで探知して、どこにいるのかを特定してGPSでポイントに落としました。定期的にテレメトリー調査を行うことで、グリーンイグアナの行動範囲や好む環境を知る基礎的な情報を得ることができます。

▲テレメトリー調査時の様子

気温30度を超える真夏日の中を探索したり、トゲトゲしたアダンやツル状の植物に行く手を阻まれたりしながら、なんとか約一年間に及ぶ調査を終えることができました。

苦戦した調査ではありましたが、日々調査で出会う生き物や咲かせる花など、何気なく調査で通る砂浜も日々変化していることに気付かされ、改めて、自然のすばらしさや大切さを実感することができた約一年間の調査でした。

▲調査時に見つけたハマボッスの花(4月上旬)

4月上旬に砂浜を調査していると、白い花が海岸沿いに咲いており、白い花の植物について図鑑を広げて探してみると、「ハマボッス」と呼ばれる植物でした。全国の海岸沿いに分布している植物ですが、せっかくなので簡単にハマボッスについてご紹介したいと思います。

【ハマボッス】・・・北海道から沖縄までの広範囲の海岸の岩場や砂地に生える海浜植物です。茎は円柱形で直立して、高さ10から40cmになります。漢字では「浜払子」と書き、花の咲く様子が払子(ほっす:獣の毛などを束ねて柄をつけた仏具)に似ていることに由来しているそうです。

夏場に開花する植物なので、ぜひ、石垣島の砂浜を散策した際は見つけてくださいね。

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2017年04月14日帰ってきたクロツラヘラサギ

西表石垣国立公園 関東準之助

みなさん、こんにちは。西表自然保護官事務所の関東です。

本日は、嬉しいお知らせを。

 昨日、事務補佐さんが「保護センター近くの川にクロツラヘラサギが4羽、来てるよ~」と教えていただいたので、さっそく見に行ってきました。

 河口に出ている干潟を見ると採餌している3羽を発見(あれ?1羽はどこ行った)。

そのうちの1羽には標識用のリングが装着されていました。ナンバーを確認してみると・・・なんと!昨年の4月に保護し5月に放鳥した個体でした。右脚:黄色(J19)と足首にシルバーリング・左脚:赤と緑

 放鳥したときは、歩いて去り(飛ばなかった)その後に周辺でも確認されず行方不明になった個体だったので不安でしたが、仲間を引き連れて西表島に立ち寄ってくれたようです。保護して野生へ返した個体が元気な姿を見せてくれると嬉しいですね。

※保護の経緯について、詳しくは下記を参照してください。

クロツラヘラサギ保護・放鳥(アクティブ・レンジャー日記)

https://kyushu.env.go.jp/blog/2016/06/post-203.html

島のいきものnews(西表野生生物保護センター)

http://iwcc2.seesaa.net/archives/201606-1.html

 そして本日、事務補佐さんが「まだ、3羽居たから写真撮ったよ~」と見せてくれたので確認すると足環をつけた個体も写っていました。

  あれ?何か違くない???

 足環の色と個数が違っています。どうやら一晩で個体が入れ替わったようです。H34と刻印があるので韓国で標識された個体かもしれません。最初は4羽居たので、2羽が標識個体で2羽が未標識個体かもしれませんね。西表でしっかり栄養摂って繁殖地へ旅立ってくれればと思います。

 

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2017年04月11日アメリカザリガニの防除対策【石垣地域】

西表石垣国立公園 石垣 アクティブレンジャー 仲本

以前、AR日記で投稿しました「石垣島でアメリカザリガニを初確認」についての続報をご報告したいと思います。

(前回のAR日記はこちら→http://kyushu.env.go.jp/blog/2016/08/post-229.html

最近は、さまざまな人間活動が自然環境に影響を与えていますが、特に問題となっているのが外来生物の問題です。2016年の夏に、石垣島の某所の池で、石垣島には本来生息していないはずのアメリカザリガニが確認されてしまいました。アメリカザリガニは、「生態系被害防止外来種リスト」の緊急対策外来種に選定され、積極的な防除を呼びかけています。

アメリカザリガニを確認して以降、人力での定期的な捕獲作業に加え、施設を管理している石垣市と調整しながら、池に流れ込む水をせき止めて、汲み上げ式ポンプで水を枯渇させる等して、アメリカザリガニの根絶に向けて取り組んでいたところでした。

▲汲み上げ式ポンプで水を拭く作業時の様子

取り組み直後は、アメリカザリガニの小さな幼体も確認され、今後どんどん拡散してしまうことが懸念されていましたが、定期的な捕獲と防除対策のおかげで、現在、生息していた池で、ひとまずはアメリカザリガニを確認することはできないまでに至っています。

▲池で捕獲したアメリカザリガニの幼体(体長:約2cm

生息池では、約300個体を捕獲し、池のみでかなりの数のアメリカザリガニが生息していたことから、池で繁殖して増えてしまっていたと考えられます。池には、アメリカザリガニの他にも、外来生物のオオヒキガエルやそのオタマジャクシ、浮き草のホテイアオイ、外来魚のティラピアやグッピーなど、外来生物が多く生息していた池でした。

▲水抜き前の池

▲完全に枯渇した池

ひとまず池でのアメリカザリガニの繁殖は抑えられたものの、また見知らぬ場所で再び確認されることが懸念されますので、石垣島でアメリカザリガニの目撃情報などがありましたら、石垣自然保護官事務所(TEL:0980-82-4768)までご連絡ください。

外来生物が入ってしまったら、できるだけ早くみつけだして、拡がってしまう前に防除することがとても大事なことなので、ご協力をよろしくお願いいたします。

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