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アクティブ・レンジャー日記 [九州地区]

九州地区のアクティブ・レンジャーが、日々の活動や地域の魅力を発信します。

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西表石垣国立公園 石垣

96件の記事があります。

2015年10月28日西表島鹿ノ川ビーチクリーン【石垣地域】

西表石垣国立公園 神保彩葉

みなさまこんにちは。

こちら石垣島もすっかり秋めいてきましたが、まだまだ日中は暑く半袖で過ごせる程度です。

さて先日10月12日(月)、八重山環境ネットワークによる、西表島鹿ノ川のビーチクリーンに

石垣自然保護官事務所は事務局として参加しました!

 

鹿ノ川海岸は、通常人が上陸できない場所にあります。

石垣島~鹿ノ川海岸の手前までは、海上保安庁の巡視船「あだん」で移動し、

島に上陸するために海上で小型船に乗り継ぎ、鹿ノ川海岸へ上陸しました。

 

▲鹿ノ川海岸

 

▲打ち上げられた漂着ゴミ

 

 

参加者で力を合わせて、いざ清掃開始です!

 

▲ビーチクリーンの様子

 

ゴミの収集はもちろん、分別も全て手作業で行われます。

ゴミは色々な物があり、国内外のペットボトル、日用品、

波によって小さくなったプラスチック、船のブイやロープ、医療用の注射器まで打ち上がっていました。

 

今回、あまりの大量のゴミに時間内に全て拾うまでは出来ませんでしたが、

1日でこんなにも多くのゴミを回収することが出来ました。

みなさんお疲れ様でした!

 

▲記念写真

 

 

 

回収後、鹿ノ川海岸を散策していると、岩場に張り付いている

イソギンポ科の魚"ヨダレカケ"を発見しました。

 

▲ヨダレカケ:琉球列島以南~台湾、インドネシアに生息

 

また、帰りの船では、船が通過した後、驚いて跳びはねる魚を食べにきている

"カツオドリ"の姿も観察することが出来ました。

 

▲船についてくるカツオドリ

 

ところで鹿ノ川という場所は急深の岩礁性内湾で、

"ジュセイラ"という貝の絶好の生息地だということをご存知ですか?

日本でジュセイラは、鹿ノ川によく見られるので、別名:カノカワガイと呼ばれています。

 

そして"ジュセイラ""ショウジョウラ""バンザイラ"の三種は

「三大美螺」と呼ばれており、とても美しい貝です。

 

▲左:ショウジョウラ 右:ジュセイラの欠片

 

 

豊かな自然環境と生き物たちの生命力に驚かされ、その一方で海に漂着していた大量のゴミを思うと、

一人一人が出来ることをやらなければと痛感した一日となりました。

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2015年10月02日子どもパークレンジャー!平久保サガリバナ群落ボランティア作業【石垣地域】

西表石垣国立公園 神保彩葉

みなさまこんにちは!石垣自然保護官事務所の神保です。

石垣島北部地域子どもパークレンジャー事業第4回目として、9月26日(土)に平久保サガリバナ群落のボランティア作業を行ってきました!

 

現地に到着するなり、元気いっぱい木に登って遊んでいる子どもたち。

さすが自然に囲まれて育っているだけありますね~(^^)

▲木に登る子どもたち

 

 

当日の作業は、平久保サガリバナ保存会のみなさまの説明やサポートを頂きながら、みんなで古くなったり、虫に食べられたりしている葉の剪定を行いました。作業が始まるとみんな夢中になり、葉を落とす「パチッ、パチッ」という音が響いていました。

▲葉の剪定作業中のようす

 

作業の後は軽食タイムです。

この日の軽食は・・石垣島のソウルフード「からそば」。

※からそばとは、八重山そばとサバの缶詰等を混ぜ合わせたものです。

 

ただし!この日のからそばは特別仕様で、大皿はバショウの葉、取り皿はゲットウの葉、お箸はススキの茎を切り、自分たちで作成しました。

全て自然のものなので、ゴミが出ず環境に優しい&自然が豊かな場所ならではのアイディアですよね。屋外でみんなと一緒に食べるご飯は格別なようで、大盛りだったからそばを、おなかいっぱいになるまで食べていました。

▲MY箸作成中

 

▲オリジナル「からそば」出来上がり

 

▲食事のようす

 

 

食事の後はサガリバナの観賞を行いました。

サガリバナの花は夜に咲くため、日没前と日没後とではまた違った姿を見せてくれます。

さっきまでつぼみだった花が、日が暮れるにつれて開いていく様子をみんなで観賞しました。

▲日没前のサガリバナ          

 

▲日没後のサガリバナ

 

 

 

あたりが暗くなると、昼間にはなかなか見られない生き物たちも出てきてくれます。

この日はなんとヤシガニも姿を見せてくれました。

 

▲見つけたヤシガニ

 

きれいな月夜の中、サガリバナの観賞と格別な軽食、そしてサガリバナ群落内を冒険するなど、盛りだくさんでとても贅沢な一日でした。

 

当日ご協力いただいた平久保サガリバナ保存会のみなさま、本当にありがとうございました!

 

子どもたちに自分の生まれ育った北部地域を好きになってもらい、将来は自然を守る発信者となってくれたら・・と願っております。

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2015年10月02日台風13、15、21号の被害【石垣地域】

西表石垣国立公園 アクティブレンジャー 仲本

こんにちは。石垣自然保護官事務所の仲本です。最近の石垣島は良い天気が続いています。少し夜も涼しくなり、もう真夏の時期も終わりかなと感じる今日この頃です。

  

今年の石垣島は台風の当たり年で、数回台風が接近しました。中でも台風13号と15号は大型で被害が大きく、甚大な被害を与え過ぎ去っていきました。

  

8月7日の台風13号では、石垣島の観光名所になっている御神崎の、事務所が設置した案内標識も被害にあってしまいました。被害状況は以下の写真のとおりです。案内標識の赤瓦が強風で、はがれ落ちていました。台風で瓦屋根がはがれてしまった家も多く、石垣島の瓦屋は台風後、瓦の修理に追われ、忙しくしていました。現在は、案内標識の赤瓦を修繕し、元通りになっています。

赤瓦がはがれ落ちた案内標識

    

台風15号は8月23日に石垣島を直撃し、最大瞬間風速71mと過去の記録を更新しました。私が台風15号で目にした被害は、船の転覆、暴風による自動車の横転、自動車の窓ガラスが割れている、電柱が折れているといった被害です。被害を目にし、最接近時は相当な暴風が吹き荒れていたんだと実感しました。最接近時は私もこれまで経験したことのない暴風で家が揺れ、家の中に居てもこわいほどでした。

     

また、台風15号の被害は市街地だけはなく、石垣島北部にある米原ヤエヤマヤシ群落(国指定の天然記念物)の環境省で整備している展望台デッキや遊歩道でも起こりました。遊歩道にはかかり木となり、倒木したヤシの木が数本倒れていました。強風のため根が浮き、ヤシの幹には亀裂が入り、いつ倒れてもおかしくない状況のヤシの木を確認しました。

    

9月28日の台風21号では、倒木の可能性のあったヤシの木が台風の強風で倒れ、展望デッキを直撃し、デッキ板が破損してしまいました。現在、復旧作業を行っているため、展望デッキの立ち入りを禁止し、歩道の途中まで通行止めの立ち入り制限を行っています。

台風15号で幹に亀裂が入っていたヤシの木(倒木前)

台風21号で展望台デッキに倒木したヤシの木(倒木後)

     

今年の石垣島は台風の直撃が数回あり、これから秋にかけても台風が襲来するおそれがあるので、今後も台風による被害が心配です。現在も近年ないペースで台風が発生しているため、皆さんも引き続き気象情報に注意しながら、お過ごしください。

   

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2015年09月15日海の自然教室 part2 ~in米原~【石垣地域】

西表石垣国立公園 石垣 神保彩葉

環境省主催のスノーケルを使った観察会、第二弾!!

海の自然教室in米原を9月6日(日)に行いました。

石垣市施設管理課の方々と共催で行った今回の観察会。

嬉しいことに申込が殺到し、募集をかけてすぐに定員いっぱいとなりました。

当日は、大人9名、小学生10名、中学生2名の計21名の参加でした。

 

開会式では、八重山警察署の方から水難事故防止運動とのことで、注意喚起をしていただきました。スペシャルゲストで沖縄県警のマスコットキャラクター、シーサー君も登場し、みなさんカメラを構え、和やかな雰囲気の開会式となりました(^^)

 

 

▲八重山警察署から注意喚起のようす

 

開会式のあとは、海へ入る前の事前学習を行いました。

クイズを交えながら、「サンゴってなんだろう?」「海には毒を持っている生き物もいる」ということをみなさんに知ってもらいました。

 

▲事前学習のようす

 

 

  

 

スノーケルの観察会は、班ごとに分かれパークボランティアの方々がリーダーとなり、案内役となります。

参加者のみなさん、リーダーの解説に夢中で聞き入っておりました。

 

▲リーダー解説中

 

 

▲観察中のようす

 

 

 

観察会終了後、参加者のみなさんにアンケートに答えてもらいました。

 

~アンケート結果(18名)~

〇あなたの出身地は?

1位 石垣市 10名 

2位 県外  8名

〇海の自然教室へ参加するのは初めてですか?

はじめて:14人  過去に参加経験あり:4人 

〇今回の行事に参加した理由は?(複数回答あり)

*トップ3*

1位 生き物の名前や生態が知りたかった 12名

2位 スノーケリングをする機会がない  7名

3位 子どもに体験させたかった     6名

 

このアンケートから、これまでは県外からの参加者が多数だったにも関わらず、

今回はなんと石垣島出身の参加者が上回ったことが分かりました。

 

現在、沖縄県民の海離れが懸念されています。

そして今、多くの方や団体が海や自然環境の普及啓発活動を行っています。

多くの方々の努力が、こうして少しずつ結果として出てきているのだととても嬉しく思いました!

 

八重山の美しい海を守るためにも、今後も普及啓発活動には力を入れていきたいと思います。

 

 

▲米原の海のようす

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2015年08月18日人工島オオヒキガエル捕獲【石垣地域】

西表石垣国立公園 石垣 アクティブレンジャー 仲本

こんにちは。石垣自然保護官事務所の仲本です。

 

前回、お知らせしていました第8回石垣島オオヒキガエル捕獲大作戦が無事に終了し、8月16日(日)に表彰式を行いました。結果は、21日間の捕獲期間で2,950個体を捕獲することができました。捕獲してくれた皆様、本当にありがとうございました。また、夜遅くまでお疲れさまでした。

第8回石垣島オオヒキガエル捕獲大作戦捕獲結果

         

また、7月22日の夜間には、西表石垣国立公園パークボランティア活動として、石垣島の石垣港にある人工島(約70ha)で、オオヒキガエルの捕獲作業を実施しました。

この活動は、石垣島から他の八重山諸島へのオオヒキガエルの侵入を防ぐため、石垣港近くに生息しているオオヒキガエルを捕獲し、資材や荷物を乗せる船に紛れて、オオヒキガエルが他の八重山諸島へ侵入するリスクを少しでもなくしていこうと取り組んでいるボランティア活動です。定期的な捕獲を始めた最初の年は2012年でした。2012年の1年間は月2回のペースで人工島のオオヒキガエル1200個体を捕獲することができました。毎年定期的に捕獲したおかげで、年々捕獲数が減少し、現在では1個体のオオヒキガエルを見つけるのも困難な状況まで減少してきています。

テトラポットや石材が置いてある人工島の環境

   

捕獲は、パークボランティアや環境省業務委託の調査員、港湾工事事業者のみなさんにもご協力いただき、総勢25名で行いました。資材やコンクリートブロックの下など、人工島の平坦な広い砂地を探索していただきました。オオヒキガエルは、一度に数万個の卵を産むため、一度でも繁殖を見逃してしまうと、たちまち個体が増えて、オオヒキガエルだらけになってしまうため、そうさせないように、丹念に探していきます。

2時間近く探索しましたが、うれしいことに今回オオヒキガエルを発見・捕獲することはありませんでした。作業された工事事業者の方からは、オオヒキガエルを捕獲したかった(!?)と残念がるみんなの声も聞けて、意欲的に活動に参加してくださったみんなを見ることができ、うれしく思いました。

港湾工事事業者へオオヒキガエルについて説明

     

せっかく、ここまで人工島のオオヒキガエルの生息数を減らしている現状なので、これ以上、人工島でオオヒキガエルが繁殖して増えないように、これからも地道に巡視を続けて行きたいと思います。

 

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2015年08月13日ドキドキ!鍾乳洞探検【石垣地域】

西表石垣国立公園 石垣 神保彩葉

石垣自然保護官事務所では、石垣島北部地域の子ども達にも自然に触れ親しんでもらう機会を作るために、

北部の子ども達を対象に子どもパークレンジャー事業を行っています。

 

 

先日8月6日は、地形、地質とコウモリ等の洞窟性の生き物を学ぶため、鍾乳洞に行ってきました!

 

▲草むらをかきわけて・・入り口はどこだ~?!

 

 

▲入り口発見!ロープでゆっくりと降りていきます・・。

 


 

 

鍾乳洞の中にはコウモリがたくさん住んでいます。

そこで、コウモリの鳴き声を聴くことの出来る装置、「バットディテクター」を使って鳴き声を聴きました。

頭上を飛び回る多数のコウモリに子どもたちが歓声をあげていました。

 

 

▲バットディテクター

 

 

 

▲鍾乳洞の中

 

 

 

真っ暗な鍾乳洞。

洞窟の中には所々に真水がたまっている箇所もあります。

しかし、水のある場所へも物怖じせずにジャブジャブと入っていく子ども達。

 

ウェットスーツ、ヘルメット、ヘッドバンドと完全装備した姿は、まるで"探検家"のようでした!

しばらく突き進むと光の入る明るい場所に到着しました。

 

  

 

▲辿り着いた場所


 

辿り着いた場所で記念撮影を終え、来た道を戻り、閉会式。

鍾乳洞は、一見海やサンゴは関係がないように見えても、サンゴと密接に関わっていること、昔はサンゴだったことを子ども達へ説明し解散となりました。

 

 

なかなか鍾乳洞の中を探検するという機会は少なく、今回貴重な体験になったと思います。

自分たちの住んでいる島には自然体験ができる貴重な場所があると、子どもたちが大きくなったときに自慢できるような環境を、私たち大人が守っていきたいものです。

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2015年08月06日名蔵アンパル清掃活動【石垣地域】

西表石垣国立公園 アクティブレンジャー 仲本

2005年11月にラムサール登録湿地となった名蔵アンパルは、今年で10周年を迎えます。そこで、ラムサール条約登録10周年記念事業として、8月1日~2日の2日間で名蔵アンパルのゴミ清掃作業が行われました。

   

名蔵アンパルは、干潟やマングローブ林、海浜などで構成されている多様な自然環境が残っている貴重な湿地です。今回は、その名蔵アンパル内にある排水路の下流に堆積したゴミの清掃活動を地元団体の「アンパルの自然を守る会」が環境省のグリーンワーカー事業を活用して行ったもので、地元の関係団体や高校生のみなさん約50人にご協力いただきながら実施されました。鳥の影響の少ない時期ということで真夏の暑い時期の作業となりました。

カヌーで排水路の下流に到着

   

作業1日目は、散乱しているゴミを集める作業を行いました。約30年近くも清掃活動を行っていなかったエリアだったため、多くのゴミがマングローブ林内にありました。集めたゴミの中には、肥料袋、防風ネット、タイヤなどのゴミがありました。他にも農業用の貯水タンク、冷蔵庫、洗濯機、チャイルドシートのような大きなごみもありました。

名蔵アンパル内での清掃活動の様子

   

2日目は、みんなで集積したゴミを排水路の中流部にかかった橋までカヌーで運び、クレーン付き車両で橋上に運び上げる作業を行いました。大きなゴミをカヌーで運ぶのは、とても操作が大変だったと思いますが、転覆することなく無事に運び上げるのはさすがです。

そして、運び上げたゴミをみんなで分別し、作業は終了しました。

カヌーで集積した大きなゴミを運ぶ様子

   

炎天下の中での清掃活動でしたが、汗をかきながら参加したみんなが協力し合い、約30年間もゴミが堆積していた場所がすてきな環境になりました。ゴミを回収する作業は、ヘドロに足を取られたり、ヘドロから出る硫黄のような臭いにも耐え、泥だらけになりながらの作業でしたので、みなさん本当にお疲れさまでした。

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2015年07月29日海の自然教室in真栄里【石垣地域】

西表石垣国立公園 石垣 神保彩葉

毎年環境省主催で行っている、スノーケルを使った海の観察会、海の自然教室in真栄里と題して、7月18日(土)に開催しました!

当日参加者は13名(親子4組、中学生4名、一般1名)となりました。

今年は午前中に室内学習、午後から班に分かれて、スノーケルの観察を行いました。

始める前に、ちょっとしたゲームを行い、緊張している心と体をほぐしてから学習開始。

まずは生き物クイズ!

 

今回こんなクイズを出題してみました(^^)

みなさんはどれくらい答えられますか?

 

▲生き物クイズ

 

ヒントがないと分からない!ということで環境省国際サンゴ礁研究・モニタリングセンターの中にヒントを隠し、参加者に探し出してもらいました。

子どもも大人もセンター内を探し回り、「ヒントはどこだ~」と必死に探していました。

 

 

クイズの後、海に入る際の注意事項を説明してから、お昼休憩。

 

休憩中には、生き物をどれだけ見つけられるか、耐水性のビンゴを作成し、ビンゴの枠の中に見たい生き物を描いてもらいました。


 

▲生き物ビンゴ

 

 

作成したビンゴシートを持って、いよいよ海へ!

 

 

▲参加者とユビエダハマサンゴの群落

 

 

ビンゴに描いた生き物を見つけようと、参加者もスタッフも一生懸命探しました。

 

すると、班のリーダーをお任せしていたパークボランティアの方が、クモガイの仲間を見つけました。

 

このクモガイ、なんと手の上に乗せるとピョンっと跳ねて、海の中に帰っていったそうです。生き物にはいつも驚かされるばかりです...。

 

▲クモガイの仲間

 

 

そして閉会式。ビンゴの結果を参加者に尋ねると、なんと全員ビンゴ!

中には全部ビンゴしたという参加者もいたほどで、みなさん景品を手に満足そうにして帰って行きました。

 

 

 

真栄里海岸は街にとても近い海です。しかしこれだけ多くのサンゴや生き物たちも生活しています。

  

私たちの暮らしているすぐ近くに豊かな自然が存在していること、そしてその自然に興味を持ち、好きになってもらうことから自然保護は始まると思います。

 

スノーケルが初めてだった参加者も、そうでない参加者も、今回の観察会を通じて、海との距離を縮めるきっかけとなってくれれば幸いです。

 

 

夏休みもまだ始まったばかり。

みなさまも是非夏休みの思い出作りに、海に足を運んでみてください。

 

※海に入る際は、必ずルールを守り安全に楽しみましょう。

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2015年07月21日第8回石垣島オオヒキガエル捕獲大作戦【石垣地域】

西表石垣国立公園 石垣 アクティブレンジャー 仲本

今年で第8回目となる石垣島オオヒキガエル捕獲大作戦を、環境省主催、石垣市共催により、平成27年7月13日(月)~8月2日(日)の21日間実施しています。

  

オオヒキガエル捕獲大作戦は、市民の方を一般募集し、参加された方々がオオヒキガエルハンターとなり、石垣島に生息しているオオヒキガエルを捕獲することで、数の多さや生態系への悪影響を肌で感じていただくことを目的としています。そして、捕獲イベントとして毎年実施し、数多くの個体を捕獲することで他の八重山諸島への侵入を防除することも期待できます。

【農道の脇から出てきたオオヒキガエル】

 

オオヒキガエルが石垣島に入ったのは、1978年で、害虫駆除のため人為的に数個体が持ち込まれたのが始まりと言われています。現在では、石垣島の畑や田んぼだけでも3~5万匹の個体が生息しているという推定もあります。オオヒキガエルは害虫以外の昆虫も食べてしまうため、石垣島在来の昆虫が減ってしまうおそれがあると心配されています。

 

また、オオヒキガエルは毒をもっています。目の後ろに、耳腺と呼ばれる液状の白い毒を出す部分があります。毒の出る箇所を刺激しなければ毒は出ませんが、カエルを食べるヘビが丸飲みして死んだり、ペットの犬や猫も毒によって死んでしまうケースも起きています。まだオオヒキガエルが生息していない西表島で繁殖してしまうと西表島にしか生息していないイリオモテヤマネコなどにも影響が出てしまうおそれがあります。そのため、環境省では各離島の拠点となる港で重点的に防除を行うとともに、西表島等で鳴き声によるモニタリングを実施し、早期発見・防除に務めています。

 

島にもともと生息していない生き物である外来生物が増え続け、外来生物が当たり前のように島の自然になじみ、本来あるべき自然の姿が失われていくことは、とても寂しく残念なことですし、長い年月をかけて築かれてきた生態系のバランスが突如として狂ってしまうことは,とても恐ろしいことです。

【捕獲されたオオヒキガエルの幼体】

  

去年、実施したオオヒキガエル捕獲大作戦では、14日間と短い期間でしたが、高校生を含む42名の市民に参加していただき、計2,772個体のオオヒキガエルを捕獲することが出来ました。今回の捕獲大作戦は21日間と前回に比べ、少し期間が長いので、去年よりも多くの個体が捕獲出来ることを期待しています。

【第8回石垣島オオヒキガエル捕獲大作戦ポスター】

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2015年07月21日平久保サガリバナ開花式

西表石垣国立公園 神保彩葉

みなさま「サガリバナ」をご存知ですか?

サガリバナは熱帯、亜熱帯地域に自生する樹木で、石垣島では6月から9月に見頃を迎えます。この花は、日没後から開花し、朝には花が落ちてしまうという特徴を持っています。

7月4日、石垣島の北部にあります、平久保地域にて平久保サガリバナ保存会主催の平久保サガリバナ開花式が行われました。

▲地元の子どもたちによるセレモニーで幕開け  写真提供:大塚勝久

▲平久保サガリバナ保存会、米盛会長から挨拶

開花式当日は、すでに咲き終えてしまった花も多かったですが、

月夜に照らされる幻想的なサガリバナに多くの人が魅了されていました。

まだつぼみも多く見られ、順次開花していくサガリバナを観ることができますので、是非サガリバナの観賞と芳香を楽しみにいらしてみて下さい。

▲サガリバナ

平久保サガリバナ地図(石垣市観光交流協会)

http://www.yaeyama.or.jp/docs/2014070100018/

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