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アクティブ・レンジャー日記 [九州地区]

九州地区のアクティブ・レンジャーが、日々の活動や地域の魅力を発信します。

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西表石垣国立公園 石垣

94件の記事があります。

2018年04月17日やえやまサンゴカフェ、開催のお知らせ

西表石垣国立公園 神保彩葉

2018年は国際サンゴ礁年!

八重山では、主にサンゴの普及啓発を行っている団体で構成された

「国際サンゴ礁年2018@八重山実行委員会」による"やえやまサンゴカフェ"を

月1回程度、定期開催していきます!

サンゴカフェとは、気軽にサンゴやサンゴ礁の魅力に触れ、学び、語りあう場のことです。

この度、第1回~3回(4月~6月)までの内容と日時が決定しましたので、お知らせします!

第1回~3回(4月~6月)のチラシ

記念すべき第1回は、4月22日(日)午後2時から、アートホテル石垣島で行われます!

サンゴ学習推進団体である、わくわくサンゴ石垣島のスタッフが中心となり、パズルやパネルシアター、

ぬりえ等、様々なアクティビティを通じて、楽しくサンゴやサンゴ礁について教えてくれます。

第2回(5月)は石垣市内飲食店にてサンゴカフェならぬサンゴBAR。

第3回(6月)は、アートホテル石垣島にて、

寸劇?!を交えた「サンゴ博士と助手によるサンゴSHOWトリビア!」

といったように、各回、対象やバリエーションを少しずつ変えながら、

たくさんの人に参加してもらえるよう、工夫していきたいと思います!(6月以降も現在計画中!)

みなさま"やえやまサンゴカフェ"ぜひご参加ください♪

詳細はチラシ参照、お問合せは下記までお願いします。

【お問合せ先】

国際サンゴ礁年2018@八重山実行委員会 事務局:神保

(国際サンゴ礁研究・モニタリングセンター)

TEL 0980-82-4902 (平日8:30~17:15)

Mail coremoc@sirius.ocn.ne.jp (24h対応)

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2018年04月13日竹富島巡視【石垣地域】

西表石垣国立公園 石垣 石垣管理者

アクティブレンジャー日記をご覧の皆様、はじめまして。

今年度新しく石垣自然保護官事務所のアクティブレンジャーとして着任いたしました、

山田 駿(やまだ しゅん)と申します。

大阪出身で、石垣島に訪れたのはこのご縁が初めてですが、

すでに八重山諸島の魅力に取り憑かれつつあります。

この素晴らしい自然を後世に残せるように微力ながらも精一杯取り組んでいきますので、

どうぞよろしくお願いいたします。

さて早速ですが、4月3日に竹富島に巡視に行って参りましたのでその様子をお伝えします!

竹富島は、石垣島からフェリーに乗り約15分で到着する、人口350人ほどの島で、

島全体が西表石垣国立公園に指定されています。

観光業が盛んで、昔ながらの町並みや、美しい景観が訪れる人々を楽しませています。

水牛観光と石垣(島中心部付近)

西桟橋付近

島の中心部に向かうまでに、

沖縄県の県花であるデイゴの並木が見頃を迎えていました。

青い空に真っ赤な花がよく映えます。

島を探索していると、草陰からなにやら物音が聞こえました。

国の天然記念物でもある、キシノウエトカゲです。

大きさは最大約40cmになり、日本で最も大きなトカゲです。

宮古諸島、八重山諸島に生息している日本固有種で、

海岸近くの砂地やサトウキビ畑などの開けた場所で見られることが多いです。

国の天然記念物に指定されているため、もし見かけた際は捕まえようとせず、

そっとしといてあげてください。

これからこのアクティブレンジャー日記にて、石垣島や八重山諸島の魅力や様子をお伝えしていければと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。

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2018年03月06日サンゴの日イベント☆

西表石垣国立公園 石垣管理者

こんにちは、石垣自然保護官事務所の神保です。

石垣島は暖かい日が続き、すでに半袖で過ごせる気候です。

もはや春を通り越して夏が近いのかなぁといった感じです。

さて、3月5日は「サンゴの日」ということで、

ただいま石垣港離島ターミナルでパネル展を開催中です!

~パネル展示「日本最大のサンゴ礁"石西礁湖"を知ろう」~

国際サンゴ礁年2018もPR中!

サンゴ礁ウィーク2018期間中である、2月24日~3月11日まで

開催しておりますので、離島ターミナルをご利用の際には、是非見ていってください。

↓その他サンゴ礁ウィーク2018のイベント情報はこちら。

サンゴ礁ウィーク2018HP(沖縄県サンゴ礁保全推進協議会)

http://coralreefconservation.web.fc2.com/sangoweek/sangoweek2018.html

また、3月4日(日)は、崎枝公民館にて行われた

「畑と海をつなぐサンゴのまつり」にも協力という形で参加してきました!

【共催】NPO法人石西礁湖サンゴ礁基金・崎枝公民館

芝浦工業大学「石垣島を元気にするプロジェクト」

畑から、赤土が海に流れにくくするための対策は色々とありますが、

今回のイベントでは、「株出し栽培(補植)体験」と「緑肥体験」を行いました。

株出し栽培とは、サトウキビの収穫した後の切り株を再利用し、畑をなるべく耕さない農法です。

この農法を行うことで、赤土流出を大幅に抑えることができます。

今回は、芽が出なかった場所に追加で補植をしました。

サトウキビの補植体験のようす

サンゴ礁ウィークと国際サンゴ礁年ということもあり、

今年はさらに盛り上がっております!

引き続き、島内だけでなく、全国各地で様々なイベントが開催される予定ですので、

よかったら興味のあるイベントに参加してみてくださいね。

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2018年02月02日コウノトリが飛来!!

西表石垣国立公園 アクティブレンジャー 仲本

本年もどうぞよろしくお願いします。石垣島はヒカンザクラが咲く季節になりました。

さて、みなさんコウノトリはご存じでしょうか?

国内希少野生動植物種や国の特別天然記念物として保護されているコウノトリ1羽が石垣島に飛来していました!ロシア南東部で繁殖を終え、越冬のため中国南部へ渡る途中として、まれに琉球諸島を通過することもあるようです。

石垣島では、コウノトリの目撃情報も相次ぎテレビや地元新聞紙にも取り上げられ、話題になっていました。この目で目撃することはないかなと思っていましたが、たまたま車で通りかかった道路沿いの放牧場に佇んでいるコウノトリを発見しました。急いで、カメラを取り出し、撮影しました。全長は約1mあり、間近で観察するとすごく大きかったです。

▲撮影した全長1mほどのコウノトリ

▲牛に追い立てられるコウノトリ

観察していると、数頭の牛が「あっちへいけ!」と言わんばかりに、コウノトリを追い立てていました。放牧場には数羽のアマサギがいましたが、牛がアマサギを追い立てる様子はなかったです。コウノトリは大きく見慣れない鳥なので、おそらく牛たちが子牛を守るために追い立てたのかなと思いましたが、どうだったのでしょうか。しばらくすると、追い立てられるのが嫌だったのか大きく翼を広げ、コウノトリは飛び去っていきました。

▲翼を広げ、去って行くコウノトリ

コウノトリは、タンチョウと間違えられるほど大きな鳥です。現在、世界の個体数は約3,000羽と少なく、環境省レッドリストの絶滅危惧種IA類(CR)に指定され、生息環境の減少・悪化や密猟などによって、減少傾向にあると推定されています。

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2018年01月29日国際サンゴ礁年2018【石垣地域】

西表石垣国立公園 神保彩葉

遅くなりましたが、明けましておめでとうございます!

今年も石垣自然保護官事務所のHOTな情報をお知らせしたいと思います。

さて、突然ですが、2018年はなんの年だか知っていますか?

戌年?いやいや!

今年は国際サンゴ礁年です!

※国際サンゴ礁年とは

サンゴ礁生態系保全の国際協力の枠組みである国際サンゴ礁イニシアチブ(ICRI)が、2018年を3回目の「国際サンゴ礁年」に指定すると宣言したことに基づき、サンゴ礁生態系の価値やそれを取り巻く脅威について普及啓発し、一人一人の行動を促すための世界規模のキャンペーンのことです。

↓詳細はこちら

<国際サンゴ礁年2018に関する取組及びオープニングシンポジウムの開催について>

http://www.env.go.jp/press/104881.html

過去に1997年、2008年に行われており、今年は10年ぶりの国際サンゴ礁年となります。

日本でも、全国各地で様々なイベントが企画開催されておりますが、

サンゴ礁の現場である八重山でも、

国際サンゴ礁年のイベントを企画していきたいと思います。

みんなで、国際サンゴ礁年2018を盛り上げていきましょう♪

それでは、今年もよろしくお願いします。

国際サンゴ礁年イメージキャラクター

※キャラクターデータを使用する際には、

事前に環境省自然環境計画課まで連絡して頂き、使用の可否を確認願います。

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2017年12月22日野鳥たちが飛来【石垣地域】

西表石垣国立公園 アクティブレンジャー 仲本

最近の石垣島は、曇りや雨の天気が多く、肌寒い日が続いています。早いもので2017年の干支である酉年も残すところあとわずかとなりました。名残惜しい酉年にちなんで、今回は、最近観察した野鳥をご紹介したいと思います。

先日、背中に顔をうずめて寝ている?セイタカシギ数羽の群れを発見しました。なんだかセイタカシギも寒そうです。セイタカシギは、環境省レッドリストの絶滅危惧種II類(VU)に指定されています。赤く伸びた長い脚と肩羽と翼が黒く、緑色の光沢があり、体下面は白いのが特徴です。

▲セイタカシギの群れとコガモ

セイタカシギの群れのすぐ側で、15羽ほどのアカアシシギの群れが、マングローブの岸辺で餌を探していました。アカアシシギは、セイタカシギと同じく環境省レッドリストの絶滅危惧種II類(VU)に指定されています。アカアシシギは、上下のくちばしと比較的短い脚がオレンジ色になっています。また、アカアシシギはツルシギとよく似ていますが、ツルシギは上側のくちばしが黒いため、比較的見分けがつきやすいポイントの1つとなっています。

▲アカアシシギの群れ

水田にアオアシシギがいました。アオアシシギは、脚が青みがかっていることが名前の由来となっています。「キョウーキョウーキョウー」と甲高い鳴き声で飛び立っていくシーンをよく目撃します。頭から首にかけて黒くて細い縦班があり、喉のあたりから体の下面にかけて白いのが特徴です。旅鳥として春と秋の渡りの時期に日本全国に渡来します。八重山では年中見かけるので、比較的観察しやすい鳥です。

河川や干潟、海岸などにいることが多いので、近くを訪れた時にはぜひ探してみてくださいね。

▲水田で餌を探すアオアシシギ

比較的水深の浅い場所で採餌する習慣のあるアオサギが、海岸沿いでオキナワフグを捕まえていました。アオサギは全長1mほどにもなる大きな鳥です。全体的に青みがかった灰色の羽毛で、くちばしや脚はオレンジがかった黄色になっているのが特徴です。

▲オキナワフグを丸呑みするアオサギの幼鳥

最近、なかなか発見する機会が少なかったカンムリワシの幼鳥を発見しました。餌を求めて道路上におりてきていたのか、しばらくの間、脚で道路上の落ち葉をガサガサと探っていました。羽の状況から、今年、巣立ちした幼鳥だと思われます。

▲今年確認したカンムリワシの幼鳥

これからの冬場~春先にかけて、カンムリワシが求愛活動などを行い、行動が活発的になります。今回、発見したカンムリワシのように道路上で餌を探すことに夢中になっているカンムリワシがいることもあり、車にビックリして急に飛び出してくることも考えられます。ドライバーのみなさんは、野生動物にやさしい運転へのご協力をどうぞよろしくお願いします。

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2017年12月18日みんなで守ろう、カンムリワシ!【石垣地域】

西表石垣国立公園 神保彩葉

みなさん、こんにちは。石垣自然保護官事務所の神保です。

ここ数日、南の島の石垣島でも北風が吹き、寒い日が続いています。

さて、先日石垣島北部子どもパークレンジャーのみんなと一緒に、

カンムリワシの交通事故防止のための看板づくりを行いました。

  1. 【まずは知ろう!カンムリワシって、とても希少な生き物なんだよ。】

  1. 【カンムリワシがよく出現する場所に行ってみよう!】

  1. 【分かりやすくて、目立つ看板を考えて作ります。】

  1. 【看板が完成しました!】

  1. 【カンムリワシの事故が多い場所に設置します。】

  1. 【設置完了。なかなか考えさせられる言葉ですね。】

【寒い中、みなさんお疲れ様でした!】

子どもパークレンジャーのみんながつくった個性豊かな看板を見に、

ぜひ北部地域までドライブに行ってみてくださいね。(全部で15種類あります。)

12~2月頃の寒くなる時期、カンムリワシは子育てシーズンに入り、動きが活発になります。

交通事故が発生しやすい時期でもありますので、みなさん、よんな~(ゆっくり)運転でお願いします!

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2017年10月17日石垣島北部子どもパークレンジャー!吹通川たんけんたい★

西表石垣国立公園 神保彩葉

こんにちは。石垣自然保護官事務所の神保です。

今年度もやっております、

石垣島北部子どもパークレンジャー!

※この事業は、石垣島北部地域の子どもたちを対象に、

自然に親しむ機会をつくるために行っている事業です。

今回の舞台は・・石垣島野底地域にある「吹通川(ふきどおがわ)」です!

写真のように、吹通川にはヒルギ群落が広がり、

西表石垣国立公園に指定されているだけでなく、石垣市の天然記念物にも指定されている場所です。

「そんな貴重な場所が、みんなのお家の近くにはあるんだよ。」

藤田保護官からの説明を聞く子どもたち。

さて、今回のタイトルは吹通川たんけんたい!

カヌーに乗って、川を歩いて(泳いで?!)、上流部にある滝を目指して進みます。

出発進行!

奥まで入ると道が狭くなり、進むのにテクニックが必要です。

途中でカヌーを降りて、地元ガイドの方から、

枯渇してしまったマングローブのお話を聞きました。

ここからは歩いて上流へ。

腰まである水位を、助け合いながら、じゃれあいながら進みます♪

しばらく歩くと、岩場が出現!

ひとつの川で、こんなにも風景が変化するのも、

吹通川の面白いところです。

着きました!ゴールの滝です!

滝で修行中だそうです(笑)

たくさん遊んで、みんなびしょ濡れ!

これからも身近な自然とたくさん遊んで、自然が大好きな大人になってね~。

以上、「石垣島北部子どもパークレンジャー!吹通川たんけんたい」の報告でした!

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2017年10月03日交通事故に遭ったカンムリワシを放鳥【石垣地域】

西表石垣国立公園 石垣 アクティブレンジャー 仲本

八重山地域の週間天気予報は、おひさまマークが並び、まだまだ暑い日が続きそうです。

さて、8月下旬に交通事故に遭ったカンムリワシ(若鳥)が救護されました。幸い大きな外傷もなく、迅速な救護対応のおかげで順調に回復し、元気になったことから、9月に自然界へと放鳥することができましたので、お伝えしたいと思います。

近年、交通事故に遭ったカンムリワシは重傷個体が多く、元気に回復するまでに至らないケースや死亡した状態で発見されることが増えていました。今年の救護件数(石垣島)は、今回の放鳥個体で9件目となり、その内7件が交通事故、2件が衰弱という内訳となっています。交通事故に遭った個体を放鳥するのは、約1年半ぶりのため、うれしい限りです。

▲放鳥したカンムリワシ

今回放鳥したカンムリワシは、海沿いを走行していた車のフロントガラスに衝突して、軽い脳しんとうを起こしたところを救護されました。このように道路上を低空飛行しますし、生き物や轢死体などを食べようと道路上にしばしば出てくることも多いので、ドライバーのみなさんはお気をつけくださいね!

▲力強く羽ばたいていったカンムリワシ「渚」

放鳥した個体には、左脚に黒のNと刻印された足環を装着し、愛称はNの頭文字から「渚」と名付けられました。「渚」は少し臆病な性格で放鳥時はうずくまってなかなか飛び立っていかなかったですが、少し様子を見ていると立ち上がり、「ふたたび交通事故には遭わないでね!」と願い、元気よく大空へと飛び立っていきました。

<カンムリワシの救護連絡先>

○石垣島

環境省石垣自然保護官事務所 0980-82-4768

石垣市教育委員会文化財課  0980-83-7269

○西表島

西表野生生物保護センター  0980-85-5581

カンムリワシの救護情報はカンムリワシリサーチHPをご覧ください。

http://kanmuriwasi.web.fc2.com/

また、9月下旬に「西表石垣国立公園の生き物たち」と題して、今回放鳥したカンムリワシをはじめとする八重山諸島に生息する希少な生き物や外来生物の問題を紹介したパネル展示を行いました。場所は、八重山の島々をつなぐアクセス拠点となっている石垣島離島ターミナルの中央フロアーです。

離島ターミナルは、観光客だけでなく、地元住民の生活としても非常に多くの人々が行き交う場所のため、たくさんのみなさんに希少種の重要性や外来生物の問題について知ってもらう目的で実施しました。また、第2弾となるパネル展示も行いたいなと思いますので、その際は、ぜひお立ち寄りください。よろしくお願いします。

▲「西表石垣国立公園の生き物たち」パネル展示(石垣島離島ターミナル)

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2017年10月02日サンゴのモニタリング調査【石垣地域】

西表石垣国立公園 神保彩葉

風が少し涼しくなり、石垣島でも秋を感じています。

(と言っても気温は32度。まだまだ日差しは強く日焼けします・・。)

さて、石垣自然保護官事務所では、

例年、石西礁湖にてサンゴのモニタリング調査を行っています。

石西礁湖調査地点(35地点)

今回はそんな調査の一部をご紹介します。

コドラートを使った調査

この調査は、タンクを背負っての作業となります。

調査地点に1m×1mの枠(コドラートと呼ばれています。)を並べ、

枠の中のサンゴがどのくらいあるか、どんな種類なのか等、サンゴの状態を把握する調査です。

赤ちゃんサンゴ、発見!

それぞれの調査地点には、下の写真のような板が沈めてあります。

サンゴ幼生の定着量調査

この板は「定着板」といって、サンゴの産卵シーズン(初夏の満月あたり)が始まる前に

海底に沈め、板にどのくらいのサンゴの赤ちゃんが着床したかで、その年のサンゴの加入量を知る手がかりとしています。

白化調査

こちらの写真は、サンゴの白化調査の様子です。

この調査は、15分間のスノーケリング遊泳から、サンゴの白化率を記録しています。

去年に引き続き、残念ながら今年も白化現象は起きてしまっているようです。

色が薄いコモンサンゴ(6月撮影)

調査結果を詳しく知りたい方は、下記のURLをご覧下さい。

<石西礁湖自然再生ニュースレターVol.21>

http://sekiseisyouko.com/szn/entry/newsletter21.html

石西礁湖のサンゴはもうないの?とよく聞かれますが、

そういう訳ではありません。

調査地点によって、まだ良好なサンゴたちが残っている場所もあります。

地点S27の海中景観

こうして毎年サンゴの状態をモニタリングすることで、

見えてくるものがあり、それがサンゴを守る手がかりになるかも知れません。

守るには、まず知るところからですね。

【本日の一枚】

夢中でサンゴの写真を撮っていると、

じっと動かず隠れている(つもり)のヒトヅラハリセンボン君を発見。

バレてないという自信があったのか、かなり近付くまで、じっとしていました。

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