ACTIVE RANGER

アクティブ・レンジャー日記 [九州地区]

九州地区のアクティブ・レンジャーが、日々の活動や地域の魅力を発信します。

RSS

阿蘇くじゅう国立公園 阿蘇

103件の記事があります。

2014年10月31日80周年記念式典<阿蘇地域>と秋の風物詩『雲海』【阿蘇地域】/藤田

阿蘇くじゅう国立公園 阿蘇 アクティブレンジャー 藤田

 朝晩の寒暖の差が激しく、慌ただしく冬支度を迎える阿蘇より、催し物のお知らせです。先日、くじゅう地域にて80周年記念式典が行われましたが、いよいよ<阿蘇地域>でも開催いたします。私たちが着々と準備を進めていますので、ぜひ多くの方に来ていただきたいです!

 9月に阿蘇ジオパークが世界に認定されたことで、記念看板が設置されたり記念スウィーツが誕生したりと賑わっています。また、国立公園とジオパークは、重要な地形・地質について優れた風景地など重なる場所も多く、互いの特性を活かし今後も連携して「保全・保護と利用の促進など」に取り組んでいくことで、さらなる相乗効果を期待し、この度、ジオパークとタイアップして記念式典を開催する運びとなりました。




【阿蘇くじゅう国立公園指定80周年記念式典<阿蘇>&
祝・世界ジオパーク認定 阿蘇カルデラ国際シンポジウム2014】
日 時:平成26年11月6日(木)
  第1部:阿蘇くじゅう国立公園指定80周年記念式典<阿蘇> 10時~12時
        来賓挨拶
        功労者表彰
        記念コンサート Vientoの生演奏
          阿蘇の大自然や情景が浮かぶ、心地よい音楽をお楽しみください

  第2部:阿蘇カルデラ国際シンポジウム2014 13時30分~16時30分
        講演「国立公園とジオパーク(予定)」
          講師:クリス ウッドリー スチュワート氏
        パネルディスカッション

場 所:阿蘇火山博物館3階 マルチホール

※詳細は、上記チラシをご参照ください。当日参加も受け付けておりますので、みなさまのご参加をお待ちしております。


【秋の風物詩 雲海】
 雲海とは、風がなく気温の寒暖の差が大きいときの、放射冷却によってカルデラ内に雲が溜まり海のように見える現象です。その中に阿蘇五岳が浮かんで見える風景は、とても神秘的で、自然の偉大さに圧倒されます。



 しかし、撮影スポットと言われる所には駐車場がないところも多いため、路上駐車などが目立ち、道路の通行量も多く思いもよらぬ事故などにつながる可能性も懸念されるようになりました。
 また、ゴミの投棄なども目立っております。秋の行楽日和には、交通ルールやマナーなどを守って、安全で快適な阿蘇観光をお楽しみください。

ページ先頭へ↑

2014年10月09日地域の誇り!阿蘇地域、世界ジオパーク認定!【阿蘇地域】

阿蘇くじゅう国立公園 阿蘇 アクティブレンジャー 田上

9月23日(火・祝)、阿蘇ジオパークが“世界ジオパーク”に認定されました!
認定は、カナダで開催の「第6回ジオパーク国際ユネスコ会議」の中で発表されるため、23日は早朝から阿蘇ジオパークの関係者(約100名)が阿蘇火山博物館に参集し、インターネット生中継により、カナダと阿蘇をつないで、みんなで発表の瞬間(とき)を待ちました。

新規世界ジオパーク登録の発表になり、1ヶ国目、2ヶ国目・・・どきどき。そして、4ヶ国目・・「ASO,Japan」と映像が映し出された瞬間、“わぁーっ!!”と会場中が歓喜に湧きました!


大きなくす玉でお祝い♪

さて、「ジオパーク(GEOPARK)」とは、地球(ジオ)活動により現れた地層、岩石、地形、火山などの貴重な自然遺産を主な見所とし、その大地からもたらされる恵みにより生まれた生活や文化に親しむ「大地の公園」といわれています。貴重な自然遺産の保護と活用(利用)の面で、ジオパークと国立公園は同じような理念を持っているため、持ちつ持たれつという関係です。
※現に阿蘇くじゅう国立公園阿蘇地域の範囲と阿蘇ジオパークの範囲の大部分は重なっています。

世界ジオパークへの認定により、阿蘇の地形・草原・文化・営みを継承してきた人々・・そのものに世界的な価値があることが認められ、地域の誇りだと感じました。
この時期、地元の子供たち向けに草原の歴史や現状、生きもの、危機などについて学ぶ「草原学習」を行う機会が多く、世界ジオパーク認定の話題も取り入れて、「みんなが普通に見ているこの草原のある風景や阿蘇の地形は、自慢なんだよ~!」「進学や大人になって地元を離れても周りの人に伝えるんだよ」と話しています。

みんな熱心に草原の植物について観察中!

ジオパーク内には「ジオサイト」という、地形や地質を観察したり、文化を体験できたり、風景を楽しめるスポットが約30ヶ所あります。その多くは観光スポットとも重なっているところが多く、意識していなくてもジオの看板を目にしている方が多いと思います。
これからの時期、温泉が気持ちいい季節です。阿蘇の温泉に寄られた際には、「これもジオの恵み」と感じて入ると、いつもとはちょっと違った温泉を味わえるかもしれません。

ページ先頭へ↑

2014年09月10日「国立公園指定80周年記念写真展」始まりました!【阿蘇地域】

阿蘇くじゅう国立公園 阿蘇 アクティブレンジャー 田上

空の高さ、空気の澄んだ感じ、ススキの穂・・・阿蘇はすっかり秋を迎えています。



さて、今年は阿蘇くじゅう国立公園指定80周年の記念の年であり、記念事業実行委員会の事業の一つ『阿蘇くじゅう国立公園指定80周年記念写真展~風景から見た時代の歩み~』が菊池市からスタートしました!

80年の節目に阿蘇くじゅう国立公園に関する古い時代(主に昭和初期から昭和50年代)の景観や農耕風景、観光、登山などを中心に写真を集め、写真展を開催しています。
※ご提供して下さった方々、ありがとうございます。



阿蘇地域から20点、くじゅう地域から20点を選出し、全部で40点と限られた枚数ですが、とても興味深い写真が幾つもあり、現在の風景と比較しながら見ていくと、さらに驚きや感動があったりします。
80年の歴史をふり返り、時代とともに変わった風景~変わらぬ自然を感じていただき、国立公園の根本にある自然や景観の保全と活用について、考えるきっかけになれば幸いです。
※感想ノートも置いていますので、感じたことなどいろいろお書き下さい♪

記念写真展は熊本県・大分県と関係する15市町村を以下の日程で巡回展示します。


(画像をクリックすると拡大できます。)

観光案内所はもちろんですが、公民館や温泉施設、役場など、阿蘇くじゅうの地元の方々も足を運びやすい施設での展示もありますので、是非お立ち寄り下さい♪

ページ先頭へ↑

2014年05月30日烏帽子岳山開き&「春の山を楽しもう」杵島岳・往生岳登山【阿蘇地域】

阿蘇くじゅう国立公園 阿蘇 アクティブレンジャー 藤田

5月25日(日)に、阿蘇五岳のひとつ【烏帽子岳】の山開きが開催されました。今年は天候にも恵まれ、県内外から500名以上という例年の倍にもなる参加者に、地元の方々も驚かれていました。往復コースと周回コース(健脚向き)とに分かれ、片道およそ6kmを歩きました。途中には放牧地もあり、あか牛がのんびりと草を食(は)んでいる姿が間近に見られる貴重なコースです。

正面に見える烏帽子岳をめざして        ミヤマキリシマ咲いてます!


林の中をしばらく歩き、草千里ヶ浜と地獄垂玉ルートとの分岐点に出ます。ちょうど見頃のミヤマキリシマを両脇に眺めながら、山頂をめざします。ピンク色に染まる山肌に、参加者のみなさんからも「咲いてる~~♪」「キレイね~~♪」と感嘆の声が聞かれました。
下りは、健脚向きのコースに挑戦!刈りとった草がツルツル滑ったり、ロープをつたう所もあり、急勾配の坂は一気に駆け下りたり、スリルと楽しさ満載でした。
ガクガク・・・ひざが笑ってたなんて、ここだけの話ですよ!

さて、「向かいの杵島岳にいる田上さ~ん、そちらはどうですか~~~?」


はーい!こちらは、25日は当方主催の「春の山を楽しもう」の登山会を実施しました。毎年この時期は、登山イベントを計画しており、ミヤマキリシマも見ることができ、幅広い年齢に親しまれる烏帽子岳と杵島岳を交互に登山していて、今年は【杵島岳・往生岳】の登山でした。
新聞にイベント開催の記事が掲載されたこともあり、総勢74名での登山でした!

阿蘇山のなかでは杵島岳・往生岳ともに比較的新しく(3000~4000年前)できた山なので、あまり浸食を受けておらず、全体になだらかで丸みを帯びており、一帯は草原に覆われているので、のどかな気分で登山をすることができます。草千里ヶ浜を挟んで、烏帽子岳とは異なる雰囲気です。



杵島岳をバックに開会式             往生岳の山容


 こちらも登山道脇には様々な植物が咲いていて、もちろんミヤマキリシマも見頃で、毎年野焼きの炎にさらされるので、こぢんまりとした株ばかりですが鮮やかなピンク色が特徴的です。さらに歩いて、杵島岳の東側にある古御池火口群(火口跡)のほうでも一面キレイに色づいていて、参加者はカメラに収めたり、絵に描いたりと忙しくも楽しい雰囲気♪



古御池火口群の山肌         杵島岳麓のモウセンゴケ


*杵島岳プチ情報*じつは、登山道沿いに「モウセンゴケ」も見られるんです、非常に小さいですが、ツヤツヤの粘液をしっかりと出して、虫を待っています。

目につきやすい植物以外にも、地面すれすれのところや、ちょっとした水たまり、花びらの中・・・よーく観察するといろいろな動植物に出会えます、いろいろな視点で自然観察すると新たな発見が待っているかもですね!

ページ先頭へ↑

2014年05月14日阿蘇のミヤマキリシマ開花状況【阿蘇地域】/藤田AR

阿蘇くじゅう国立公園 阿蘇 アクティブレンジャー 藤田

この時期になっても朝晩と日中の寒暖の差が激しい阿蘇ですが、山々が青々と芽吹いてくるのが目に見えてわかり、なんだかワクワクしてきます。
さて、阿蘇の春の風物詩でもあるミヤマキリシマがちらほら咲き始めました。年によっては山肌を一面ピンクに覆うほどで、毎年多くの方が訪れています。

阿蘇山やくじゅう連山など九州の高山だけの固有植物でもあるため、環境省では関係自治体と連携し、ミヤマキリシマの葉や花芽を食べてしまう害虫「キシタエダシャク」の調査を、仙酔峡地区と阿蘇山上地区で実施しました。どちらも駆除の目安である40個体/㎡に達しなかったので、駆除の必要はありませんでした。

今年の開花状況はというと、仙酔峡は、火山ガスの影響もあってか蕾が少ないように見受けられますが、5月9日の時点では、開花は1分咲き程度、見頃は5月中旬~下旬。阿蘇山上は、5月下旬~6月上旬が見頃のようです。


           仙酔峡の開花状況(平成26年5月9日時点)


烏帽子岳にもミヤマキリシマの群生があり、こちらはたくさんの蕾がみられ、咲く時を待ちわびているように膨らんでいました。



           烏帽子岳の開花状況(平成26年5月9日時点)
 阿蘇では、ミヤマキリシマの開花に併せて、様々なイベントが予定されています。


阿蘇山上つつじ祭り:阿蘇市
日時:平成26年5月24日(土)午前11時~午後2時
場所:阿蘇山上駐車場

「春の山を楽しもう!杵島岳・往生岳登山」:環境省
日時:平成26年5月25日(日)午前10時~15時
集合場所:草千里駐車場東側

烏帽子岳山開き:南阿蘇村
日時:平成26年5月25日(日)午前9時~
集合場所:池の窪駐車場



登山道横の草原では、放牧も始まり牛や馬が草を食む姿が見られます。
かわいい目印のついた馬の親子を見つけましたよ。

新緑の若草色とミヤマキリシマのピンク色のコントラストが映えるこの季節を、ぜひ見にきてくださいね~~。


※ご注意を!!
先週末、山菜採りにて行方不明となる事故が発生しました、翌朝発見されましたが、山菜やきれいな山野草を見かけたら、ついつい奥に入り込んでいくのかもしれません。草原の中には急斜面などもあり、思わぬ事故に繫がる可能性もあります。また、阿蘇の草原(牧野・原野)は地元の方が管理されていますので無断で入ることはできません。イベントなどの機会に、気持ちよくご利用いただければと思います。

ページ先頭へ↑

2014年05月01日阿蘇くじゅう国立公園 指定80周年・・・続報!!【阿蘇地域】

阿蘇くじゅう国立公園 阿蘇 アクティブレンジャー 田上

あたり一面キスミレ畑のようになっていた阿蘇の草原は、咲いている花の種類が少しずつ変化し、ハルリンドウ、サクラソウ、リュウキンカ・・・・と彩りも豊かになっています。


ハルリンドウにサクラソウ、リュウキンカ♪

さて前回のAR日記において、今年は阿蘇くじゅう国立公園指定80周年の記念の年であり、記念事業の封切りとして、記念ロゴマークやキャッチコピーが決定したことを紹介していましたが、この度、記念ポスターとスタンプが完成しました!

*記念ポスター*


阿蘇くじゅう国立公園に関係する15自治体(熊本県内10自治体、大分県内5自治体)それぞれから『とっておき!の1枚』を提出していただき、阿蘇くじゅうの自慢の風景が集まりました!

*記念スタンプ*
ロゴマークをスタンプにして、関係自治体の拠点施設に設置しています!
設置している施設は全部で50か所、次のとおりです。


ビジターや温泉、道の駅、茶店など設置している施設は多くあり、自然を楽しんだあとに道の駅など上記の施設でひと息なんていかがでしょうか。

80周年記念事業では、阿蘇地域・くじゅう地域一体となって取り組んでいます。
阿蘇とくじゅう両地域のとっておきの自然や風景を体感していただきたいと願っていますので、ぜひお越し下さい!

ページ先頭へ↑

2014年04月30日南阿蘇ビジターセンター展示リニューアルオープン式典開催【阿蘇地域】

阿蘇くじゅう国立公園 阿蘇 アクティブレンジャー 藤田

南阿蘇ビジターセンターの展示リニューアルオープン式典を、阿蘇くじゅう国立公園指定80周年記念と併せて、4月19日(土)に盛大に行いました。

              式典の様子



式典は、阿蘇地域の首長など多数の来賓を賜り、関係機関やパークボランティアのみなさん総勢80名以上となる盛大な式典を開催することができ、本センターの展示等にご協力いただいた個人1名、団体3名の方々に表彰状と副賞を贈呈し、式典後はみなさんに館内をご覧いただきました。

              館内案内の様子



今回の展示改修は大きく4つのゾーンに区分けし、利用者の方々から要望の多かった開花などのリアルタイム情報や阿蘇地域の情報などを盛り込んだ展示になっております。

1, インフォメーションゾーン
阿蘇地域周辺の観光名所等を入れた地図に、イベント情報などを掲示できたり、タッチパネルで中岳火口情報や交通情報などもリアルタイムで見れたり、隣接している野草園の動植物の開花・生息状況などの情報発信。

2, 阿蘇の自然ゾーン
正面には中岳火口の雄大な空撮写真で入館者をお出迎えし、火山、水、草原などの繋がりや阿蘇に息づく多様な生きものたちのエピソードがイメージできるよう写真パネルやグラフィック、映像等を用いて分かりやすく紹介。

3, 憩いと交流ゾーン
窓の外には雄大な根子岳が見られ、冬は薪ストーブを囲んだり、図鑑や絵本を見ながらホッと一息つけるスペース。また、昭和天皇が詠まれた和歌も展示。

4, 未来へつなぐ阿蘇自然ゾーン
ジオパークや世界文化遺産を目指す取り組みや草原再生活動を紹介。

新しくなった南阿蘇ビジターセンターに、ぜひお越しください!

ページ先頭へ↑

2014年03月31日阿蘇くじゅう国立公園 指定80周年!【阿蘇地域】

阿蘇くじゅう国立公園 阿蘇 アクティブレンジャー 田上

阿蘇の桜もちらほら咲き出し、春を迎えています。


阿蘇くじゅう国立公園は、今年で指定80周年を迎えます。
霧島・雲仙・瀬戸内海の昭和9年3月16日指定に続き、阿蘇くじゅう国立公園は、約8ヶ月後の“昭和9年12月4日”に誕生しました!

阿蘇くじゅう国立公園は、熊本県と大分県にまたがった「阿蘇国立公園」から始まり、区域の拡張や削除を経て、昭和61年に現在の名称に改められました。
人々の生活風景、火山活動、山岳信仰、広大な草原、登山、動植物など、時代の流れの中で変化したもの・変わらず残っているもの・・・80年を掘り起こすといろいろな歴史がありそうですね。

山上へ向かう「大阿蘇登山バス」の様子(昭和初期頃)・・ボンネットバスですね~。

指定80周年を機に、これらの歴史をふり返るとともに、阿蘇くじゅうの魅力PRや、人の手によって守られてきた草原景観の維持へ理解を深めてもらうことなどを目指して、昨年から関係自治体、関係団体等と協力し、記念事業(イベント)の構想や実行委員会の発足、幹事会などを行っています。

3月上旬に開催した第2回幹事会では、80周年記念事業の封切りとして、記念のロゴマークとキャッチコピーが決定しました!!

*ロゴマーク*

火山特有のカルデラ地形を輪郭に、緑の草原の爽やかさ、噴気を上げる火山(硫黄山・阿蘇中岳)、真ん中には阿蘇地域とくじゅう地域をつなぐ「やまなみハイウェイ」を描き、草原に生きる牛や大群落をなすミヤマキリシマ、たくさんの魅力をいっぱいに盛り込みました!
たくさんの人の目に触れるよう、各所で使用していきます。


*キャッチコピー*
  『 草原のかほり、火山の呼吸。風が遊ぶ感動の大地 』

阿蘇くじゅうの象徴でもある「草原」と「火山」、そして阿蘇とくじゅうの間に広がる「広々とした大地」を連想させるような雰囲気を込めました!

記念事業実行委員会では他にも、記念ポスターやガイドマップ等の広報物制作や記念誌、昔の写真を集めた写真展、記念式典やシンポジウムなどの実施も計画しています。

また、阿蘇くじゅうの自然に親しむ観察会や登山も計画していますので、イベントへの参加だったり、ドライブ、山登りや観光などで足を運んでもらい、阿蘇くじゅう国立公園の魅力を感じてもらえたらと思います。

ページ先頭へ↑

2014年03月14日火口規制解除!【阿蘇地域】

阿蘇くじゅう国立公園 阿蘇 アクティブレンジャー 田上

この冬、大雪に見舞われた阿蘇も雪はほとんど溶け、春の訪れを感じさせる野焼きが始まっています。
お椀を伏せたようなかわいい形の火山の「米塚」も先週野焼きが行われ真っ黒になり、春の芽吹きの準備が整いました。



野焼きあとの米塚

さて、春の観光シーズンを前に、阿蘇火山の関係者はやきもきしておりました、というのも、昨年の12月27日に火山活動が高まったため、噴火警戒レベルが「2」に引き上げられていて、阿蘇観光の目玉の一つでもある「火口見学」ができない状態でした。
しかし、一昨日(3月12日)の11:00時点で、約2ヶ月半ぶりに火山活動が平常であることを示す、噴火警戒レベル「1」に下げられ、11:30から火口見学ができる状態なりました!規制解除に居合わせた観光客やバスは次々と上っていき、火口周辺ににぎやかさが戻り、観光シーズンも迫っていたので、ホッとしました。

規制解除にあわせて、火口周辺施設の点検に火口周辺へ上がってみると、火山灰(阿蘇ではヨナといいます)が降ったせいか、木柵や遊歩道、案内板、駐車場など全体的に黒ずんでいて、道路の白線が白でなくなっていました。
また、湯だまりも1割未満と極めて少なく、今までにない噴気の音がゴォーゴォーと響きわたり、この2ヶ月半でずいぶんと雰囲気が変わったように感じました。でも、施設点検の結果、特に問題は認められなかったので、火口見学に支障はございません!


3/12の火口の噴煙

阿蘇火山の醍醐味は、活動を続ける火口の様子を眼下に見ることができることで、他にはない自慢です。
本当に迫力があり、すごいんです!

観光シーズンに合わせたかのように、火口見学もできるようになったので、阿蘇山上へも足をお運び下さい。

ページ先頭へ↑

2014年02月27日草原しんぶんぬりえ・絵画コンテスト表彰式・展示について【阿蘇地域】

阿蘇くじゅう国立公園 阿蘇 アクティブレンジャー 藤田

今年の冬は例年にない大雪が降り、阿蘇ではあちこちで雪合戦や立派な「かまくら」がお目見えしました。しかし、雪をみてワクワクすることもあれば、農畜産業などには大きな被害が出ています。
また、阿蘇中岳も火山活動が活発化しており、火口周辺警報(噴火警戒レベル2)発令中です。早く収まってほしいのですが、自然と共に暮らしていることの関わりの深さを実感しています。

さて、タイトル表記にもありますが、「子どもそうげんしんぶん」とは、「阿蘇の草原を未来へ」引き継ぐ、阿蘇草原再生事業の一環として年2回発行しているものです。阿蘇の草原に関心を持ってもらうことを目的に、小学校1~3年生を対象としてぬり絵を募集しました。今回は第16・17回目となります。

 第16回については12月のAR日記に投稿していますので、今回は第17回ぬりえコンテストの紹介をします。テーマは「野焼き後の草原」~芽吹きを助ける野焼き~イラストは、前回同様、阿蘇市在住で活躍されているイラストレーターの「あべまりあさん」にお願いし、238点ものたくさんの応募をいただきました。
入賞作品では、野焼き後の草原に咲く花「キスミレ」や「ハルリンドウ」「サクラソウ」などがきれいな色で描かれ、人々や動物が草原に集い、楽しんでいる様子がイキイキと描かれています。


      第17回ぬりえコンテスト入賞作品


同しんぶんにて、「第7回阿蘇の草原を描こう!絵画コンテスト」も小学生及び中学生を対象とし募集しました。今回は、「阿蘇の草原に関係すること」をテーマに絵画を募集したところ、22点の応募をいただきました。
あか牛と草原を描かれた作品が多く、入賞作品では、あか牛とのふれあいが浮かんでくるような、より身近な存在として描かれていました。


      第7回絵画コンテスト入賞作品

表彰式は、晴天に恵まれた2月23日(日)に、作品展示を行っている国立公園阿蘇・公園情報センターにて開催しました。
 毎年、出品してくれる子どもたちの成長も見られたり、「お兄ちゃんが昨年受賞したので、今年は(弟さんが)入賞目指してがんばったんです!」との声も聞かれました。
また、あべまりあ氏から魂が輝くための【さんかく△】のお話や、まりあちゃんの健康体操を子どもも大人も一緒に体を動かして、和やかな雰囲気の中で行われました。
式のあとは、自然公園財団阿蘇支部の協力のもと、草原のススキで「ミニホウキつくり体験」を行い、「思ったより簡単だったので、また家でも作ってみたい!!」とたいへん喜ばれていました。


      表彰式の様子

【お知らせ】
 展示案内:第17回 ぬりえ応募全作品238点・第7回絵画22点(入賞作品含む)
      第16回入賞作品
展示期間:平成26年3月5日(水)まで
場  所: 国立公園阿蘇・公園情報センター
阿蘇市黒川974-9
電話:0967-34-2171
開館8:00~17:00・入館無料
http://www.bes.or.jp/aso/accessmap.html

ページ先頭へ↑

ページ先頭へ