ACTIVE RANGER

アクティブ・レンジャー日記 [九州地区]

九州地区のアクティブ・レンジャーが、日々の活動や地域の魅力を発信します。

RSS

阿蘇くじゅう国立公園 阿蘇

146件の記事があります。

2020年03月05日Aso-Kuju National Park Promotion Campaign

阿蘇くじゅう国立公園 ウッド 亜也子

Get the Aso-Kuju National Park original LINE stamps!!!

~3,000 people, first comes first served ~

Now that 200 million people use LINE, Aso-Kuju National Park has taken National Parks' first attempt in Japan to design and give away their original LINE stamps for free. Designs include one of the park's symbol, Aso brown cattles called Akaushi.

We hope that people use the unique stamps in daily communication with friends and families and get interested in Aso-Kuju National Park as a place to visit.

~How to get the stamps~

Step1: Add Aso-Kuju National Park account as your friend by using the QR code or ID below

Aso-Kuju ID:aso910

Step2: After a while, Aso-Kuju National Park will send you a link to download 40 original stamps

Step3: Click the link and enjoy using the stamps!!

ページ先頭へ↑

2020年03月02日阿蘇くじゅう国立公園 オリジナルLINEスタンプ プレゼント中

阿蘇くじゅう国立公園 ウッド 亜也子

先着3,000名 阿蘇くじゅう国立公園オリジナルLINEスタンプ プレゼント中!!!

阿蘇くじゅう国立公園をより多くの方に知ってもらうため、「満喫プロジェクト」の一環で阿蘇くじゅう国立公園オリジナルのLINEスタンプを制作しました。

2億人以上のLINEユーザーがいる昨今、阿蘇くじゅう国立公園スタンプを幅広く活用してもらい、当公園の魅力や素晴らしさへの関心を高め、来訪につなげることを期待して行った、国立公園初の試みです。

あか牛をはじめとした阿蘇くじゅうのゆる~い仲間達の可愛いスタンプがいっぱいです。皆さんの日常会話のなかで使ってもらえると嬉しいです!

スタンプ取得方法:

  1. ①下記のQRコードまたはIDで阿蘇くじゅう国立公園アカウントをお友達登録。

ID:aso910

(もしくはスタンプショップ(クリエイターズ)で「ASO」か「くじゅう」を検索)

②少し時間をおいて、プレゼント(ダウンロードリンク)が届くので「受け取る」をタップする。

  1. ③ダウンロードする。

ページ先頭へ↑

2019年12月04日ベルベットのような黄金色に包まれた阿蘇 【阿蘇地域】

阿蘇くじゅう国立公園 ウッド 亜也子

みなさん、この秋の紅葉狩りは楽しまれましたか?

阿蘇高岳の初冠雪も発表され、冬の足音が聞こえていますが、

まだまだ阿蘇らしい"紅葉"が見頃です。

阿蘇の秋といえば草原のキラキラした銀色ススキ野原が有名ですが、

ススキの時期が過ぎた今、草原にはネザサが黄金に色づいています。

遠くからみるとふわふわで柔らかいベルベットを羽織っているかのようです。

▲大観峰周辺の外輪山

【ネザサとは】

背の低い笹の一種で阿蘇の自然草地の中で最も広い面積を占めています。

ネザサは牛馬の飼料に活用され、牛たちは好んで食べます。

またネザサは火砕流大地に良く根を張り、阿蘇に適した植物です。(大澤・那須,1993, p19

阿蘇の日本一広い草原ならではの紅葉風景です。

積雪で一面が白色に変わる前に是非阿蘇に足を運んでこの自然のベルベットを見に来ませんか!?

引用:大滝典雄・那須利八(1993). 北外輪山上におけるネザサの開花結実 BOTANY No.43 熊本記念植物採集,19.

ページ先頭へ↑

2019年08月30日Photo Exhibition at Mt. Aso Visitor Center ~Aso-Kuju National Park~

阿蘇くじゅう国立公園 阿蘇 ウッド 亜也子

Since opened in March 2019, Mt. Aso Visitor Center has been fully up and running. As of July 2019, over 150,000 people have already visited the center.

This center is used as a hub and first stop for visitors to gather up-to-date information about Aso. Also it is a perfect place to visit if you are looking for somewhere to go on a rainy day and when the access to Mt. Aso Nakadake crater is restricted.

In addition to existing permanent exhibitions, Ministry of the Environment Active Ranger Photo Exhibition is currently taking place here at Mt.Aso Visitor Center. All the photos are taken while Active Rangers are working in National Parks and conservation areas in Kyushu.

Hope you get to visit the exhibition and discover the beauty and diversity of nature in Kyushu.

Photo Exhibition Scheduled in Aso-Kuju National Park Area:

Place: Mt. Aso Visitor Center (within Aso Volcano Museum)

Dates: Now~ 16th September 2019

Place: Chojabaru Visitor Center, Kokonoe town, Oita Prefecture

Dates: 20th September 2019~20th November 2019

ページ先頭へ↑

2019年08月30日来場者15万人達成!!!阿蘇山上ビジターセンター 【阿蘇地域】

阿蘇くじゅう国立公園 ウッド 亜也子

2019年3月にオープンし、7月21日には既に15万人の来場者を達成した阿蘇山上ビジターセンタ-。

山上や阿蘇広域の情報を提供する窓口としている当ビジターセンターは火口規制や雨の日にも阿蘇の自然を知るなど充実した時間を過ごすことが出来る場所となっています。

そんなホットな場所に、九州管内の環境省アクティブレンジャーが撮影した写真展を開催中。

(この展示は九州全体をまわっています。詳細:http://kyushu.env.go.jp/pre_2019/2019.html

現場で活動する私たちの目線で撮った写真を通して、多様で希少な九州の自然を知ってもらい、九州の魅力を発見してもらえたらいいな~と思います。また自然保護にも興味をもっていただけたらと思います。 皆様のご来場をお待ちしています!

阿蘇くじゅう国立公園内での写真展スケジュール

場所:阿蘇山上ビジターセンター 熊本県阿蘇市赤水1930-1(火山博物館1F) 

期間: 現在~2019年9月16日

場所:長者原ビジターセンター 大分県九重町田野255-33

期間:2019年9月20日~2019年11月20日

ページ先頭へ↑

2019年07月10日国立公園オフィシャルパートナーシッププログラム 「親子で行く!!くまもと水と森の恵み体感ツアー(清流の森編)」【阿蘇地域】

阿蘇くじゅう国立公園 アクティブレンジャー 藤田

 国立公園オフィシャルパートナーシッププログラム(※)の一環として、『サントリーホールディングス(株)』と連携して、熊本県内の小学生以上のお子さんと保護者さんを対象に筑後川源流域の南小国町にある『清流の森』にて観察会を実施しました。

このプログラムは、昨年秋にも行い好評だったため、今年度も実施することができました。

 清流の森周辺は、阿蘇くじゅう国立公園内で、自然公園法で守られ利用されている園地のひとつで、クヌギやモミジなどの原生林の奥には草原が広がります。すぐ側には何本もの湧水が流れる、九州一の全長と流域面積を誇る筑後川の源流域の1つです。

               

 

 今回のイベントには、抽選で約40名のお子さんと保護者の参加がありました。

 熊本市内からバスで2時間ほど、当日は濃霧の中の移動でしたが、『草原カレンダー(環境省作)』などを用いて阿蘇についての豆知識やクイズなど、サントリーの認定ガイドの方々が楽しく説明され、私たちは、阿蘇くじゅう国立公園についての紹介や阿蘇の特徴・自然環境の多様性と魅力を、クイズを交えながら紙芝居形式で紹介しました。

               

 新緑の原生林の中で五感のアクティビティでは、風の音、ふかふかの土や渓流の水などを楽しみました。

目を閉じて耳を澄ませると、落ち葉を踏みしめる音、土の感覚、鳥のさえずり、風の音が聞こえてきます。五感を使ったプログラムは学ぶことが多いです。

               

 ふと横を見ると、笹の花を発見!数十年に一度花が咲くそうで、とってもめずらしいとのことです。(花の写真は、興奮しすぎたのかブレブレでした(^_^;))

               

     源流の水に触れてみました。リーダーが分かりやすく説明されるので理解も深まります。

               

                 サワガニやアカガエルも発見!

 移動中は小雨が降っていましたが、活動中は、太陽も出てきてとても気持ちがよく、マイナスイオンもたっぷり浴びた気がしました。

 アンケートでは、100%の方が楽しかったとの回答があり、森と水のつながりも100%の方が理解されていました。また、阿蘇が九州の水源地であることは37%の方が初めて知ったとのことでした。

★☆★☆★ 参加者の声を、一部抜粋してご紹介します。 ★☆★☆★

・ずっと熊本市に住んでいますが、こんなきれいな森があることを全く知りませんでした。夏や紅葉の時期に また行ってみたいと思います。

・自然とふれあいながら、いろいろなことを発見できてとても楽しかったです。緑と清流、普段の生活で触れることのない大自然に心がいやされました。

・たくさんのスタッフの方が同行されていて、安心して参加できました。

 今回は、筑後川源流域での活動でしたが、阿蘇地域には、九州の主要6大河川の源流域があり、約230万人の産業や生活用水として利用されています。今回、ご協力いただいたサントリーホールディングス(株)でも、熊本工場は阿蘇の外輪山の裾野にあり、南外輪山の伏流水を利用されています。

 湧水を阿蘇の恵みと捉えて、体験を通して、水を育む環境やその保全について体感する機会を今後も提供していけたらと思います。

 次は、白川流域での活動を報告します。

***** 国立公園オフィシャルパートナーシップについてはこちら *****

http://www.env.go.jp/press/103297.html

 環境省とサントリーが、平成29年11月「国立公園オフィシャルパートナーシップ」を締結したことにより開催される活動で、阿蘇くじゅう国立公園の魅力を発信し、国内外の利用者の拡大を図る"プログラム"。

 この活動を通じて、人々の自然環境への理解を深めることを目的に、官民協力して国立公園を盛り上げていきたいですね。

ページ先頭へ↑

2019年05月17日春の清掃活動 【阿蘇地域】

阿蘇くじゅう国立公園 大津 花

こんにちは!

4月に行ったゴミ拾い活動の報告をします。

阿蘇北外輪山にある城山展望所を拠点に、

通称「やまなみハイウェイ」のごみ拾い活動を行いました。

17名の阿蘇地区パークボランティアさんが参加されました!

阿蘇とくじゅうをつなぎ、草原を見渡せる眺めの良さが人気の道路です。

そんな心地の良い場所ですが、残念ながらゴミはありました。

例えば、

展望デッキの柵の割れ目に、タバコの吸い殻がありました。

割り箸で丁寧に取り除きました。

草原に咲くキスミレのそばにも、ペットボトル片がありました。

美しい自然の中にゴミがあると気が滅入ります。

わずか1時間の活動でしたが、

カン・ビン・ペットボトルがこれほど(上写真参照)、

さらに他の粗大ごみも集まりました。

阿蘇地区パークボランティアでは年間3回程度ゴミ拾い活動を行います。

しかし広い国立公園は、様々な団体が清掃してくださっても常にゴミゼロにはできません。

軽い気持ちで窓からゴミを投げたりせず、ゴミ箱へ入れていただくかまたはお持ち帰りいただけるようお願いいたします。

ページ先頭へ↑

2019年05月14日大地の息吹 【阿蘇地域】

阿蘇くじゅう国立公園 阿蘇 ウッド 亜也子

416日に阿蘇山噴火が緊急報道で流れ、

阿蘇を訪れても大丈夫だろうか?通行規制はあるのだろうか?と思っている方もいるでしょう?!

現在、噴火警戒レベル2で、立ち入り規制は火口より1キロです。登山道の中岳ルート、砂千里ルート、仙酔峡ロープウェイ跡ルート、仙酔峡尾根ルート、行儀松ルートが規制内に入ります。


しかし、火口より2キロ外にある、草千里ヶ浜からは烏帽子岳や杵島岳へのトレッキングができ、大地の息吹そして壮大なカルデラを体感することができます。今からはミヤマキリシマも咲き誇り火山と共存する花々も見ることができます。

▲烏帽子岳より2018年5月15日撮影

ページ先頭へ↑

2019年05月14日阿蘇からの初夏便り 【阿蘇地域】 

阿蘇くじゅう国立公園 ウッド 亜也子

今年の大型連休はどのように過ごしましたか?

阿蘇くじゅう国立公園は沢山の訪問者で賑わっていましたよ!

今回は、野焼き後の黒から新緑で覆われてきたこの時期に見られる風景を紹介します。

さっそくですが、質問です!

下の写真に写っている斜面の模様は何でしょう?

答えは「牛道」です。これは急斜面を牛が水平に移動しながら上り下りする道。

最大傾斜は21~27度もあるとも言われています。

牛たちは草を食べながらを13キロくらい軽く歩くんですよ~。

場所によって牛道の模様が違い、まさに自然の、いや牛のアート!

阿蘇を訪れる際にぜひ観察してみてください。

ページ先頭へ↑

2019年04月09日春のはじまり~阿蘇の草原だより~ 【阿蘇地域】

阿蘇くじゅう国立公園 アクティブレンジャー 藤田

 こんにちは、阿蘇事務所の藤田です。新年度の始まりと同時に、新元号は『令和(れいわ)』との発表があり、ワクワク感溢れる阿蘇から【春の芽生え♪】のお知らせです。

 今年の野焼きは、週末ごとに悪天候のため延期続きでしたが、早めに野焼きが終わっている草原では、春の訪れを告げる『キスミレ』が咲いていました。大陸系の植物で、朝鮮半島や西日本の草地に点在しているそうですが、一面に広がる様が見られるのは、この時期の阿蘇くじゅうだけの光景なので貴重ですよ!


野焼き後のススキの中に咲くキスミレ

ヒメスミレ

ツクシショウジョウバカマ

 また、4月1日より、熊本地震で通行止めだった『仙酔峡道路』も開通しました。

5月頃には、仙酔峡のミヤマキリシマも見られそうです♪

 4月11日(木)には菊池渓谷の山開きもあり、27日(土)には南阿蘇ビジターセンターに隣接する野草園での観察会を開催予定です。春の花はこれからが見頃です。情報をチェックしてくださいね。

ページ先頭へ↑

ページ先頭へ