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アクティブ・レンジャー日記 [九州地区]

九州地方環境事務所のアクティブ・レンジャーが、活動の様子をお伝えします。

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霧島・錦江湾国立公園

34件の記事があります。

2015年04月17日花々が咲き始めています♪ 【霧島地域】

霧島・錦江湾国立公園 えびの アクティブレンジャー 橋之口

数日前にはひょうが降り、冬に戻ったかと身を震わしていましたが、今日のえびの高原は久々にポカポカ陽気で明るい景色が広がっています。

遠足でやってきた高校生もえびの高原~大浪池~韓国岳山頂の登山をし、「とても気持ちよかった~♪」とキラキラした表情でお話してくれました。

ただでさえ気持ちのいい気候、景色に気分をよくしていた私ですが、さらに爽やかな気分になりました。 最高です。

(↑登山を終えて爽やかにピース♪)

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つつじヶ丘やピクニック広場ではツルキジムシロがたくさん咲き始めました。

スミレも咲いています。足下が色鮮やかになってきました♪

(↑ツルキジムシロ)

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(↑タチツボスミレ)

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キリシマミズキも見頃をむかえ、近づくといい香りがします。

(↑キリシマミズキ)

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ピクニック広場向かい側駐車場のヒカゲツツジもつぼみがふっくらし始め、来週には咲き始めそうです。

(↑ヒカゲツツジ)

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ノカイドウは花芽が赤くなり目立つようになってきました。

(↑ノカイドウ)

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先日、ノカイドウの花芽の数を数える調査を宮崎大学の中尾名誉教授とパークボランティアの方々他、関係者で行いました。

当日はあいにくの濃霧と寒さで、調査は一部しかできませんでしたが、調査方法を教えていただき、皆でカウンターや双眼鏡を使い数を数えていきました。

一カ所に3~5つの花芽をつけるので、そのまとまりを10数えておよそ40。100数えておよそ400。

400くらいのかたまりがいくつあるかで1個体のおおよその花芽の数を出す、とても地道な作業です。

1個体の中でも花芽がたくさんついている箇所があれば、まったくついていないところもあり、よく見て調査しなければならないので根気が必要です。(目と腰が痛くなりました...)

この日の調査で多いところはおよそ4000個の花芽をつけた個体がありました。

(↑調査中の様子)

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中尾名誉教授により2000年から調査が続けられており、過去の調査データと比較すると今年は花芽の数が多い方で、当たり年になりそうです(^^)v

ゴールデンウィークが見頃になりそうですよ♪

見所がたくさんの霧島にドライブ、散策にいらしてみてはいかがでしょうか\(^^@)/

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2015年04月07日「なぎさミュージアム」がオープンしました♪ 【錦江湾地域】

霧島・錦江湾国立公園 アクティブレンジャー 橋之口

こんにちは。霧島地域はマンサクに始まり、キリシマミズキやシロモジなど黄色い花が目立ち始め、春がやってきな~と感じています(^^)

今回は霧島錦江湾国立公園【錦江湾地域】の情報をお伝えします。

4月5日(日)に重富海岸自然ふれあい館「なぎさミュージアム」がオープンし、記念式典が行われました。

重富海岸は、干潮時には50㏊もの広大な干潟が現れ、ハゼの仲間やクルマエビの子ども、ハマグリ、ゴカイ、シャコなど、特有の生き物が見られます。また、国際的に希少なクロツラヘラサギをはじめ、チドリ類・カモ類などの水鳥が大変多いところです。

環境省では平成24年3月の錦江湾地域の国立公園指定を機に、自然情報発信と自然とのふれあいの拠点して「なぎさミュージアム」を建設しました。今後は、重富海岸を中心に環境教育や調査研究を実践しているNPO法人「くすの木自然館」の皆さんの協力を得て、施設の運営を行っていきます。重富海岸、錦江湾の魅力をどんどん発信していきますので、是非みなさんも足を運んでみてください。

(↑なぎさミュージアム外観とテープカットの様子)

式典後、くすの木自然館の方々が館内を案内してくださりました。館内は重富海岸を中心に錦江湾奥、姶良カルデラに関する自然環境や錦江湾奥周辺の見どころなどを展示してあります。またジオラマを用いて錦江湾奥の地形の状況やその変化、干潟の環境が紹介してあり、とてもわかりやすいです。干潟にいた生き物を水槽に展示してあり、横から砂の下の様子まで見ることができ、来館された方々は顔を近づけ、水槽の中を観察していました。

(↑干潟ジオラマの説明を受ける小里環境副大臣)

(↑館内の様子)

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(↑水槽をよく見ると生き物がたくさん!)

自然観察会も行われ、干潟をスコップで掘り起こし、大人も子どもも夢中になってカニやエビ、アサリなどを見つけ、館内の水槽の仲間に加えました。

(↑見つけた生き物を自慢し合いました!)

この日は時折雨が降り、霧がかかっていましたが、晴れた日は桜島がばっちり見え、干潮時には砂浜が広がります。

(↑あまりに広大で走りたくなりますね!)

皆さまも錦江湾にお越しの際は、「なぎさミュージアム」に是非遊びにいらしてください。

干潟やそこに住む生き物が身近に感じられますよ♪

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2015年02月17日平成26年度 第2回子どもパークレンジャー!! 

霧島・錦江湾国立公園 アクティブレンジャー 橋之口


皆さんこんにちは。えびの高原を巡視中に雪だるまによく出くわす橋之口です。

通るたびに新しい雪だるまが増えているので、今日はどんな雪だるまに会えるかとワクワクしています。えびのエコミュージアムセンターにはト●ロが現れました!しかし、週末に雪は溶けて消えてしまいました...(;д;)

【↑至る所でかわいい雪だるさんに遭遇♪】

【↑入り口となりにト●ロがお出迎え♪】

前々回お伝えしました自然保護官の仕事を体験する「子どもパークレンジャー」の続編をご報告いたします。

第2回は1月25日(日)に「冬のえびの高原 雪と氷の世界へ」と題してえびの高原池巡り探勝路とえびのエコミュージアムセンターで実施しました。

パークレンジャーの仕事や国立公園、霧島の自然について説明をした後、講師のえびの高原ボランティアレンジャーの会の石井会長よりえびの高原で出逢える野生動物について解説していただきました。「野生動物のサインを探そう!」ということで、動物の糞や足跡、食べあと、角こすりあとなどを探しながら、いざ池巡り自然探勝路へ出発(o゜▽゜)ノ

雪に残ったイタチやシカの足跡や糞を発見!糞のにおいをクンクン。お次はシカと遭遇!!参加者たちは喜んで観察していました。

【↑雪に残ったシカの足跡を発見し観察中(゜o゜)】

白紫池では1㎝ほどの氷が張っていて、氷を砕き、池に投げて楽しく遊びました。

親御さんの中には、天然スケート場だった頃に来られた方がいらして、昔を懐かしんでいました。今は十分に凍結しないためスケートはできませんので、えびの高原屋外スケート場でおもいきり滑ってくださいね~(^^)~

【↑白紫池にできた氷♪】

午後からはえびのエコミュージアムセンターにて、えびの市シカ協会の方々に講師をしていただき、シカ皮でストラップ作りをしました。全国的にシカが増える中、捕獲したシカを肉として食べたり、シカ皮製品としてバックやお財布などに加工して販売し、有効に活用されていることを学びました。

【↑楽しくストラップ制作中♪】

えびの高原の冬を体感し、野生動物や植物を観察し、外で元気いっぱい活動する姿、真剣に話を聞く姿、ストラップ制作に夢中に打ち込む姿は、みんな生き生きとしていました。今回の活動が、パークレンジャーや霧島の自然について興味を持つきっかけになれたら嬉しいです。「また参加したい」という声をいただき、第1回、2回と両方に参加してくださる子もいて感激しました。皆さんとまたお会いできることを楽しみにしています(*^_^*)

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2015年02月05日冬を感じるえびの高原【霧島地域】

霧島・錦江湾国立公園 えびの アクティブレンジャー 橋之口

こんにちは。えびの自然保護官事務所の橋之口です。

昨日のえびの高原は時折ぱらぱらと雪が降り、今朝は韓国岳やえびの岳が白く変身していました。

えびの高原の白い冬景色をお伝えしたいと思い、白紫池・六観音御池・不動池の3つの火口湖が見られる池巡り自然探勝路を歩いてきました!

(現在、池巡り探勝路はえびの高原から六観音御池展望台まで利用できます。)

シジュウカラやエナガの鳴き声を聞きながら歩いていると3頭のシカの群と遭遇。もしゃもしゃ草を食べる様子をしばらく見入った後、動いた私に警戒し1頭はおしりの毛をぼふっと逆立てて逃げていきました。警戒されたけど、ふくらんだおしりも可愛いです。可愛いけれど、シカなどの野生動物にはエサをあげないようにしましょう。シカが増えすぎると、希少な植物や農作物への食害などが懸念されます。

【↑おしりの毛を逆立てた様子】

白紫池と六観音御池の二つの池が見られる二湖パノラマ展望台から、池巡り自然探勝路の3つの火口湖の中で一番標高が高い白紫池がところどころ凍っているのが見えました。しめしめと思い、いざ白紫池へ向かいました。

【↑二湖パノラマ展望台から見た白紫池】

私は霜を踏み、ザクザク音を鳴らしながら歩くのが好きです。

途中、霜が溶けてぬかるんでいて滑りやすい箇所がありましたので、通る際は気をつけてくださいね。

白紫池に近づいてみると薄い氷が張っていて、上を歩いてみたくなりましたが、重みで割れてずぶ濡れになること間違いなしなので思いとどまりました。

【↑白紫池のほとりから撮影】

白紫池は昭和の終わりまで、冬の全面凍結時に天然のスケート場として多くの人に利用されていました。地球温暖化についても考えさせられます。

【↑昭和50年代の白紫池スケート場の様子】

霧氷も綺麗に見れましたよ!

【↑霧氷】

霧島の山々を背景に、氷、雪、霜、つらら、霧氷など、氷点下のえびの高原ならではの景色が広がっています。道路が凍結することがあるので、道路状況を確認してからいらしてくださいね。

○宮崎県HP【道路規制情報】

http://roadi.pref.miyazaki.lg.jp/roadinfo/public/

○鹿児島県HP【道路通行規制情報】

http://www2.pref.kagoshima.jp/dourokisei/

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