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アクティブ・レンジャー日記 [九州地区]

九州地方環境事務所のアクティブ・レンジャーが、活動の様子をお伝えします。

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霧島・錦江湾国立公園

41件の記事があります。

2016年10月25日九州特産物リレー 10月 ~火山のめぐみ『シラス』~

霧島・錦江湾国立公園 前平理恵

錦江湾にある火山といえば、桜島!!

鹿児島県には、この桜島をはじめとする火山がたくさんあり、本土には火山噴出物が堆積したシラス台地が広がっています。"シラス=桜島の灰"と思いがちですが、実はそうではありません。シラス台地とは、桜島よりもっともっと大きい火山が噴火した時の噴出物が堆積したものです。

鹿児島の土台「シラス層」。県本土に広がる地層です。 崩れやすい砂質のシラス。触るとほろほろ崩れます。

     【鹿児島の土台「シラス層」】           【崩れやすい砂質のシラス】

桜島が浮かぶ錦江湾には、「阿多北カルデラ」と「阿多南カルデラ」、そして「姶良カルデラ」の3つのカルデラがあります。火山が噴火して地下にあったマグマや火山灰が噴出すると、地下に空洞ができて地面が陥没することがあります。これがカルデラです。熊本県の阿蘇カルデラが有名ですね。

錦江湾カルデラ図。錦江湾には「姶良カルデラ」「阿多北カルデラ」「阿多南カルデラ」の3つのカルデラがあります。               【姶良・阿多北・阿多南カルデラ図】

 

今から約10万年前、「阿多北カルデラ」と「阿多南カルデラ」の噴火・陥没により、錦江湾の入口ができ、その後「姶良カルデラ」ができて、現在の錦江湾の形が出来上がったと考えられています。この約3万年前の「姶良カルデラ」の噴火は超巨大噴火で、噴煙の高さは4万m、遠くは東北地方にまで降灰が及んだと言われています。シラス台地を形成しているのは、主にこの時の火山噴出物です。ちなみに桜島は、姶良カルデラの噴火の後にカルデラの隅っこにできた火山です。

桜島から北側が姶良カルデラ。大きい!!        【桜島から左側が姶良カルデラ。大きい!】(上図の赤丸地点からの景色)

シラスの最大の特徴は水はけのよさ。このことから甲子園の土にも使われています。

水はけが良すぎて田んぼを作りにくかったため、代わりに栽培されたのが、さつまいもです。鹿児島を代表する農作物もシラスあってのものかもしれませんね。

また、シラスは軽くて断熱性にも優れているため、瓦や壁材にも利用されています。

そして、最近ではシラスバルーンという新素材が開発され、様々な製品に活用されています。シラス中の火山ガラスを乾燥して熱すると、粒子が膨張して中が空洞の発砲粒となります。これがシラスバルーンです。

このとても小さな粒子を用いた石鹸で洗うと、毛穴の奥の汚れもきれいにとれ、お肌がつるつるになります。

また、シラスバルーンを用いたガラスクリーナーは、粒子の細かい研磨剤となり、頑固な水垢やガラスの曇りなどもとってくれます。その上、汚れをつきにくくするコーティング作用もあるため、電車やバス、新幹線の窓ガラスや動物園の展示ガラスのお掃除でも重宝されているそうです。

シラスバルーン配合の石けん。毛穴の奥の汚れまでとれます。 ピカピカに磨かれた電車のガラス。これもシラスバルーンの粒子のおかげです。

  【シラスバルーン配合の石けん】         【ピカピカに磨かれたガラス】

その他にも、透水性・保水性・断熱性を活かしたブロックも開発されており、街中の歩道や緑化に利用されています。鹿児島市の街中も市電の軌道敷緑化によってずいぶん景観が美しくなりました。ブロック内に貯えられた雨水が蒸発する際に熱も発散させ、また緑化効果も高いので、温暖化対策にぴったりです。緑化された軌道敷とアスファルトでは、真夏で20℃近い温度差があるそうです。

シラスブロックの歩道。 シラス緑化ブロックを活用した電車軌道敷。景観も美しくなりました。

   【シラスブロックの歩道】        【シラス緑化ブロックを活用した電車軌道敷】

先日の阿蘇山噴火のように、火山の噴出物は日常生活や農作物など、良いとは言えない影響ももたらします。鹿児島でも火山灰やシラスは厄介者扱いされてきました。しかし、そこでへこたれないのが火山列島に生きる私達です。火山が生み出す様々な可能性、もっとたくさんありそうです!

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2016年09月28日台風16号による影響【霧島錦江湾国立公園(指宿地区)】

霧島・錦江湾国立公園 前平理恵

鹿児島自然保護官事務所より、台風16号の影響をお知らせ致します。

 

【指宿エコキャンプ場および周辺園地】

台風の影響で、多くの樹木が倒れたり折れたりしており、一部の駐車場および散策路が利用できなくなっています。みなさんに安心してご利用いただけるよう、できるだけ早く対応を進めて参りますので、今しばらくお待ちください。

倒木により駐車場に入ることができません。ご迷惑をお掛けしております。強風により折れてしまった木も多数あります。【開聞岳登山道】

台風による強風で、多くの倒木や折木が見られます。現在、またぐ、くぐるなど、より登山らしい登山で頂上まで登れますが、通行の際は頭上の折木などに十分お気を付けください。

倒木の下をくぐるのも楽しいものです。意外と小さな根っこで支えられていたのですね。倒木相手に通り道を考えるのも楽しみのひとつです。ダイナミックな根っこ【知林ヶ島】

今回の台風以降、干潮時に現れるはずの砂の道が出現しない状態が続いています。砂の道ができるまでは知林ヶ島への渡島は禁止されています。

砂の道の最新状況については、下記ページにてご確認ください。

 →【指宿観光ネット】http://www.ibusuki.or.jp/

 

今回の台風直撃を受けた指宿市では、至る所で倒木や瓦の飛んだ家屋が見られます。

現場確認の際も、倒れた木々を目の前に呆気にとられてしまいました。

人の力だと1本の木を切るだけでも重労働なのに、自然の力の計り知れない大きさを感じさせられます。

 

開聞岳では、登山道脇でも根っこごとひっくり返った木をたくさん見ることができます。倒木の下をくぐったり、大きな木を支えていた根っこを見たりしながら登るのも、それはそれでおもしろいです。

木が倒れた後には、太陽の光が射す場所が新しくできます。また、倒木は風雨にさらされて軟らかくなったり、虫や微生物に食べられたりして、朽ち果てていきます。これから出てくる新しい芽や、土に還っていく倒木の様子を見るのも楽しみですね♪



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2016年09月01日特定外来生物「カダヤシ」

霧島・錦江湾国立公園 前平理恵

突然ですが、『蚊』ってブーンと飛んでくるから『虫』に『文』と書くとご存知でしたか?

夏の夜にあの音に悩まされた経験、どなたにもあるのではないでしょうか。

そんな蚊を薬を使わずに退治できる方法があるんです!と聞いたらみなさんどう思われるでしょうか。


実は、蚊の幼虫であるボウフラを食べてくれる魚がいて、しかもその魚は数匹ポンっと池や川に放すだけでどんどん増えてくれます。そして、あっという間にボウフラも減っちゃいますよー。

なんて耳寄りな情報でしょう!薬で水を汚さずにすむし、即効性もありそうですね~。


と、そんな理由でアメリカから日本に持ち込まれた魚が『カダヤシ(蚊絶やし)』です。

私達になじみ深いメダカも雑食性なのでボウフラを食べるのですが、『カダヤシ』の方が繁殖力が強く、ボウフラ退治力が高いぞ、ということで導入されたのですね。マングースがハブを食べるから・・・というのと同じような発想でしょうね。


繊細なメダカに比べ、比較的どんな環境でも生きていけるカダヤシは、川や水路などを通じてどんどん生息地を広げていき、今やメダカの生息地を乗っ取ってしまった地域もあるほどです。メダカとカダヤシは見た目もよく似ているため、「メダカがいる池」と思っていた所が、実は「カダヤシがいる池」だった、ということもよくあるそうです。メダカとカダヤシはよく似ていますが、尻びれと尾びれの形が違います。

 

メダカは環境省第4次レッドリストで絶滅危惧Ⅱ種に、カダヤシは特定外来生物に指定されています。

 

メダカの数が減った理由は、カダヤシ増殖だけではありません。カダヤシが影響を与えているのもメダカだけではありません。しかし、ボウフラ退治としては強みだったカダヤシの「繁殖力」と「環境適応力」が、生態系保全としては裏目に出てしまったのは確かです。

 
鹿児島自然保護官事務所では、指宿市にあるビオトープ池でカダヤシ駆除を始めました。とても小さいこの池でさえも、全てのカダヤシを駆除することは難しいです。一度水を抜いてしまえばいいのですが、それではヤゴやカエル、カニなど他の生物も死んでしまいます。せっせと地道に網でカダヤシをすくうしかありません。カダヤシ捕獲中。地道に網ですくいます。 網ですくったカダヤシ。

 

私達の生活は、様々な自然の知恵や力を応用して、進歩したり改善されたりしています。

新しい技術を見つけること。見えない負の影響を予測すること、またはそれにいち早く対処すること。

どちらかに偏ることなく両立するのは簡単なことではありません。

 

今年の夏は雨が少なく、池も干上がりかかっています。しかし、ピンチはチャンスです!今しかないと、池の水が少ないうちに連日カダヤシをすくっています。

 

【!注意!】特定外来生物を生きたまま持ち帰ることは、外来生物法により禁止されています。

      カダヤシを持ち帰って飼育することは絶対にしないでください!

      個人で実行した場合、懲役3年以下もしくは300万円以下の罰金という罰則があります。

 

            1. ※1
          1.  この地域の在来個体群は「ミナミメダカ」あるいは「メダカ南日本集団」です。メダカ類の放流による遺伝的攪乱に関してはwikipedia「メダカ」「ミナミメダカ」の記事や魚類学雑誌57(1) 「日本の希少魚類の現状と課題」(wikipediaからサイト移動可能)がわかりやすいです。その他、個人で発信されている淡水魚関係のHPやブログにも非常に参考になるものがいくつもあります。当日記に登場する個体群に関しては、捕獲して形態等からの同定をしていないため、ここではすべて「メダカ」と標記しています。

※2

 魚類の放流は、同種間における遺伝的多様性の攪乱(亜種や近縁種間の交配も含む)、カダヤシとメダカに見られるような他種への影響、コイヘルペスに代表される病原菌の拡散など非常に多くの問題があります。

 →日本魚類学会による「生物多様性の保全をめざした魚類のガイドライン」など。

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2016年08月16日大盛況!霧島山モンテフェス2016【霧島地域】

霧島・錦江湾国立公園 アクティブレンジャー 橋之口

こんにちは!山の日として今年から国民の祝日となった8月11日、高千穂河原会場とえびの高原会場で『霧島山モンテフェス2016』が開催されましたので報告します。

  

<高千穂河原会場>

  

▲野鳥の巣箱作り             ▲霧島高校吹奏楽部による演奏

 

 

▲特製ペナントの配布                      ▲郷土料理「ねったぼ」のふるまい

 

<えびの高原会場> 

 

▲スラックライン             ▲ランニングバイク 

 

  

▲クライミング              ▲絵本の読み聞かせ

 

▲昆虫標本作り

 

どちらの会場も、自然の中で楽しく過ごす子どもたちの姿で賑わっていました。

 

えびの高原は続々と人が集まり、およそ7000人の方が訪れたようです。

お天気が良く、多くの人で活気づいているのも相まって(?!)普段は涼しくてクーラーいらずのえびの高原でも、汗をかくほどでした(゜o゜;)

 

トークショー『達人に聞いてみよう!霧島山の楽しみ方』の会場も満員でした。

霧島山が20以上もの"火山"が集まる場所であること、何度も噴火を繰り返し、山によって異なる"植生"の多様性があり、そこで生きる"昆虫"の姿、それらを"写真"を通して魅力を伝える、それぞれの達人によるお話に皆さん聞き入っている様子でした。

▲①火山の達人:石川徹氏(霧島ジオパーク推進協議会)

 ②植生の達人:奥村健一郎氏(宮崎県環境保全アドバイザー)

 ③昆虫の達人:金井賢一氏(鹿児島県立博物館)

 ④写真の達人:廣澤順也氏(写真家・えびの市地域おこし協力隊)

 

今回のトークショーをふまえて霧島山に登ってみると、山に登ったー!という達成感だけでなく、登山の楽しみ方がより広がり、気付くことが増えてくるのではないかと思います。

また、霧がかかることが多い霧島山。よくえびの高原に来られるという参加者から、霧が広がる景色もとても幻想的でおすすめしたい光景という意見も出ました。さらには離れたところから霧島山を見る楽しみ方もありますね!

▲雲海に浮かぶ霧島山(紫尾山から撮影)

 

活火山である霧島山。だからこその、おいしい水、豊富な泉質の温泉、土地に適した農作物などのたくさんの恵みをありがとうございます!霧島山大好きです!!と改めて感じた1日でした(*´∀`*)

 

初めての開催とあり、はじめのうちは何をどうしていいのやら手探りで進めてまいりましたが、たくさんの方のお力添えをいただき、事故なく無事に終えられて何よりでした。

また、イベントを通して築けた関係を大切に、今後も霧島山の魅力を発信していきたいと思います!

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2016年08月10日みんなで霧島山をきれいに【霧島地域】

霧島・錦江湾国立公園 アクティブレンジャー 橋之口

こんにちは!

前回、8月11日の山の日イベントについての紹介をしたところですが、来る山の日を前に、気持ちよく山の日を迎えてもらいましょう!ということで、行政関係者やそのご家族、周辺施設の方々、ガイドの方々などと一緒に山の日プレイベント「クリーンえびの高原」と「クリーン高千穂河原」を8月7日に実施しましたので、活動の報告をします。

   

【クリーンえびの高原】

参加者は約100人集まり、えびの高原周辺の道路沿いや登山道のゴミ拾い、看板の拭き掃除をしました。

▲作業前の集合写真。子どもたちも一生懸命作業してくれました。

 

▲回収したゴミ

   

今年は、霧島ネーチャーガイドクラブさんが主催で12年続けてこられている韓国岳登山道整備も合同で行いました。梅雨の間の大雨で登山道の石が流され、足を載せるとぐらつくところが多くあったので、歩きやすいように石をどかしたり、石段を組み直したりしました。

  

▲慣れた手つきで、和気あいあいと作業中

   

利用者の方から、歩きやすくなりました~!ありがとうございます~!と声をかけられ、私も含め、皆さんご満悦の様子でした(´▽`)

  

【クリーン高千穂河原】

こちらも、高千穂河原周辺の道路沿いや登山道のゴミ拾い、看板の拭き掃除、霧島山トレッキングマップの配布をしました。

これまで霧島市ふるさとガイドクラブさんが主催で実施していた高千穂峰登山道整備も合同で行い、霧島高校の生徒さんや、その親御さん、先生など合わせて90名近く参加してくださりました。合計で約150人集まり、作業がとてもはかどりました。

霧島高校の生徒さんが「これからも何かできることがあれば協力しますので、是非声をかけてください!」と話してくれたそうで、今後も継続的に取り組みができたらいいなと感じました。高校生たちはこれから、進学、就職などで地元に残る人、地元を離れる人、それぞれ道がありますが、霧島山の自然の豊かさを感じ、誇りに思い続けてくれたらとても嬉しいです。

▲作業を終えて記念撮影

   

どちらも、無事に作業を終え、気持ちよく山の日を迎えられそうです(^^)

多くの方に愛される霧島山。これからも霧島山に親しみをもち、きれいな場所であり続けるために、みんなでできることを考え、取り組んでいきたいです。

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2016年08月08日8月11日は何の日でしょう? 【霧島地域】

霧島・錦江湾国立公園 アクティブレンジャー 橋之口

こんにちは!子どもたちは夏休みに入り、えびの高原では家族連れで散策をする姿や、子どもたちが虫を探す姿が目立ちます♪

    

(▲この日は、えびの高原ピクニック広場で、かけっこをする子どもたちや、お昼寝をする人の姿が多く見られました。)

     

さて、8月11日が今年から国民の祝日となりますが、何の日かご存知でしょうか?

    

...はい!「山の日」です!

      

山に親しむ機会を得て、山の恩恵に感謝する日として制定されました。

      

そのことを記念して、山の日に『霧島山モンテフェス2016』が開催されます!

(ちなみに、モンテとはイタリア語で山という意味です。)

       

霧島山の登山の拠点である、高千穂河原とえびの高原の会場で、それぞれ楽しい自然体験プログラムを企画しています。

詳しくはこちらをご覧下さい。↓↓

     

  


       

また、えびの高原会場では「達人に聞いてみよう!霧島山の楽しみ方」と題してトークショーを行います。

昆虫や植物、火山、写真などに精通している"達人"にお越し頂き、霧島山をもっと楽しむ方法を

えびの自然保護官事務所の田中自然保護官が聞き出して皆さまにお伝えします♪

      

これまで関係者で何度も集まり話し合いを重ね、多くの方にご協力をいただき、準備を進めています。

        

霧島山の自然の中で、からだを動かしたり、ものづくりをしたり、リフレッシュできそうですね!

帰りには、霧島山の恵みである、温泉に入るのもいいですね。

       

たくさんの方のご来場をお待ちしております♪

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2016年08月05日見て楽しむ開聞岳

霧島・錦江湾国立公園 鹿児島 前平理恵

いよいよ来ました、夏真っ盛りです!

鹿児島南部を代表する山といえば、薩摩富士とも呼ばれる「開聞岳」です。

標高924m。約4000年前に活動を開始した火山の上に、約1000年前の大噴火の際にできた火山が乗っかった、複合火山といわれる二段式の火山です。

山をぐるっと旋回する形で登山道があり、頂上からは海も山も島も池も見える絶景を楽しむことができますが、今の季節の登山は汗だくでへろへろになります。。。(^_^.)

 
そんなときは、いろいろな場所から開聞岳の姿を楽しみましょう!!

まずは、開聞岳麓から。

開聞岳麓から。二段式火山ということがよく分かります。

近くで見ると二段式の火山であることがよく分かります。

麓にはキャンプ場もあり、8/11(木)には花火大会もありますよ~!!

 
お次は九州自然歩道から。

開聞岳へと続く直線道路から。夏空とまっすぐな道がさわやかわを引き立てます。

開聞岳に続くまっすぐな道と夏空がさわやかです!

この辺りでは天然の砂蒸し温泉も楽しむことができますよ!

 
そして、同じく国立公園に指定されている鬼門平岳から。

九州一のカルデラ湖である池田湖と開聞岳、そして錦江湾に浮かぶ知林ヶ島とのコラボレーションが美しいですね~。こちらは標高306mなのでひょいと登ればこの景色を楽しむことができます。

 
ちなみに池田湖畔から見た開聞岳のお姿はコチラ!

 
その近くの鏡池とのコラボレーションもまた穏やかで心落ち着くものがあります。

鏡池からの開聞岳。心落ち着く風景です。


ソテツ自生地である竹山と周辺に広がる畑からの開聞岳も、人々の生活の中にある自然を感じることができる風景です。

ソテツ自生地の竹山と周辺の畑、そして開聞岳。生活の中にある自然を感じます。


そして、今イチオシの風景がなんといってもコレですね!!

今しか見れないひまわり畑と開聞岳のコラボレーション。元気が出ますよ!

夏を彩るひまわりと開聞岳は、見るだけで元気いっぱいになれます!

 
暑さの厳しい今年の夏ですが、見て楽しむ山もありですよ~!

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2016年06月29日九州特産物リレー6月 ~雨による賜り物・チョウザメをピックアップ!~【霧島地域】

霧島・錦江湾国立公園 アクティブレンジャー 橋之口

梅雨の時期ですね。

えびの高原は年間平均4400㎜もの雨が降り、その量は東京の約3倍で、屋久島などと並ぶ日本有数の多雨地域です。ちなみに平成5年には年間洪水量8670㎜という、アメダス設置地点では最多となる記録があります。

 

※その雨水は川となって地表を流れたり、霧島山に多くある火口湖にたまったりもしますが、大部分は山の地面にしみ込んで地下水になります。地下水は火山の内部を通って崖や谷間などから湧き水として出てきます。(※霧島ジオパーク公式ガイドブックより)

 

霧島山山麓の湧き水スポットの一つである小林市にある出の山公園の湧水は名水百選に選ばれています。

▲小林市出の山公園

 

小林市では豊富な湧き水を活用して、めずらしいいきものが養殖されています。

それがこちらチョウザメです。今回の特産物リレーはチョウザメについて紹介します。

▲水槽の中を泳ぐチョウザメ(出の山淡水魚展示館)

 

チョウザメという名前からサメの仲間かと思われがちですが、生きた化石シーラカンスと同じ古代魚の残存種といわれています。

体表にあるかたい鱗(うろこ)が蝶のかたちに似ており、全体的な形がサメに似ていることから蝶鮫(チョウザメ)と名付けられたそうです。

チョウザメの卵は、世界三大珍味のひとつであるキャビアとして有名ですが、海外ではチョウザメの魚肉が高級食材として扱われているようです。

 

小林市内の飲食店では、チョウザメの魚肉のお刺身やお寿司、コラーゲン鍋、軟骨唐揚げなどのメニューを提供しているお店があります。また、チョウザメ炙り弁当を販売しているお店もありますよ。クセがなく食べやすくて美味しいです♪

▲チョウザメ炙り弁当

 

飲んでおいしい湧き水、そしてその水が田畑を潤し美味しい作物ができ、焼酎などの加工品も生み出されています。霧島山へ降り注ぐ雨が様々な恵みとなり、わたしたちの生活に密着しているのですね。

▲小林市から見た霧島山

 

次は屋久島の菊地さんにバトンタ~ッチ(^^)

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2016年05月27日ミヤマキリシマが綺麗ですよ♪【霧島地域】

霧島・錦江湾国立公園 アクティブレンジャー 橋之口

こんにちは!5月も終わろうとしていますね。

くじゅうの兒島アクティブ・レンジャーも紹介していましたが、今の時期は霧島山でもいたるところでミヤマキリシマが咲いています♪

見頃のミヤマキリシマを愛でながら登山を楽しもう!ということで、5月21日に高千穂河原周辺で自然観察会を開催しました。

当日は高千穂河原から高千穂峰山頂まで登る予定でしたが、前日から風がとても強く、登山中に強風にあおられる可能性があった為、すぐ近くの中岳中腹探勝路と神宮の森散策路にルートを変更しました。

高千穂峰に登れなくて残念でしたが、今回のように強風や、悪天候での登山ではケガや事故の危険性が高まります。

高千穂河原ビジターセンターやえびのエコミュージアムセンターで天候や霧島山の火山情報を発信していますので、しっかり情報収集をして、計画を立てて登山を楽しみましょう。

 

○高千穂河原ビジターセンター/自然公園財団高千穂河原支部HP

http://www.bes.or.jp/takachiho/base.html

○えびのエコミュージアムセンターHP

http://www.ebino-ecomuseum.go.jp/trekking

 

当日、高千穂河原周辺のミヤマキリシマは満開のものが多く、あたりをピンク色に染めていました。

2011年の新燃岳噴火で風下だった高千穂河原周辺のミヤマキリシマは火山礫に覆われ、枯れてしまったのではないかと心配しましたが、火山性の土壌に強いといわれるミヤマキリシマは枯れるどころか、見事に花を咲かせています。火山活動がつくりだすミヤマキリシマ群落の光景を見て、自然の力に驚きと感動です。

 

(▲中岳中腹探勝路にて:ミヤマキリシマ、新緑、サワフタギの白い花などが出迎えてくれました。)

 

(▲只今、コガクウツギも綺麗ですよ。)

 

参加者の皆様はパークボランティアの方の詳しく、おもしろおかしい解説を聞きながら、和気あいあいと自然観察を楽しまれている様子でした♪

 

(▲詳しい説明に聞き入り中)

 

ちなみに、えびの高原周辺のミヤマキリシマも見頃を迎え、6月上旬くらいまで楽しめそうです♪ 

(▲不動池周辺)

 

(▲つつじが丘周辺) 

 

休日は霧島山に足を伸ばしてみませんか(^^)?

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2016年03月22日マンサク!マンサク!! 【霧島地域】

霧島・錦江湾国立公園 アクティブレンジャー 橋之口

3月19日(土)に「大浪池登山とマンサクの花観察会」を実施しました。

前日が大雨だったためキャンセルも出ましたが、当日は雨に打たれることなく、登るにつれて霧から青空が広がり、その景色に一同思わず「おお~!」と声をそろえました。

霧に包まれた真っ白な景色から、徐々に韓国岳が姿を現し、大浪池の湖面が見えていく様子は、拝みたくなるほど美しいものでした。

 

そして本日のお目当て、マンサクはたっくさん花をつけています!!

今が見頃のものや、これから咲くものもあり、今月中はまだまだ楽しめそうですよ♪

今年は当たり年のようで、見応えがあります!おすすめですよ(ノ´∀`)

▲霧が晴れていく様子

 

▲マンサクの花:錦糸卵のようで美味しそう(●´ω`●)

 

▲湖面を背景に黄色いマンサクが栄えますね!霧がかかった景色も神秘的です。

 

参加者の方々も写真をたくさん撮影されていました♪また、パークボランティアの方の解説を聞きながら自然を楽しむことができ、とても満足されていた様子でした。

ハルリンドウも咲いていて、霧島山に春がやってきたな~と笑みがこぼれる、とても気持ちの良い1日となりました♪

▲ハルリンドウ♪

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