ACTIVE RANGER

アクティブ・レンジャー日記 [九州地区]

九州地方環境事務所のアクティブ・レンジャーが、活動の様子をお伝えします。

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西表石垣国立公園 西表

50件の記事があります。

2015年04月20日2015年、春の夜間注意喚起【西表地域】

西表石垣国立公園 西表 アクティブレンジャー 日名

4月13日19時から20時まで、美原集落前のパーキングスペースにて、ヤマネコ交通事故防止の夜間注意喚起を行いました。

【注意喚起の様子】

1時間で13台の通行がありました(西表島では普通か少し多いくらい...)。

ヤマネコの交通事故はほとんどが夜間に起きています。

夜間に運転をされるドライバーの方に、直接対面して安全運転を呼びかけることができるので、この取り組みは有効的だと考えています。

【協力いただいた具志堅巡査長(大原駐在所:左)と宮里巡査部長(上原駐在所:右)】

ちょうど平成27年春の交通安全県民運動の期間で、大原駐在の具志堅さんと上原駐在の宮里さんも、協力していただきました。

5月は、春の全国交通安全運動があります。

西表島東部だけでなく、西部でも同様の呼びかけを行うように計画しています。

【まーやの夢は夜ひらく】

人もヤマネコも交通事故ゼロを目指しましょう!

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2015年03月25日古見小学校の卒業式【西表地域】

西表石垣国立公園 西表 アクティブレンジャー 日名

古見小学校の卒業式

西表野生生物保護センターは、西表島の古見という集落にあります。

この古見集落には、古見小学校があります。

全校生徒あわせて14名の小規模な学校ですが、地域の人に見守られながら西表島の大自然に抱かれて元気に小学校生活を送っています。

野生生物保護センターの観察会に積極的に参加したり、長年チョウの観察を続けていたりして、西表島の自然に関心の高いみなさんです。

この長年続けてきたチョウの観察が評価されて、全国野生生物保護実践発表大会で林野庁長官賞や全国こども科学映像祭で特別賞を受賞しています。

さらに、ヤマネコの交通事故対策にも協力的で、毎年12月末1週間朝の通勤時間帯に、交通安全を呼びかける活動をまーやと一緒にやっています。

【卒業生による「鷲の鳥節」】

そして先日6年生3名の卒業式があり、ご招待いただき出席してきました。

人数が多い学校は順番に卒業証書をもらって終わりですが、

古見小学校は卒業生が3人なので、卒業証書をもらったあとそれぞれが感謝の気持ちや将来の夢などを壇上から発表したり、それぞれの保護者の挨拶、思い出スライドショー、踊り(鷲の鳥節)の披露、くす玉割り、マーチングバンドに続いて校門までお見送りなど、内容盛りだくさん、地域の皆さんも出席してとてもハートフルな卒業式でした。

最高です!!

【くす玉割】

中学校にいっても、元気に頑張ってください!!

【交通安全運動の様子】

【2014年の流行語「いいじゃないの~」「だめよ~だめだめ」】

【2013年の流行語「倍返し」も・・・】

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2015年02月20日交通事故からの初めて野生に帰ったイリオモテヤマネコW171(調査結果)

西表石垣国立公園 西表 アクティブレンジャー 日名

昨年9月3日に交通事故から初めて野生に帰ったイリオモテヤマネコW171のラジオトラッキングの調査結果をお知らせします。

保護の経緯などは、過去の西表野生生物保護センターのブログ※1をご覧ください。

【これまでのW171の位置】

放獣場所は、事故現場から500mほど南東の放牧場そばの林でした。

W171は、放獣直後から1日まで、放獣場所付近に留まっていました。

その後、W171は、事故現場でもあり以前から目撃のあった付近へ戻ってきました。54日までは、レストランたかなから、パイヌマヤホテル、エコヴィレッジ、パイヌマヤホテル社員寮の付近にいました。

55日以後は、レストランたかなよりも西に、パイヌマヤ社員寮よりも東にいるようになり、行動範囲を広げています。

最も西の位置は1月15日10時39分におカンムリ直線の西側で、最も東の位置は1月10日11時27分にリサイクルセンターへの分岐付近でした。

これまでの結果から、リサイクルセンター辺りからユツン辺りまでW171が移動していますので、付近を通行する際はくれぐれもご注意ください。

※1:http://iwcc.seesaa.net/archives/201409-1.html

【調査中の福田自然保護官】

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2015年01月19日H26年度「イリオモテヤマネコと希少動物たちを守ろう 絵画コンクール」表彰式

西表石垣国立公園 アクティブレンジャー 日名

少し前になりますが、12月2日に西表島大原港で、絵画コンクールの最優秀賞・優秀賞・佳作の入選者の表彰式を開催しました。

今年も竹富町の小中学校から32点の応募作品がありました。

応募いただいた皆さん、ありがとうございました。そして、入選した皆さん、おめでとうございます!

(社)沖縄県建設業協会八重山支部より表彰状と副賞が、八重山地区交通安全協会西表島東部支部から記念品が贈られました。

イリオモテヤマネコのまーやも表彰式に参加して、表彰状授与のお手伝いもしました。

優秀者の皆さんからは、絵を描いたときの気持ちや願いなどを発表してもらいました。

入選作品が大原港で12月1日から1月13日まで展示されていました。

どの作品も見ていてホッコリするすばらしいものでした。

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2014年08月30日島の動物 ふしぎ発見!

西表石垣国立公園 西表 アクティブレンジャー 日名

8月13日、西表島エコツーリズム協会※が開催した夏休みエコツーこどもウィークにて、講師としてお話ししてきました。

“島の動物 ふしぎ発見! ~動物の骨や標本からいろいろな動物のふしぎにせまろう~”
と題して、西表島内のこどもたち11人に骨をトピックにお話しました。

骨の役割や、骨のある動物ない動物、生活や食べ物により骨に特徴が表れることなど。小学校低学年の参加者には、少し難しいお話しだったかもしれません。

そこで、難しい話は置いといて・・・

骨クーイズ!だれの骨でしょうか??


骨クイズ!(写真提供:西表島エコツーリズム協会)

そして、その動物の骨の特徴を解説しましょう!


骨の解説


西表島(近海)に住んでいる動物の骨だったので、ほとんどの骨はすぐに正解が出てきました。しかし、クジラの骨はすぐにはわからずでしたね~

「お父さんがイノシシ猟をするから、イノシシの骨はすぐにわかる!」なんて参加者も。


触ってみよう!

西表島に住む生き物や自然に対して、興味や愛情を深めてもらうきっかけになったらいいな~、と思っています。


※西表島エコツーリズム協会:
http://iriomote-ea.com/



(ひな)

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2014年07月14日【祝】オオクイナ(白浜)・キンバト(大原)放鳥

西表石垣国立公園 西表 アクティブレンジャー 日名

オオクイナは、外飼いのイエネコが咥えて家まで持って帰ってきたのを保護されました。
幸いたいした怪我も無く、元気があったので、保護から2日後に白浜の皆さんに見守られながら放鳥出来ました※1。


放鳥前に、イエネコの室内飼育をお願いしました


元気になった姿を見てもらいました

ネコのためにも、野生動物のためにも、ネコは室内で飼うように、よろしくお願いいたします。



キンバトは、大原小学校の窓ガラスに衝突したところを保護されました。


放鳥前にセンターの活動の説明

2羽同時に衝突して、オスとメスでした。おそらくつがいだったのでしょう。
メスの方は、残念ながら死んでしまいました。オスの方は、頭と喉の皮膚が切れていました。
メスが先にぶつかり、それに気付いたオスは、直前にスピードを緩めることが出来て軽傷で済んだのかなと、想像しています。


元気になった姿を見てもらいました

切れていた皮膚は獣医さん※2に縫ってもらい、元気があったので、10日後に大原小学校の生徒たちに見守られながら放鳥出来ました。

センターでは、防鳥ネットを張ったり※3、紫外線フィルム※4を貼ったりして、野鳥の窓ガラス衝突を防ぐ活動を行っています。


元気に飛んでいきました


※1 海人の家(白浜公民館)日記:
http://uminchuya.exblog.jp/20821120/

※2 NPO法人どうぶつたちの病院沖縄:
http://iriomote-pj.seesaa.net/

※3 防鳥ネット:
http://iwcc2.seesaa.net/article/221852246.html

※4 紫外線防止フィルム:
http://iwcc2.seesaa.net/article/389415482.html


(ひな)

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2014年06月09日西表島干潟観察会

西表石垣国立公園 西表 アクティブレンジャー 日名

5月31日に、西表島干潟観察会を開催しました。

干潟の生き物の観察・解説を通して、干潟の役割や重要性、人間と干潟の繋がりなどの理解を深めてもらう取り組みです。

今回は干潟のスペシャリスト小菅丈治氏(石垣青少年の家)を講師に迎え、「貝」をテーマにして、センター近くの後良川河口マングローブと干潟を歩きました。

マングローブ内はぬかるんだ一本道。観察した貝の名前を全体に伝えるのはとても大変です。
ですので、地形の不利を逆に使用して、伝言ゲームをしました。
先頭で先生が見つけた貝を後の人に渡し、貝の名前も順々に伝えていく。


マングローブの一本道で伝言ゲーム

ちゃんと伝わるかな~

ヘナタリがヒナタリ、
カワアイがカワイ、
マングローブアマガイがマングローブアナガイ、

惜しい!!少しずつ違っていますね~


伝言ゲームの答え合わせ


小菅先生に貝の名前を尋ねる


また、観察できた生き物を携帯のカメラで撮影しメールでセンターに送って、まとめてリスト(図鑑)にしてプリントアウトし、観察後の振り返りで参加者に渡す、
という取り組みを行いました。

これがあれば、家に帰ってからも自分で復習できるし、個人的に干潟を歩くときにも使うことが出来ますね。


熱心に図鑑を見る参加者


途中で大雨が降ってきて、観察が切り上げになりました。
みなさん雨に濡れてしまいましたが、それでも楽しんでもらえたと思います。

最近は後良川で西表島干潟観察会を行っていますが、別の場所でもやってみて、違いをみてみるのもおもしろいと思いました。今後もご期待下さい。


ふりかえりの様子

講師の小菅さま、西表石垣国立公園パークボランティア連絡会の皆さまご協力ありがとうございました。


※1西表石垣国立公園パークボランティア連絡会:
http://jun-kikui.s372.xrea.com/PV-HP/index.html


(ひな)

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2014年03月25日私を竜宮城へ連れてって

西表石垣国立公園 西表 アクティブレンジャー 日名

西表島は、イリオモテヤマネコやカンムリワシなど陸地の生き物に目がいきがちですが、西表島を囲む海の中も色々な生き物がいます。

ダイビングやシュノーケルでウミガメを目にすることが多いですし、カヤックで海岸沿いを漕いでいると、舳先をウミガメが横切っていきます。また、いくつかの浜では産卵します。



冬は、死亡したウミガメが漂着してるのが発見されて、連絡をもらうことが多いです。ウミガメ漂着の連絡があれば、現場へ行き、種類、甲羅の大きさや発見場所などのデータを集め、研究機関と共有します。


先日、ウミガメが海岸に打ち寄せられた網に引っかかっていると、海岸の清掃作業中の方から電話がありました。ウミガメはまだ生きているとのこと。

データ計測のため現地へ行き、確認してみると、黒く粘度の高い油が甲羅に付着していました。ちょうど、砂浜で見られるオイルボールと同じような性質のものでした。


甲羅に付着したオイル

センターに運び、ぬるま湯と中性洗剤でオイルを落とし、口や鼻の中にオイルが付着していないことを確認しました。
幸い元気もあり活発に前ヒレを動かしていたので、その日のうちに現場に戻り、発見者の方々と海に放流できました。


オイルを取り除く前(上)と後(下)


浦島太郎のように、竜宮城に連れて行って欲しいなぁ。乙姫様は、ジュゴンに決まり!


放流の様子


関係者のみなさま有り難うございました。


(ひな)

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2014年01月08日ヤマネコ探偵団~イリオモテヤマネコ調査体験観察会~

西表石垣国立公園 西表 アクティブレンジャー 日名

12月2日に、ヤマネコ調査体験観察会を開催しました。

西表島に住む人々に、西表の自然やヤマネコに親しみを持ってもらい、大切に思う気持ちを持ってもらう取り組みです。




ヤマネコの指の本数は?


観察会の前半では、ヤマネコの足跡やウンチ、臭いについて、少しお話しをしました。


「ヤマネコの足の指は何本だと思いますか~?」

「ウンチはどれくらいの大きさかな~?色は?堅さは?」




虫眼鏡で観察してみよう!



「臭いはどんなんかな~?」

これまでヤマネコの臭いは、似たような臭いとして“ソウシジュ”の葉や枝のにおいを紹介していました。
しかし、今回はリアルのヤマネコの臭いを提供しようということで、おしっこのかかった自動撮影カメラやタオルをジップロックに入れて保存して、参加者の皆さんに嗅いでもらいました。

ほとんどが「ぐぇっ!」とか「くっさ~」ってな感じの、強烈な嫌な臭いを嗅いだ時の反応でしたが、中にはあまり反応がない子供も・・・
「風邪ひいて鼻詰まっとんか?」って聞いてました。

この強烈な臭いの記憶はなかなか忘れられないと思うので、野外でもすぐに「あっ!!ヤマネコの臭いや!!」とわかることでしょう。




観察したものをまとめよう!


後半は野外(センター近くの田んぼ)に出て、ヤマネコの痕跡(足跡・ウンチ・臭い・食べ跡)やヤマネコが食べる生き物探しを行いました。

痕跡や生き物にポイントが付いていて、観察できたらそのポイント獲得!
3班に分かれて、獲得ポイントを競い合う、ゲーム形式だ!

みんな、一生懸命探していましたよ~




まとめたものを発表しよう!


そして!なんと!
ヤマネコの後ろ姿を見た子供たちが!
「音をたてずに、すーっとやぶの奥に消えていった」とのこと。
ラッキーですね~

なかなか直接見ることが出来ないヤマネコですが、フンもたくさん落ちていて、実際は身近に暮らしていることを実感してもらえたと思います。


身近に暮らしているヤマネコと、これからも良い関係でいれたらいいなぁと思います。




ヤマネコポーズで記念撮影だ「ギャー!」


西表石垣国立公園パークボランティア連絡会※1の皆さん、NPO法人どうぶつたちの病院沖縄※2の皆さん、ご協力ありがとうございました。


※1西表石垣国立公園パークボランティア連絡会:http://jun-kikui.s372.xrea.com/PV-HP/index.html


※2 NPO法人どうぶつたちの病院沖縄:http://iriomote-pj.seesaa.net/


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2013年12月08日西表トレッキング

西表石垣国立公園 西表 アクティブレンジャー 日名


11月20日に、西表石垣国立公園パークボランティア※の研修イベント「西表トレッキング」が開催されました。



脱皮途中のキノボリトカゲ


コースは、浦内川軍艦岩からカンピレーの滝までの往復で、西表島ではメジャーなトレッキングルートです。

個人的にも、西表島に遊びに来た友人と何度か歩いたことがあります。
しかし、自分では見落としてしまうみちでも、詳しい人たちの目がたくさんあると、いろいろな発見がありますね。



オキナワムヨウラン


パークボランティアの皆さんは、それぞれ得意な分野(植物、昆虫、鳥など)があり、船に揺られながら・歩きながら、見つけた生き物について質問すると、すぐに答えが返ってきます。


わからなければ、「きれいな花が咲いてるなぁ」「変わった蝶が飛んでるなぁ」で終わってしまうものも、詳しい人と観察すれば、名前や特徴など追加情報がどんどん出てきて、ととても強く記憶に残ります。

図鑑やガイドブックなどで調べながら歩くのも、とても勉強になりますよね。



みんなで生き物を観察


暑さがやわらいで、山歩きに心地いい季節になってきました。
西表の師走は、師匠が山を走りたくなる季節!?



※西表石垣国立公園パークボランティア:
http://jun-kikui.s372.xrea.com/PV-HP/index.html



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