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アクティブ・レンジャー日記 [九州地区]

九州地方環境事務所のアクティブ・レンジャーが、活動の様子をお伝えします。

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奄美

65件の記事があります。

2012年04月18日特定外来生物~ボタンウキクサ~【奄美地域】

奄美 アクティブレンジャー 伊藤

奄美大島では、外来種としてマングースが大きく取り上げられていますが、他にもいろいろな種類の外来種が侵入しています。

ボタンウキクサ(英名:ウォーターレタス)は、サトイモ科の浮遊性の水草です。日本には、1900年代に観賞用として持ち込まれました。日の当たる場所を好み、池や沼、河川、水田などに生育します。繁殖力がとても強く、過繁茂による様々な影響が指摘され、外来生物法の特定外来生物に指定されています。

先日、このボタンウキクサの駆除作業を行いました。
作業を行う池は、水面が見えない程にボタンウキクサに埋め尽くされていました。


駆除前


大きさにびっくりの松田アクティブレンジャー


駆除後



胸の下まで池に浸かり、ヘドロに足をとられながらの作業を5時間半程。
池の水は異様な臭いがして、水質が良くないことがわかります。
顔よりも大きいものや小指の先ほどの大きさのもの、他の植物の間に紛れているものなど、一つ一つ摘み取るのは大変な作業でした。
池から引き上げた大量のボタンウキクサの処理も大変でした。

一週間後に様子を見に行くと、取り残しがあったのか、雨で流れてきてしまったのか、
すでにチラホラと浮いている姿が・・・。
定期的に作業に入り駆除していくしかなさそうです。
水質が改善し、奄美の固有な生き物たちの重要な生息地になるようにがんばりたいと思います。



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2012年03月07日アマミノクロウサギのモニタリング【奄美地域】

奄美 アクティブレンジャー 伊藤

今年は雨が多いようでなかなか太陽が顔を出す日が少ないですが、晴れた日は海の色がとても綺麗で、気温はぐんぐん上昇しています。3月に入り26℃を超える日もあります。
鳥たちのさえずりやチョウが舞っているのを見ると、季節が変わってきたことを感じます。

さて1月の徳之島での調査に引き続き、2月は奄美大島でアマミノクロウサギのモニタリングを実施しました。
今まで痕跡があまりなかった場所で、「フンを見たよ!」という確認情報がチラホラと聞こえてくる今年は、もしかしたらアマミノクロウサギが増えてきたかも!!っという期待をしつつ調査を行いました。


↑調査区間内のフンを一粒残らず数えていきます。10000個以上ある調査地もありました!

私が担当した調査地では、昨年の調査結果と比べるとフンの数が増えているところがほとんどでした。
現在、モニタリングの結果をまとめているところです。
きちんとした結果がでましたら、またご報告したいと思います。

←調査中、ちょっと変わった木を発見しました。


まるで人がしがみついている(登っている?)ようです!!どうしてこのような形になったのか・・・。
自然が作り出すものは、不思議がいっぱいです。



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2012年02月21日奄美マングースバスターズ 【奄美地域】

奄美 アクティブレンジャー 牧野

 2月から奄美自然保護官事務所にアクティブレンジャーとして着任いたしました松田維(たもつ)と申します。よろしくお願いいたします。

 平成18年7月~先月まで<奄美マングースバスターズ>に所属し、日々マングースの防除に携わっていました。今回はそのマングースバスターズの紹介をしようと思います。

 平成17年6月に「特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律(外来生物法)」が施行され、奄美大島に定着したマングースは最初の特定外来生物に指定されました。そのマングースを10年後に根絶することを目標に、平成17年7月<奄美マングースバスターズ>が結成されました。初年度は12人体制でスタートし、現在では42人+マングース探索犬3頭で防除事業を行っています。

<奄美マングースバスターズ>42名の集合写真です!奄美野生生物保護センター前にて。

 マングース探索犬のハンドラー3名と探索犬3頭も紹介します。

左より、ハンドラーの喜岡とリム・同後藤とタワ・同山下とラタです。

 龍郷チーム・大和チーム・住用チーム・探索犬チーム・ピンポイント捕獲チームとそれぞれの専門性を生かし全島で効率的な防除事業を進めています。
“目指せ!マングースの根絶、キバレ(頑張れ)!奄美マングースバスターズ!!”

 これからも奄美の希少野生動植物、マングースバスターズの事など紹介していこうと思っています。今後ともよろしくお願いいたします。

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2012年01月26日徳之島調査報告【奄美地域】

奄美 アクティブレンジャー 伊藤

今月初め、5日間の日程で徳之島のアマミノクロウサギ調査に行ってきました!

今回のモニタリング調査では、沢にあるフンの新鮮度や個数を調べます。
なぜ沢で調査するのか?というと、アマミノクロウサギは林道や沢などの開けた場所にフンをする習性があるからです。

胴長・ヘルメット着用で水対策・安全対策ばっちりで、いざ出発!
フンを数えながら沢を登っていきます。

幼獣フンも発見!!

沢の上流部の景色は、とても神秘的でした。


フンを数える石川自然保護官


なんとアマミノクロウサギの姿を見ることもできました!

小さい体で、ゴツゴツした岩を飛び越えて行く姿には、野生の力強さを感じます。
夜行性のアマミノクロウサギに出会えたことは、とてもラッキーな出来事でした。

水深が深いところや滝などに悪戦苦闘しながらも、無事に全日程を終えることができました。
アマミノクロウサギの巣穴を発見したり、いろいろな生き物との出会いがあったりと内容の濃い素敵な5日間となりました。

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2011年12月08日初めまして!【奄美地域】

奄美 アクティブレンジャー 伊藤

12月から奄美地区のアクティブレンジャーに着任しました、伊藤です。
奄美の貴重な自然の魅力を皆様にお伝えできればと思っています。
どうぞよろしくお願いします。

先日、アマミノクロウサギの幼獣フン調査に参加してきました。
この調査では野生下における幼獣の出現期の推定を行っています。

林道に入るとすぐにフンを発見!
アマミノクロウサギは草や茎などを食べるので、フンは植物の繊維がほとんどです。

アマミノクロウサギのフン:丸くてコロコロしています。

成獣のフンが多かったですが、目的の幼獣フンも見つけることができました。

調査中にキノボリトカゲ、ヒメハブやアオカナヘビなどの生き物たちに出会うことができました!
これから、奄美の貴重な生き物に出会えるのが楽しみです。

ヒメハブ:じっと動かず獲物を待っているのでしょうか?

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