ACTIVE RANGER

アクティブ・レンジャー日記 [九州地区]

九州地方環境事務所のアクティブ・レンジャーが、活動の様子をお伝えします。

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2016年12月

6件の記事があります。

2016年12月16日えびの高原、冬景色が綺麗ですよ♪ 【霧島地域】

霧島・錦江湾国立公園 えびの アクティブレンジャー 橋之口

こんにちは!

昨日、霧島山では初冠雪が確認されました!霧がかかっていることが多く、山の姿があまり見られなかったのですが、今日は快晴となり白く雪化粧をした山々が綺麗に見られました♪

▲韓国岳、硫黄山を眺める利用者。雪景色を楽しみに来られたとのことです♪(えびの高原展望台より)

▲霧氷と雪で白い景色が広がっています❄(白鳥山より)

12月12日に、えびの高原(硫黄山)周辺に火口周辺規制が発表されました。硫黄山から半径1㎞内は立ち入りができませんが、えびの高原内の国民宿舎、お土産屋などの施設や、スケート場は変わらず営業しておりますので、空気が澄んだ、冬のえびの高原を楽しめますよ(^^)

登山もできますので、えびのエコミュージアムセンターに立ち寄り、火山や登山の情報などを収集してから登られることをおすすめします。

▲えびの高原安全利用マップ(えびの市発行)

▲景色も楽しみながら滑ることが出来、気持ちよさそうですね♪(えびの高原スケート場より)

※えびの高原(硫黄山)周辺の火山情報、規制状況について、詳しくは下記のHPをご覧ください。

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○気象庁HP【霧島山(えびの高原(硫黄山)周辺)の火山状況】

http://www.data.jma.go.jp/svd/vois/data/tokyo/STOCK/activity_info/505.html

○宮崎県HP【霧島山(えびの高原(硫黄山)周辺の噴火に関する情報提供】

http://www.pref.miyazaki.lg.jp/kiki-kikikanri/kurashi/bosai/kirisima.html

○えびの市HP【えびの高原(硫黄山)火口周辺警報発表に伴う規制について】

http://www.city.ebino.lg.jp/display.php?cont=141025113634

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えびの高原までの道路ですが、宮崎県小林市方面(県道1号小林えびの高原牧園線)からは通行止めになっていますが、宮崎県えびの市方面(県道30号えびの高原小田線)、鹿児島県霧島市方面(県道1号小林えびの高原牧園線)からは通行できます。道路が凍結をしてチェーン規制がかかっている場合もありますので、道路状況をご確認の上、お越し下さいね。

※道路状況について、詳しくは下記のHPをご覧ください。

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○宮崎県道路規制情報

http://roadi.pref.miyazaki.lg.jp/roadinfo/public/

○鹿児島県道路規制情報

https://www2.pref.kagoshima.jp/dourokisei/Index

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2016年12月14日360°のパノラマ絶景!辻岳&野首岳

霧島・錦江湾国立公園 鹿児島 前平理恵

またひとつ霧島錦江湾国立公園のおすすめの場所を見つけました!

大隅半島南側に位置する辻岳と野首岳。

このふたつの山は阿多カルデラ壁の一部で、登山道を含む稜線付近は国立公園の中でも最も重要度の高い特別保護地区に指定されています。

まずは辻岳(標高773m)。

いくつか登山口がありますが、どのルートからでも山頂までは約30分。登山というよりはピクニックです♪

今回のスタート地点は南側登山口。ここから見る辻岳はまるで丘のようです。

辻岳の頂上には大きな花崗岩の岩があり、登山口からも見えるのでモチベーションUPです!

南側登山口から見た辻岳

辻岳山頂には花崗岩の巨岩があり、登山口からも見ることができます。

登山道の前半はシイやカシなどの照葉樹林です(左下写真)が、途中から草地になってきます(右下写真)。

登山道前半は照葉樹林です。  登山道は途中から草地になります。

登山道では、色とりどりの花や実を見ることができ、ただ歩くだけではない楽しい道でした。サザンカの白い花びらがじゅうたんのように落ちていたり、季節外れのツツジの花が咲いていたり。不思議な形の実も見つけました。

赤や白、紫など色とりどりの花や実を見ることができました。

冬の彩りに感激していると、あっという間に巨岩のもとに辿り着きました。

岩の前には鳥居があり、奥の岩の隙間には観音様が祀られていました。

山頂の大岩の前には鳥居が祀られていました。

巨石を横目にちょっと進むと、そこはもう360°のパノラマ絶景!

山頂では360°のパノラマ絶景を楽しめます。

         ↓西側には開聞岳や知林ヶ島。

西側には開聞岳や知林ヶ島。

         ↓北側には南大隅町市街地。運が良ければ桜島や高隈山系も見えるのでしょうか。

北側には南大隅町市街地。

         

         ↓南側の野首岳。右手奥には立目崎も見えます。

南側の野首岳。右手奥には立目崎も見えます。

         ↓南東側には木場岳の照葉樹林。

南東側には木場岳の照葉樹林。

         ↓東側には木場岳から続く自然環境保全地域の稲尾岳。

東側には木場岳から続く自然環境保全地域の稲尾岳。

山頂にはベンチもあるので、お弁当を持ってのピクニックに最適ですよ♪

絶景を楽しんだ後は、辻岳山頂からも見えていた野首岳(標高897m)へ。

北側登山口から山頂までは約30分。こちらもお手軽登山です。

勾配もゆるく、イノシシがどこかしこも掘り返しているので、土がふかふかしてとても歩きやすいです。

途中、何カ所かツバキの花のじゅうたんが現れ、テンションが上がります!

落ちたツバキの花びらのじゅうたんにテンションが上がります!

辻岳と同様、色とりどりの花や実を楽しめます。山頂からは南西の眺望しか見られませんが、南大隅ウィンドパークの風力発電地域が間近に見えます。

山頂からの南西の眺望では、立目崎と錦江湾が見えます。

山頂からは南大隅ウィンドパークの風車群が間近に見えます。

辻岳・野首岳ともに登山口は林道根占中央線沿いにあります。

きつい登山は嫌だけどきれいな景色を楽しみたい!という方。おすすめですよ!

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2016年12月13日日の出の雲海 日暮れの草原 【阿蘇地域】

阿蘇くじゅう国立公園 阿蘇 山口佳子

みなさん、こんにちは!

阿蘇は朝晩冷え込む季節となり、毎朝霜が降りるようになりました。

冬の早朝に出かけよう、と私が心待ちにしていたこと。

それは、『阿蘇の雲海』です。

夜霧が出ていた夜、地元の方が「明日は雲海が出るよ」と教えてくれました。

そこで次の日朝早く北外輪山へ向かい、出逢った景色がこちら~

(▲12月6日 朝7:30頃 二重の峠から撮影した雲海)

How beautiful...

金色に輝く太陽がカルデラ内を覆う雲海を照らし、五岳がシルエットで映し出されます。

一刻一刻と変わっていく雲海と陽の光。自然が作り出す幻想的な一期一会の景色です。

阿蘇に来て初めての雲海は忘れられない光景となりました。

朝からこのような美しい日の出をみたら、1日良いことがありそう~!

阿蘇の雲海が発生しやすいポイントは、寒暖差、放射冷却、風がない、晴れているなどです。

雨が降った次の日の晴れた朝なども、雲海で出逢える好条件のようですよ。

そして夕方。

草原のススキが光を受けて赤く染まり風に揺れています。

阿蘇に太陽が昇り、沈んでいく。

噴火や地震などを繰り返しながら、太古の昔から繰り返されてきた自然の営み。

阿蘇くじゅう国立公園に来られる方々の心を魅了しているこの草原は

千年もの間、人の手で草を刈り、野を焼くという大変な作業で守られてきました。

先人の方々と草原の深いつながりを感じながら、

感謝の思いで米塚の向こうにゆっくりと沈む太陽を見つめました。

http://aso-sougen.com/now/index.html ← 草原のことをもっと知りたい方はコチラ