ACTIVE RANGER

アクティブ・レンジャー日記 [九州地区]

九州地方環境事務所のアクティブ・レンジャーが、活動の様子をお伝えします。

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阿蘇くじゅう国立公園 くじゅう

138件の記事があります。

2016年05月25日花がいっぱい、新緑のくじゅう山

阿蘇くじゅう国立公園 くじゅう 兒島音衣

こんにちは。

地震から1ヶ月が経ち、くじゅう地域もやっと落ち着いてきました。幸いにもくじゅう地域の被害はそこまで大きくなく、今はミヤマキリシマがあちこちで開花し、山にピンク色が増えていく様子に毎日わくわくしています♪

さて、地震後の登山道ですが、たくさんの人から情報をいただいたり、関係者でチェックしに行った結果、いくつかの登山道は通行禁止の措置がとられていますのでご注意ください。

通行が禁止されているのは、

・赤川登山口~久住山

・沢水登山口~稲星山

・平治岳北尾根ルート  です。

また、長者原から諏峨守峠へ向かう道は、大きな落石がたくさんあり、余震や雨などによって落石が発生しそうな状況ですので、自粛をお願いしています。

通行可能な道や通行禁止区間は以下の地図にまとめられていますので、ご確認ください。

くじゅう連山・登山道情報地図(5/23).pdf

上記の登山道は通行禁止・自粛になりましたが、ほとんどの登山道は今までどおり通行できます。ただし地震の影響で浮き石、落石が発生しやすい状況ではありますので、十分に注意してお越しください。

先日、本格的な登山シーズンを前に、九州電力主催の登山道整備が行われました。ロープを張り直したり、雨が溜まりやすい場所に水が流れるように溝を作ったりしました。雨が降るとぬかるんでかなり足場の悪くなる道が、少し歩き易くなると思います!


この日は天気が良く、爽やかな風が吹いていて、新緑が美しい中にミヤマキリシマがぽつぽつと、場所によってはたくさん咲いていて、気持ちがいいと同時に嬉しくなりました!

昨年は虫害にやられ、花つきはあまり良くなかったようですが、今年は花芽がたくさんついていて、虫もほとんど見ません!

長者原では、今年は花の当たり年ではないかと噂されています(^^

ミヤマキリシマだけでなく足下に注意すれば、小さな花がたくさん咲いていることに気づきますよ。(そんな植物たちを傷つけないためにストックにはキャップをつけましょう!)

(左から、イワカガミ、ウスノキの花、マイヅルソウ)

みなさんも、これからどんどん色濃くなっていくくじゅう山や、ミヤマキリシマを見に来ませんか??


【追記】

くじゅう地域の登山道の情報はFacebookの方で随時更新しておりますので、登山をお考えの方は併せてご利用だき、最新情報をご確認ください。

 

【長者原ビジターセンターFacebookページ】

https://www.facebook.com/choujabaruvisitor



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2016年04月27日震災後のくじゅう地域の登山道

阿蘇くじゅう国立公園 くじゅう 兒島音衣

このたびの震災で被災された方には深くお見舞い申し上げます。

 
くじゅう地域では、登山道に落石や亀裂の発生が報告されています。

まだ余震も続いていますので、登山をお考えの方は安全が確認されるまで控えていただくか、十分注意しての登山をお願いいたします。

 
先日、くじゅう地域の主な登山口にこのような張り紙をしてまいりました。

もし登山をされて、登山道に異状を見つけた場合は、長者原ビジターセンター(Tel. 0973-79-2154)まで情報提供をお願いいたします。

 
また、由布岳はすべての登山道で立ち入りが禁止されていますのでご注意ください。

鶴見岳については、別府ロープウェイ、ロープウェイ山頂駅周辺の遊歩道(山頂含む)は利用可能ですが、それ以外の道での登山は控えていただきますようお願いいたします。

 
今回の震災で、阿蘇くじゅう国立公園の特に阿蘇地域では、大きな被害に見舞われました。

自然の脅威だけでなく、自然の魅力をゆっくりと実感できる日が早く迎えられることを願います。

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2016年04月13日くじゅうに春がやってきました。

阿蘇くじゅう国立公園 くじゅう 兒島音衣

はじめまして。

くじゅうではアクティブ・レンジャーがバトンタッチされ、4月からは私、兒島(こじま)が務めます。季節の情報、くじゅうの魅力など、たくさんの人に伝えていきたいと思います。よろしくお願いします!

いきなりですが、みなさんは「春の色」といったら何色を思い浮かべますか?

春はいろんな色であふれている季節ですよね。

しかし、ここくじゅうでは、春の色は「黒」なんです。

春、阿蘇・くじゅうで忘れてはならないのが「野焼き」です。



燃やすといっても山のすべてを燃やしてしまうわけではありません。草原として残しておきたいところだけを燃やし、森林として残しておきたいところには、火がうつらないように、細心の注意を払います。準備は前の年の夏の終わりから進められ、多くの人の協力があって毎年くじゅうの草原・湿原は維持されています。

↑火は下から上へ向かうため、草地と森林(または道路など)の境界部では少しずつ草を燃やして防火帯を作ります。それにより、草地全体に火をつけても周囲に火が飛びうつりにくくなります。

バチバチと枯れ草の燃える音、ものすごい熱をもった炎、そしてなつかしいような煙のにおい・・・・・・。

野焼きは、人が自然を利用するために1000年以上も前からずっと続けられてきました。煙のにおいがなつかしく感じるのはそのせいかもしれません。 現在、草原の維持は放牧のためだけではなく、草原・湿原でしか生育・生息できない生き物を守るために行われています。

長者原ビジターセンター1階にある展示では、迫力ある野焼きの映像を見ることができますよ!

(長者原ビジターセンター: http://kyushu.env.go.jp/nature/tyojyabaru/index.html

この春のくじゅう地域の野焼きはすべて終わり、地面はまっくろ。

ここから新芽が出て、キスミレやハルリンドウなどの春の花が咲き始めるでしょう。

くじゅうにもようやく春がやってきました!

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2016年03月01日猪の瀬戸湿原の野焼き

阿蘇くじゅう国立公園 くじゅう アクティブレンジャー 田中

皆様こんにちは。

228日に、別府市東山にあります「猪の瀬戸湿原」で、野焼きが行われました。

くじゅう地域では、どこよりも早い野焼きです。毎年この時期は積雪などで野焼きは3月に入ってしまうようですが、今年度は暖冬という事もあり、普段よりも早いこの時期の野焼きを実施することができました。

猪の瀬戸湿原は標高700mにある湿原で、湿原北西側には由布岳、北東側には鶴見岳を望むことができます。国道11号線のやまなみハイウェイを湯布院から別府方面へ向かった、道路沿いから湿原が一望できます。

実はこの湿原は1960年代まで放牧や採草が行われており、野焼きが行われていました。その後徐々に野焼きから手が離れてしまい、一時は人の手が全く入らなかった時期がありました。時は過ぎ、湿原が森林化し始めたことをきっかけに、「NPO法人 猪の瀬戸湿原保全の会」や、現「城島高原オペレーションズ」等が立ち上がり、平成24年の3月、最後の野焼きから実に40年ぶりに、猪の瀬戸湿原で野焼きが再開されました。その効果が近年現れ始め、サクラソウをはじめ、ヒメユリやヒゴタイ等の草原性の植物も増えてきました。

猪の瀬戸湿原の野焼きは、湿原を3つの小地区に分けて火入れをします。毎年30人以上のボランティアが集まって、事前に作業説明や安全確認についてしっかりと打ち合わせます。

火を入れる人は周囲の状況や風の方向に気を配りながら火入れを行います。

今年の野焼きは風が弱く、火が思うように走らず、去年より燃え残りが目立ちますが、こればかりはやり直しがききません。そのため野焼きを行う際は、念入りに事前打ち合わせを行い、火付けのタイミングを見計らい、環境条件によって臨機応変に立ち回らなければなりません。野焼きはとても大変な作業なのです。

△野焼き前

△野焼き後

猪の瀬戸湿原周辺にはトレッキングコースが整備されており、初心者やご家族連れでも気軽に散策できるようになっています。

皆様も、人の手によって回復しつつある猪の瀬戸湿原へ足を運んでみてはいかがでしょうか?

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2016年02月12日冬色のくじゅう

阿蘇くじゅう国立公園 くじゅう アクティブレンジャー 田中

皆様こんにちは。

2/10に、中岳ふもとにある御池(みいけ)に行ってきました。当日9:00時点で牧ノ戸峠の気温は-2℃、天気は晴れで若干風が強かったです。

冬のくじゅうの山々を彩るものといえば、やはり「雪」と「霧氷」ですが、今年は暖冬ということで雪はとても少ないです。霧氷は朝の気温が低い時間帯、沓掛山手前から綺麗に見え始めます。また、登る区間と時間帯にもよりますが、この日の条件ではアイゼンが必須な箇所はありませんでした。

この日の山中は風がとても強く、何度も吹き飛ばされそうになりながら進みました。強風によって体感温度がとても低く、その寒さを耐えながら御池にたどり着いた瞬間、一面に凍った御池がその姿を現してくれました。去年と違うところは全体が見事綺麗に凍っていて、まるで大自然の中にできた広いスケートリンクのようでした。例年は氷結してても、湖面が雪で覆われるのですが、雪がなく、綺麗に氷が露出してる湖面が見れるのは感動的です。平日でも凍った御池を目当てに来る人は多いですね。気持ちがよくわかります。

冬のくじゅう連山。霧氷に囲まれ銀色に輝く中岳の凍った御池は冬のくじゅうの一押しです。今年は比較的気温が暖かいので寒い日を狙って御池へ行くことをオススメします。今の時期しか見れない絶景ですので是非一度見に来てみてください。

また、冬山登山を行うときは十分に注意をしてからお楽しみください。昼以降は登山道が非常にぬかるみます。登山道周辺の植生を傷めないためにも、少し汚れてしまいますが登山道から外れずに歩いてください。場合によっては長靴など、装備、準備、計画、判断をしっかりと行って、安全に楽しんでくださいね。

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2015年11月26日冬の訪れ

阿蘇くじゅう国立公園 くじゅう アクティブレンジャー 田中

みなさまこんにちは。くじゅうでは、木々を着飾っていた赤橙黄色の葉が落ち、紅葉が終わりを迎えました。どうやら週末にかけて全国的に気温が下がるそうで、冬が第一歩目を踏み出しているような気がしますね。

そんなくじゅう地域の、我々がいる長者原では、本日初雪を観測しました。朝から雪が降ったり止んだりを繰り返していますが、積もるほどでは無いように思えます。

牧ノ戸峠では10時の段階で気温計に-2℃の表示が出ていました。

牧ノ戸峠を通過する方は、路面状況に注意して運転する必要があります。

これから12月に入ってくると、チェーンやスタッドレスタイヤが必要になることが多くなりますので早めに準備することが望ましいでしょう。

  また、これから山間部は積雪が多くなってきます。防寒はもちろん、山頂部に行く予定の方は、場所によっては凍っている可能性がありますので、アイゼンを持って行くことをオススメします。登山者の方は事前の準備や装備を万全にして冬山を楽しんでください。

これからくじゅうは刻一刻と厳しい冬へ近づいてきます。

みなさんも足元を固めて(雪用タイヤやチェーン、防寒対策など)、ぜひくじゅうに遊びに来てください。

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2015年10月19日紅葉に染まる大船山

阿蘇くじゅう国立公園 くじゅう アクティブレンジャー 田中

みなさまこんにちは。今くじゅうでは紅葉真っ盛りです。

ここ数日は天気が良く、朝晩に急激に冷え込みはじめたせいか、昨年より色づく色のつき具合が良いようです。ちなみに、紅葉や黄葉が色づき始めるのに、日最低気温8℃以下が必要でさらに5℃以下になると一気に進むそうです。そして美しい紅葉の条件には「昼夜の気温の差が大きい」「平地より斜面」「空気が汚れていない」「適度な水分」などいくつかの条件が必要みたいですね。

また、紅葉を見に行くことを「紅葉狩り」という所も多いと思いますが、言葉の由来としては、平安時代には実際に紅葉した木の枝を手で折り(狩り)、手のひらにのせて鑑賞する、という鑑賞方法があったからだとか。

もちろんくじゅうは国立公園なので狩るのはいけません、折らずに眺めましょう。

実は大船山の紅葉は、着任二年目でようやく見ることがかないましたが、率直にとてもキレイでした。

山頂から段原に向かっては、斜面一帯のドウダンツツジ群落の紅葉が見られ、遠くに見える坊ガツルではススキが黄金色にたなびき、見事な赤橙黄のコントラストでした。

山頂直下の火口湖「御池(おいけ)」では空の青が紅葉の風景に加わり、それが水面に映り、風景と美しく調和していました。

 

 


黒岳、三俣山、大船山はおそらく今週いっぱいまでが見頃、翌週には沓掛山が見頃を迎え、その後は長者原とやまなみハイウエェイ沿いが色づくでしょう。

今週末にかけても、山は紅葉でにぎわいが予想されますが、登山する方は、早めの入下山を心がけてください。ここ最近は17時を過ぎると一気に暗くなり、冷え込みますので防寒対策も忘れずに紅葉を楽しんでください。

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2015年09月03日くじゅうの自然が生み出した岩の造形

阿蘇くじゅう国立公園 くじゅう アクティブレンジャー 田中

皆様こんにちは。

雨続きのくじゅうでは、いつの間にか夏が終わり、もう1ヶ月すると紅葉が綺麗な時期が訪れます。紅葉時期の10月は多くの方が登山しに来ます。

そこで今回は、AR田中が選抜した紅葉ついでに見てもらいたい、くじゅうの登山道沿いから見れる、「おもしろい形をした岩」をいくつか紹介したいと思います。

まずこちら。通称「さる岩」

 北千里ヶ浜を久住分かれ側から法華院温泉へ歩いて行くと、右手にみえます。猿が岩に腰掛けているように見えます(自分からしたら猿というよりはゴリラに見えます)。猿のように見える岩は全国的にいくつかあり、有名なのは壱岐の猿岩ですね。くじゅうの「さる岩」は昭和の始めからその名前がつけられたようで、登山地図にも名前が載っていることもあり、地元や登山者の中では有名な"ランドマーク"になっています。

次にこちら。田中命名「ヒゲ岩」

 大船山山頂にさしかかる手前、右手の中岳方向を向くとあります。ちょびヒゲの生えたおじさんが北を見ながら故郷を想っているように、田中には見えました。

次はこちら。通称「鏡岩」

久住高原の南登山道を登り、神明水にさしかかる手前左手にあります。

真っ平らな岩で、表面がすべすべしていることから、地元ではいつからかこの名前で呼ばれ始めたそうです。このような平たい岩は、溶岩が小さな窪地に溜まって形成されなければできない形状で、また、岩の断層もはっきりと見えるので、とても珍しいそうです。元々は頂上付近にあった物が何かの影響でずれ動いたのではないかということです。

次にこちら。通称「かめ岩」

「鏡岩」から少し登ったところ、神明水にさしかかる手前右手に見えます。

名前の通り亀の形をしています。植生が見事に甲羅に見えますね。ミヤマキリシマも生えているので、時期になると甲羅の部分にピンク色が混じるようです。

最後はこちらです。

久住分かれから星生山の方向を見上げると彼はいます。

田中命名「しゃくれ岩」

見事にしゃくれています。上から久住分かれから久住山を常に見ており、登山者を見守っているようです。

以上、今回は自然が長年かけて作ったくじゅうの造形美を5点紹介しました。いつもと違う始点で皆様も探してみると新しい発見がありますよ!

今回ご紹介したものの詳細な場所は下の地図をご覧ください。

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2015年08月14日『山の日』制定記念祭in大分・くじゅう

阿蘇くじゅう国立公園 くじゅう アクティブレンジャー 田中

来年からカレンダーの祝日が増えることをご存じですか?

登山をされる方からすれば、「海の日」があるのだから「山の日」があってもいいのではないかという意見をお持ちの方もいるかと思います。

実は来年2016年から、8月11日が「山の日」として、国民の祝日になります。

先立って今年の8月11日は山の日の制定を祝う「山の日制定記念祭in大分・くじゅう」が長者原一帯で行われました。この日は天気にとても恵まれ、長者原園地は多くの人で賑わいました。まず9時30分から、長者原ヘルスセンター横に健立された坊ガツル讃歌歌碑の除幕式が行われました。そこでは歌手の芹洋子さんが「坊がつる讃歌」「四季の歌」を歌い、会場を賑わせました。

10時30分からは山の日制定記念式典が行われました。来賓として全国「山の日」協議会の谷垣禎一会長も来られ、祝辞を述べられました。また、ミス日本みどりの女神による全国からの山へのメッセージ紹介、歌手の芹洋子さんとコールやまなみ&飯田こども隊による記念合唱に続く形で、式典の最後は地元小学生による「山の日」宣言があり、これからも山を守り育て、次世代に伝えて行きますと宣言してくれました。

 式典の終了後は園地で9つの団体による体験・展示ブースが並び、大きな賑わいを見せました。環境省ブースでは全国の山のある国立公園を紹介する大型タペストリーによる展示とクイズラリー、登山マナーと携帯トイレ普及啓発ブースなどを行いました。

 また、ボルダリングの体験としてクライミングウォールを設置し大人子ども問わず大人気でした。

「山の日」が皆さんにとって、山に親しみ、山の恩恵に感謝する素敵な日になれば良いなと思います。

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2015年08月06日子どもパークレンジャーinくじゅう

阿蘇くじゅう国立公園 アクティブレンジャー 田中

例年より10日おそい梅雨明けのくじゅうから皆様こんにちは。くじゅうのただいまの気温は25℃前後ととても涼しいです。

先月末に環境省主催の「子どもパークレンジャー」として1泊2日のキャンプを久住(くじゅう)高原の沢水(そうみ)キャンプ場にて行いました。子どもパークレンジャーとは、小学生を対象に、国立公園の保護や管理、調査などをしている環境省の「レンジャー」の仕事を体験してもらい、自然保護や環境保全の大切さを伝える環境教育活動です。

今年は、21名の子どもパークレンジャーと一緒に、センサーカメラを使った国立公園内の生き物調査や、増水時にしか現れない幻の本山滝までハイキングをしたり、キャンプ場内にある大野川の源流部で生きもの探索をしたりと、2日にわたって様々な活動を通して自然と親しみました。

 1日目のアクティビティーとして、朝、センサーカメラを使った生き物調査をしてもらいました。設置場所を子供達で話し合ってもらい、カメラを設置し、翌日データを回収しましたが、残念ながら生き物は写っていませんでした。あらかじめ我々で仕掛けたセンサーカメラの映像を子供達に見せたところ、興味津々に、こんな動物がいたのかと驚いてくれました。生き物は6種類確認でき、身近な所でどんな動物がいるかを学べたと思います。

▲センサーカメラに写ったキツネとヤマドリ

 その後本山滝までハイキングをしました。突然の夕立に打たれましたが、子供達は元気に最後まで歩きとげ、幻の滝の下で涼んだ後、キャンプ場に戻り、夕飯作りをしてもらいました。夕飯の火起こしは火打ち石で行いました。火花を散らすのにコツがいりますが、みんな徐々にコツをつかんでようで何とか火を起こし、夕飯のカレーにありつけました。やっぱりみんなで協力しながらつくる野外料理は格別においしく感じますね!

   

  2日目は大野川の源流探検として水辺の生きもの調べを行いました。

くじゅう連山は、大分県の大河川である「大野川」の源流部に当たり、沢水(そうみ)もその一つです。森の中の小川は源流部の湧水が集まってできていて、水温が低くとてもひんやり。水の中に足を浸けると、鳥肌が立つほどの冷たさです。

水辺の生きものは、水がきれいか汚れているかの環境によって種類が変わることや、巣を持つトビケラの生態、切ったところから分裂するプラナリアなど、水生生物と水辺環境ならではの特徴について学んだ子どもたち。自分の地域の水辺にどんなものがいて、水質がどうなのか考えるよい機会になったのではないかと思います。

今回の子どもパークレンジャーでは、キャンプ場や草原の生きものと源流部の水辺の生きものに焦点を当てました。少しでも僕たちの仕事に興味を持ってくれて、この中から未来のレンジャーが生まれてくれると良いですね!

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