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九州地方環境事務所

アクティブ・レンジャー日記

ウミガメ調査!

2018年06月28日
奄美 アクティブレンジャー 牧野

 うがみんしょ~らん!(こんにちは!)奄美野生生物保護センターの牧野です。奄美はすっかり暑い夏になりました。夏と言えば海!海も浜もとても綺麗でついつい浜辺に立ち寄ります。

▲[青い海、白い砂浜]

立ち寄った際、浜によってはキャタピラの跡のような何かの痕跡を見つけることがあります。何だと思いますか?

▲[何の痕跡?]

実はこれはウミガメが上陸した際の足跡です。奄美群島では、夏になるとアオウミガメとアカウミガメが産卵のため、夜の砂浜に姿を現します。

奄美野生生物保護センターでは、奄美海洋生物研究会さんと協力して、どのくらいウミガメが上陸し、産卵しているのか調べるため、ウミガメの産卵時期にあたる5月中旬から8月中旬に2週間に1度浜辺を歩き、調査を行っています。

今年度最初の調査は、奄美海洋生物研究会の興さん、木元さんとセンターの職員とで打ち合わせした後に出発しました!

▲[打ち合わせの様子]

▲[ウミガメ調査の様子]

浜辺は日差しを遮るものがなく、まるで砂漠を歩いているような感覚です...。ウミガメの足跡がはっきりと確認できることもあれば、ウミガメが上陸してから時間が経つと、痕跡が雨や風で風化するため、足跡や産卵有無の確認が困難な時もあります。

天気などの条件によってはウミガメの上陸や産卵跡の確認が難しく、結構過酷な調査なのです。

次回、私が日記を更新する時に結果をご報告します。お楽しみに!