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九州地方環境事務所

アクティブ・レンジャー日記

アマミヤマシギ調査!

2017年03月24日
奄美 アクティブレンジャー 牧野

 うがみんしょ~らん!(こんにちは!)奄美野生生物保護センターの牧野です。

 奄美群島は、豊かで多様な自然景観と固有で希少な動植物が生息していることから、3月7日に国内で34カ所目の国立公園に指定されました。

 指定日には、保護センターの前に職員みんなで大きな横断幕を掲げました!

▲[センター入り口前の横断幕]

 今回は調査地の一部が国立公園にも指定されている『アマミヤマシギ調査』についてご紹介します。

 アマミヤマシギとは、奄美大島から徳之島の間の島々でのみ繁殖している鳥類であり、国内希少野生動植物種に指定されています。キジバトほどの大きさで長い嘴を持っており、夜にミミズなどの餌生物を探して開けた場所に出てきます。

▲[路上に出てきたアマミヤマシギ]

 個体数、分布域が限定されている事から、奄美野生生物保護センターでは繁殖状況や育雛状況を把握するため、3月と6月にモニタリングを行っています。

 夜間の林道を車でゆっくりと走行しながら、車のヘッドライトと手持ちライトで調査ルート上を照らし、アマミヤマシギの出現数をカウントします。

▲[センサスの様子]

 3月は繁殖期のため、ペアと思われるアマミヤマシギを見かける事も多々あります。

▲[寄り添うアマミヤマシギ]

 アマミヤマシギはライトを当てると『ピタッ』と静止する事があります。県道など広い道路に出現する事もあるので、奄美大島や徳之島で夜間道路を走行する際はお気を付けください。

▲[広い道路に出現]

 地上に居る姿を目撃する事が多いですが、木にとまっている事もあります。1匹も見逃すことのないように、調査中は注意深く探します。

▲[樹上のアマミヤマシギ]

 国立公園指定によって、アマミヤマシギなど貴重な生き物が生息する奄美の自然をずっと未来に残していけるよう目指していきたいですね。