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九州地方環境事務所

アクティブ・レンジャー日記

出張授業 in 奄美小学校5年生 【奄美地域】

2012年07月23日
奄美
先日、石川自然保護官と一緒に奄美小学校からの依頼で5年生(約90名)の総合学習の時間に出張授業を行いました。すでに、マングローブとリュウキュウアユについて勉強をしたということなので、今回は「奄美の生き物」と題して、奄美群島の成り立ちや固有種が多く存在するのはどうしてなのかについて、更にはアマミノクロウサギやハブなどの在来種とマングースに代表される外来種とその影響について話をしました。


パワーポイントを使用し説明する石川自然保護官。みんな真剣に聞いていますね!


しっかりノートにまとめています。


途中の休憩時間には、持参したアマミノクロウサギとマングースのはく製、マングース防除事業で実際に使用しているワナやセンサーカメラ(動きを感知してシャッターが切れる自動撮影装置)を興味深く見ていました。特にセンサーカメラとアマミノクロウサギのはく製は大人気でした!

みんなしっかり話を聞いてくれましたし、質問も多く(やはりアマミノクロウサギに関する質問が多かったです)、理解しようという意気込みが感じられたあっという間の1時間30分でした。
これからも機会を見つけていろいろな学校へ出向き、子供たちに奄美の自然について伝えていきたいと思います。

【今日の一枚】


・「イシガケチョウ」:タテハチョウ科
・林道調査中に見かけました。梅雨が明け強い日差しが照りつける中、その日差しを避けるように葉の裏に隠れていました。