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アクティブ・レンジャー日記 [九州地区]

九州地区のアクティブ・レンジャーが、日々の活動や地域の魅力を発信します。

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慶良間

22件の記事があります。

2018年03月06日「さんごゆんたく館」オープニング式典 開催!

慶良間 アクティブレンジャー 前山

はいたい!(こんにちは!)

慶良間諸島国立公園においてサンゴ礁の保全や情報発信を目的とした施設

「さんごゆんたく館」を座間味村阿嘉島に建設し、2018年3月5日「サンゴの日」に

オープニング記念式典を行いました。

さんごゆんたく館 外観

「ゆんたく」とは、方言で「おしゃべり」の意味で、村内の公募により選ばれました。

気軽に訪れ、サンゴや自然について「おしゃべり」することで、慶良間諸島国立公園を

より深く知ってもらえたり、様々な映像を見て、くつろいで頂けるような空間作りを

進めていきます。

さんごゆんたく館 式典村内外からのたくさんの方々に参加して頂き、賑やかで素敵なオープニング式典と

なりました。

とかしきなおみ環境副大臣の挨拶から始まり、たくさんの方にご祝辞をたまわり、

電報も頂きました。さんごゆんたく館の概要説明や紹介を行った後、琉球大学

名誉教授 土屋様にご講話して頂き、地元の阿嘉小学校・慶留間小学校の子供達の学習発表が

ありました。ケラマジカの研究やサンゴの産卵観察会の様子など、堂々と発表している姿は

とても頼もしかったです。

さんごゆんたく館 式典 阿嘉小学校 慶留間小学校学習発表 記念撮影最後にドローンで記念撮影を行いました。

さんごゆんたく館が多くの人に愛される施設となるよう、ワークショップや発表会・

フォトコンテストなど参加型のプログラムを作り、慶良間諸島国立公園が、更に素晴らしい

場所になるお手伝いをしていきます。

皆様!是非!「さんごゆんたく館」へ遊びに来て下さい♪お待ちしています。

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2017年10月27日平成29年度 サンゴ礁モニタリング調査

慶良間 アクティブレンジャー 前山

はいたい!(こんにちは!)

今年も慶良間諸島国立公園のサンゴ礁モニタリング調査が始まりました。

例年より遅めの台風を避けながら、座間味島と阿嘉島のモニタリングが

終了し、残るは渡嘉敷のみです。台風22号が過ぎ去ったら行う予定です。

今年もスポットチェック法、各島12カ所、トランセクト法、各島3カ所ずつ行いました。

スポットチェック法は、数mから10mの範囲を調査員2名で泳ぎ、サンゴの被度や新しいサンゴの

加入度、大型卓上ミドリイシの大きさ、オニヒトデの有無などをマニュアルに沿って

調査していきます。

スポットチェック

トランセクト法は各調査地点で40mラインを2本設置して1m×1mの枠の中の目視観察と

写真撮影を行います。

トランセクト法

慶良間のサンゴは元気いっぱいでした。

昨年に引き続き、高水温の影響によるサンゴの白化が心配されましたが、

ほぼ、白化せずに元気に育っています。

この素晴らしいサンゴ礁を守るためにできることを考えて実行していきたいものですね。

海中に広がるサンゴ礁デバスズメダイ 青色 サンゴ薄茶色 

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2017年03月07日渡嘉敷島 見花原遊歩道開通式典

慶良間 アクティブレンジャー 前山

はいたい!(こんにちは!)

3月5日(日)サンゴの日に慶良間諸島国立公園指定3周年を記念して

渡嘉敷島の東側に位置する見花原遊歩道の開通式典を行いました。

見花原遊歩道は平成27年度から整備が始まり2カ年を経て完成しました。

歩道の全長は約1kmで、元々あった砂岩の道を活用して、案内板を設置し

四阿を2棟整備しました。海岸からの強風に耐えて育った木々は大きく育たず、

風衝植生を作り出しています。

リュウキュウマツは本来は20mを超える樹高に育つのですが、

見花原遊歩道では視界を遮らず、雄大な景色を見ることができます。

当日はお天気も良く、渡嘉敷村の皆様に集まって頂き、無事に開通式典を終えることができました。

見花原遊歩道完成式典

開通式典の後は子供たちも交えて自然観察会を開催しました。

慶良間では花々が咲き始める季節ですので植物を観察するにはとても良い時期です。

左上ヒメハギ右上オキナワシャリンバイ左下シラタマカズラ右下オキナワハイネズ

左上オキナワシャリンバイ・右上ヒメハギ・左下シラタマカズラ・右下オキナワハイネズ

他にもたくさんの植物を見ることができました。

また、砂岩でできた道は沖縄本島を一望できる台地へとつながっており、

海風を感じながら楽しく歩くことができます。

見花原遊歩道景色

この見花原遊歩道を島の方々と広く世界の方々に利用して頂けるように

季節ごとに観察会を開催したいと思っています。

渡嘉敷島を訪れた際は是非!歩いてみて下さい。渡嘉敷の大自然の魅力に

気付いて頂けるはずです。

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2016年05月16日慶良間が梅雨入りしました。

慶良間 アクティブレンジャー 前山

はいたい!(こんにちは!)

本日、慶良間が梅雨入りしました。

午前中はとっても良いお天気で梅雨はどこへ行ったんでしょう?

と、村民も水不足を心配していたのですが、午後から滝の様な

雨と共に気象庁の発表がありました。

写真は迫り来る梅雨前線です。

展望台から見た梅雨前線

海に黒い影は雨を伴って迫ってくる様子です。

昨年より一週間遅い梅雨入りですが例年通りあけてくれると良いなと思います。

最後に、梅雨入り前の大潮の干潮時の様子です。

潮が引いて陸からもサンゴを観察することが出来ます♪

大潮時に陸に現れたサンゴ礁

潮が引くと間近でサンゴを観察することが出来ます。

サンゴは潮が引いて陸に出てしまっても自力で粘液をだして乾燥から身を守ることが出来ます。

身をを守るための自衛本能です。

サンゴから粘液が出ている写真

生き物の力に感動します。

キラキラ太陽がまぶしい夏が来るのを心待ちに、梅雨をすごしたいと思います。

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2016年02月17日ザトウクジラの季節がやって来ました♪

慶良間 アクティブレンジャー 前山

はいたい!(こんにちは!)

皆様いかがお過ごしでしょうか?

慶良間は夏と冬が入れ替わるような気温差が週替わりでやって来て困ってしまいます。

ですが、慶良間はクジラシーズン真っ只中!

今年は多くのクジラや親子クジラが慶良間海域に訪れています。

2頭のザトウクジラが泳いでいる

まず、座間味島の稲崎にある展望所からクジラを探します。

この展望所は昨年7月に共用が開始された環境省が慶良間諸島国立公園に初めて整備した

展望所です。晴れた日には久米島まで見え、デッキに立つと海の上に浮かんでいるような

不思議な感覚を味わうことが出来ます!

座間味島の稲崎にある展望所

12月から3月頃まで慶良間海域で主に見ることが出来るのはザトウクジラです。

体長は13~15M。体重は約30t。とても大きい海のほ乳類です。息継ぎをする時にあがるブロウを探しています。

展望所からザトウクジラを探す

クジラを確認すると、ホエールウォッチング船が港から出港し、クジラの進行方向などを

邪魔しないように少し離れた場所でウォッチングを開始します。

中には船に近寄ってきて遊んでくれる?クジラもいます。

そうしたら、エンジンを切ってクジラが放れていくまで一緒に海を漂います。

晴れた日には、ブロウに虹が架かります。見ることが出来ると幸せになれるとか?!

レインボーブロウ

クジラ達は様々なアクションを見せてくれます。

豪快なジャンプ!ブリーチ。手を振るような仕草ペックスラップ。

顔を水面ににょきっと出すスパイホップ。などなど。

ザトウクジラのアクションのイラスト

是非、クジラたちに会いに慶良間諸島国立公園に遊びに来て下さい。

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2016年01月12日*慶良間花便り*

慶良間 アクティブレンジャー 前山

1月の慶良間に咲く花々を紹介します。

今年は慶良間も暖冬で花の時期も早くなっているように感じます。

冬が暖かいとヤマモモの実がたくさんなると言われているので、春になるのが楽しみです。

ヤマモモは実をつけた頃にまた、AR日記にて紹介します。

☆ツワブキ☆ キク科

黄色いキクに似た花が2輪咲いている

ツワブキの全体写真

太平洋岸は福島県以南、日本海岸は石川県以南に分布する常緑の多年生草本。

方言で「チファファ」「チーパッパ」

葉は「フキ」に似た丸いハート形で、縁はギザギザのものからなめらかなものまで様々。

表面はワックスを塗ったように光沢があることから「ツヤのあるフキ(蕗)→ツヤブキ」が

転じて「ツワブキ」となったと言われています。

茎はあく抜きをすると食べることができ、慶良間ではソーキ(豚)と煮ることが多く、

出汁を吸うのでとてもおいしく頂く事ができます。

慶良間では林道沿いに多く見ることが出来ます。

☆リュウキュウバライチゴ☆ バラ科

白い直径5㎝ほどの花が2輪咲いている。

房総・伊豆・紀伊半島・山陽地方以南と朝鮮南部に分布する落葉低木。

方言で「インギイチブ」「ナスイチュビ」

別名「オオバライチゴ」で日当たりの良い場所に自生しています。

花は白色で大きく、葉はバラの葉に似ていて茎には棘があるので注意が必要です。

果実は紅紫色で大きいものは直径3㎝ほど有り、ボリュームが有りおいしく食べることが出来ます。

慶良間ではサーターアンダギー(揚げドーナツ)に入れたり、ジャムにして楽しみます。

林道沿いで見ることが出来るのでつまみながらお散歩するのも楽しみです。

今年は暖かいのでこの時期からちらほら花を見ることが出来ます。

実がつく頃にはヤマモモと共に紹介します!こうご期待!

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2015年10月21日外来生物の授業を行いました!

慶良間 アクティブレンジャー 前山

はいたい!(こんにちは!)

座間味小学校の3・4年生に環境学習の一環で、特定外来種の授業をして欲しいと

依頼があり、座間味小学校に行ってきました。

 画面に映し出されたグリーンアノールを見ながら子供達に説明をする岸保護官

座間味島にはグリーンアノールという特定外来種のトカゲがいます。

子供達は興味津々です。

島の子供達にとってトカゲと言えば捕まえちゃうもの!

まだ、島の一部にしか生息していなくて見たことのある子はほんの少数なのです。

そこで、岸保護官が外来生物の事から話していきます。

「島にはもともといなかったものが外来生物!!」

しっかり理解できたもようです。

授業の続きは、実際に生息している場所に行って、トラップを確認したりグリーンアノールを探したり!

実物は見つかりませんでしたが「生息場所を知ることができて良かった」と感想を言ってくれました。

 生息場所で子供達にトラップの説明をする保護官

今日の授業をうけて、自分たちが住んでいる島の自然環境をより理解して、勉強して

もらえたら良いなと感じました。

この結果は、まとめて授業で発表するそうです。

しっかり、話を聞いている真剣な子供達の目が印象的でした!

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2015年10月14日慶良間花便り10月号

慶良間 アクティブレンジャー 前山

はいたい!(こんにちは)

慶良間諸島国立公園から10月に咲く花を紹介します。

朝夕は少し涼しくなり、空が高く秋を感じるようになりました。

夏とはひと味違うケラマブルーの美しさも際立ちます。

 

ヘクソカヅラ アカネ科

白い筒状の4mm程の、花弁は白色、中心は紅紫色の小さい花がたくさん咲いている。

方言名はクサカンダ。
山地の林縁に生える多年生のつる草で、和名は全体に悪臭があることによる。

嗅いでみたがそこまで臭いとは思えない。

黄色く熟した実の汁は昔から、あかぎれやしもやけの薬として使われている。

慶良間では集落でもよく見られるので見つけたら嗅いでみてはいかがでしょうか??

 

ホソバワダン キク科

小さな黄色の花で花びらはタンポポのように先が切れた舌状花

方言名はンジャナ・ニガナ。
日本に自生するニガナとは別種。

海岸の岩場から山裾にかけて生育し、慶良間では道端や海岸沿いの岩肌によく見られる。

沖縄では古くから選抜・栽培化され健康野菜として水に浸してあくを抜き、おひたし、白和え等にして

食べられている。ビタミンCやカロテン・カルシウムが豊富で風邪の諸症状や胃腸にも良いとされ

薬草としても利用されている。

 

タイワンクズ マメ科

ハート型の緑の葉に囲まれた青紫色の花

方言名はマミハンジャ・マーミヌク・マミカンダー

奄美以南に分布する、つる性の多年生草本。

秋の七草の一つで、根から採った澱粉は葛粉、根を乾燥させたものは漢方薬の葛根(カッコン)。

台湾産葛根はタイワンクズの根を原料とするらしい。

慶良間では、林縁などに生い茂り刈り取られても、すぐにまた根に蓄えた養分を元に繁茂するが、

花は青紫色でとてもきれい。

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2015年06月10日慶良間花便り 6月

慶良間 アクティブレンジャー 前山

はいたい!(こんにちは!)

梅雨の中休み?慶良間は真夏のようなお天気に恵まれています。

6月の慶良間の島々に咲く花々を紹介します。

☆ハマゴウ☆ クマツヅラ科

方言で「ホーガーギー」

砂浜に生える落葉小低木。本州・四国・九州からアジア東南部から南大西洋、オーストラリアにも分布している。夏に美しい花を咲かせる。果皮がコルク質で、海流に運ばれて分布する。慶良間ではビーチで見ることが出来る。

果実を陰干しにして乾燥させたものは生薬(しょうやく)で、蔓荊子(まんけいし)といい、漢方では滋養強壮、解熱、消炎などの目的で用いられる。

☆クサトベラ☆ クサトベラ科 

方言で「スーキ」「ギシギシバ」

海岸の砂浜や隆起珊瑚礁上に生える常緑低木。

日本では薩南諸島以南の南西諸島・小笠原諸島に分布する。

ハワイには海に咲くこの花はビーチ・ナウパカと呼ばれ、花弁が下半分しかなく、同様に花弁が半分しかないマウンテン・ナウパカの花と合わせてはじめて完全な花になるという伝説があり、これは、恋人のいる若者に恋をした火の神ペレがその想いを果たせず、嫉妬して二人を引き裂いてしまったというお話。

慶良間では道沿いに多く見る事が出来る。

グンバイヒルガオ☆ ヒルガオ科

方言で「アミフィーバナ」「ハマカンダー」

日本では鹿児島県から沖縄県の海岸と、大分県佐伯市の海岸に生育する。それ以北の日本には分布しない。この種はハマヒルガオとは異なりサツマイモ属に含まれ、アリモドキゾウムシの宿主植物となることから、四国・本州以北への植物体の持ち込みは検疫によって禁止されている。

慶良間ではビーチに生えています。踏みつけたり、引き抜いたりしないで下さいね。

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2014年09月12日慶良間諸島国立公園指定半年記念イベント!

慶良間 アクティブレンジャー 前山

はいたい!
3月5日に慶良間諸島国立公園が指定されて半年が経ちました。
半年を記念してふれあいイベントを実施しました。




阿嘉島・慶留間島でのイベントはクリーンUPウォーキング!
阿嘉島のターミナルから慶留間島の港まで参加者とゆっくりゴミを拾いながら歩きました。
参加者は少なかったのですが、橋の上からイカを見つけたり、住んでいても普段、目にすることのなかった植物やにょろにょろ泳ぐウツボを観察したりしながら慶留間島へ。
慶留間島の公民館では、岸保護官が国立公園の説明会を行い、参加者の方から地元の事を再発見でき参加して良かったと嬉しいコメントをいただきました!




座間味島では古座間味ビーチでのクリーンUPウォーキングを行いました。
とっても暑い日で大変でしたが、皆さんゴミを拾いながら島の植物や動物・外来種のグリーンアノール駆除現場などを観察し、保護官と話しながら楽しく過ごすことが出来ました。
思いのほかゴミもたくさん集まり、また開催しようという声も上がり有意義な時間でした。




渡嘉敷島では照山園地でふれあいイベントを行いました。
あいにくの雨でしたが、たくさんの方に集まって頂きました。
地元の方もあまり行かないという照山でしたが、頂上からは阿波連ビーチ・渡嘉志久ビーチを一望でき、とても眺めのいい場所でした。自然指導員から植物の話や、島の歴史を聞きながら子供達も楽しそうでした。
次回はお天気のいい日に、また開催したいと思います。

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