対馬野生生物保護センター

ホーム >> 職員日誌 >> センター職員日誌(過去ログ)

センター職員日誌(過去ログ)

[881] 回顧
投稿者:前田 投稿日:2005/12/29(木曜) 00:52

センターに勤務してから早7ヶ月。
この刺激的かつ激動の野生生物保護の最前線で、私はいろんな方に学びそして支えられてきました。ほんとうにありがとうございました。来年も私前田は頑張ります。対馬の自然・人・文化の明日のために。


[870] 棹崎の赤道を歩く
投稿者:木村 投稿日:2005/12/26(月曜) 21:10

今月のお散歩観察会は「棹崎の赤道を歩く」でしたが、生憎の天候のため中止となりました。
しかし、せっかくなので観察会の下見に行った時の様子をお伝えしたいと思います。

まず「赤道」とは何か、「せきどう」ではありません。
ご年配の方なら普通に会話の中で使われるかもしれませんが、私は最近まで知りませんでした。

「赤道(あかみち)」とは、道路法の中で取り扱われない小さな路地やあぜ道、山道などのことです。公的な地図上では赤色で示すことが義務付けられていたため、赤線(あかせん)、赤道(あかみち)などと呼ばれることになりました。

←こんな道です。

[Res: 870] Re: 棹崎の赤道を歩く
投稿者:木村 投稿日:2005/12/26(月曜) 21:14

今回はセンターを出発し、この地図上の点線部分(尾根上)の道を歩いてゴールの磯まで向かいました。
なぜゴールをここにしたかと言うと、以前から
「センターより南へ下った場所に舟でしか行けない(本当はそんなこと無いですが)平地があり、昔はそこに人が住んでいた」
という情報を聞き、一度行ってみたいと思っていたのです。

ちなみに後から、「この地図に載っている道なら、『赤道』ではないのではないか?」と気付きましたが、道というものは人が使うから道なのであって、この地図が示す点線も、既に道が在って無いようなものでした・・・。本物の赤道はおそらくもう殆ど残っていないのではないでしょうか。

[Res: 870] Re: 棹崎の赤道を歩く
投稿者:木村 投稿日:2005/12/26(月曜) 21:16

途中、尾根の天辺に人が暮らしていた跡のようなものがありました。
そんな「人工物」を見ると、昔は本当に道だったんだろうなーと感じます。

さらに進むと、目的地の平野が見えてきました。
「平野」と言うからには小鳥やタカの仲間など、野鳥がたくさんいるのではないかと野鳥愛好家としては期待に胸膨らませていたのですが、双眼鏡で平野を見下ろすと何やら一面黄色く見えます・・・。
一抹の不安が頭を過ぎります。

[Res: 870] Re: 棹崎の赤道を歩く
投稿者:木村 投稿日:2005/12/26(月曜) 21:19

気を取り直して進んでいったのですが、途中で道を外れたらしく、もともと在って無いような道が、岩肌急斜面の登場で本当に無くなってしまいました。もう平野も間近なところだったので、仕方なく斜面を滑り降り谷筋から入ることに。

谷から平野に出たところには、昔家が建っていたであろう、キレイに整地された空間がいくつか見られました。

しかし、ここからが大変!育ちに育ったメダケ群落(一面黄色の正体)が全てを飲み込み、海岸へ出るまでにネコが通れる隙間もありません。仕方なく山際に沿って海岸まで進むのですが、今度はイノシシの糞だらけ!中にはホカホカのものや、乾燥しきっていない尿の跡まで・・・あまりの多さに少し怖くなって、歌を歌いながら歩きました。これがまた、歩くなんて生やさしいものでもなく、道なき道を密な木の枝を掻い潜りながら、イノシシの糞をよけながらの道のりでした。

[Res: 870] Re: 棹崎の赤道を歩く
投稿者:木村 投稿日:2005/12/26(月曜) 21:22

やっと海岸へ到着! ありました! 既に朽ち果てた家が!

本当にこんなところに人が住んでいたんですね~。

手前に詰れた石は風除けの石垣です。
本当に風の強いところでした。

[Res: 870] Re: 棹崎の赤道を歩く
投稿者:木村 投稿日:2005/12/26(月曜) 21:25

海岸植生はこの通り、みな北西から吹きつける海風に流されています。

そしてこんな密な状態で木が生えているので、既に自分がどこから出てきたのかもわかりません。

[Res: 870] Re: 棹崎の赤道を歩く
投稿者:木村 投稿日:2005/12/26(月曜) 21:28

帰りは海沿いに帰ろうと思っていたのですが、断崖に阻まれそれも適わず・・・。

[Res: 870] Re: 棹崎の赤道を歩く
投稿者:木村 投稿日:2005/12/26(月曜) 21:32

帰り道を探して砂利浜を数往復。

すると、沖から舟が近づいてきます。

咄嗟に身を隠す私。
(なぜなら以前密航者に間違われたことがあったので)

舟はそのまま通り過ぎていきました。

気を取り直して、少し南下したところにある沢から再び森の中へ入り込み、尾根沿いに帰路へとつきました。

[Res: 870] Re: 棹崎の赤道を歩く
投稿者:木村 投稿日:2005/12/26(月曜) 21:34

途中疲れたので尾根上で大の字になって寝ていると

「カサッ カサッ カサッ」

何かが近づいてきます。

休憩していた周辺もイノシシの痕跡が多数あったので、慌てて起き上がると目の前にはツシマテンが。
向こうもびっくりした様子で、咄嗟に四本足でリスのように近くの木の幹にしがみついていました。
テンは振り返り、肩越しにこちらの様子を伺っていましたが、写真を撮ろうとすると木から下りて去っていきました。

[Res: 870] Re: 棹崎の赤道を歩く
投稿者:木村 投稿日:2005/12/26(月曜) 21:38

そこからしばらく歩くと、道らしい道へ到着。
往路で見た海には、既に夕日が射し始めていました。

色々と大変な思いもしましたが、その分思いがけない発見や出会いも多い1日でした。
林道でも遊歩道でも登山道でもない「赤道」。とっても魅力的な道でした。


[869] 市民ワークショップ!
投稿者:村山 投稿日:2005/12/25(日曜) 22:43

来年はどんな年になるのか・・・。

年明け早々、ツシマヤマネコの唯一のふるさと、対馬においてツシマヤマネコと共存するための方法をみんなで考えるための市民ワークショップを開催します。詳しくは↓↓をごらんください。http://twcc.cool.ne.jp/center/event-calendar.htm

ツシマヤマネコのために、アメリカ、ニュージーランド、メキシコからの参加もあり、国際的です。1月11日(水)夜7時、美津島町文化会館にぜひみなさまお越しください!


[868] 年の瀬
投稿者:田代 投稿日:2005/12/24(土曜) 18:32

 今年もいよいよ押しつまり後一週間となってしまいました.そろそろ良いお年をお迎え下さいという挨拶がかよう時期になって来ました.一日ごとにあわただしくなりますが.この一週間で今年出来なかった事を少しでもかたずけましょう.


[867] オオコノハズクのその後
投稿者:松原 投稿日:2005/12/23(金曜) 18:33

 12月11日に保護されたボクサー顔のオオコノハズク(11日村山さんの日誌)ですが、その後順調に回復して顔の腫れがひくと、とてもかわいくなりました。 
 私は知らなかったのですが、オオコノハズクは縦によく伸びます。緊張したり威嚇したりするときは目をまん丸にして体をふくらませて丸くなりますが、ぼーっとしてるときはかなり縦長です。このときは不細工でした・・・
 このまま行けば近いうちに放鳥できそうです。

 


[866] 71
投稿者:檜山 投稿日:2005/12/22(木曜) 17:57

その人の、背番号を憶えています。
その人の、ベンチで腕を組んで立って試合を見ている姿を憶えています。
1989年の10月の日本シリーズのことを憶えています。
その頃、僕はまだ小学4年生で、野球少年ではなかったけど懸命に応援していました。
自分の町にプロ野球球団があることの幸せを感じていました。
それから16年の月日が流れました。
あの頃、僕たちが懸命に応援した球団はなくなり、
僕たちがよく通った球場は、取り壊されることになりました。
そしてその人の訃報は、
それらの時間の流れを象徴するかのような出来事でした。


[865] 「ツシマヤマネコ」リーフレット改訂!!
投稿者:大林 投稿日:2005/12/21(水曜) 01:34

日曜日に改訂版「ツシマヤマネコ」のリーフレットがセンターに届きました。本日からセンターや関係機関で配布開始しています。ツシマヤマネコの写真が前面に出て内容も最新の情報にリニューアル。是非見てみてください。


[864] 今月になって2度も・・・
投稿者:阿比留 投稿日:2005/12/19(月曜) 22:48

 12月になって何と?2度も、ヤマネコを目撃しました。1度目は、今月入ってすぐ、センターのスタッフも目撃した場所だったので同じヤマネコだと思われます。

2度目は16日でした。林道の吹きつけしたところで、車から2~3㍍ぐらいの距離でした。じっとしていたので、ケガでもしているのかと思い心配していたら、5分ぐらい経った頃でしょうかすっくと立ち上がり林の中に逃げていきました。

今年生まれの亜成獣で、どちらに逃げるかあまりの近さでどきどきしてしまいました。
今年は、何十年ぶりかの寒波で、寒い毎日が続いていますが、この冬を乗り越え元気で育って欲しいと思います。


[863] この冬一番の寒さ
投稿者:田代 投稿日:2005/12/17(土曜) 18:03

 寒いよ-、今日は、この冬一番の寒い一日でした。もしかして、今夜あたり雪が降って明日の朝は、雪で真っ白だったりするかも?今夜は、皆さん暖かくして寝ましょうね。風邪が流行っているみたいです。今年も後2週間です、体調には、充分注意して下さいね。


[862] シモヤケ
投稿者:川口 投稿日:2005/12/16(金曜) 20:08

 最近,最低気温が2℃とか1℃の日が続いております.長靴を履いて作業することが多いので,右足の中指と人差し指にしもやけなるものができました.昨年も同じ場所にしもやけができていたと記憶してますが,いつできてもこの痛痒さは嫌になります.あ~また痒くなってきた~!


[861] 告白
投稿者:檜山 投稿日:2005/12/16(金曜) 20:04

私。
つい先程まで、お昼に食べたイワシの骨がのどに刺さっておりました。
私。
骨が口の中で潜んでいることには気づいておりました。
でも、私。
「まあ、イワシの細い骨だから大丈夫でしょ」。
なあんて思い、そのまま飲み込みました。
私。
油断しておりました。
私。
侮っておりました。
私。
ずっと後悔しておりました。
私。
ずっと謝っておりました。

すんませんでした。
すんませんでした。
すんませんでした。
もうしません。


[860] 久しぶりに山が!
投稿者:阿比留 投稿日:2005/12/11(日曜) 22:19

 この2~3日前から気温が下がり、厚めの上着がはなせなくなりました。いっきに冷えて空気が澄んだのか、今日は朝から韓国の島々が見事に、くっきりと見えていました。何度見ても感動します。

島が見えるたびに、対馬と韓国との距離の近さを感じます。いつかきっと行って見たいと思っています。
いつかきっと・・・


[859] 闘い敗れて・・。
投稿者:村山 投稿日:2005/12/11(日曜) 20:18

今日は夕方になってオオコノハズクが保護されてきました。保護者はいつものNさん(応援団員)、なぜかNさんの前には動物が倒れていることが多く、これも運命なのかと思ってしまいます。

道路上にうずくまっていたという状況から考えると、どうやら車にぶつかってしまったようです。顔面の右側が腫れ上がっているのが写真でもよくわかります。まるで闘いに敗れたボクサーの様・・・。痛々しいです。一時的なものかも知れませんが、視力を失っているようです。しばらくセンターで入院です。早く帰れるといいな。


[858] 寒いよ-
投稿者:田代 投稿日:2005/12/10(土曜) 18:10

 ここ4,5日寒い日が続いていますが、地球温暖化防止の為、エアコンの設定温度の上げすぎや車のアイドリング運転は、しないいようにしましょう。寒ければ少々かっこうは、悪くても衣類を着込むなどして、体温を外に逃がさない工夫をしましょう。かけがえのない地球の為に。


[857] Rising sun
投稿者:檜山 投稿日:2005/12/09(金曜) 21:06

それは一瞬にして水面を黄金色に染め、立ち昇る蒸気を映しだします。
美しく、静かに、でも劇的に。
それはそれまで張りつめていた空気を揺らがせます。
そのゆらぎの儚さは、今日という日が唯一無二のものであることを思いおこさせるのです。


[856] ありがたいプレゼント♪
投稿者:松原 投稿日:2005/12/09(金曜) 20:59

 昨日、センターにヤマネコさん宛で荷物が届きました。しかも大きな段ボール3つも。箱を開けてみると毛布やタオルがぎっしり詰まっていました。
 これは、はるか遠く東京近辺の方々(総勢20名)がヤマネコたちのために集めて送ってくださったものです。
 冬は野生のヤマネコが保護されたり、センターのヤマネコたちが体調を崩したりしやすい季節です。こんな時はタオルが必需品です。寒いこの季節には巣箱にタオルを入れてあげると暖かそうに寝ます。
 この場をお借りして飼育係のわたくしから一言。
みなさん本当にありがとうございます。
ちょうど、タオルが無くなりかけて困っていたところでした。
グッドタイミングです!
みなさんが送ってくださったタオルは、ヤマネコや保護されてくる動物たちのために使わせて頂きます。
ツシマヤマネコたち、みんなから愛されています。うれしい・・・


[855] 喰われました・・・!! 
投稿者:大林 投稿日:2005/12/06(火曜) 22:55

今日も海はものすごい波。
センターに着いてから仕事をしていると一本の電話が。
「クジラが岸にうちあがって、もう解体が進んでいる」とのこと、クジラは滅多にうちあがらないのでとっても貴重なデータ。
興味心も手伝いセンターの近くの現場に。

どこかなーと思っていたのですが、遠くから一目瞭然。
トンビの群れが宙を舞っていました。

まさしくその下に。
クジラの中ではかなり小型のミンククジラのさらに子ども。
でもやはり大きい。5m40cmありました。
ただ、波がすごい、油断すると自分自身が波にさらわれそうに海が荒れています。

死因は何かはわかりませんが、昨日からうちあがっていたそうです。既に肉の解体が結構進んでおり、昨日からの大きな波の中でよくもまぁ、と感心してしまいました。

昔は対馬でも捕鯨が行われていたそうです。またきっと打ち上げられた鯨の利用も行われていたのでしょう。食文化が絶えず受け継がれているのかなと妙に関心。


[853] 喰うか喰われるか・・・!!
投稿者:木村 投稿日:2005/12/05(月曜) 18:37

先ほど、棹崎公園を歩いてきたのですが、途中森の中からものすごい声が聞こえてきました。

「コーッ!     コーッ!    コーッ    コー・・・    コ・・・     コ・・    コ      」

このニワトリのような声はおそらくコウライキジ。
腹の底から絞り出すような・・・断末魔でした。

すぐに声のした方向へ行ってみたのですが、痕跡すら見つかりませんでした。
かわりに、食べられた鳥の残骸がいくつか見つかりました。
きっとヤマネコのエサ場になっているのでしょう。

もしツシマヤマネコがトラほども大きかったら、「次は自分の番」なんてホラー映画さながらの恐怖だったのでしょうが。
ツシマヤマネコ、小さくてよかった。

今日の棹崎の海は、そんな荒々しい自然の摂理を表しているかのようでした。


[852] お入りませ
投稿者:田代 投稿日:2005/12/03(土曜) 17:56

 昨日、佐護地区では、お入りませの行事がありました。神様が出雲のくにから帰ってこられるのを迎える行事だそうです。このような行事は、大事にしたいですね。この行事が終わるといよいよあわただしい年の暮れですね。


[850] 悲しいお知らせ
投稿者:松原 投稿日:2005/12/02(金曜) 19:58

 11月30日午前に上対馬町芦見の路上で雌のヤマネコの死体が発見されました。体重は1180gで今年の春生まれだと思われます。
センターに運ばれた死体を診てみると、目立った外傷が無く、骨折もありませんでした。死因は現在究明中です。
 死亡したヤマネコは栄養状態も普通で、被毛もとてもきれいでした。まだ小さく、とても残念です。
 今回も、地域住民の方のご協力でヤマネコの死体を回収することができました。ヤマネコが死亡することはとても悲しいことですが、死体から死因を究明することは今後の対策のヒントになります。
 もしヤマネコの死体を発見したら、ヤマネコセンターにご連絡ください。おさらいですが、ヤマネコの一番の特徴は、耳の後ろが黒く真ん中に大きな白い斑点(虎耳状斑)があることです。

[Res: 850] 虎耳状斑
投稿者:松原 投稿日:2005/12/02(金曜) 20:22

←ヤマネコの特徴です


[849] 遥か南の島では
投稿者:檜山 投稿日:2005/12/01(木曜) 22:41

てぃーち、
たーち、
みーち、
ゆーち、
いちち、
むーち、
ななち、
やーち、
ここのち、
とぅー。

こうやって10まで数えます。
相当イケてます☆


[848] 市民シンポジウム
投稿者:前田 投稿日:2005/11/30(水曜) 22:07

 市民シンポジウム「対馬もヤマネコも-対馬のすばらしい自然とその危機-」(主催:環境省・長崎県・対馬市)が先日23日、美津島文化会館で開催されました(http://twcc.cool.ne.jp/center/event-calendar.htm参照)。
 来場者は100名を超る盛況。シンポジウムでは、市民、行政、NPO、専門家それぞれの立場から、外来種による自然環境や人間生活、農林業などへの影響、そしてその対策が報告されました。沖縄・奄美の事例からは「対応が早いほど、失われる命は少なくて済む。この失敗を繰り返してはいけない」という教訓が示されました。貴重な島の生き物も外来種も同じ命であって、これ以上不幸な生き物をつくらないことが肝要ですね。
 あと、長崎県内でもアライグマやタイワンリス(ともに特定外来生物)が生息域を拡大しているという報告がありました。隣の壱岐ではタイワンリスの農林業被害が深刻化しているそうです。専門家の先生からは、神奈川県に生息するアライグマが、自分でフェリーに乗って千葉県に移動したという話しがありビックリ。対馬と壱岐はフェリーでつながれているので、資材や物資にまぎれてタイワンリスが対馬に入ってくるのではと危機感。
 やっぱり外来種問題は「入れない」「捨てない」「拡げない」が大事ですね。


[847] 今月も後1日
投稿者:阿比留 投稿日:2005/11/29(火曜) 22:04

 11月も、後1日となりました。今月は、昨年の来館者1,122人を超し、約1300人ぐらいで終わりそうです。
一人でも多くの人にツシマヤマネコの生息の現状を知って欲しいと思います。
センターでは、常に新しい情報を展示でお知らせしています。ヤマネコを始め、対馬の野鳥情報、応援団の活動内容などいろいろです。

是非一度棹崎に遊びに来て下さい。月に一度イベントもありますので
参加してみませんか、イベント担当のスタッフがお待ちしています。


[846] やま
投稿者:田代 投稿日:2005/11/26(土曜) 17:48

 先日の休日に父親と自分の家の山歩きをしましたが、やまがかなり荒れてますね。イノシシが山いもを掘った後とか、鹿のぬた場とかありました。あれでは、人も山も動物もダメになりますね。


[845] ヤマネコ撮影!
投稿者:川口 投稿日:2005/11/25(金曜) 18:44

 昨晩の19:20頃、帰宅途中にヤマネコを目撃しました。じっとしていて、グルーミングを始めたので、「これは!」と思い、センターにいったん戻って双眼鏡、また戻ってデジカメ、さらに戻ってビデオカメラを持ってきて、車の暗いライトで観察&撮影を試みてみました。計40分くらいじっとしていてくれたので、よく見ることができました。こちらが見ているのにヤマネコの方も気づいていましたが、グルーミングしたり、じっとこちらを見ていたりして堂々としたものでした。撮影も暗い割には、なかなかよく撮れたと思います。


[844] Next generation
投稿者:檜山 投稿日:2005/11/24(木曜) 20:24

君たちがもつ、その曇りなき瞳と笑顔に。
君たちが秘める、その限りない可能性に。
君たちが担う、その明るい未来に。

そんな君たちに、いったい僕たちは何ができるのだろう。
そしていったい、何をしなければならないのだろう。

君たちの、今はまだ小さなその背中を見ながら、
そんなことを思いました。


[843] 地球を望む月の民
投稿者:木村 投稿日:2005/11/22(火曜) 01:01

小学生の頃好きだった漫画の中で、月の女王が地球を乗っ取りに来るという話がありました。月の民たちは何かと合体することでパワーアップする種族で、最終的に月の女王は地球と合体して地球を守る主人公と戦います。追い詰められた主人公は宇宙から地球に向かって、地球を破壊するほどの渾身の一撃を放ちますが、地球は壊れず、月の女王だけが静まります。

月の女王は、愛すべき美しい地球を守るために全てのダメージを自らが受け止め、地球の中で眠りについたのです。この月の女王は、大好きな美しい地球が汚されると再び目覚め、今度こそ地球を蝕む人類を滅ぼそうとします。

そんな月の民たちは、私たちが見ることのできない、この月の裏側に住んでいるそうです。


[842] 秋の紅葉も終わり・・・
投稿者:阿比留 投稿日:2005/11/21(月曜) 22:17

 日に日に、気温も下がり紅葉も終わりつつあります。これからは、棹崎も、北風の吹き荒れる冬到来の季節になります。

ヤマネコや、テンにも餌不足で厳しい冬でもあります。山に餌がなくなると民家の近くの獲物を探しに来るかもしれません。ニワトリ小屋をお持ちの方、くれぐれもご注意ください。被害のないよう厳重な戸締まりを、心がけましょう。


[840] セイタカアワダチソウ
投稿者:田代 投稿日:2005/11/19(土曜) 18:12

 本日の夕方棹崎公園内の一角でセイタカアワダチソウの除去をしました。少しづつですが、今後も時間をみつけて棹崎公園内の植物をまもるため除去していこうと思います。


[839] わたぼうしかぶり
投稿者:川口 投稿日:2005/11/18(金曜) 13:07

 最近、すっかり寒くなってきました。寒くなってくると出現するのが、「わたぼうしかぶり」です。なんだか妖怪みたいな感じがしますが、これはツシマテンの冬毛バージョンのことで、頭が真っ白くなって、ちょうどわたぼうしをかぶったように見えることからこう呼ばれています。
 センターにも冬毛のテンの剥製がありますが、野外で見ると本当にわたぼうしをかぶっているように見えるので、機会があったら是非見てみてください。


[838] 試合
投稿者:檜山 投稿日:2005/11/17(木曜) 15:13

勝負しなければならない相手は、自分の目の前にいるのですが、
実のところ、向き合っているのは自分自身のような気がします。
それはゲームの勝敗とはまったく別の話です。


[836] 森づくり!
投稿者:木村 投稿日:2005/11/15(火曜) 20:18

先週の日曜日はツシマヤマネコ応援団による「とらやまの森再生プロジェクト・市民参加の森づくり2005」が峰町木坂の海神神社でおこなわれました。「とらやま」とは、対馬で古くから呼ばれるツシマヤマネコの地域名のことで、「とらやまの森再生プロジェクト」では、ツシマヤマネコをはじめとする対馬の生き物たちが安心して暮らせる森づくりを目指しています。

今回の森づくりには島内外から40名ほどの参加があり、午前中は「鎮守の森」観察会、午後はどんぐりポット苗づくりを行いました。講師を引き受けてくださった先生方、参加者のみなさま、どうもありがとうございました。

今回作ったポット苗は、2~3年後に植樹する予定です。

[Res: 836] Re: 森づくり!
投稿者:木村 投稿日:2005/11/15(火曜) 20:20

その数年後に控えた植樹祭の勉強にということで、ツシマヤマネコ応援団メンバーと一緒に、佐世保市の「100年の森構想・漁民の森づくり」植樹祭に参加してきました。

今回は佐世保市が管理している植林地の中で風倒木被害があった場所に、およそ7000本の苗を植えました。苗の種類はどんぐりの木をはじめタブノキやヤブツバキ、ヤマモモなど、昔からその場所にあったであろうふるさとの木です。ふるさとの木によるふるさとの森づくりでは、災害などに負けない本物の森ができるのです。

この植樹祭に参加して、ここに書ききれないくらいたくさんのものを得ることができたのですが、なによりも実感したのは、自分自身が参加してとても楽しかったということです。
対馬で行われる植樹祭も、佐世保のように参加者全員が主役となって楽しめるものになったらいいなーと強く思いました。


[833] もみじ祭り・・・
投稿者:阿比留 投稿日:2005/11/14(月曜) 21:56

 土曜日は、団体の来館者が3組あり、146人とにぎわいを見せました。
昨日は、上対馬町舟志で、もみじ祭りが開催されていてその流れからか、家族ずれが多く最終102人の来館者で終わりました。

このところ気温も下がりようやく山も色づき始め紅葉の季節になりました。のんびりとドライブに行きたい気分です。


[832] 亥の子
投稿者:田代 投稿日:2005/11/12(土曜) 18:03

 昨日は、一番亥の子でした。亥の子は、米の収穫に対してのめでたい行事でしたが、今では、行事もなくなっていり焼きを家族で食べるほどになってしまいました。


[831] “カッパ”
投稿者:川口 投稿日:2005/11/11(金曜) 19:35

 今日は一日中雨が降っていました。雨の日の飼育は合羽を着て作業することが多いので、この暑からず寒からずの中途半端な季節では合羽を着るとちょー暑い!途中で脱いで濡れながら作業しましたが、適度な寒さで快適でございました。


[830] 行事
投稿者:田代 投稿日:2005/11/05(土曜) 18:07

 秋は、行事がめじろおしですね、今月も、行事が盛りだくさんですね。明日、天気になあ~れ。


[829] くさ~い
投稿者:松原 投稿日:2005/11/04(金曜) 20:00

 今日、飼育舎に行くと、ヤマネコ♂の寝室の窓に水しぶきが飛んでいました。よく見るとその液体は黄色く、寝室がとても臭いのです。どうやら自分の寝床におしっこをひっかけたようです。
 猫もそうですが、ヤマネコのオスも自分の存在を示すために尿スプレーをします。とくに、冬の恋の季節になると頻繁に行い、さらに臭いもきつくなります。
 尿スプレーは普通の排尿とは違い、おしりを上げ、しっぽを立ててブシュッ!と吹き付けるようにします。
 でもね、寝室の窓にしなくてもいいよね・・・お掃除大変だよ・・・
 


[820] とらやまの森づくり間近!
投稿者:木村 投稿日:2005/11/01(火曜) 22:41

11月6日に、峰町木坂の海神神社で森づくりイベントを開催します。詳しくはこちら↓

http://twcc.cool.ne.jp/center/event-calendar.htm

イベントに向けてどんぐりを集めています。集めたどんぐりは、虫食いを取り除くために水に漬けて、沈んだ分だけを苗づくりに使うのですが、保存しているどんぐりの山からなにやらカリカリと音が聞こえてきました。

[Res: 820] 天敵現る!
投稿者:木村 投稿日:2005/11/01(火曜) 22:50

なんと、何かの幼虫がどんぐりから頭を出しています!
良い分だけ取り分けたはずなのに、まだしぶとく生き残っていました。

こいつの名前はコナラシギゾウムシ。(もしくはシギゾウムシの仲間)
シギという鳥のような細長いクチバシ(口吻)で、クリのイガの外からも穴をあけて、クリやどんぐりの中に卵を産み付けます。
どんぐりの中でスクスクと育ったのがこのコです。

お外の世界へこんにちは~

[Res: 820] クチバシが細長いですね
投稿者:木村 投稿日:2005/11/01(火曜) 23:00

ちなみに、シギとはこういう鳥です。

春に水田でよく見られるアオアシシギ。

北はロシアで夏を過ごし、南はオーストラリアで冬を越す渡り鳥。
対馬では渡りの季節にしか見られません。

[Res: 820] カリカリしないで
投稿者:木村 投稿日:2005/11/01(火曜) 23:03

カリカリカリカリ

カリカリカリカリ

カリカリカリカリ

怒っているわけではありません

[Res: 820] そろそろ出ようか・・・
投稿者:木村 投稿日:2005/11/01(火曜) 23:05

よっ!

ふんっ!

ぐおっ!

[Res: 820] 勉強はほどほどに?
投稿者:木村 投稿日:2005/11/01(火曜) 23:08

まだ無理でした・・・

ガリガリガリガリ

ガリガリガリガリ

[Res: 820] 今度こそ!
投稿者:木村 投稿日:2005/11/01(火曜) 23:11

ふんっ!

おっ、いけるかな?

ぷりぷりぷりぷり

[Res: 820] スゴイの出てきた~ ∑( ̄□ ̄!!
投稿者:木村 投稿日:2005/11/01(火曜) 23:19

うぉりゃ~!!

ずももももも!!

[Res: 820] 脱出成功!
投稿者:木村 投稿日:2005/11/01(火曜) 23:31

ポトッ。

ふー やれやれ。

(そして彼は去っていった・・・)

中国雑技団並みの身体変化能力で、引田天功並みの脱出イリュージョンを見せてくれたこのコは、これから土の中に潜って蛹になり冬を越すそうです。

どんぐりに空いている穴は、そこから虫が入ったのではなく、出ていった痕だったのですね。

                                                    おわり


[819] 見事!!
投稿者:大林 投稿日:2005/11/01(火曜) 22:02

今日は季節のネタがいろいろとあったのですが、何せ30年ぶりということなので一番ホットな?話題を選びました。

左の写真なんだかわかります?
私もこれが花を咲かせるのは初めて見ました。
リュウゼツラン(漢字では竜舌蘭)の開花です。
高さは8mぐらいはあるでしょうか?
場所は小茂田浜神社。対馬新聞に書いてあり、気になったので見に行ってきました。

この花、英語ではセンチュリー・プラントと呼ばれ一世紀(100年)に一度だけ花が咲いて枯れてしまうといわれています(100年植物)。しかし、実際には、熱帯地域では10~20年、日本では30~50年で開花するそうです。

この地点では30年ぶりとのこと。
30年その太いとげとげの葉っぱに栄養をため込んでため込んで、
ある時一気に花茎を延ばして花を咲かせ、子株を残し、自らは枯れるそうです。
まさに見事でした。

葉の一部は既に枯れ始めて、まさに花を咲かせ子孫を残すために全てを注ぎ込んでいるのかと感嘆もしました。
花の方はもう少しの間楽しめそうです。まだ行かれていない方がいらっしゃいましたら是非。おすすめです。

追伸
湊からセンターに入っていく道の入り口にある天神多久頭魂神社にもリュウゼツランが。何か神社に関係があるのでしょうか?他にもこんな所にリュウゼツランがあると知っていられる方教えてください。


[818] ヤマネコを目撃・・・
投稿者:阿比留 投稿日:2005/10/30(日曜) 22:05

  じつは、先日センターの帰りに、国道の道の真ん中でフクロウを、目撃しました。なんでこんな所にとおもいつつ車を走らせていると、ものの5分もしないところで幼獣のヤマネコを目撃しました。

ヤマネコに出会うとゆうことは、とても嬉しいのですが、その反面心配でもあります。今からの季節、親離れした幼いヤマネコ達が交通事故にあう最も多い季節でもあるとゆうことからです。

それに、その場所が国道で、見通しの良い所ではなく少しカーブのかかった所だったのでほんとに心配です。
無事この冬をこし、たくましく元気なヤマネコになれることを祈るしかありませんね。無事にそだってね!!


[817] 外来種
投稿者:田代 投稿日:2005/10/29(土曜) 18:17

 最近、テレビや新聞でよく外来種の事が報道されていますが、動物だけではなく、植物にもあります、秋によく見る外来種といえば、セイタカアワダチソウですね。対馬でも道路の脇で黄色の花が咲いています。センタ-でも暇をみつけて少しづつセンタ-近辺のセイタカアワダチソウの除去をしています。やる気と根気でガンバルしかないのでしょうね。


[816] 食痕!
投稿者:川口 投稿日:2005/10/28(金曜) 16:46

 今日の昼頃、ヤマネコの獣舎に向かって歩いていたら、無数の散らばった羽とアスファルトには血の痕が付いていました。鳥が何か(ヤマネコ?もしくはテン?)に襲われたと思われるもので、その中の羽を1枚拾って帰りました。
 センターにある鳥の羽図鑑で調べたところ“キジバト”と判明しました。そういえば、朝一のヤマネコ獣舎の清掃中に、トビがやけに騒がしく、襲われたキジバトの残骸を巡って熾烈な争奪戦が繰り広げられていたのかなぁと思いました。


[814] 対馬の今をお届け
投稿者:木村 投稿日:2005/10/26(水曜) 20:24

今朝は久しぶりにゆっくりと鳥見を楽しみました。

秋の涼風に揺れるススキに、対馬では渡りの季節のみ見られるノビタキがとまり、こちらの様子を伺っていました。

ずっと眺めていたかったのですが、彼はそそくさと茂みの奥へ去ってしまいました。

名残惜しむ間もなく、頭上をハイタカが飛んでいきました。

季節と弱肉強食、自然の摂理を感じました。


[813] 今日は何の日?
投稿者:村山 投稿日:2005/10/23(日曜) 20:18

今日は開館から閉館まで、ずっとお客さんが絶えない日でした。初午とばせがあったからと思い、来館者の何人かの方に聞いてみましたが、そちらから回ってきたわけでもなく、特別何かあったという訳でもないらしく・・・。

もし何となく「天気も良いし、センターに行って、ヤマネコみようか」という感じで多くの方がセンターを日曜日のたのしみにしてくれたとしたら、本当に嬉しいです。

確かに今日は何となくドライブしたくなるほど天気がよく、韓国もくっきり見えて本当に気持ち良い日でした。しかし、夜になって、外はすっかり寒くなってしまいました。寒い季節はもうすぐそこです。ヤマネコたちも冬毛になりはじめ、むくむくしてきたようです。


[812] この秋一番の寒さ
投稿者:田代 投稿日:2005/10/22(土曜) 18:13

 本日は、この秋一番の寒さでした。センタ-でのあいさつも寒いね-でした。急に来た寒さで体調をくずしてある方も多いようですね。体調だけは、くずさないように早めの用心をしましょう。


[811] ヤマネコ柄
投稿者:松原 投稿日:2005/10/21(金曜) 20:26

 飼育係は、毎日1、2時間おきにモニターでヤマネコの行動観察をしています。カメラは飼育場の上の方に設置されていて、ヤマネコを真上から見ることもできます。この前、ネコ草の生えているプランターの上に座ったヤマネコの背中をどアップでまじまじ見てみました。
 やっぱり、ヤマネコの一番の特徴である、耳の後ろの白い斑点(虎耳状斑といいます)がよく目立っています。
額から首の後にかけては黒い4本のラインがすっと伸びて、う~ん、ウツクシイ・・・。背骨の上の斑点は濃くて縦長なのに、お腹のほうに行くにつれて薄く丸くなってゆく。見れば見るほどおもしろいです、ヤマネコ柄。


[810] 出会い、別れ、そしてその後。
投稿者:檜山 投稿日:2005/10/20(木曜) 17:45

ユラユラ。
バシャバシャ!
ピタッ。
イテッ!
ピリピリ。
ヒリヒリ。
ムズムズ。
ボリボリ。

とまあ、これが一部始終です。
お酢なんかが効くらしいですが、そんなの海に持ってく人はいないと思います。


[809] 交通事故
投稿者:大林 投稿日:2005/10/17(月曜) 15:25

昨晩、今年生まれのヤマネコが御嶽公園の近くで交通事故で死にました(詳細はもぎたてニュース)。調べてみるとおなかが満腹になった後、道路に出てきてはねられたという感じで、脂肪の付き具合などから判断しても健康で、そのような個体が一瞬で命を失うこと(人間でも一緒ですが)に、切なさを強く感じました。

先日、西表で野生生物の交通事故対策を見に行ってきました。条件が大きく違うのでそれをすぐ対馬に生かすということは難しいのですが、部分的に利用できることはいくつかありました。関係機関と協力してそれを少しでも対馬に生かしていきたいと思います。

←写真は西表の野生生物用のゼブラゾーン(沖縄県八重山支庁設置)。通ると音や振動がたち、動物が何かが接近しているのを感じ取れ、かつ車の減速効果も期待できます。これは対馬でも部分的には利用できそうです。因みに人用にもよく使われており、人への安全も期待できます。

追伸
今回も対馬に住んでいる方が交通事故の情報をお寄せ下さいました。おかげで比較的良い状態で死体を回収できました。これが朝まで放置されていたら他のものに食われたり、もっと車にはねられたりして大変なことになり、死体から得られる情報も少なかったと思います。本当にありがとうございました。また皆さんも死体生体にかかわらず情報をお寄せ頂きましたら本当に助かります。よろしくお願いいたします。


[808] やんばるで対馬を考える
投稿者:村山 投稿日:2005/10/16(日曜) 18:23

先週、対馬地区ネコ適正飼養推進連絡協議会で沖縄やんばる、西表島に現地調査に行きました。

対馬ではイエネコの適正飼養推進事業を横断的に行っていますが、その先進例を皆で勉強するために濃厚なスケジュールでたくさんの方々からお話を伺いながらの旅でした。

写真はヤンバルクイナと共生する地域を目指し、地区ぐるみで活動を行っている国頭村安田(アダ)区のヤンバルクイナの病院での記念撮影です。

安田はネコもヤンバルクイナも人間も共に暮らすための方法を模索し、全国初のマイクロチップによる飼い猫の個体登録を義務化した地区の飼養規則を作りました。それが発端となり、今年4月から国頭3村(国頭村、東村、大宜味村)でのネコの個体登録を定めた条例の施行に繋がりました。

「対馬もネコもヤマネコも」をモットーに活動をしている私たち対馬の協議会も、具体的な例を見て、大きな刺激を受けて帰ってきました。

ということで、今日は早速佐須奈でのネコの健康診断キャンペーンでしたが、いつもに増して1頭1頭に取り組む意味を感じました。

この事業、今年に入って既に200頭を突破。いろいろな方の参加があってこそ、次第に市民の皆さんにも受け入れられてきたかなと思います。ご自宅の、あるいはご近所のネコについても、もう子供を生ませたくないという方はこれから3月まで継続してこのキャンペーンを行っていきますので、ぜひご利用ください。


[807] 十三夜
投稿者:田代 投稿日:2005/10/15(土曜) 18:07

 本日は、旧暦の9月13日、通称13夜ですね、又、豆名月ともいいます。先月の15夜で月が観れなかった人は、今夜、観られたらいかがでしょうか?


[806] どんぐり
投稿者:川口 投稿日:2005/10/14(金曜) 20:01

 どんぐりの季節がやってきました。昨年は、大型の台風の影響で実る前に吹き飛んでしまいましたが、今年はなかなかの豊作なんでしょうか。今日も、木村さんが沢山のマテバシイのどんぐりを拾ってきました。
 どんぐりを水に浸すと沈むものと浮いてくるものがあり、浮いてきたものは、虫に食われていて植えることができません。せっかくだから、その内の一つをもらって、子供の頃を懐かしんでどんぐりの笛でも作ってみるつもりです。


[805] かゆい
投稿者:檜山 投稿日:2005/10/14(金曜) 10:37

「もう絶対に掻かない」。
そう心に決めた直後に、いきなりボリボリ掻きむしちゃった時。
己の意志の弱さを痛感するのであります。


[804] I hope you'll be happy.
投稿者:木村 投稿日:2005/10/11(火曜) 19:34

大学時代の友人の結婚式に行ってきました。オモシロかったのが環境昆虫学研究室の教授のスピーチ。
天使の羽根をつけている新婦に対して、
「昆虫の世界では通常ハネは4枚であり、ハネが2枚の仲間は双翅目、いわゆるハエの仲間に分類されます。」

!! 花嫁をハエに例えた~!(場内ハラハラドキドキ)

その後、ハエは様々な病気を媒介するというウンチクをつらつら述べて、最後に「新婦は病気ではなく幸せを新郎に運んでください。」と締めていました。
結局スピーチ中、何度か爆笑を誘い、最後は大きな拍手。

初めての結婚式でしたが、こんなのもありなんだーと社会勉強になりました。それともこの結婚式が特殊だったのか?

なんだかんだありましたが、とっても素敵な結婚式でした。Tぽん、Sさん、お幸せに!


[803] 絶滅回避への想い
投稿者:村山 投稿日:2005/10/10(月曜) 13:40

先週、IUCN(国際自然保護連合)の種の保存委員会の専門家グループの1つであるCBSG(保全繁殖専門家グループ)の年次総会に参加してきました。

動物園を主に、世界中の希少野生生物保護に関わる人々と接する機会を持ち、ツシマヤマネコの保護の進め方を考える上で、とても良い刺激になりました。

写真の様子は今回議題に挙がっていた両生類の絶滅危機に緊急的にどう対応するかについて、さまざまな専門家がワークショップで議論を行っている様子です。壁にはベタベタとアイディアが貼られ、同時にパソコンで全ての議事が記録されていきます。この年次総会の最終日にはCBSGとして、明日から何をするのかが発表され、実際の対応を行うための体制が作られます。

「危機は現場で起きる、ここはその危機に対してやるべき事を見極めていち早く実行できるようにする場である」とある人が話していたのが印象的でした。


[802] 連休・・・
投稿者:阿比留 投稿日:2005/10/09(日曜) 22:46

 連休のせいか今日は、来館者数113人と忙しく1日が過ぎました。今日は、秋晴れで、スポーツをするには、最高な天気にめぐまれあちらこちらで「ソフトボール」「ゲイトボール」などいろいろな大会が、開かれていました。
秋は、食欲の秋、そしてスポーツの秋でもあります。
運動不足の私、この季節なにかスポーツを始めようと思いますが、なにがいいのか検討中です。まず歩くことから始めて見ようかなと、考えているこの頃です・・・


[801] 秋パ-ト3
投稿者:田代 投稿日:2005/10/08(土曜) 18:14

 秋の花といえば、コスモスですね、でも、この頃、日中気温が上がって桜の花もちらほら咲いています。地球が暖かくなっているのですかね。秋の夜長、地球にもヤマネコにもやさしくできる事を考えたいものですね。


[800] 一週間!
投稿者:川口 投稿日:2005/10/07(金曜) 19:02

 福岡市動物園からヤマネコがきてからちょうど一週間が経ちました。獣舎にもだいぶ慣れてきて一安心と行ったところです。兄弟のヤマネコなんですが、顔もそっくりで、行動まで本当に似ていておもしろいです。(写真は、No.29です。)


[799] 豆酘にて
投稿者:檜山 投稿日:2005/10/06(木曜) 20:46

それは教える(教えられる)ようなことではないことで、
それを「教えろ」と言うのは土台無茶な話で、
それができるくらいなら、
そもそもこういう話にはならないわけで、
そんなことで何とかなると思ってることが、
実は一番問題なんじゃないかと思うわけです。

残念ながら、ひとはそれを教えられる程の知恵と言葉を持ち合わせてはいないのだと思います。
ゆえにそれは森羅万象のかたちををとり、それを訴えかけているのだと思います。


[798] 今日から豆酘です
投稿者:前田 投稿日:2005/10/06(木曜) 09:50

 7月28日から開催しているツシマヤマネコ展。今日から、豆酘地区公民館3階大集会室です。お近くの方は是非是非足をお運びください。
 このヤマネコ展を通じ、いろんな方々と接することができました。また、地域のみなさんが知るヤマネコ情報もお聞きすることができました。やはり、情報はこちから出していかないと入ってこないものだと実感しました。

←豆酘地区公民館「ツシマヤマネコ展」(10/6~10/18)


[797] アキマドボタル
投稿者:大林 投稿日:2005/10/05(水曜) 21:55

アキマドボタル、漢字で書くと「秋窓蛍」とっても優雅な感じがしますね。
前田君のコメントに誘発されて私もアキマドボタルの雌を探してみました。日本では対馬しか生息していないこのホタル。特に雌は写真で見てとっても変だと思っていたのですが、遂に探し当てることができました。
何せ彼ら(彼女ら)暗い中にいるんで、とりあえず光ったところを手探りで・・・。ぐにゃ。変な感触。
写真見てわかりますように羽が退化しているのでとっても柔らからかい。幼虫をさわっているようでした。
何でこんな風に進化しまったかとっても不思議でした。
因みに光はゲンジボタルのように急いで明滅することはなく、ゆっくりとついたり消えたりする感じです。

追伸
同時に幼虫も見つけましたが、親とは似てもにつかず。でも光ります。もう時期は終わりかけていますが、皆さん探してみてください。


[796] シーカヤックで日本一長いリアス式海岸を行く!
投稿者:木村 投稿日:2005/10/05(水曜) 17:32

先週末は北海道の友人を迎えて、対馬各地を観光してきました。

初日はシーカヤックに挑戦!日本一長いリアス式海岸を水面から望みました。水面の穏やかな様はまるで北米かどこかの湖みたいでした。
対馬では2年前にエコツアー会社ができ、誰でもシーカヤックを楽しむことができます。
この日は鳥運にも恵まれ、ミサゴ・ハヤブサなどのタカの仲間の他に、イソシギとイソヒヨドリのさえずり合戦も間近で観察することができました。
海中にはウニがいっぱい!所々サンゴも見ることができました。対馬はサンゴ生息地の北限のひとつだそうです。対馬暖流と豊かな海洋生態系の成せる技でしょうか。

シーカヤックin対馬、オススメです!!


[795] 秋の風景
投稿者:阿比留 投稿日:2005/10/03(月曜) 22:48

 今年は、白い花を咲かせるそば畑とその周りを飾る彼岸花の風景が少なく、対馬の秋の風物詩である様子が見れないのが残念です。
彼岸花も枯れ始め寂しい気がします。米の刈り取りも終わり、これからが真っ白い花がつくそばの季節に入ります。去年は、不作でしたが、今年はどうでしょうか豊作になるとよいのですが?。

わたしは、美味しいいりやき「対馬の名物料理」の汁をそばにかけ食べるのが、大好きです。対馬に見えた時は、一度食べてみてくださいね!美味しいですよ・・・


[794]
投稿者:田代 投稿日:2005/10/01(土曜) 18:05

 10月になりました、食べ物の美味しい季節です、米、柿、栗など、でも、「腹も身の内」あまり食べ過ぎないようにね。


[793] 新入り
投稿者:松原 投稿日:2005/09/30(金曜) 20:20

 昨年の春に福岡市動物園で生まれた2頭のヤマネコが、今日、対馬に里帰りし、センターで飼育することになりました。空港まで迎えに行くと新しい景色にびっくりした様子でした。空港からセンターまでの道のりは長く、山道はくねくねしているので具合が悪くなるのではないかと心配しましたが、意外にケロっとしていました。2頭は兄弟で顔もそっくり!男前のヤマネコです。対馬の空気を吸ってどんな気分なのだろう・・・。長旅だったので今日はゆっくり寝てね。


[792] M1
投稿者:檜山 投稿日:2005/09/29(木曜) 18:46


http://sports.livedoor.com/baseball/pro/detail?id=1618855


僕としては、
飛び込みを心配して3mもある壁を建てるくらいなら、
飛び込んじゃっても大丈夫な工夫をした方がいいんじゃないかと思うのです。
3mでも5mでも、飛び込む寅は飛び込みます。


[791] アキマド~
投稿者:前田 投稿日:2005/09/29(木曜) 10:38

 昨晩、日誌にアキマドボタルのメスの写真を投稿しようと思って探しまわったのですが、見つからず・・・。オスはあちこち確認できたんですがね。
 対馬を訪れる動機にはいろいろなものがあります。対馬の自然や歴史が好きだったり、アキマドボタルを見たいからだったりと。数ある動機の中で、最近関心したのは、作家の赤瀬川原平氏。対馬は、地球のイギリスなのだそうです。日本列島を世界地図として見比べると、九州はアフリカ、四国はオーストラリア、本州はユーラシア、北海道は北米、エベレストは富士山、スカンジナビア半島が能登半島、地中海は瀬戸内海。さらに細かく考えたすえ、イギリスが対馬ということになり、気になって対馬に来られたとのこと。←赤瀬川原平(1999):『島の時間』平凡社より


[790] コウノトリの野生復帰とツシマヤマネコ2 
投稿者:大林 投稿日:2005/09/28(水曜) 21:25

私も来るべきヤマネコの未来のためにも是非と思い、村山さんと同じくコウノトリの放鳥と国際会議に参加してきました。

放鳥の現場に行くとそこには人人人。
なんと3500人がそこに集まっていたそうです。
放たれた5羽のコウノトリたちはその上を優雅に飛んでいき、しばらくの間皆さん興奮さめやらぬという感じでした。

私自身が会議や放鳥を通じて最も印象に残っているのは、豊岡の人たちの郷土が好きだという思いでした。コウノトリを代表とする豊岡の自然や文化を誇りに思い、どんな町にしていこうかと真剣に議論したり、演じたり(ミュージカル)、郷土の料理を振る舞ったり。
ここまで来るまでの長い年月、いろいろあった思いますが、本当に素晴らしいと思えました。

ところで、
皆さんにとって対馬はどんなところですか?
そして、対馬は好きですか?

対馬が好きな人、もっともっと対馬が好きになれるよう、
対馬が嫌いな人、少しでも対馬が好きになれるよう、
対馬の良さを生かしながら対馬を変えていきませんか。
対馬を一番変えていける方は対馬に住んでいる方だと思います。
あきらめや批判だけでなく自ら行動していきましょう。
この素晴らしい島、対馬にいるのですから。


[789] ♪♪♪
投稿者:木村 投稿日:2005/09/27(火曜) 21:24

先日の日曜日は棹崎公園お散歩観察会「虫の音を聴く会」でした。島内の小中学校はどこも運動会だったこの日、運動会の疲れもなんのそので観察会が行われました(昆虫少年のパワーはすごい!)。

「虫の声」の歌で知られる、心地よい音を奏でるマツムシやスズムシ、騒がしいクツワムシなど、虫のオーケストラの中様々な虫が観察されました。
対馬固有のホタル、アキマドボタルの灯りもあたりに漂い、目にも耳にもやさしい時間を楽しみました。

秋の夜長にホタルを見ながら虫の音鑑賞というのも、なかなかオツなものです。

←写真は日本最大級のホタル、アキマドボタルのオス


[788] コウノトリの野生復帰とツシマヤマネコ
投稿者:村山 投稿日:2005/09/26(月曜) 12:15

皆さんもニュースや新聞などでご覧になったかも知れませんが、1971年に日本で野生絶滅したコウノトリの野生復帰が兵庫県豊岡市で行われました。これは日本で初の鳥類の科学的再導入であり、どうしてもその瞬間を目撃したくて連休を利用して豊岡まで行ってきました。

生息地での保護が開始されてから50年、飼育下繁殖が成功するまでに24年、本当に多くの方々の長年の努力が実った瞬間だったと思います。そこで、やはり一番心を打ったのは、地域の方々がコウノトリをもう一度取り戻すために力をあわせている姿でした。かつて、コウノトリは森林伐採による生息地、営巣地の破壊や、圃場整備や農薬を多様した効率的な近代農業の影響で数を減らし絶滅していきました。

豊岡の市民は生き物が棲まない環境は人間にとっても良くないはずだと考え、コウノトリが棲みつくことができる自然環境、生活環境を目指して地域づくりをされてきました。その活動がこの野生復帰によって少し報われたのではないかと感じました。

しかし、これからが本当の試練かもしれません。再導入はその地域の自然が復元されたかどうかを試す「自然再生」の取り組みです。本当に豊岡がコウノトリと共に生きていくことの実践はこの野生復帰の瞬間に始まったのだと思います。

写真は野生復帰した個体のうちの1羽です。「コウノトリと合鴨米の里」の看板の前で始めての野外飛行を終えて一休みの2号さん。あまりの注目度にちょっと戸惑い気味のようでした。

兵庫県と豊岡市の次の目標は野生での定着と大陸の大きな個体群とのつながりを取り戻すことです。その空の道の途中にあたる対馬にも、いつかコウノトリがやってくる日がくるかもしれません。そのときには対馬の自然が好きになってくれると良いなと思います。

ツシマヤマネコも再導入基本構想を発表していますが、この再導入の取り組みはツシマヤマネコだけでなく、対馬の自然環境を回復させるための自然再生への挑戦です。「対馬」と頭につくこの動物は1990年代と比較して約10%減少したことが先日環境省より発表したばかりです。コウノトリのように、あるいはトキのように、一度絶滅をしてからその種を取り戻すことは費用も時間も労力も非常に多くかかります。今、ツシマヤマネコは野生絶滅を食い止めることができるかどうかの瀬戸際に来ているのだと思います。同じあやまちを二度と繰り返さないために、気持ちを引き締めていきたいと思います。


[787] 3連休
投稿者:田代 投稿日:2005/09/24(土曜) 17:40

 3連休の2日目、久々に晴れました、佐護平野では、稲刈りもだいぶん済みましたね。新米の美味しい季節です。 明日は、対馬のほとんどの小中学校で運動会(体育祭)が開催される予定です。御馳走を持って運動会(体育祭)に行ってた頃が懐かしいなあ。


[786] わん・にゃあ・モーフェスティバル
投稿者:松原 投稿日:2005/09/23(金曜) 22:43

 今日、峰町のファミリーパークでわん・にゃあ・モーフェスティバルが開催されました。このイベントは、動物愛護週間にちなんで対馬保健所と対馬獣医師会が企画したものです。
 メインイベントとして専門の先生による犬にしつけ方教室と、動物の適正飼養講習会がありました。他にも動物健康相談コーナーや、赤牛・対州馬とのふれあいコーナーを設けたところ、子供たちに大人気でした。子供たちにかわいい風船の無料配布もありました。
 わたくしですが、このイベントで、初・総合司会を勤めさせていただきました。緊張で頭真っ白・・・!
でも、無事に終わり、最終的にスタッフを合わせて150名もの人が集まりました。思った以上に多くの方々に参加して頂けたことがうれしかったです。
 来年もがんばるぞー!
 


[785] 無題
投稿者:檜山 投稿日:2005/09/22(木曜) 12:24

ものごとにおいて、
     一度ズレちゃったものを、
もう一度、
       元に戻すということは、
なかなか、
     難しいものだ。

  先日、
       突っ走っちゃったラップの片方と、
   置いてけぼりにされたもう片方を、
      再び揃えようと躍起になっているとき、
  強くそう思いました。


[784] 明日から美津島です
投稿者:前田 投稿日:2005/09/22(木曜) 00:34

 比田勝、三根、厳原を巡回してきたツシマヤマネコ展。大変、ご好評を頂いております。明日(んん!?今日)からは、美津島地区公民館3階ロビーです。お近くの方は是非是非足をお運びください。楽しい展示盛りだくさんです。同公民館では、日本島嶼学会対馬大会などのイベント、各種講座などが開催されるとのことなので、いろんな方にヤマネコのことを知ってもらえるのではないかと期待しています。
 余談ですが、先日、離島戦隊「イキツシマン」なるキャラクターを発見。よくある5人組なのですが、シマナガシブルーを隊長に、モンキーイエロー、ウニレッド、鬼タコブラック、ヤマネコグリーンの構成。2000年後の未来から時を超えてやってきて、島の自然を守るため、島を汚す奴らは許さないローカルヒーローたちです。ちなみにヤマネコグリーンのストラップを思わず買ってしまったのですが、ヤマネコグリーンは「ネコマネキー」が必殺技で幸せを招きます。
 お願い、ヤマネコグリーン。ヤマネコに明るい未来を!

←美津島地区公民館3階「ツシマヤマネコ展」(9/22~10/4まで)


[783] 秋の花
投稿者:阿比留 投稿日:2005/09/19(月曜) 09:23

 棹崎公園では、秋を感じさせる花々が、咲き始めています。ダンギク、ツユクサ、クズの花、その他いろいろです。その中でもダンギクはもう少しで見ごろです。気温もだいぶさがってきましたので公園の散歩も楽しくできると思います。

通勤途中の田んぼの土手に、真っ赤な彼岸花が咲き始めています。その中に真っ白な彼岸花を目撃しました。自然のものか?人が植えたものかよくわかりません。


[782]
投稿者:田代 投稿日:2005/09/17(土曜) 17:47

 秋の夜長、読書するも良し、映画観るも良し、星の観察をするのも良し。丁度、明日の夜は、十五夜です、中秋の名月で月を観るのもよいかも? 天気は、大丈夫かなあ~?


[781] 目撃
投稿者:川口 投稿日:2005/09/16(金曜) 22:34

 昨日の19:30頃、帰宅途中にツシマヤマネコを目撃しました。コンクリートの壁の上にちょこんと座っており、10秒くらい観察していましたが、こちらと目が合うと茂みの中にゆっくりと消えていきました。約1ヶ月ぶりくらいに野生のヤマネコを見たので、晩飯がうまかったっス!!


[780] タイガー&ドラゴン
投稿者:檜山 投稿日:2005/09/15(木曜) 18:56


虎と龍。

古の時代より強さの象徴であった両雄。
いったいどちらが強いのか。
いったいどれだけの人がこの問いに想いを馳せたのか。

M13。
いや、あえてM12。

この数字こそ、
その永きにわたる論争への答えなり。


[779] んん、ヤマネコ?
投稿者:前田 投稿日:2005/09/14(水曜) 19:24

 No.770でも対馬の植生について書き込みがありましたが、対馬の自然林は、神社周辺の残存林分や山頂部などにわずかに残っているにすぎません。 現存植生図を見て以来、あちこちの神社の森巡りをしているのですが、ある神社でおもしろい欄間(写真)を見つけました。一瞬ヤマネコかと思い近づいて見ましたが、牙といい爪といい模様といい、尻尾や足の長さといいトラでしょうか。最近、対馬の神話や伝承、昔話、民話・民謡の中にヤマネコが出てこないかと気になっていた分、胸がふくらみましたが、ん~って感じです。
 


[778] 10年後
投稿者:大林 投稿日:2005/09/13(火曜) 22:16

本日、飼育ケージのところで大きなツシマヒラタクワガタがいたのを飼育の松原さんが見つけ、見せてくれました。その大きさとそして黒光りするその体のきれいさ、本当に感動しました。
でも同じく飼育の川口さんやちょうど来ていた地元のボランティアのNさんに言わせると昔はこんなんいっぱいいたんだけどなー。最近見なくなったなー、と。
最近といってもそんな昔ではありません。昔といっても10年とか20年ぐらいとかそのぐらいの話です。
乱獲のためか、対馬の自然の質が低下したためか、その両方か原因はわかりませんが、そのことを聞いて、10年後対馬の虫たちがどうなっているか少し寒さを感じました。


[777] 棹崎のダンギク
投稿者:木村 投稿日:2005/09/13(火曜) 20:06

ダンギクの花が咲く季節になりました。阿比留さんから棹崎公園入口のものはもう咲いていると聞いたので、海岸側の園地に咲くダンギクを見に行ったのですが、全て根こそぎ無くなっていました。

野山に咲く草花は誰のものでもなく、みんなのものです。棹崎園地のダンギクを楽しみにしていた人はみな、今年から見られなくなるのかと残念に思うでしょう。棹崎まで見に来るのは大変でしょうし、我が家の庭で咲かせたい気持ちもわかります。
が、韓国が浮かぶ海をバックにダンギクを見る、棹崎だけの風景は無くなってしまいました。

先週対馬の現存植生図の紹介をして、今週も続きを書こうと思っていました。自然植生が残っているところを紹介して、みなさんに対馬の自然の森を見てもらおうと思っていましたが、そこに残されているかもしれないランなどの野草も持っていかれてしまうのではないかと怖くなりました。


[776] 夕焼けの向こうに
投稿者:村山 投稿日:2005/09/12(月曜) 10:33

昨日の夕焼けはとても美しく、思わず日が沈むまで見とれてしまいました。台風のあとはすっかり涼しくなり、夕暮れからは虫の音がさらに響いてきます。

きれいな夕日の向こう側には韓国の山並みが見えていました。隣りの国とは思えないほど近いです。いつか行ってみたいと思いつつ、まだ海の向こうに行く機会はありません。

そのうち、そのうち


[775] 秋を感じさせる季節に・・・
投稿者:阿比留 投稿日:2005/09/11(日曜) 23:10

 棹崎公園は、秋を感じさせる花々が、咲いています。8月から咲いている紫色の花をさかせるヤブランは、少なくなりましたが、同じ色の紫の花を咲かせるダンギクが、棹崎周辺のあちらこちらに咲き始めました。
台風が過ぎ去った翌日は、韓国の島が見事にくっきりと、その姿を見せていました。これから気温が下がるにつれ韓国が見える日が、多くなってきます。韓国が、ぜひ見たいと思われる人は、センターまで電話下さい。見えるか、見えないか?情報をお伝えできると思います。


[774] ヤマネコの一日
投稿者:松原 投稿日:2005/09/09(金曜) 19:46

台風が去ってからすっかり涼しくなってしまいました。ちょっとさみしい今日この頃。海の青も深いです。今日も変わらずヤマネコたちの世話をして、最後の仕事がこの日誌です。
 どんなこと書けばこの日誌を見てくださっているみなさんに楽しく読んでもらえるのか?どんなことが知りたいんだ!?そんなことを考えるほどうまく書けなくなるので、今日はあまり考えずにヤマネコたちの一日を紹介します。

朝:ほとんど寝ている
昼:のぞき窓からこちらを見て「そろそろご飯でしょ?」と視線を送る→ご飯を食べて満足(?)
夕:お気に入りの場所で寝ながらグルーミング
夜:寝る子もいれば夕方あたりから動き出す子もいる
あまり参考になりませんでした・・・。

私の目標はヤマネコの顔色がわかるようになることです(具合が良いとか悪いとか)。まだまだです。


[773] そこにあるもの
投稿者:檜山 投稿日:2005/09/09(金曜) 04:38

知らなかった土地へ行ってきました。
知らなかった土地の人たちと一緒に待網漁をしました。
みんなでビール片手に、魚が入るのをひたすら待ちました。
知らなかった土地でソフトボールの試合に混ぜてもらいました。
ビールのタダ飲みをかけて、最後はかなりにマジになりました。
知らなかった土地の知らなかった街で、学生時代の親友と酒を飲みました。
懐かしい話、あの時は秘密にしておいた話、いまの話。
お互いに、少しだけ歳を重ねたことを実感しました。

それは、mellowという言葉がぴったりな時間でした。


[772] 今日から対馬市役所
投稿者:前田 投稿日:2005/09/07(水曜) 21:06

 台風一過の青空が広がり、韓国、そして壱岐がくっきり見えました(右写真上:韓国釜山,下:壱岐)。気分爽快です^^)
 今日から対馬市役所2階でツシマヤマネコ展が始まりました。市役所は人通りが多いだけに期待大です。スペースの関係で、糞分析コーナーやあしがたコーナー等は展示できませんでしたが、是非是非お立ち寄りください(^▽^)/~


[771] 台風がすぎて
投稿者:大林 投稿日:2005/09/07(水曜) 18:42

台風14号が過ぎました。
昨日はセンターもお休みさせて頂きましたが、本日は台風一過で非常に気持ちの良いお天気でした。
しかし、対馬でも台風の爪痕はそこかしこに残っていました。
他の地域に比べまだまだ被害は少ないと思うのですが、写真のように杉の木が倒れ電線を切っていたり、大量のゴミが海岸沿いに打ち上げられていたり・・・。山の中でも昨年に引き続きドングリもいっぱい落ちてしまったのではないでしょうか?ヤマネコや対馬の生き物たちの今後も心配です。
人間の思いや努力と関係なくふるわれる自然の猛威。すさまじいものです。来るものと備えて、なんとかうまく折り合って対処できる方法があればいいのですが。

追伸
ヤマネコもセンターも今回の台風での被害は特にありませんでした。一安心です。


[770] 森づくり勉強会
投稿者:木村 投稿日:2005/09/05(月曜) 20:33

土曜日の夜に、「とらやまの森再生プロジェクトチーム」の森づくり勉強会がありました。

←みんなで囲んでいるのは「対馬の現存植生図」です(植生とは、生きている森の集まりのこと)。対馬のどの場所に、どのような種類・状態の樹木を主とした森があるのかが、この地図を見ればひとめでわかります。

まず初めに気が付くのは、対馬の上島と下島では植生がほぼきれいに真っ二つに分かれるということ。下島は九州地方で普通に見られる常緑広葉樹の森が広がっていますが、上島はコナラなどの落葉広葉樹の森が広がっています。縦に長細い対馬では、上島と下島で気温が2,3度違うと言われている通り、気候によって植物も棲み分けているようです。

続いて色分けされているところをひとつひとつ見ていくと、島のほとんどは2次林(伐採など、一度人の手が加えられている森)で、自然のまま残された森がほとんどないことがわかりました。数字で対馬の自然林は一割ほどしかないと知ってはいましたが、この大きな地図上で、小指の爪の半分ほどの小さな範囲(神社や山頂部など)で点々としか残されていない現状を知り、森とともに生きてきた対馬の歴史と文化を改めて痛感させられました。よくまあこれだけ切ったものだと・・・つづく


[769] 草刈
投稿者:田代 投稿日:2005/09/03(土曜) 18:17

 昨日、センタ‐の前の遊歩道を草刈したら、身体の両腕に湿疹ができてしまいました。夜、薬をつけたらすぐになおりましたが、誰か皮膚がつよくなる方法をご存知でしたら教えていただけないでしょうか?


[768] 帰ってきました
投稿者:松原 投稿日:2005/09/02(金曜) 20:18

 先日、実家の千葉に帰りましたが、羽田空港に着いた瞬間、人の多さと暑さに目がまわりました。買い物をしたり、久々に家族や友達と会っていい時間がすごせました。最近対馬はすっかり秋らしくなりましたが、関東はまだ厳しい暑さが続いています・・・。
 最終便で対馬に戻り、車で家まで帰る間、あまりの暗さと静けさに少し寂しくなりましたが、家に着く頃には「やっぱ、落ち着く・・・」でした!


[767] ( ̄□ ̄;)!!
投稿者:檜山 投稿日:2005/09/01(木曜) 02:42

  突然浮かんで、まるでパズルみたいにぴったり繋がった二つの言葉。
[Destiny]:運命、宿命
[Destination]:目的地(行くと定められたところ)
まるで双子のような二つの言葉。
なぜ今の今、ほんの数分前までこの双子の存在に気づかなんだのか。

ひとはそれぞれのdestinyの下に、それぞれのdestinationを目指し、
そのdestinationこそが、そのひとのdestinyそのものなのだと思います。


[766] もう・・・
投稿者:前田 投稿日:2005/09/01(木曜) 00:30

 夏の実習も子供たちの夏休みも終わり、センターは静かになりました。にぎやかだった分、ちょっぴり寂しかったりもします。
もう、秋ですね。

←28日の「大人も子どもも夏休み工作」。ヤマネコやカブトムシ、セミ、トンボなどなど、ユニークな作品が多数できあがりました。4家族のご参加がありましたが、家族みんなで和気藹々とした楽しい一時を過ごされたのではないかと思います。
 


[765] 今月の来館数は・・・
投稿者:阿比留 投稿日:2005/08/29(月曜) 22:35

 昨日までで、8月の来館数2100人をこしました。昨年に比べてまだ200人ぐらいたりませんがまずまずの来館数です。今月も後2日、とゆうことは夏休みも終わりですね。子ども達、夏休みの宿題は終わりましたか?まだな人は頑張ってね。

宿題に困っている子、センターにはいろいろな本、資料がそろっているので答えが見つかると思いますよ。是非一度センターへ・・・

13日・14日の「夏休み子ども教室」は、中止で終わりましたが、28日の「大人も子どもも夏休み工作」は、17人の参加者が集まりました。親子で公園を探索し、自分達で集めた材料を使ってヤマネコや昆虫などを作ってとても楽しそうでした。9月からもいろいろなイベントが企画されています。スタッフがセンターで待っています。是非参加をお待ちしています。


[764] 夏休み・・・・
投稿者:田代 投稿日:2005/08/27(土曜) 18:23

 休暇を利用して福岡に行って来ました。以前から観たかった妖怪大戦争です。観る価値は、あります。機会があったら皆さんも観て下さいね。


[763] 韓国
投稿者:川口 投稿日:2005/08/26(金曜) 14:35

 今朝、出勤途中に韓国・釜山市を見ることができました。この時期に見えるのは非常に珍しく、ちょっと得した気分です。
 


[762] 今日も
投稿者:檜山 投稿日:2005/08/26(金曜) 04:11

朝起きたらコーヒーを淹れる。
コーヒーをゆっくり飲む。
今朝もきっと、夜明け前に家を出る。
今朝もきっと、ラジオを聴きながら海に向かう。
今朝もきっと、知ってる曲、知らない曲が流れる。
でも今朝もきっと、エンディングはBittersweet Sambaが流れる。
今朝もきっと、それを聞きながら夜明けを待つ。
今朝もきっと、1回でもいいから波に乗れること願い、
今朝もきっと、その一回を、その一瞬のためにひたすら波に向かう。
そしてきっとその一瞬は、間違いなく、僕を笑顔にしてくれる。
そのきっと一つひとつが、
きっと今日という自分の一部になり、
そのきっとときっとの間に起こる出来事がそれらを繋ぐ。


[761] 明日から佐須です。
投稿者:前田 投稿日:2005/08/24(水曜) 20:41

 今日、ツシマヤマネコ展の設置撤収作業で、峰と佐須地区公民館に行ってきました。明日から9月6日まで、佐須地区公民館2階研修室でヤマネコ展を開催します。座敷の会場ですので、ゆっくりとくつろぎながら、ヤマネコについて保護活動について知ってもらえればと願っています。
 今回の作業も、公民館や出張所、教育委員会の方々が手伝ってくださいました。本当に助かりました。記して感謝申し上げます。

 ←佐須地区公民館


[760] 毎日雨・・・
投稿者:阿比留 投稿日:2005/08/22(月曜) 22:50

 この所雨雨雨の毎日です。雨が続くとゆうつになります。これって私だけ・・・こう雨がつづくと棹崎のセンターまでの林道も枯れ木が倒れたり、小さいけれど崖くずれが、ところどころ見られます。
くれぐれも車の運転には、注意しましょう。

日曜日で、学生さん達の実習も無事に終わりました。
お疲れさまでした。それぞれ対馬で学んだこと、得たことを忘れずこれからも頑張って☆いと思います。


[759] コーナーリニューアル
投稿者:木村 投稿日:2005/08/22(月曜) 18:39

昨日で実習も終わり、学生さんたちはそれぞれの地で新たなスタートを迎えるべく、対馬を去っていきました。

実習期間中、展示物の更新作業なども学生さんにやってもらったのですが、センターの人気コーナー、ヤマネコの鳴き声コーナーがリニューアルされたのでご紹介します。

ヤマネコの鳴き声コーナーはスキャントークリーダーという機械で、ヤマネコの鳴き声をバーコード化したものをなぞることでその声が聞けるのですが、小さい子にはなぞるのが難しいのが難点でした。
そこで、バーコードを機械でなぞるのではなく、機械を固定してバーコードをカード化したものを機械に通すように改良しました。
これでお手軽簡単にヤマネコの声が聞こえるようになりました。
さらに、今までは怒っているヤマネコの声しかありませんでしたが、新たに「繁殖期のメス」と、「仔ヤマネコ」の鳴き声を追加しました。

学生さんが大量生産してくれたスキャントークヤマネコたちがみなさんをお待ちしております!
是非聞きに来てください!


[758]
投稿者:田代 投稿日:2005/08/20(土曜) 17:31

 本日は、朝から雨で公開中のつしまるくんもほとんど小屋の中で寝てました。つしまるくん、はやく雨が止んで思いっきり活動できたらいいね。


[757] アオダイショウ
投稿者:川口 投稿日:2005/08/19(金曜) 19:23

 対馬では3種類の蛇(アオダイショウ・アカマダラ・ツシママムシ)を見ることができます。今日の午前中にアオダイショウの若蛇を見つけたので、少しの間戯れてみました。最初はおとなしくしていたのですが、しばらくしてイライラしてきたのか、頭を三角にして威嚇してきました。アオダイショウの幼蛇も模様などがマムシに似ていますが、若蛇も頭の形をマムシのようにして「俺は毒もってるぜ~」的な動きで自己防衛してるんだなと改めて思いました。