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ヤマネコの死体収容
投稿者:山本 投稿日:2011/02/04(Fri) 18:41 No.2356
ツシマヤマネコニュースにもあるように、2月2日に上県町志多留で死体が収容されました。
写真の真ん中へんに写っているのですが、分かりますか?
奥に写っているのはハチミツを採るための蜂洞です。
亡くなったのは成獣のメスで、子どもを産み、育てた事があるようでした。
大学に依頼した病理解剖の結果、
もともと栄養状態が悪かったところに肺炎を起こして衰弱死したと考えられます。
また、動脈硬化がみられたことから年齢も比較的高かったようです。
亡くなってしまったのはとても残念ですが
対馬の自然の中で生き、子育てをした立派なお母さんヤマネコの存在がわかったことは、収獲だったと思います。
Re: ヤマネコの死体収容
山本 - 2011/02/04(Fri) 18:59 No.2357
保護された個体たちについて
1月末に峰町志多賀から来た♂は、良くなったかと思った下痢が治らず投薬などの治療が続いています。
12月に上対馬町古里の「ももたろう」で保護された♂は、体重も3kg近くなり、野生復帰に向けて調整中です。
10月に上対馬町舟志で保護された♂も、元気に入院中です(尾のケガ以外は悪くないので)。
8月に豊玉町曽で保護された♂は、トラバサミで受けた傷がやっと終わりが見えてきました!
入院生活も2月で半年になります。傷がふさがれば、野生復帰に向けたリハビリを行います。
昨年1月に上対馬町河内でネコに襲われていた♀も、野生復帰に向けてリハビリ中です。
というわけで、センターでは今5頭のヤマネコたちが保護されています。
入院室もいっぱいで、リハビリ用ケージも限られているので
野生のヤマネコたちが、みんな元気に暮らしてくれることを願っています。