世界遺産とは
人類共通のかけがえのない財産として、将来の世代に引き継いでいくべき宝物、それが世界遺産です。
世界遺産とは、世界遺産条約に基づき「世界で唯一の価値がある」と認められたもので、文化遺産や自然遺産などがあります。
この人類の財産を保護・保存し、国際的な協力及び援助の体制を確立することを目的にした世界遺産条約は、1972年にユネスコ総会で採択されました。日本は1992 年に締結しています。
世界自然遺産登録地 ~奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び西表島~
奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び西表島は、2021年7月に世界自然遺産になりました。
奄美大島や徳之島を覆う国内最大規模の亜熱帯照葉樹の森。
年間降水量3,000mmにもおよぶ恵みの水にたたえられた湿潤な森は、大陸との結合・分離を繰り返した地史を反映し、多くの固有種を育んできました。
アマミセイシカやアマミエビネ、トクノシマテンナンショウなどの植物は一年を通じてあちらこちらで咲き誇り、アマミノクロウサギやルリカケス、アマミイシカワガエル、オビトカゲモドキなどの動物は昼夜を問わず森を賑やかにしています。
この、かけがいのない、豊かな自然を残していきたい
亜熱帯照葉樹の森
アマミエビネ
アマミノクロウサギ
アマミイシカワガエル(常田守氏 撮影)
オビトカゲモドキ
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