自然観察の諸注意
奄美群島で自然観察をする際は、つぎの10点に留意してください。
むやみに動植物を採らないようにしましょう
むやみに動植物を採らないようにしてください。
奄美群島の生きものの、自然な姿を観察しましょう。
自然を敬う気持ちを忘れずに、あるがままの姿を観察しましょう。
ハブなどの危険な生きものに注意しましょう
島にはハブをはじめとする毒ヘビや有害な昆虫などがいます。
ヤブや草むらには絶対に入らないようにしましょう。
幼いお子様連れの場合は、子どもが草むら等に入らないよう、しっかりと見守ってください。
ゴミは自分でもち帰りましょう
海や山にゴミ箱はありません。
ゴミのもち帰りは世界共通のルールです。
奄美群島の豊かな自然を、次の世代にもも残していくために、ゴミ等を投棄しないでください。
ネコやイヌなどのペットを置き去りにしないようにしましょう
島にいなかった動物が持ち込まれ、野生化すると貴重な生きものの生活がおびやかされてしまいます。
実際に、野生化したイヌやネコがアマミノクロウサギに被害を与える事例も出ています。
川の水を汚さないようにしましょう
川の水は島民の生活と生きものの営みを支えています。
水を汚さないようにしましょう。
天候の変化に気をつけましょう
山では突然雨が降り出すことも少なくないので、自然観察の際、雨具は必需品です。
天候が悪くなったら下山する勇気も必要です。
山はできるだけ一人で入らないようにしましょう
山で危険なことが起きた時のために、複数で行動しましょう。
車の運転に気をつけましょう
車の運転をするときには、道路上での動物(アマミノクロウサギやアマミヤマシギ等)の横断に気を付けましょう
山道では路肩・落石にも注意しましょう。
観察路のあるところではコースをはずれてはいけません
植物を踏み荒らしたり、生きものの生息地をおびやかさないように観察は静かに、決められたコースを歩きましょう。
海の観察では、潮の干満の時刻を調べましょう
時刻によって海の水位は変わります。またリーフなどでの観察では、潮の吹き出し口に気をつけましょう。