2015年4月20日
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2015年04月20日3館ジオ展示つくりましたよ!【雲仙地域】
雲仙天草国立公園 アクティブレンジャー 瀬戸口
こんにちは!
4月に入り雨天が続き、濃い霧と地獄の噴気で一面真っ白になり「前が、見えんよ~('へ')」となっている雲仙ですが、霧の中でも色とりどりの花々が咲き始め、アピール合戦が始まっています!
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▲左:花が独特のにおいを放つ「ヒサカキ」。(私は、胡椒みたいなにおいに感じます!)
右:開花時期は全草が万能薬になる「キランソウ」。別名は「医者殺し・医者倒し」と、
パークボランティアの方から教えて貰いました!
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さて、春らしいニュースのご紹介です!
先日、記事紹介がありました、長者原ビジターセンターのリニューアル・なぎさミュージアムのOPENの流れに乗って、島原半島の自然を紹介するビジターセンター3館も、展示を一部リニューアルしました!!!\(^_^)/ 雲仙3館は、雲仙お山の情報館・平成新山ネイチャーセンター・雲仙諏訪の池ビジターセンターです♪
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今回は、手作りでジオパークの展示コーナーを新設しました。
ジオパークとは、大地(ジオ)の活動を体感できる、公園(パーク)のことです。島原半島は、火山"雲仙岳"の噴火活動で、できあがりました。その雲仙岳の恵み(豊かな湧水や、様々な泉質をもった温泉、美味しい食べ物など)と、恐ろしさ(災害)の両方を知ることが出来る、見所スポット(ジオサイト)が満載です!(平成21年度には、日本で初めて、世界ジオパークに認定されています!)
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ところが一方では、ジオパークといったら「横文字でなんだか難しそう~(+_+)」とか「地層や石のお勉強でしょう?(*_*)」と、難しい印象を持たれがちです、、、
しかし!今回の展示では、とっつきやすさを重視して、ジオパークに興味を持って頂くきっかけになれば、嬉しいなぁ~と思っています^^
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ビジターセンター3館の新しいジオ展示の内容は、次のとおりです。
・3館共通⇒ジオパークの概要紹介
・雲仙お山の情報館⇒島原半島北西部のジオサイトの紹介、島原半島の温泉の紹介
・平成新山ネイチャーセンター⇒島原半島北東部のジオサイトの紹介、半島全体の観光マップ
・雲仙諏訪の池ビジターセンター⇒島原半島南部のジオサイトの紹介、諏訪の池周辺のジオラマを活かした
自然解説展示
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(▲雲仙お山の情報館のジオ展示コーナー)
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▲(左)島原半島世界ジオパークキャラクター ジーオくん・ジーナちゃん
(中)島原半島のヒーロー!「温泉ハカセ」(温泉ハカセのモデルは、実は九州大学名誉教授の太田先生)
(右)雲仙岳(高岩山)に腰をかけ、有明海で顔を洗っていた心優しい「みそ五郎どん」
が各ビジターセンターでお待ちしています!
また小学生でもジオパークに興味を持てるように、昨年度作成しましたマンガ「わくわく!島原半島探検隊」をそばに展示しています。⇒ http://kyushu.env.go.jp/pre_2014/0430a.html
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そして『島原半島の魅力~雲仙岳百景~フォトコンテスト』でご応募頂いた数々の美しい
お写真たちも展示で掲載しています。お写真をみて「ここに行ってみたいな~♪」と思うスポットを探してみては、いかがでしょうか?^^
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(▲北西部ジオサイトマップ)
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ジオパークは、火山をキーワードとした"ふるさとの魅力紹介"の取り組みだと、ひそかに思っています^^今回は、初めて島原半島全体の見所スポットを紹介しています。
展示をご覧いただき、お気軽に島原半島の見所スポットに足を運んで頂けたら、と願っています。ビジターセンター3館へ、みなさまのお越しをお待ちしております!
4月13日19時から20時まで、美原集落前のパーキングスペースにて、ヤマネコ交通事故防止の夜間注意喚起を行いました。
【注意喚起の様子】
1時間で13台の通行がありました(西表島では普通か少し多いくらい...)。
ヤマネコの交通事故はほとんどが夜間に起きています。
夜間に運転をされるドライバーの方に、直接対面して安全運転を呼びかけることができるので、この取り組みは有効的だと考えています。
【協力いただいた具志堅巡査長(大原駐在所:左)と宮里巡査部長(上原駐在所:右)】
ちょうど平成27年春の交通安全県民運動の期間で、大原駐在の具志堅さんと上原駐在の宮里さんも、協力していただきました。
5月は、春の全国交通安全運動があります。
西表島東部だけでなく、西部でも同様の呼びかけを行うように計画しています。
【まーやの夢は夜ひらく】
人もヤマネコも交通事故ゼロを目指しましょう!