屋久島国立公園 屋久島
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2010年04月15日九州いきものリレー ~屋久島の生物多様性(2) オキナワチドリ~
屋久島国立公園 屋久島 アクティブレンジャー 田川
みなさん、こんにちは。アクティブ・レンジャーの田川です。今日も屋久島は雨が降り、肌寒い日が続いています。早く暖かい屋久島に戻って欲しいものです。
今回の九州いきものリレーでは、ラン科のオキナワチドリを紹介します。
【科名】ラン科
【和名】オキナワチドリ
【撮影日】2010年3月31日
【撮影場所】屋久島の海岸
【備考】絶滅危惧Ⅱ類に指定(環境省2007)。

よくこんなところに生えるなぁという海岸の岩場に生えています。じっくりと腰をかがめて探してみてください。

オキナワチドリの花は淡いピンク色をしていてとても綺麗です。独特の形をしたこの花にどんな昆虫が来るのかとても気になります。
屋久島の海岸で4月中は見ることができます。ぜひ一度ご覧になってください。
今回の九州いきものリレーでは、ラン科のオキナワチドリを紹介します。
【科名】ラン科
【和名】オキナワチドリ
【撮影日】2010年3月31日
【撮影場所】屋久島の海岸
【備考】絶滅危惧Ⅱ類に指定(環境省2007)。

よくこんなところに生えるなぁという海岸の岩場に生えています。じっくりと腰をかがめて探してみてください。

オキナワチドリの花は淡いピンク色をしていてとても綺麗です。独特の形をしたこの花にどんな昆虫が来るのかとても気になります。
屋久島の海岸で4月中は見ることができます。ぜひ一度ご覧になってください。
2010年04月12日九州いきものリレー ~屋久島の生物多様性 (1) ミソサザイ ~
屋久島国立公園 屋久島 アクティブレンジャー 田川
はじめまして。
川瀬アクティブ・レンジャーの後任として4月より屋久島アクティブ・レンジャーになりました田川です。
屋久島の魅力あふれる自然を少しでも多く紹介できるように頑張っていきたいと思います。
ところで2010年は何の年かご存じでしょうか?国連では2010年を国際生物多様性年と定めています。生物多様性年ということで各ビジターセンター等における「地球のいのち、えがいてみよう」など環境省では様々な運動を行っています。そこで一番野外にでることの多いアクティブ・レンジャーとしても、今年は特に生物多様性に力を入れたアクティブ・レンジャー日記を作っていこうと考えています。このアクティブ・レンジャー日記でも「九州いきものリレー ・・・」と題してこれまで以上に九州のいきものを紹介し、生物多様性の魅力や面白さを伝えていけるようアクティブ・レンジャー一同頑張っていきます。
今回ご紹介する生き物は、ミソサザイ科のミソサザイ(ミソサザイの亜種オガワミソサザイ)です。全長10cmほどの小さな鳥ですが、体に似合わない大きな声でさえずっていました。
4月11日の巡視の際にウィルソン株付近で見かけました。コケの生えた幹で何かを物色しています。何を探しているか分かりますか?

コケを咥えたミソサザイ。

ミソサザイはこのコケを食べるわけではありません。巣材としてコケや獣毛などを用いるために、この時期せっせと集めています。2-3分ほどの短い観察時間でしたが、巣と巣材場を何往復もしていました。貴重な光景に出会えて本当にうれしかったです。
補足になりますが、日本のミソサザイは4亜種確認されていましたが、亜種の1つである沖縄県の大東諸島に生息していたダイトウジマミソサザイは絶滅してしまいました。また、環境省のレッドリストでは伊豆諸島に生息するモスケミソサザイが絶滅危惧IB類に指定されています。
川瀬アクティブ・レンジャーの後任として4月より屋久島アクティブ・レンジャーになりました田川です。
屋久島の魅力あふれる自然を少しでも多く紹介できるように頑張っていきたいと思います。
ところで2010年は何の年かご存じでしょうか?国連では2010年を国際生物多様性年と定めています。生物多様性年ということで各ビジターセンター等における「地球のいのち、えがいてみよう」など環境省では様々な運動を行っています。そこで一番野外にでることの多いアクティブ・レンジャーとしても、今年は特に生物多様性に力を入れたアクティブ・レンジャー日記を作っていこうと考えています。このアクティブ・レンジャー日記でも「九州いきものリレー ・・・」と題してこれまで以上に九州のいきものを紹介し、生物多様性の魅力や面白さを伝えていけるようアクティブ・レンジャー一同頑張っていきます。
今回ご紹介する生き物は、ミソサザイ科のミソサザイ(ミソサザイの亜種オガワミソサザイ)です。全長10cmほどの小さな鳥ですが、体に似合わない大きな声でさえずっていました。
4月11日の巡視の際にウィルソン株付近で見かけました。コケの生えた幹で何かを物色しています。何を探しているか分かりますか?

コケを咥えたミソサザイ。

ミソサザイはこのコケを食べるわけではありません。巣材としてコケや獣毛などを用いるために、この時期せっせと集めています。2-3分ほどの短い観察時間でしたが、巣と巣材場を何往復もしていました。貴重な光景に出会えて本当にうれしかったです。
補足になりますが、日本のミソサザイは4亜種確認されていましたが、亜種の1つである沖縄県の大東諸島に生息していたダイトウジマミソサザイは絶滅してしまいました。また、環境省のレッドリストでは伊豆諸島に生息するモスケミソサザイが絶滅危惧IB類に指定されています。
【科名】ラン科
【和名】ニラバラン
【撮影日】2010年4月17日
【撮影場所】屋久島世界遺産センター駐車場付近
葉はニラのように細く、花は緑色をしているためじっくりと探さないと見付けるのは難しいと思います。
同じ場所に集まって生えていました!
花を拡大してみると意外とランの花らしい形をしているのが分かります。
何の昆虫を呼び寄せているのかとても気になる植物でした。
4月から5月にかけて遺産センターの駐車場付近で観察ができます。バスの待ち時間や来館された際には探してみてください。