アクティブ・レンジャー日記
チームタデ原 鹿島干潟交流会!
2022年08月25日
くじゅう
こんにちは!
今年度より阿蘇くじゅう国立公園 くじゅう管理官事務所でアクティブレンジャーとして働いている
田苗 稔輝(たなえ としき)と申します。
どうぞ、よろしくお願いいたします。
今回はチームタデ原とラムサール子ども探検隊、KODOMOラムサール交流の様子をお伝えします。
KODOMOラムサールとは、ラムサール条約湿地を中心に子どもをつなぐ場をつくり、湿地についての活動発表や体験を通して、ラムサール条約湿地に貢献していこうという国際的な運動です。
※チームタデ原・・・2015年に開催されたKODOMOラムサール〈くじゅう坊ガツル・タデ原湿原〉をきっかけに結成された団体で、タデ原湿原やくじゅうのことについて学び、発信することを目的に活動しています。活動の柱は子どもたちの「主体性」。九重町に住む小学4年生から中学生までのメンバーそれぞれが主体となって考え、学び、話し合いながら活動を行なっています。
参考:https://kyushu.env.go.jp/blog/2020/09/post-671.html
※ラムサール条約・・・1971年2月2日にイランのラムサールという都市で開催された国際会議で採択された、湿地に関する条約です。主に3つの柱と呼ばれる、湿地の「保全(・再生)」と「ワイズユース(賢明な利用)」、これらを促進する「交流、学習(CEPA)を条約の基盤にしています。
参考: https://www.env.go.jp/nature/ramsar/conv/index.html
今年度より阿蘇くじゅう国立公園 くじゅう管理官事務所でアクティブレンジャーとして働いている
田苗 稔輝(たなえ としき)と申します。
どうぞ、よろしくお願いいたします。
今回はチームタデ原とラムサール子ども探検隊、KODOMOラムサール交流の様子をお伝えします。
KODOMOラムサールとは、ラムサール条約湿地を中心に子どもをつなぐ場をつくり、湿地についての活動発表や体験を通して、ラムサール条約湿地に貢献していこうという国際的な運動です。
※チームタデ原・・・2015年に開催されたKODOMOラムサール〈くじゅう坊ガツル・タデ原湿原〉をきっかけに結成された団体で、タデ原湿原やくじゅうのことについて学び、発信することを目的に活動しています。活動の柱は子どもたちの「主体性」。九重町に住む小学4年生から中学生までのメンバーそれぞれが主体となって考え、学び、話し合いながら活動を行なっています。
参考:https://kyushu.env.go.jp/blog/2020/09/post-671.html
※ラムサール条約・・・1971年2月2日にイランのラムサールという都市で開催された国際会議で採択された、湿地に関する条約です。主に3つの柱と呼ばれる、湿地の「保全(・再生)」と「ワイズユース(賢明な利用)」、これらを促進する「交流、学習(CEPA)を条約の基盤にしています。
参考: https://www.env.go.jp/nature/ramsar/conv/index.html
毎年、チームタデ原では他のKODOMOラムサールの団体と交流しているのですが、2019年以降は新型コロナウイルスによって実施していませんでした。
今回、3年ぶりの交流活動を行った団体は佐賀県にある肥前鹿島干潟のラムサール子ども探検隊の皆さん!
早速、交流会といきたいところですがその前にまずは肥前鹿島干潟を観察し、その後鹿島市干潟会館で肥前鹿島干潟について学びます。
▲みんな双眼鏡を使ったり、パネルを見ながら一生懸命動物を探しています。
▲下に降りて見ると、石に上にたくさんトビハゼがいました🐟。
▼鹿島干潟交流会館のミニ水族館でパシャリ📷。
今回、3年ぶりの交流活動を行った団体は佐賀県にある肥前鹿島干潟のラムサール子ども探検隊の皆さん!
早速、交流会といきたいところですがその前にまずは肥前鹿島干潟を観察し、その後鹿島市干潟会館で肥前鹿島干潟について学びます。
▲みんな双眼鏡を使ったり、パネルを見ながら一生懸命動物を探しています。
▲下に降りて見ると、石に上にたくさんトビハゼがいました🐟。
▼鹿島干潟交流会館のミニ水族館でパシャリ📷。
やはり、同じラムサール条約登録湿地と言えど、干潟と湿原。
取り巻く環境や生態系などさまざまな部分で違います。
例えば、水生動物相です。
タデ原湿原は源流域に噴煙を上げている硫黄山があることもあり、ほとんどの場所で水質が酸性です。そのため、水生動物が住みづらく、水生動物相は貧弱です。
一方、鹿島干潟は、112本の河川からなる有明海の中にあり、その一つ一つが九州の様々な山の栄養を含んでいるため、それを求めて様々な水生動物達が集まり、水生動物相は豊かです。
このような様々な違いを感じ、事前学習がすんだ後はいよいよ交流会です。
お互いの場所や活動についての発表しあいました。
取り巻く環境や生態系などさまざまな部分で違います。
例えば、水生動物相です。
タデ原湿原は源流域に噴煙を上げている硫黄山があることもあり、ほとんどの場所で水質が酸性です。そのため、水生動物が住みづらく、水生動物相は貧弱です。
一方、鹿島干潟は、112本の河川からなる有明海の中にあり、その一つ一つが九州の様々な山の栄養を含んでいるため、それを求めて様々な水生動物達が集まり、水生動物相は豊かです。
このような様々な違いを感じ、事前学習がすんだ後はいよいよ交流会です。
お互いの場所や活動についての発表しあいました。
緊張しながらではありましたが、上手くタデ原湿原・坊ガツル湿原について発表する事ができていました。
頑張って発表が終わった後は、待ちに待った干潟体験!
タデ原では味わえない感触や見ることができない生物に子ども達は興味津々です。
※今回干潟体験をした場所はラムサール登録湿地外です。
頑張って発表が終わった後は、待ちに待った干潟体験!
タデ原では味わえない感触や見ることができない生物に子ども達は興味津々です。
※今回干潟体験をした場所はラムサール登録湿地外です。
3年ぶりの他のKODOMOラムサールとの交流という事もあり、ほとんどのチームタデ原メンバーが初めての経験でした。タデ原湿原以外の湿地を通して、タデ原湿原に対する思いや考えをより深めることのできる体験をすることができたのではないかと思います。