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九州地方環境事務所

アクティブ・レンジャー日記

枯れ枝除去 【屋久島地域】

2010年08月24日
屋久島
みなさん、こんにちは。屋久島稜線部では、秋の花が咲き始めており、季節の移ろいが感じられます。
今回、屋久島森林環境保全センターと一緒に、淀川登山口近くの登山道上の枯れた枝を除去してきました。枝と言っても1mを超えるような大きな枝です。
まずたこ糸を付けたボールを落としたい枝にうまく引っかかるように投げます。
次に、たこ糸をロープに結びつけ、枝にロープを引っかけます。


そして、頭上に注意しながら力一杯引っ張ります。

大きな枝が落ちたときは、なかなかの達成感があります。

この写真の左にある枝は、1.5mほどの長さがあり、かなりの重量がありました。今回は、大小合わせて6本の枯れ枝を処理しました。

屋久島の登山道は、いろいろな関係機関が連携をしながら登山者の安全を確保できるように管理・整備を行っています。
屋久島には、大きな台風がここ2-3年やってきていないため、枯れ枝や落枝が樹上にたくさん残っています。注意を呼びかける看板がある場所では立ち止まらず、また休憩する際も頭上に注意を払って休んでください。

参考:http://kyushu.env.go.jp/blog/2010/07/621.html