アクティブ・レンジャー日記
九州地区のアクティブ・レンジャーが、日々の活動や地域の魅力を発信します。アクティブ・レンジャーとは、自然保護官の補佐役として、国立公園等のパトロール、調査、利用者指導、自然解説などの業務を担う環境省の職員です。管内には、瀬戸内海、西海、雲仙天草、阿蘇くじゅう、霧島錦江湾、屋久島、慶良間諸島、西表石垣国立公園、やんばる国立公園があります。
「タチアワユキセンダングサ」を食べてみよう！
2025年05月30日
五島
五島自然保護官事務所の片山です。
皆さんは「タチアワユキセンダングサ」をご存知ですか？
タチアワユキセンダングサは外来種の白いお花で、種は細長く、よくお洋服にくっついてしまいます。
タチアワユキセンダングサは、ちょっと厄介もので嫌いとよく耳にしますが、実はミツバチの大好物で養蜂家に重宝されるお花です。
今回は西海国立公園70周年を記念して、五島市と【「タチアワユキセンダングサ」を食べてみよう！】という共催イベントを行いました。
イベント当日の安全確認のための下見として、鐙瀬ビジターセンターのスタッフとイベントの集合場所からタチアワユキセンダングサの採取場所まで歩きました。
前日の雨の影響で採取場所までの道中の足場が悪かったため、鐙瀬ビジターセンターのスタッフと話し合い、タチアワユキセンダングサの採取は中止としました。
イベントでは、タチアワユキセンダングサについて説明等を行った後に、あらかじめ採取しておいたタチアワユキセンダングサを調理しました。
イベント当日の安全確認のための下見として、鐙瀬ビジターセンターのスタッフとイベントの集合場所からタチアワユキセンダングサの採取場所まで歩きました。
前日の雨の影響で採取場所までの道中の足場が悪かったため、鐙瀬ビジターセンターのスタッフと話し合い、タチアワユキセンダングサの採取は中止としました。
イベントでは、タチアワユキセンダングサについて説明等を行った後に、あらかじめ採取しておいたタチアワユキセンダングサを調理しました。
タチアワユキセンダングサを使った、炊き込みご飯・お味噌汁・お浸し・天ぷらの４品をみんなで作り、最年少の参加者に「いただきます！」の声かけをお願いしました。
参加者からは「炊き込みごはんと天ぷらが美味しかった！」「食べられないと思っていた野草への見方が変わった！」「他の野草も食べてみたい！」などのご意見もいただきました。
今回は天候の影響による参加者の安全配慮のため、タチアワユキセンダングサを採取できなかったことは残念でしたが、みんなで「美味しい！楽しい！」を共有できて良かったです。
今回は天候の影響による参加者の安全配慮のため、タチアワユキセンダングサを採取できなかったことは残念でしたが、みんなで「美味しい！楽しい！」を共有できて良かったです。
