
アクティブ・レンジャー日記
九州地区のアクティブ・レンジャーが、日々の活動や地域の魅力を発信します。アクティブ・レンジャーとは、自然保護官の補佐役として、国立公園等のパトロール、調査、利用者指導、自然解説などの業務を担う環境省の職員です。管内には、瀬戸内海、西海、雲仙天草、阿蘇くじゅう、霧島錦江湾、屋久島、慶良間諸島、西表石垣国立公園、やんばる国立公園があります
えびの高原の動植物について知ろう
2025年05月12日
えびの
こんにちは。えびの管理官事務所の椎葉です。
4月に入り、新しい取り組みが始まりました。
えびの市の小学校では、えびののよさに気付き、語り合う力の向上を図るため、えびの学という学習を行っています。
えびの高原でも学習の機会があることを聞き、せっかくだから一緒に学習できないかということで、有馬専門員が主となり、以前担当していたARと学校への相談を重ね、4月28日(月)に実施することができました。
当日は、まず始めに小学校で小学3年生の14名の生徒の皆さんとえびの高原の動物について、事前学習を行いました。
ニホンジカに関する話にも興味を持って聞いてくれて、クイズも積極的に手を上げていました。

次にえびの高原までバスで移動し、えびのエコミュージアムセンターの展示をお招きした講師に解説いただきながら見学しました。
講師の先生からは、ニホンジカの角の枝分かれの様子から年齢がわかるよという話があり、何歳だと思う?と聞かれると、年齢を次々と答えてくれて、素直な回答を聞くことができました。


展示室の見学をひと通り終えると、園地内の散策です。
あいにくの雨でしたが、傘を差しながら植物などを観察しました。





最後に、戻ってきて見つけた植物の特徴を書いて、ビンゴゲームを行いました。
とても盛り上がっていたので楽しんで学習してもらえたのではないかと思います。