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九州地方環境事務所

アクティブ・レンジャー日記

サンゴ礁ウィーク2025企画展「サトウキビ&月桃細工展示~赤土流出防止について学ぼう~」

2025年03月05日
石垣 関森梓
くやーならー!
石垣自然保護官事務所の関森です。
 
3月5日はサンゴの日です!
そして、この日を含む約2週間をサンゴ礁ウィークと題し、サンゴ礁にまつわる様々なイベントが各地で行われています。
 
国際サンゴ礁研究・モニタリングセンターでは、「サトウキビ&月桃細工展示~赤土流出防止について学ぼう~」と題した企画展を開催しています。
 
石西礁湖に生息しているサンゴが弱っている原因は海の中の問題だけではなく、陸地の活動も影響があることがわかっています。例えば、生活排水や化学肥料、赤土の流出などです。そこで今回私たちが着目したのが赤土の流出です。
石垣島はサトウキビの生産が盛んで多くのサトウキビ畑があります。そんなサトウキビ畑から赤土が流れ出ないよう、月桃のグリーンベルトなど様々な対策が行われています。
今回の企画展では、石垣島在住の平良八重子さんが制作したサトウキビと月桃細工の展示と赤土流出についてのパネルを用いて、サンゴの保全について楽しく学べるような展示をしています。
企画展の様子
▲企画展の様子

開催期間/会場

【場  所】 国際サンゴ礁研究・モニタリングセンター(石垣市八島町2-27)
【展示期間】 令和7年2月28日(金)~3月10日(月)
【開催時間】 午前8時30分~午後5時15分(正午から午後1時を除く)
       ※休館日:土・日・祝日
そして今回の企画展に、地元の小学生が校外学習に来てくれたのでその様子を紹介します。
赤土がサンゴへ与える影響や、赤土を海に流さないようにどのような対策がされているかを学び、最後に月桃細工作りを行いました。
 サンゴを守るための対策を楽しく学べる機会になりました!
これからも 石垣島の美しい自然を一緒に守っていきましょう!
校外学習の様子
▲校外学習の様子
作成した月桃細工
▲作成した月桃細工