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九州地方環境事務所

アクティブ・レンジャー日記

九州地区のアクティブ・レンジャーが、日々の活動や地域の魅力を発信します。
アクティブ・レンジャーとは、自然保護官の補佐役として、国立公園等のパトロール、調査、利用者指導、自然解説などの業務を担う環境省の職員です。管内には、瀬戸内海、西海、雲仙天草、阿蘇くじゅう、霧島錦江湾、屋久島、慶良間諸島、西表石垣国立公園、やんばる国立公園があります。

えびの高原にも寒波到来 1月編

2025年02月13日
えびの 椎葉 美香

こんにちは。えびの管理官事務所の椎葉です。
全国的に寒波が到来しましたね。皆さまがお住まいの地域は大丈夫でしょうか。

えびの高原でも昨年より積雪があり、池田ARと事務所出入口の雪かきをしました。

あ
 

 今回は冬特集として1月編、2月編に分けてえびの高原の様子をご紹介します。

1月30日(木)
 雪が降り続いた次の日は晴天の予報だったので積雪後の園内の状況確認と池巡りコースの二湖パノラマ展望台まで行ってきました。
まだ足跡がない・・・真っ新な雪を踏める第1号だ!と思ったらすでに先を越されていました。

あ
左側はシカの足跡です。
 ノネズミと思われる小さい足跡もありました。雪の上でなかったら気づかなかったかもしれません。

 次に池巡りコースで白鳥山の手前にある二湖パノラマ展望台まで行きました。
階段を上がると最初にえびの展望台が見えてきます。 
えびの展望台付近ではアカマツに霧氷に氷柱もできており、陽の光が差し込むと輝いていました。

あ
 

 先に進むと看板の支柱にも雪が積もっていたのですが、まるでウサギのように耳ができていたので思わず写真を撮りました。

あ
 

 二湖パノラマ展望台に到着すると、白紫池や不動池は凍っていなかったのですが、幻想的な景色を見ることができました。
私たちがいる間にも二湖パノラマ展望台まで景色を楽しんでいる方々がいらっしゃいました。
※池が凍っていても危険ですので湖面に降りないようにしてください。

白紫池
雪だるまの行列と韓国岳

 周りを見渡しながら下っていると池田ARから空がカラフルだよ!という声が聞こえたので見上げてみると、彩雲が現れました。日よけのサングラスのせいか?と何度も見返しましたが、見間違いではないようです(彩雲は太陽の光が雲(水滴や氷の粒)の間を通る時にできる現象です)。

 雪が降りすぎるのは困りますが、冬ならではの景色に魅了されます。

あ
※彩雲を見つけても太陽を直接見ないようにご注意ください。