九州地域のアイコン

九州地方環境事務所

アクティブ・レンジャー日記

九州地区のアクティブ・レンジャーが、日々の活動や地域の魅力を発信します。
アクティブ・レンジャーとは、自然保護官の補佐役として、国立公園等のパトロール、調査、利用者指導、自然解説などの業務を担う環境省の職員です。管内には、瀬戸内海、西海、雲仙天草、阿蘇くじゅう、霧島錦江湾、屋久島、慶良間諸島、西表石垣国立公園、やんばる国立公園があります。

ツルの初渡来

2024年11月01日
出水 中島 楽喜
こんにちは
出水自然保護官事務所の中島です。
今回はツルの初渡来について紹介します。
 
10月18日15時16分に東干拓の上空をツルが飛んでいることを確認、
同日15時45分ツル保護会が東干拓に9羽降り立っていることを確認しました。
 
 
ナベヅル7羽カナダヅル1羽クロヅル1羽の合計9羽の渡来が確認されました。
写真を見て9羽より多いなと思ったあなた!するどいですね
居残り鶴と呼ばれる夏の間も出水で過ごしたツルが今年は7羽確認されていて、渡来したツルが合流した様子です。
写真の中にクロヅルとカナダヅルが1羽ずつ写っています。どれかわかりますか?
クロヅルは目先と首が黒いこと。
カナダヅルは全身が灰褐色で額が赤いことが特徴です。

正解は…







 
 
クロヅルとカナダヅルは毎年数羽が出水で確認されています。

クロヅル                           カナダヅル
 
 

ツルの渡来は今が本番。空を見上げればツルが飛んでいるかも!?

 
11月1日からのツル越冬地利用調整により、入域ルートの指定などが行われています。
以下の出水市のサイトをご覧になってからツル越冬地にお越しください。