九州地域のアイコン

九州地方環境事務所

アクティブ・レンジャー日記

九州地区のアクティブ・レンジャーが、日々の活動や地域の魅力を発信します。
アクティブ・レンジャーとは、自然保護官の補佐役として、国立公園等のパトロール、調査、利用者指導、自然解説などの業務を担う環境省の職員です。管内には、瀬戸内海、西海、雲仙天草、阿蘇くじゅう、霧島錦江湾、屋久島、慶良間諸島、西表石垣国立公園、やんばる国立公園があります。

熱中症について

2024年07月05日
五島 片山 美希
こんにちは!
五島自然保護官事務所の片山です。
 
もう、7月ですね。
梅雨の間でも晴れた日はとても蒸し暑い印象の福江島です。

 
 
 
各地でも熱中症等のニュースを目にするようになりましたね。
 
7月は海開きや夏休みの子ども向けのイベント等も増えてくるため、先日私は「熱中症アンバサダー講座」を受講しました。熱中症アンバサダー講座では熱中症の予防方法や注意点、対処法等を知ることが出来ます。
 
熱中症には主に4つの病型があるのはご存じですか?
熱失神…めまい、失神など
熱けいれん…痛みを伴うけいれん(足がつる等)
熱疲労…脱力感、倦怠感、めまい、頭痛、吐き気など
熱射病…意識障害、高体温など
熱射病は死に至ることもあるため、注意が必要です。
 
私は国立公園内の巡視など屋外で仕事をする際に「これが終わったら水分補給をしよう」「ここから先はなかなかトイレがないから、水分補給はちょっと控えよう」とついつい水分補給を後回しにしたり、我慢したりすることもありました。そうすると、夕方頃に体調がなんとなく悪い気がする…と思う日もありました。
もしかしたら、熱中症の熱疲労という症状のひとつだったのかもしれません。
 
熱中症はちょっとしたことがきっかけで、起きてしまいます。
そのため、こまめな水分補給や十分な休息をとることだけでなく、食事、運動、睡眠といった日常の健康管理がとても重要になってきます。
 
子どもたちが楽しみにしている夏休みももうすぐですね。
熱中症にかからないためにも、熱中症予防情報サイトもぜひチェックしてみてください。