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九州地方環境事務所

アクティブ・レンジャー日記

九州地区のアクティブレンジャーが、日々の活動や地域の魅力を発信します。
アクティブ・レンジャーとは、自然保護官の補佐役として、国立公園等のパトロール、調査、利用者指導、自然解説などの業務を担う環境省の職員です。管内には、瀬戸内海、西海、雲仙天草、阿蘇くじゅう、霧島錦江湾、屋久島、慶良間諸島、西表石垣国立公園、やんばる国立公園があります。

雄川の滝では、令和6年7月1日から利用者負担制度が導入されます。

2024年06月13日
鹿児島 新田真裕子
滝壺までの遊歩道
先日、雄川の滝の巡視に行ってきました。滝壺までの遊歩道を、透き通った川を見ながら歩いていきます。
増水した雄川の滝
滝壺にたどり着くと、写真のイメージと異なる雄川の滝の姿にびっくり!! 雨の後で水量が増えていました。水量が増えた雄川の滝は近くで見ると、迫力満点です!マイナスイオンをたっぷり浴びてきました。
そんな、美しい雄川の滝ですが、日常的な施設の補修や災害後の修繕等は、雄川の滝のある南大隅町の負担で行われており、南大隅町の大きな負担となっているとともに豊かな自然環境の保全活動等に要する財源も不足しています。
そのため、南大隅町ではこの7月から雄川の滝の持続可能な利用と保全を目指し利用者負担制度として入域料の徴収が開始されます。
素晴らしい自然を未来に残すための入域料です。
入域料等詳細については、以下のリンクをご参照ください。本制度の趣旨へのご理解よろしくお願いいたします。