アクティブ・レンジャー日記
九州地区のアクティブ・レンジャーが、日々の活動や地域の魅力を発信します。アクティブ・レンジャーとは、自然保護官の補佐役として、国立公園等のパトロール、調査、利用者指導、自然解説などの業務を担う環境省の職員です。管内には、瀬戸内海、西海、雲仙天草、阿蘇くじゅう、霧島錦江湾、屋久島、慶良間諸島、西表石垣国立公園、やんばる国立公園があります。
日本のハワイ!?
2024年06月25日
五島
こんにちは!
五島自然保護官事務所の片山です。
先日鐙瀬(あぶんぜ)溶岩海岸へ行きました。
鐙瀬という名前、珍しいですよね。
約500年前に当時の領主が逃亡中に馬の鐙が切れ、その後自刃したことから、その場所付近を鐙瀬(あぶみせ)と呼ばれるようになりました。
諸説ありますが、「あぶみせ」が言いにくいことから、現在は「あぶんぜ」と呼ばれるようになったそうです。
鐙瀬溶岩海岸は鬼岳や火ノ岳から流れ出た溶岩から形成されており、海岸線は7㎞ほど続きます。
展望所からは日本で3カ所しかない単成火山群(鬼岳火山群)や二次離島の赤島や黄島(おうしま)を見ることが出来ます。
ハワイへ行ったことのある人はよく鐙瀬溶岩海岸を見て、「ハワイみたい」と口にします。
それは一体なぜでしょうか…?
五島自然保護官事務所の片山です。
先日鐙瀬(あぶんぜ)溶岩海岸へ行きました。
鐙瀬という名前、珍しいですよね。
約500年前に当時の領主が逃亡中に馬の鐙が切れ、その後自刃したことから、その場所付近を鐙瀬(あぶみせ)と呼ばれるようになりました。
諸説ありますが、「あぶみせ」が言いにくいことから、現在は「あぶんぜ」と呼ばれるようになったそうです。
鐙瀬溶岩海岸は鬼岳や火ノ岳から流れ出た溶岩から形成されており、海岸線は7㎞ほど続きます。
展望所からは日本で3カ所しかない単成火山群(鬼岳火山群)や二次離島の赤島や黄島(おうしま)を見ることが出来ます。
ハワイへ行ったことのある人はよく鐙瀬溶岩海岸を見て、「ハワイみたい」と口にします。
それは一体なぜでしょうか…?
実は、ハワイと鐙瀬溶岩海岸の溶岩の質が(アア溶岩とパホイホイ溶岩)一緒だからだそうです。
遊歩道を歩いてみると実際に海岸のダイナミックさを感じながら、季節の植物も観察することができます。
6月19日には、ハマオモト、ハマヒルガオ、ハマナデシコといった海岸植物の花を見ることができました。
遊歩道にはベンチ等ありますので、景色や波の音を感じつつ、お弁当やおやつを食べるという時間の過ごし方もおすすめです。
遊歩道を歩いてみると実際に海岸のダイナミックさを感じながら、季節の植物も観察することができます。
6月19日には、ハマオモト、ハマヒルガオ、ハマナデシコといった海岸植物の花を見ることができました。
遊歩道にはベンチ等ありますので、景色や波の音を感じつつ、お弁当やおやつを食べるという時間の過ごし方もおすすめです。
また、近くには鐙瀬ビジターセンターもあり、雨の日でも福江島を楽しむことが出来ますので、是非、福江島にお越しの際は、鐙瀬溶岩海岸も日程に組み込んでみてはいかがでしょうか。