アクティブ・レンジャー日記
九州地区のアクティブレンジャーが、日々の活動や地域の魅力を発信しますアクティブ・レンジャーとは、自然保護官の補佐役として、国立公園等のパトロール、調査、利用者指導、自然解説などの業務を担う環境省の職員です。管内には、瀬戸内海、西海、雲仙天草、阿蘇くじゅう、霧島錦江湾、屋久島、慶良間諸島、西表石垣国立公園、やんばる国立公園があります。
令和5年度子ども地域学習発表会が開催されました。
2024年03月13日
阿蘇
令和6年2月6日(火)に、「令和5年度子ども地域学習発表会」が開催されました。この発表会は、阿蘇地域の草原に関わる団体の連携事業(※1)として行われるもので、今回で6回目となります。
草原保全活動センター草原学習館にて、対面と各学校をリモートで繋ぎ、発表を行いました。会場には阿蘇市内の地域の方や保護者さん含め40名と、リモート約10名の参加がありました。
1番目は、熊本県立高森高等学校より代表者6名による発表です。今年度、全国初のマンガ学科が開設されました。学習を通して「草原ぬりえイラスト原画」や地域のキャラクター制作など新たな取組を始められており、これからアウトドアブランドと連携した「Tシャツ作り」にも取り組みたいとアイディアは広がります。
1番目は、熊本県立高森高等学校より代表者6名による発表です。今年度、全国初のマンガ学科が開設されました。学習を通して「草原ぬりえイラスト原画」や地域のキャラクター制作など新たな取組を始められており、これからアウトドアブランドと連携した「Tシャツ作り」にも取り組みたいとアイディアは広がります。
2番目の発表校は、阿蘇市立波野小学校5~6年生です。波野小学校では、総合的な学習の時間に「スズラン学習」を今年度から始められ、春と秋に校区にあるスズラン公園で学んだことなどを発表されました。
3番目は、阿蘇市立阿蘇中学校1年生(世界文化遺産教育モデル校)から、代表3組の発表です。地域学習や高岳登山などの体験を通して、阿蘇の素晴らしさや人口減少、温泉・水、防災、世界文化遺産登録などについて、様々な視点から発表されました。
4番目は、熊本県立玉名高等学校1年生の発表です。荒尾干潟での学習を通して、有明海と阿蘇のつながりに気づき、夏休みを利用して実際に阿蘇に足を運んで、ジオパーク学や草原に触れ、登山道補修体験などで学んだ事を発表されました。
また、オンラインで繋いだ早押しクイズは、たいへん盛り上がりました。
また、オンラインで繋いだ早押しクイズは、たいへん盛り上がりました。
感想
・小・中・高の広範囲の発表が楽しかった。たいへん心強く感じた。
・発表会は一段とグレードアップして交流も楽しく拝見した。
・素晴らしい発表であった、もっと多くの人に見てもらえるようにしてほしい。
・オンラインで繋いで行うクイズが楽しかった。活用してみたい。
などの感想が寄せられました。
それぞれの発表後には、感想や質問などの交流も行いました。これからも、地域学習の一環で、草原やジオパーク、農業、文化などの連携した学習を進め、地域の方々と児童・生徒をつなぐために、発表する場を提供できればと思います。
・小・中・高の広範囲の発表が楽しかった。たいへん心強く感じた。
・発表会は一段とグレードアップして交流も楽しく拝見した。
・素晴らしい発表であった、もっと多くの人に見てもらえるようにしてほしい。
・オンラインで繋いで行うクイズが楽しかった。活用してみたい。
などの感想が寄せられました。
それぞれの発表後には、感想や質問などの交流も行いました。これからも、地域学習の一環で、草原やジオパーク、農業、文化などの連携した学習を進め、地域の方々と児童・生徒をつなぐために、発表する場を提供できればと思います。
(※1)<構成団体>
阿蘇草原再生協議会、阿蘇草原再生千年委員会、阿蘇地域農業遺産推進協会、阿蘇ジオパーク推進協議会、世界文化遺産登録推進協議会
【子ども地域学習発表会とは】
これまでの発表校
平成30年度(一の宮小学校、高森中央小学校、阿蘇高校)
令和元年度(りんどうヶ丘小学校、内牧小学校、阿蘇高校)
令和2年度(阿蘇小学校、高森高校、東海大学)
令和3年度(阿蘇西小学校、南阿蘇中学校、阿蘇中央高校)
令和4年度(大津高校、阿蘇西小学校、南小国中学校)
令和5年度(波野小学校、阿蘇中学校、玉名高校、高森高校)
目的:阿蘇地域内の学校が行っている草原環境学習やジオパーク学習などの地域学習の成果を、一つの会場で児童生徒自身が発表することにより、①学校の外に対して、成果をアウトプットし、また学校の外との交流を持つことで、新学習指導要領でも求められている「社会に開かれた教育課程」の一環となること、②学習を通して、これからの阿蘇地域を支える児童に、かけがえのない阿蘇地域の自然環境や歴史・文化などの魅力の発見を促すことで、郷土への誇りと愛を育むことを目的としています。
阿蘇草原再生協議会、阿蘇草原再生千年委員会、阿蘇地域農業遺産推進協会、阿蘇ジオパーク推進協議会、世界文化遺産登録推進協議会
【子ども地域学習発表会とは】
これまでの発表校
平成30年度(一の宮小学校、高森中央小学校、阿蘇高校)
令和元年度(りんどうヶ丘小学校、内牧小学校、阿蘇高校)
令和2年度(阿蘇小学校、高森高校、東海大学)
令和3年度(阿蘇西小学校、南阿蘇中学校、阿蘇中央高校)
令和4年度(大津高校、阿蘇西小学校、南小国中学校)
令和5年度(波野小学校、阿蘇中学校、玉名高校、高森高校)
目的:阿蘇地域内の学校が行っている草原環境学習やジオパーク学習などの地域学習の成果を、一つの会場で児童生徒自身が発表することにより、①学校の外に対して、成果をアウトプットし、また学校の外との交流を持つことで、新学習指導要領でも求められている「社会に開かれた教育課程」の一環となること、②学習を通して、これからの阿蘇地域を支える児童に、かけがえのない阿蘇地域の自然環境や歴史・文化などの魅力の発見を促すことで、郷土への誇りと愛を育むことを目的としています。