
アクティブ・レンジャー日記
九州地区のアクティブ・レンジャーが、日々の活動や地域の魅力を発信します。アクティブ・レンジャーとは、自然保護官の補佐役として、国立公園等のパトロール、調査、利用者指導、自然解説などの業務を担う環境省の職員です。管内には、瀬戸内海、西海、雲仙天草、阿蘇くじゅう、霧島錦江湾、屋久島、慶良間諸島、西表石垣国立公園、やんばる国立公園があります。
嵯峨ノ島へ巡視に行きました。
2026年08月06日
五島
皆さんこんにちは!
五島自然保護官事務所の片山です。
先日、五島市福江島の西方にある嵯峨ノ島に巡視に行きました。
事務所のある福江港からおおよそ車で50分のところにある三井楽の貝津港で定期船に乗船し、15分もしない間に嵯峨ノ島に到着します。
嵯峨ノ島は女岳と男岳、二つの火山が繋がってできた島です。
7月中旬に巡視をした際は女岳の山頂や千畳敷から男岳へ登るルートの草刈りがされており歩きやすく、山頂までの道中を振り返ると絶景を楽しむことができました。
五島自然保護官事務所の片山です。
先日、五島市福江島の西方にある嵯峨ノ島に巡視に行きました。
事務所のある福江港からおおよそ車で50分のところにある三井楽の貝津港で定期船に乗船し、15分もしない間に嵯峨ノ島に到着します。
嵯峨ノ島は女岳と男岳、二つの火山が繋がってできた島です。
7月中旬に巡視をした際は女岳の山頂や千畳敷から男岳へ登るルートの草刈りがされており歩きやすく、山頂までの道中を振り返ると絶景を楽しむことができました。
人口が78人のひっそりとした嵯峨ノ島は、自然が豊かで歩いていてもとても気持ちがいい島です。
今回は、巡視の際に出会った動植物をご紹介したいと思います。
ニシキギ科のマサキ。
黄緑の可愛らしい花を咲かせます。
花の近くにはもう果実が見えていました。
その果実は秋に赤くなります。
今回は、巡視の際に出会った動植物をご紹介したいと思います。
ニシキギ科のマサキ。
黄緑の可愛らしい花を咲かせます。
花の近くにはもう果実が見えていました。
その果実は秋に赤くなります。
ショウガ科のアオノクマタケラン。
福江島の山中で葉と果実を見る機会は何度かありましたが、初めて花が咲いているのを見ました。
卵のような形をした花は、白く、真ん中は少し赤が混じった色をしていて、夏の暑い時期に爽やかさを感じさせてくれました。
福江島の山中で葉と果実を見る機会は何度かありましたが、初めて花が咲いているのを見ました。
卵のような形をした花は、白く、真ん中は少し赤が混じった色をしていて、夏の暑い時期に爽やかさを感じさせてくれました。
ツヅラフジ科のハスノハカズラ。
初めは同じツヅラフジ科でよく似た植物のミヤコジマツヅラフジかと思いましたが、葉の形がどうも違う…
そこから花などを見ていくとハスノハカズラであるとわかりました。
写真からもつる性の植物だとわかっていただけると思います。
初めは同じツヅラフジ科でよく似た植物のミヤコジマツヅラフジかと思いましたが、葉の形がどうも違う…
そこから花などを見ていくとハスノハカズラであるとわかりました。
写真からもつる性の植物だとわかっていただけると思います。
歩道を歩いていて、可愛らしい小さいピンクの花がたくさん咲いているのに目が行きました。
この植物は秋になると紫色の実をつけます。
初めはムラサキシキブだと思っていましたが、ムラサキシキブよりも枝が太く、花や葉も比較的大きいこと、また海岸近くに生育していることから、オオムラサキシキブの可能性が高いと思われます。
この植物は秋になると紫色の実をつけます。
初めはムラサキシキブだと思っていましたが、ムラサキシキブよりも枝が太く、花や葉も比較的大きいこと、また海岸近くに生育していることから、オオムラサキシキブの可能性が高いと思われます。
ベンケイソウ科のタイトゴメ。
海岸の岩場に生息していることが多く、葉が肉厚であることが特徴で、黄色い花が咲いている個体も撮影できました。
タイトゴメは西海国立公園の特別地域内において採取等が規制されている「指定植物」にも選定されています。
海岸の岩場に生息していることが多く、葉が肉厚であることが特徴で、黄色い花が咲いている個体も撮影できました。
タイトゴメは西海国立公園の特別地域内において採取等が規制されている「指定植物」にも選定されています。
左図の赤い丸は見えますか?
道を折り返した時に保護官が見つけた、オサムシ(個人的にはヒメオサムシだと思います…)。
行き道に誰かがカタツムリを踏んでしまったのでしょうか…見つけたときにはつぶれたカタツムリを食べていました。
オサムシは動きが素早い昆虫ですが、今回は目の前にある食べ物に必死だったようで、なかなか逃げませんでした。
道を折り返した時に保護官が見つけた、オサムシ(個人的にはヒメオサムシだと思います…)。
行き道に誰かがカタツムリを踏んでしまったのでしょうか…見つけたときにはつぶれたカタツムリを食べていました。
オサムシは動きが素早い昆虫ですが、今回は目の前にある食べ物に必死だったようで、なかなか逃げませんでした。
どこの場所でも言えることなのですが、行く時期が違えば新たな発見があります。
特に植物は新芽から果実になるまで季節ごとに移ろいを感じることができ、とても面白いものです。
今回の巡視では、いつもより余裕をもって飲み物を持っていきましたが、暑さもあり、最終的には飲み物が足りなかったぐらいです。
嵯峨ノ島にあるお店は開いていないこともあるため、嵯峨ノ島へ行く際には、飲み物と食べ物の持参を忘れないように、また熱中症対策として多めに飲み物を持っていくこともおすすめします。
皆さんも熱中症対策を行いながら、無理のない程度に自然を楽しみましょう。
特に植物は新芽から果実になるまで季節ごとに移ろいを感じることができ、とても面白いものです。
今回の巡視では、いつもより余裕をもって飲み物を持っていきましたが、暑さもあり、最終的には飲み物が足りなかったぐらいです。
嵯峨ノ島にあるお店は開いていないこともあるため、嵯峨ノ島へ行く際には、飲み物と食べ物の持参を忘れないように、また熱中症対策として多めに飲み物を持っていくこともおすすめします。
皆さんも熱中症対策を行いながら、無理のない程度に自然を楽しみましょう。