アクティブ・レンジャー日記
九州地区のアクティブ・レンジャーが、日々の活動や地域の魅力を発信します。アクティブ・レンジャーとは、自然保護官の補佐役として国立公園等のパトロール、調査、利用者指導、自然解説などの業務を担う環境省の職員です。管内には、瀬戸内海、西海、雲仙天草、阿蘇くじゅう、霧島錦江湾、屋久島、慶良間諸島、西表石垣国立公園、やんばる国立公園があります。
雲仙普賢岳新登山道巡視
2023年08月21日
雲仙
雲仙自然保護官事務所アクティブレンジャーの干野光幸です。
8月15日、雲仙普賢岳新登山道の施設補修や草刈りの下見を行いました。長崎のお盆は精霊流しと花火で賑やかですが、この日の雲仙普賢岳は、雲に覆われ、登山客も少なく、静かでした。
早速、案内板やベンチを確認して行きます。
8月15日、雲仙普賢岳新登山道の施設補修や草刈りの下見を行いました。長崎のお盆は精霊流しと花火で賑やかですが、この日の雲仙普賢岳は、雲に覆われ、登山客も少なく、静かでした。
早速、案内板やベンチを確認して行きます。
案内板はどれも傷みや汚れはほとんど無く、問題ありませんでした。
ベンチは場所によって、脚部を埋設してあった土砂が雨水で流れたり、湿気による腐食でぐらつきが見られます。これらは補修対象として確認しました。
立岩の峰付近は、日当たりが良く、梅雨明け頃より登山道の両脇から雑草が腰くらいの高さまで繁茂し、足元が見えなくなっています。毎月の巡視時に少しずつ整えていますが、この付近はまとめた草刈が必要そうです。
雲仙普賢岳登山道は、環境省、長崎県、雲仙市、島原市、南島原市、島原半島ジオパーク協議会の6団体が毎月交代で登山道の巡視を行い、情報共有しながら維持管理を進めています。
しかしながら、悪天候後には倒木や落石があることもあります。十分注意して登山を楽しんでください。
しかしながら、悪天候後には倒木や落石があることもあります。十分注意して登山を楽しんでください。