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九州地方環境事務所

アクティブ・レンジャー日記

着任のご挨拶とスノーケリングレスキュー講習会の開催

2026年06月29日
石垣 下田 成美
みなさんこんにちは!4月に石垣自然保護官事務所に着任いたしました下田です。
 
着任してすでに3か月が経とうとしていますが、4月、5月は石垣島をはじめ八重山地方の様々な島を訪れたり、それぞれの島の自然について学んだりと、あっという間に6月も後半になりました。透き通った海と至る所に咲いている色とりどりなお花に囲まれ、豊かな自然に心躍る毎日です。
 
さっそく活動のご報告ですが、令和8年6月14日(日)に西表石垣国立公園パークボランティア研修会「スノーケリングレスキュー講習会」を開催しました!
 
こちらの講習は、毎年当所が主催している「海の自然教室」に先駆け、パークボランティアの方々に補助をしていただく際に必要となる知識・技術の向上のための研修の一環として実施しています。
 
今年度も八重山ライフセービングクラブのお二人に講師をお願いし、講習を行いました。
 
まず午前の部では「リスクとは?」と「リスクマネジメント」について学び、グループワークを交えて様々なリスクやその予防・対処について話し合いをしました。
 
みなさんはリスクについて考えたことはありますか?
 
リスクには人的要因・環境的要因がありますが、どちらもリスクを事前に予防することができます。
 
人的要因の例として「自分のスキルを把握し、なるべく遠くへは行かない」、「その日の体調を見て無理をしない」などです。
 
環境的要因はどうでしょうか?普段行き慣れているビーチや海岸でもその日の天候や波の高さ、風向き、潮の流れなど一日として同じ日はありません。しっかり事前に把握しておくことが皆さんの安全につながります。
 
講習を通して普段利用しているビーチでも、様々なリスクが潜んでいることを改めて学ぶとともに、毎回初心に戻って安全確認を必ず行うことが自然と向き合う際にはとても大切だと改めて感じました。
午前中の講義 
午前中の講義
グループワーク 
グループワーク
午後の部は南ぬ浜(ぱいぬはま)町人工ビーチへと移動し、はじめに2人1組になるバディシステムでお互いのスキルを確認しながらスノーケリングスキルアップ講座を受けました。
 
次に、海で救助をする際に使用されるレスキューチューブとバックボードの使い方を教えていただき実践しました。レスキューチューブは、そのままのチューブの状態や浮き輪のように丸めることもできるので状況に応じて使用方法が異なります。
 
実際にバディでレスキューチューブを引っ張りながら浅瀬まで運搬をしましたが、自分の進んでいる方向を常に確認しながらバディの様子も確認しなければならないので、思った以上に周囲に気を配ることが大切なのだと実感しました。

人工ビーチは周りが護岸で囲まれており砂浜が広がっているので岩などにぶつかる心配はあまりありませんが、自然な地形が広がる海岸ではごつごつした岩があったり、危険生物も潜んでいる可能性があるので常に周囲の状況を把握しておかなければなりません。
レスキューチューブの説明 
レスキューチューブの説明
バックボードも正しい使用方法について学んだあとに、皆で力を合わせて実践しました。自分一人では人を運ぶことは難しくても、力を合わせれば安全に浜へ移動することができます。
 
最後に、これから様々な場所で海開きがありビーチに行く機会が増えると思います。その際に、自分たちのスキルのみならず、使う予定の器材であったり、その日の天候やビーチの地形などをきちんと確認・把握し、安全に楽しみましょう!
バッグボードの説明 
バックボードの説明
バックボードでの運搬 
バックボードの運搬
集合写真 
集合写真