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九州地方環境事務所

アクティブ・レンジャー日記

九州地区のアクティブ・レンジャーが、日々の活動や地域の魅力を発信します。
アクティブ・レンジャーとは、自然保護官の補佐役として、国立公園等のパトロール、調査、利用者指導、自然解説などの業務を担う環境省の職員です。管内には、瀬戸内海、西海、雲仙天草、阿蘇くじゅう、霧島錦江湾、屋久島、慶良間諸島、西表石垣国立公園、やんばる国立公園があります。

国立公園内にある看板の維持管理を行いました!

2026年06月23日
五島 片山 美希
皆さんこんにちは。
五島自然保護官事務所の片山です。
 

長崎県にある西海国立公園は「佐世保自然保護官事務所」と「五島自然保護官事務所」の2つの事務所で管理しており、五島自然保護官事務所は新上五島町と五島市の区域が管轄となります(左図が西海国立公園の区域です)
 
今回は私たちの仕事の一つである国立公園内にある標識類をはじめとする環境省直轄施設の維持管理についてご紹介します。

巡視中に木製の標識類は劣化が進んでいないかといった安全性の確認や、文字がはっきり読めるか、標識類の周辺の草が伸びて支障となっていないかを確認し、その上で、必要に応じて標識類の防腐塗装や周辺の草刈りといった維持管理を行います。
【黒崎峠の資源名標識(新上五島町)】
 
塗装前
 
塗装後
黒崎峠園地に設置されているこの標識の奥には遊歩道があり、その遊歩道の坂を登り切った先には展望所があり、天気が良いと中通島の北部や野崎島等も見ることができます。
 
 
 
 
約2,000万年前に大陸の砂と泥が川や湖で堆積された「五島層群」の断崖の上ある黒崎峠園地の展望所からは、強い潮風に負けずに成長した樹木の緑色と、澄み切った海の青色とのコントラストを目にすることができ、感動します。
夜には満天の星空が楽しめるため、昼も夜も景色を満喫できるスポットとなっています。
 
 
【魚津ヶ崎の資源名標識(五島市)】
 
塗装前
 
塗装後
「魚津ヶ崎(ぎょうがさき)」の標識の後ろには立小島という島があり、大潮の干潮時(年に数回)には福江島から立小島までトンボロを歩いて渡ることができます。
近くには五島市が運営しているキャンプ場もあり、島内だけでなく島外からも観光客が訪れる場所です。


【誘導標識・ベンチ(五島市)】
 
草刈前
 
草刈後
 
草刈前
 
草刈後
九州自然歩道のルート沿いには、訪れた方々が迷子にならないために設置された誘導標識だけでなく、各所に解説案内板やベンチ等が設置されています。
 
設置箇所の草刈りを行うことで、ベンチで一息つくなど快適に過ごせる場所を清潔に維持できます。
これから秋にかけては草木がぐんぐん育つ季節となるため、定期的な草刈り等の維持管理を行いながら、西海国立公園を訪れてくださる皆さんが少しでも心地よく、楽しい時間を過ごしていただけるようにこれからも自然の美しさを大切にしながら、整備や環境づくりに取り組んでいきたいです。