
アクティブ・レンジャー日記
九州地区のアクティブ・レンジャーが、日々の活動や地域の魅力を発信します。アクティブ・レンジャーとは、自然保護官の補佐役として、国立公園等のパトロール、調査、利用者指導、自然解説などの業務を担う環境省の職員です。管内には、瀬戸内海、西海、雲仙天草、阿蘇くじゅう、霧島錦江湾、屋久島、慶良間諸島、西表石垣国立公園、やんばる国立公園があります。
春の干拓地
2026年05月26日
出水
梅雨入り前なのにとっても暑い春を経験しています、出水自然保護官事務所の平野です。
出水市といえば『日本最大のツルの越冬地』ですが、ツルがいない間はどんな場所なのでしょうか?
これから秋まで、鳥獣保護区を中心にツルのいない出水市を紹介していこうと思います!
出水市といえば『日本最大のツルの越冬地』ですが、ツルがいない間はどんな場所なのでしょうか?
これから秋まで、鳥獣保護区を中心にツルのいない出水市を紹介していこうと思います!
東干拓地区の田んぼ
3月、ツルの北帰行が落ち着いてきたころにツルの保護網を撤去します。通行の規制がなくなり、ここから米作り開始です。
崩れた畦を整え、稲を育てる土をつくり、4月上旬には田植えが終わります。
崩れた畦を整え、稲を育てる土をつくり、4月上旬には田植えが終わります。
東干拓の半分は早場米(早期水稲)といって4月に植えて8月中には稲刈りが終わります。台風の影響を受けにくく日照不足を防ぐことができます。
さらに!稲刈りした後の株から出てくる二番穂は10月頃からやってくるツルの食べ物になるのです!良いことだらけ!
さらに!稲刈りした後の株から出てくる二番穂は10月頃からやってくるツルの食べ物になるのです!良いことだらけ!
そして東干拓のもう半分、保護網のない田んぼでは秋に稲刈りが終わった後、裏作でブロッコリー、麦、じゃがいもが育てられています。芽が小さいうちはツルに踏まれたりカモに食べられたりして大変なようですが、格子状にロープを張って鳥たちが降り立ちづらくするなどの対策をしています。
ブロッコリーは寒いうちに収穫まで終わってしまいますが、麦とじゃがいもは春に成長します。どんどん背を伸ばした麦は4月末ごろから色づき始め5月中旬に収穫が終わります。穂が風で波のように揺れるのがとてもきれいでした。
最後にじゃがいもの収穫です。たくさんの人手と大きな機械で行われていました。収穫しながら選別までするそうです。今年は春がとても暑かったので農家さんたちも大変だっただろうと思います。夏の暑さが怖いですが、これからおいしいお米作り頑張ってください!
ブロッコリーは寒いうちに収穫まで終わってしまいますが、麦とじゃがいもは春に成長します。どんどん背を伸ばした麦は4月末ごろから色づき始め5月中旬に収穫が終わります。穂が風で波のように揺れるのがとてもきれいでした。
最後にじゃがいもの収穫です。たくさんの人手と大きな機械で行われていました。収穫しながら選別までするそうです。今年は春がとても暑かったので農家さんたちも大変だっただろうと思います。夏の暑さが怖いですが、これからおいしいお米作り頑張ってください!
生き物の様子
この時期に行った巡視で見つけた鳥を紹介します。
【旅鳥】春と秋に見られる(滞在期間が短い)
キアシシギ:黄色い足が特徴
【留鳥】一年中見られる
ダイサギ:春は繁殖期なので婚姻色の出ている個体を見ることができます。
コサギ:くちばしはずっと黒い。夏羽になると冠羽が2本出てきます。(かわいい)
【冬鳥】冬に見られる
クロツラヘラサギ:スプーンのようなくちばしと黒い顔が特徴。
春の干拓地は農業の始まりと渡り鳥でとても活気がある感じがしました!
これからも活動を通してもっと色んな魅力を紹介していけたらと思います!お楽しみに!
これからも活動を通してもっと色んな魅力を紹介していけたらと思います!お楽しみに!