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九州地方環境事務所

アクティブ・レンジャー日記

九州地区のアクティブ・レンジャーが、日々の活動や地域の魅力を発信します。​
アクティブ・レンジャーとは、自然保護官の補佐役として、国立公園等のパトロール、調査、利用者指導、自然解説などの業務を担う環境省の職員です。管内には、瀬戸内海、西海、雲仙天草、阿蘇くじゅう、霧島錦江湾、屋久島、慶良間諸島、西表石垣国立公園、やんばる国立公園があります。​

くじゅうの春 4月男池巡視より

2026年04月16日
くじゅう 寺田 謙太郞
皆さま、こんにちは!
大分県くじゅう連山の麓から、くじゅう管理官事務所の寺田が春の知らせをお届けします。
今回は、由布市男池駐車場からソババッケまでのルートで巡視を実施してきました。
春の花が咲いており、シロバナネコノメソウ、サバノオが見られました。
巡視中にみつけたサバノオ
	シロバナネコノメソウ
シロバナネコノメソウ
また、巡視中には鳥のさえずりが多く聞かれ、カラ類やホトトギス、キツツキ類の木をつつく音も聞くことができました。
 

山中に突然現れるその名も「ソババッケ」

男池駐車場発の登山ルートで目指せる主な山としては黒岳、平治岳(ひいじだけ)が挙げられます。
黒岳は特に原生林が広く残る山として評価されており、登山中にも道上の多様な植物を観察できます。
5月中旬から下旬のミヤマキリシマの開花に合わせて、くじゅう連山はハイシーズンを迎え、平治岳の登頂を目指す登山客で本ルートも多くの利用者が見込まれます。

山中に突然現れる、枯れ木と土砂が堆積した広場のような不思議な場所、地元ではソババッケと呼んでいます。バッケ(崖)のソバ(傍)という意味だと地元の方から教えて頂きました。
この地点の近くで平治岳と黒岳の分岐があり、登山マップや地点案内板にもソババッケと書いてあり近隣への登山の機会がありましたらぜひ見てみてください。
 
ソババッケ

男池湧水

男池湧水
男池駐車場から歩いてすぐ、登山口近くには日本百名水に指定される男池湧水があります。駐車場から男池湧水までは遊歩道が整備されており、普段登山をしない一般の方や軽装で訪れた人にも利用しやすくなっています。
入り口では協力金の収集を行っておりますので、維持管理のため積極的なご協力をお願いいたします。
 
入り口を過ぎて、湧水へ向かいました。巡視当日は天気に恵まれ、湧水の水面が反射してきれいでした。湧水から流れる川も非常に澄んでいました。
ぜひお近くにお立ち寄りの際は、男池湧水にもお越しください。