九州地域のアイコン

九州地方環境事務所

アクティブ・レンジャー日記

九州地区のアクティブ・レンジャーが、日々の活動や地域の魅力を発信します。
アクティブ・レンジャーとは、自然保護官の補佐役として、国立公園等のパトロール、調査、利用者指導、自然解説などの業務を担う環境省の職員です。管内には、瀬戸内海、西海、雲仙天草、阿蘇くじゅう、霧島錦江湾、屋久島、慶良間諸島、西表石垣国立公園、やんばる国立公園があります。

「春の野草ピザを作ろう!」を開催しました。

2026年04月03日
五島 片山 美希
皆さん、こんにちは!
五島自然保護官事務所の片山です。
 
寒かった冬が終わり、新芽の季節となりましたね。
新芽のヨモギで作られただんご「べろだご」(二次離島の黄島(おうしま)の郷土菓子)を食べると、もう春がすぐそこだと思うようになりました。
福江島でも新芽の季節を迎え、3月22日に五島市(五島列島ジオパーク推進協議会)との共催イベント「春の野草ピザを作ろう!」を開催しました。
イベントでは、福江島にある自然共生サイトの「里山・里地・里海に学び暮すさっきゃま(馬込昆虫公園)」で春の野草を採取しました。公園には多くの種類の野草が自生しており、ピザに合いそうな8種類の野草を紹介したうえで採取を行いました。
はじめは野草の見分けが難しい様子の参加者も、スタッフの説明を聞くにつれて段々と特徴をつかみ、「あっちに○○があったよ!」と声を掛け合いながら、和気あいあいと採取を楽しんでいました。また、今後野草採取をしてみたいという方に向けて、除草剤が撒かれた場所の見分け方や採取時の注意点なども説明し、皆さん熱心に耳を傾けていました。
 
 
今回、ピザを焼く際に使用するのは段ボールを使ったピザ窯です。ピザ窯づくりの時には、「災害時にも役立ちそう!」「こんなに簡単にできるの?本当に焼けるのかな?」といった期待と不安の声もありつつ、作業を進めていました。
野草ピザの盛り付けでは、普段野菜が苦手なお子さんは野草を控えめに、大人の参加者はまるで花畑のようにたっぷりと野草を盛り付けるなど、個性豊かなピザが出来上がりました。
 
 
自分たちで採った野草のピザを食べると、「おいしい!」「野草も野菜みたい」「思ったほど苦くない。もっと入れればよかったかも」「苦みがアクセントになっている!」などの感想が寄せられました。
 
 
ピザ窯を作っている最中に雨が降り始め、急遽場所を移動する場面もありましたが、皆さん怪我をすることもなく無事にイベントを終えることができました。
「ピザ窯を持ち帰って、家でも野草を採ってピザを作ってみます!」という声もいただきました。
今後も、皆さんが自然に触れながら楽しめるイベントを開催していきたいと思います。