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九州地方環境事務所

アクティブ・レンジャー日記

九州地区のアクティブ・レンジャーが、日々の活動や地域の魅力を発信します。
アクティブ・レンジャーとは、自然保護官の補佐役として、国立公園等のパトロール、調査、利用者指導、自然解説などの業務を担う環境省の職員です。管内には、瀬戸内海、西海、雲仙天草、阿蘇くじゅう、霧島錦江湾、屋久島、慶良間諸島、西表石垣国立公園、やんばる国立公園があります。

ヤクスギの表情

2023年01月17日
屋久島国立公園 アクティブレンジャー 水川
皆さん、こんにちは!屋久島自然保護官事務所の水川です。
 
屋久島では、樹齢千年を超えるスギを「ヤクスギ」と呼んでいます。
現在確認されている最大のヤクスギ「縄文杉」は、ご存知の方も多いと思います。
樹齢2000年以上とされる縄文杉は威風堂々と荘厳で、その姿を見ようと毎年多くの登山者がそれを目指して片道5時間程の道のりを歩きます。
 
しかし、屋久島には他にも沢山のヤクスギがあり、短時間のトレッキングで出会えるものもあります。
それぞれ個性豊かで、見る角度やカメラで切り取る位置によっても全く異なる表情をみせてくれます。
今回はそんな様々なヤクスギの表情を写真でご紹介します!
ヤクスギの画像
ヤクスギ①
ヤクスギの画像
ヤクスギ②
ヤクスギの画像
ヤクスギ③
ヤクスギの画像
ヤクスギ④カメラで切り取る位置によっても表情を変えます
ヤクスギの画像
ヤクスギ⑤日当たりや風当たりによって木の表面も変わります
ヤクスギの画像
ヤクスギ⑥
ヤクスギの画像
ヤクスギ⑦切り株(土埋木)も美しい
日当たりや風当たりによってヤクスギの表面はひび割れたりしっとりと苔むしたり様々です。大きなコブをつけたり、他の植物が着生していたり、不思議な形に枝を伸ばしたりと、本当に表情豊かなヤクスギたち。
特にヤクスギランドや白谷雲水峡では、自身の体力に合わせたコースで様々なヤクスギをみることができます。
屋久島で登山をされる際は、ぜひヤクスギとの出会いを楽しんでください!