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九州地方環境事務所

アクティブ・レンジャー日記

九州地区のアクティブ・レンジャーが、日々の活動や地域の魅力を発信します。
アクティブ・レンジャーとは、自然保護官の補佐役として、国立公園等のパトロール、調査、利用者指導、自然解説などの業務を担う環境省の職員です。管内には、瀬戸内海、西海、雲仙天草、阿蘇くじゅう、霧島錦江湾、屋久島、慶良間諸島、西表石垣国立公園、やんばる国立公園があります。

「すすきのフクロウを作ろう!」が開催されました!

2025年11月28日
五島 片山 美希
皆さんこんにちは!
五島自然保護官事務所の片山です。
もう11月の終わりですね‼次AR日記を掲載するときは12月…。
「もう年末かぁ。今年もあっという間だったなぁ…」と思います。
 
11月に五島市(五島列島ジオパーク推進協議会)と共催で西海国立公園指定70周年記念を記念し、工作体験イベント「すすきのフクロウを作ろう!」を開催しました。
 
秋の夕方頃、鬼岳の山頂付近では黄金色に輝くススキを見ることができます。
その景色のきれいなこと!
訪れた方は息をのむほどの美しい景色に立ち尽くす方もいらっしゃいます。

 
 
そんな景色を作っているススキは、福江島のどこにでも見られる地域の人にとっても身近な植物です。
 
そんな身近なススキを使ってフクロウを作るという工作体験イベントを開催しました。
ススキを触ったことがない子は「(ススキの穂が)ごわごわする」と触ったり、「あれ?ススキでも色が違う!」等とススキの穂の色や穂の長さの違いに気付いたりしていました。
ススキは福江島の人たちにとって身近なものでも、触れる機会や、ススキ単体をじっくり見る機会はそんなになかったことかもしれません。
はじめは「できない!」と言っていた子も「できた!みて!」と制作の途中でも教えてくれるほど。
そしてフクロウの形ができたら、ドングリなども使って思い思いにフクロウの顔づくりを…‼

 
 
 
ススキのフクロウが完成したら参加者同士が見せ合ったり、写真を撮りあったりしていました。
そして最後はみんなで記念撮影を!
 
 
 
イベント終了後、「自然素材を使って、親子で一緒にできる工作体験をまたしたい」という声もいただきました。
参加者の皆さんが身近な自然に興味を持ち、楽しんでもらえるイベントを開催できたらいいなと思っております!