アクティブ・レンジャー日記
国立公園スタンプラリー天草コース【雲仙天草国立公園・天草地区】
2021年08月10日(国立公園スタンプラリー)
日本の国立公園には、美しい自然の風景をはじめ、その自然に育まれた伝統文化や食など、その地域ならではの魅力あふれる見どころがたくさんあります。
それぞれの国立公園のビジターセンターや見どころを巡り、身近な自然の魅力を発見しながら、国立公園ごとのオリジナルスタンプやコイン(ポイント)を集めることができるアプリが「国立公園スタンプラリー」で、コインを50枚集めると商品がもらえます。
商品は、先着500名様限定で、2021年8月5日現在、16名の方が50枚以上のコインを獲得されているようです。(ちなみに、同日現在の最高獲得枚数は89枚です。)
雲仙天草国立公園の天草地区にも、天草上島に2か所、天草下島に3か所のチェックイン(スタンプ・コインを獲得できる)地点が設けられています。
詳細は、ポスター・チラシまたは「国立公園スタンプラリー」で検索してご確認ください。
(天草上島コース)
天草上島地区では、天草ビジターセンターと高舞登山(たかぶとやま)がチェックイン地点となっています。
天草ビジターセンターと高舞登山は、車で10分くらいのところにありますので、1時間程度で両方の対象地点を巡ることができます。
また、両地点の間には、天草松島の島々を一望できる標高162メートルの千巌山があり、頂上近くの駐車場から巨岩の間を通って登って行きますので、手軽に登山気分を味わうことができます(身体障害者用コースも併設されており、バリアフリーの展望所の横まで車で行くことができます)ので、時間に余裕があれば、お立ち寄りください。(上記コースと併せて2時間程度で巡ることができます。)
天草ビジターセンターの外観と遊歩道からつながる海岸からの眺望
高舞登山展望所入口と同展望所からの眺望
千巌山登山道と頂上からの眺望
千巌山のバリアフリーの展望所(駐車場)と眺望
赤線表示がコース経路
(天草下島コース)
天草下島地区では、富岡ビジターセンター、崎津教会(集落)、竜洞山みどりの村キャンプ場がチェックイン地点となっています。
富岡ビジターセンターから崎津教会に至るまでの海岸沿いには、天草のリアス式海岸の断崖絶壁・奇岩群の代名詞ともいうべき鬼海ヶ浦、妙見浦(十三仏崎)があります。
瀬戸(せど)大橋から、富岡ビジターセンターまで車で50分程度、同センターから鬼海ヶ浦まで30分程度、鬼海ヶ浦から十三仏崎まで10分程度、十三仏崎から崎津教会まで20分程度、崎津教会から竜洞山キャンプ場まで50分程度、同キャンプ場から瀬戸大橋まで50分程度が移動時間の目安です。
富岡ビジターセンターの外観と眺望(曲崎、ハマジンチョウ(開花時期1月から3月)群落地)
鬼海ヶ浦展望所からの眺望と十三仏崎から見た妙見浦(ぞうさん岩)
崎津教会と崎津集落ガイダンスセンターの外観
崎津教会内部の拝観には事前の予約が必要です。詳しくは、天草市委託事業者(九州産交ツーリズム株式会社旅行センター)にお問い合わせください。
なお、崎津教会の地点チェックインは、周辺の天草市崎津集落ガイダンスセンターでも可能です。(同センター展望所から崎津教会の建物を見ることができます。)
みどりの村キャンプ場管理棟の外観と展望所からの眺望(オートキャンプ場と獅子島)
赤線表示がコース経路
コロナ禍の影響により、施設が閉館となっている場合もありますが、閉館中であっても、施設の敷地内であれば、チェックイン手続ができます。