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九州地方環境事務所

アクティブ・レンジャー日記

海辺の素材でネイチャークラフト!【屋久島地域】

2020年10月12日
屋久島国立公園 アクティブレンジャー 水川

みなさん、こんにちは!

屋久島自然保護官事務所の水川です。

 

10月4日(日)に、屋久島南西部の栗生の海で、令和2年度第1回自然に親しむ集い~海辺の素材でネイチャークラフト!~を実施しました。

 

海の画像

 

海が身近な屋久島では、子ども達は海で泳ぐこともしばしば。

今回は、いつもと違った海の遊び方を知ってもらうため、ビーチコーミングとクラフト制作を行いました。

ビーチコーミングとは、海辺に打ち上げられた漂着物を収集したり観察したりすることです。

ビーチコーミングで収集した自然のものを材料に、世界に一つだけのクラフト(工作物)を作って遊びました。

 

せっかくなので、海辺に打ち上げられるものについても詳しくなってもらいたい!

ということで、栗生の海に沢山打ち上がる「サンゴ」についてのクイズも実施しました。

 

サンゴクイズの様子

▲サンゴクイズの様子。

サンゴは動物?植物?どうやって増える?知っているようで知らないサンゴの生態を学びました。

 

サンゴについて詳しくなったところで、いよいよ浜に出てビーチコーミングです。

 

ビーチコーミングの様子

▲ビーチコーミングの様子。

貝やサンゴ、流木やシーグラスなど、それぞれ好きな素材を収集しました。

 

その後、屋内へ移動し、クラフト制作を行いました。

 

クラフトの素材

▲スタッフも素材を準備しました。

参加者は、自身で収集した素材に加えて用意した素材も自由に使ってクラフトを制作しました。

 

クラフトの様子

▲クラフト制作の様子。

 

フォトフレームを作成する様子

▲フォトフレームを制作する様子。

 

完成したフォトフレーム

▲完成したフォトフレーム。

  

貝殻で作成した飾り

▲貝殻で可愛い飾りを作った人もいました。

 

作成したモビール

▲モビールも作りました。

 

今回のビーチコーミングとクラフト制作は大好評でした。

自然のものは全て色や形が異なり、なかなか思うように扱うことができません。

それでも知恵と工夫をこらしてクラフトに挑戦することで、豊かな想像・創造力が養われます。

新たな海の楽しみ方を知ってもらえたとともに、サンゴや貝など海辺の自然に親しむ機会となりました。

 

涼しくなったこの時期、みなさんもネイチャークラフトに挑戦してみてはいかがでしょうか?