アクティブ・レンジャー日記
九州北部豪雨被害におけるくじゅう地域情報
2020年07月30日
くじゅう
7月上旬に九州北部で記録的な大雨が降り、くじゅう地域では登山道や主要施設が土石流や浸水で大きな被害が出ました。
被害に遭われた方々、残念ながらお亡くなりになられた方々に心よりお見舞いとご冥福をお祈り申し上げます。
環境省が管轄する長者原園地は、大きな被害はありませんでしたが、近くの硫黄山道路では、土石流が発生しているため、大変危険な状態です。
長者原交差点 自然研究路内
硫黄山道路側の自然研究路入口
タデ原は幸い被害はなく、ヒゴタイやハンカイソウ、ノハナショウブなどの初夏の花たちが見られました。
ヒゴタイ ハンカイソウ
ノハナショウブ
くじゅう地域に来られる方は、現在でも道路が通行止めになっている道がありますので、道路交通情報などを確認の上、いらして下さい。
また、各登山道では、土石流が発生して登山道が流失したり、土砂で埋まっていたりなど、道が大きく変化している箇所があります。そのようなエリアには近づかないようお願いします。
通常の登山道も、倒木が発生したり、土砂が堆積しており、道迷いなどの恐れがありますので、無理な入山はお控えください。
今後、くじゅう地域に来られる方、特に登山を計画している方は、随時下記くじゅうファンクラブfacebookページに最新の登山道情報をアップしていますので、ご確認ください。
くじゅうファンクラブfacebookページ