アクティブ・レンジャー日記
警察と合同で交通事故防止キャンペーン【徳之島地域】
2020年07月20日
徳之島
はじめまして、徳之島管理官事務所のアクティブレンジャーの中澤です。
東京から移住して、今年の4月から徳之島管理官事務所で働いています。
今日は、先日行った交通事故防止キャンペーンの様子をお伝えします。
われらが徳之島にはアマミノクロウサギをはじめ、希少野生生物がたくさん暮らしています。それらは夜行性のため、特に夜間に道路上での交通事故が発生しています。そんな希少野生生物の交通事故を防止するため、徳之島警察署の方々にご協力いただき、街頭キャンペーンを行いました。
▲希少野生動物の交通事故防止ポスターを手に街頭に立つ福井管理官
この街頭キャンペーンは徳之島警察署が行う夏の交通事故防止運動に向けて、街頭にて安全運転の協力をお願いする活動です。環境省としても、希少野生生物の交通事故を防止するため、この活動に参加させていただきました。
▲ドライバーの方に安全運転の呼びかけと、交通事故防止チラシなどを手渡し
ドライバーの方々には警察の安全運転のチラシや、環境省の希少野生生物交通事故防止リーフレットをお渡しして、林道における夜間の安全運転及び減速のお願いをしました。
▲キャンペーンの終わりに警察の方々へも情報共有する様子
キャンペーンを通して、多くのドライバーの方々に、夜間の希少野生生物について注意をお願いすることが出来ました。これはひとえに警察の方々のご協力があったからこそです。今後ともご助力を頂きながら、島の自然やアマミノクロウサギなどの生き物を守っていきたいと思います。